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山歩きは好歩(スキップ)して四季折々・・・登山日和のFOOTMARK

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syokann@ Re[2]:5月の山・・・手稲山 シラネアオイ満開(05/23) ロンリーザックさんへ 2021年11月6…

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2012.01.08
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カテゴリ:2011年一人歩きの山

9月25日晴れ 西富良野岳にチャンス到来。
国道からいつも尖った山頂を見せる。
角度次第で別山に変化する気になる山でした。ネットでは登山口が解りずらいとの評価が多い。前日も旭岳有料駐車場のスタッフにトライした時の情報を頂いた。
顔見知りの富良野のガイドさんにも前情報を貰い緊張してのトライだったが登山口の富良野プリンスホテルで見事!!路頭に迷う。
時間が勿体ないからザック背負って広いゲレンデに入り沢コースを探す事にした。
前方に車ごと乗り入れて準備中のパーティ5.6名が見え、ラッキ~早速、道を訊ねる。
「沢コースはキツイし解りずらいし誰も登って居ないよ」と言いながら自分達は「楽々コースのゲレンデからだよ・・・」と付け加えた。
山頂でお会いしましょうとお礼を言い教わった通りゲレンデ抜けて樹林に入る。
しばし林道を歩いて登山口に着いたが記帳名簿は確かに閑散として前回、誰がいつ?
(↑)それでも8時にスタート出来た4番線沢に沿って歩き出したら水が多い。
   此の時は登山道がきちっと付いていたから安心でしたが間も無く此の水量を
   渡渉の連続になるとは思いもせず・・・前日は雨だった。

@北の峰.JPG @最大の難所へつり.JPG
(↑)北の峰がポッカリ見えた。      (↑)難所へつり!!左崖斜面を通る。
渡渉を繰り返すたびに何処を渉ろうかと思案タイムが必要な深さです。
やがて現れたのは此の日、最大の難所で「へつり」。帰路はゲレンデコースだから経験しない。
左の滑る崖面にへばりつきながら岩の小さな凹みに靴を差し入れコワゴワ進む。真下はツボになって水の深さは不明。・・・何とかクリアしたが画像の上部ですぐ渡渉。アソコは深かった。  

此の後も渡渉を繰り返すが前回の旭岳とは全く違う季節感。
      (↓)やっと現れたのが・・・
     @冷たい仙人の泉.JPG 
(↑)9時過ぎに仙人の泉です。
    冷たくて美味しい水で喉を潤しながら奥の湧き水を眺める。
    その滝の様に流れ落ちる様が気に入ったし綺麗なミニ池にも癒された。
    
     @きれいな廊下.JPG
(↑)今度は金鉱跡が現れました。
    立派な標識もぶら下がり観光名所に成りそうですが標高が高いから無理でしょう。
    きっちりと廊下の様に掘られています。奥も写したくて光を入れ過ぎました。
    本当は沢に沿って樹林帯を辿っているから全体的に薄暗いです。

     @800標高9時8分沢から離れる.JPG
(↑)標高800メートル辺りでやっと沢から離れられそうでヤレヤレ。
    1時間以上も右岸へ左岸へと渉っていた事になります。
    此処からは段々と下になる沢筋を見下ろしながら斜面を直登する事、延々・・・
    キツイってこれかなぁ~漠然と思っている内に沢音も消えて左方向にトラバース。
    和風の素敵な樹林帯ですが斜度がきつくて味わえない。


     @9時52分1000越えて展望が.JPG
  (↑)そんな深い樹林からいきなり飛び出すと標高1000メートルで展望が広がった。
     富良野です・・・開放感が体中からあふれ出した。
      来し方を振り返って辿った沢がある山を見下ろす。

       @弱冠の紅葉.JPG
  (↑)進む方向はやがて紅葉がちらり。雪が殆ど見当たらない。
     全く違う山に来た実感が湧きます。楽しくなって来ました。
      ザックを降ろして小休止。これからに期待してワクワク。

     @癒され登山道.JPG
   (↑)こんな登山道になりました。変化が嬉しかった事を思い出します。
       癒され癒され小さな登り返しが続き、まだ山歩きの楽しみが続いてくれそう。
        小さなポコ歩きも木々の葉は落ちて見通しが良くそれは静かな時間でした。

     @10時23分山頂標識が見える.JPG
   (↑)10時23分 行く手には山頂標識らしきモノが見えて来ました。
      足元はガレに変わり崖斜面の向こうには芦別岳が見えても良さそう。
       此の日は残念ながら雲の中でお向かいの大雪山系も隠れています。

     @狭い山頂突端のウラシマツツジ.JPG
   (↑)山頂です  10時40分
      岩場の突端まで進んで景観を満喫する。
       高度感のある足元はウラシマツツジが真っ赤に色づいてお出迎え。

     @雲の多い展望.JPG
   (↑)浦島花子さんは今日も独り占めの山頂でランチタイム
     雲が無ければ正面は大雪山系の十勝連峰が扇の様に広がる筈でした。

       キテヨカッタ・・・コレテヨカッタ・・・
        展望はイマイチだったけどバリエーション豊かなコースだった事に大感謝。

     @帰路につく.JPG
   (↑)山頂から帰路の方向に続くゲレンデコースを眺める。

     どなた様にも出会わずに終った此処までの山中でしたが下山にします。
       再び訪れるチャンスは巡って来るのだろうか・・
        温かいスープに舌鼓を打ちながら色~んな事を考える至福のひと時。       
       
     @10時49分山頂を振り返る女性パーティ会う.JPG
    (↑)10時50分 山頂を振り返るが来し方はあの向こう側の沢コース。
      此の短い稜線から一気に急斜面を下る。こけて鈴を落として来たのが残念。

      下山はゲレンデを歩き大きく一巡してホテルに戻ります。
      こっちは安くて早いゴンドラ往復利用がポピュラーな登山コースでもあります。
         ・・・鈴の音が聞こえて来ました。誰か登って来ます。

     @登りのパーティにあうゲレンデコースは笹刈り道.JPG
    急斜面の山頂直下では札幌から来た女性3名パーティに出会いしばしの立ち話。
       お一人ですかぁ?沢からですかぁ?お化粧どうして落ちないんですか?
        汗だく3人娘から矢継ぎ早やの質問攻め(笑)弾む話に名残惜しかった程・・
         (↑)登山道はすぐに笹刈り道になった。        

    @味気の無い展望.JPG
    (↑)ナ・ナント!!笹刈り道が弱冠のポコにも続く単調なコース。
      朝、道を尋ねたパーティはすでに下山したであろうと思った頃・・・           
      バテバテで登って来るではありませんか!オドロキです。   
      しかもばらけた2名・3名・1名と増殖したパーティになって出会いました。
      山頂まで、あと1時間では多分無理でしょう。

      ゲレンデのカンカン照りが大敵との情報は大当たりだったのです。

      思わず「沢コースの方が良かったのでは・・」と言葉を掛けてしまいました。
         私は涼しい沢コースで正解だった・・・・しみじみと。

    @12時14分雲も消えて4時間10分の旅.JPG
    (↑)12時14分 富良野プリンスホテルを目印にまっしぐらでスキー場を下山。
       ゲレンデの途中で登って来る若者3名パーティに出会った。
       今頃から山頂への所要時間を訊かれたが返答に詰まる。
       遅い筈で彼らは沢コースから入山したが道に迷って下山したと話していた。
       ネットでは沢コースは迷いやすいと書いていたが本当だったんだ・・・
       
 こうして4時間15分の初トライ西富良野岳は自然も人も沢山の想い出を残してくれました。       
   後で知った事だけど此の沢コースには珍しいラン科の花が咲くと花辞典が教えた。
     観たい・・・
       ふつふつと初夏の沢を渡渉する自分を描くのでした。
       旭岳の雪は其の頃、一旦、消えては又、白くなり・・の繰り返し。
       夏山シーズンが終了したら今度は完全フリーの仕事抜きで訪れようネ。
       毎年、そんな話を主人と交わすのですが実行出来ず2011年もしかり。
       しかも日高山系に至っては一度もチャンス無しの全滅が痛かった。
          オマケ編も終了したのでしばし休養と雑用、残務の日々が続き、
             思いついたら札幌近郊の山に出掛けるのでした。
             ・・・年が明けたので、あと4ヶ月でまた行ける。                     
        






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Last updated  2012.01.13 10:50:46
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