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カテゴリ:2013年一人歩きの山
4月16日晴れ 8:58スタート
4月は1日に千尺高地へ行って以来、2度目の豊羽元山だが今回、お初の山。 何処に駐車しようかと悩んだ末、ヘアピンカーブ脇に停めスノーシューを抱えて坂を上がり立ち入り禁止のバー手前から尾根を目指す。 ツボ足の乱れたトレースが遠目にも確認出来る尾根だったが見た目より遥かに急斜面。 (↑)9:07 一瞬だったが尾根に取り付くまで難儀した。 かなり埋もれたズボ足トレースもすでに撤退して真っ白な雪原歩きにマイトレースのみ。 右大江沢川傍のマイカーを見下ろしながら少し進んだ頃、選鉱所裏からの尾根と合流。 フムフム・・・脳裏の地形図と照らし合わせ西に向かってコースを取る。 (↑)9:48 すがすがしく余市岳が姿を見せ振り返ると定天がある。 こんな良い天気は珍しい此の冬。 ネコヤナギの芽もフワッと瞼を半開き。雪が深いので目の高さなのが実にオシャレ。 春が遠い冬だったが雪山歩きには持って来いなのに悪天多し。 (↑)10:31 雪庇の下がった美比内山を捕らえた 兎のトレースが続く広い尾根はとても複雑。 右に白井岳や南岳への稜線を眺めては凸や凹の深い樹林帯に夢見心地でマイトレースを残す。 山頂を目前にして雪庇に圧倒される。 雪庇を避けて右からコースを取り直下の登りは此の日、一番のお仕事となった。 (↑)10:56 美比内山の山頂標識はとても綺麗 風は冷たい 標識の向こうには大沼山に続く雪庇の稜線が連なってその先に無為根山。 僅かな樹林にはエビの尻尾がビッシリ付いて環境の厳しさを表現してる。 モヤッた羊蹄山だったが大きく全景を見せていたのには感激。 景観の美しさは標識の比では無い。 (↑)11:02 無為根山と中岳 此処から無為根山への縦走路は前回、千尺高地から眺めた。 あの時はフラットに思えた稜線もかなり登り返しが大きいと判る。 辿った「くじらの山旅さん」は凄いなぁ。 今年は行きたいと思っていた中岳を5月下旬にトライ出来たのも嬉しい。 山頂標識から少し離れた幼木の傍でランチタイムをゆっくり楽しむ。 (↑)11:21 下山にする 余市岳、白井岳、定天の眺めが良い 山頂から登りながらも下山の心配した箇所を見下ろす。 ジグを切るにも転がっている雪玉が気になり「寄らば大樹の陰」ばかり伝ったトレース。 (↑)11:26 振り返る雪比の山頂 ブロッケン現象なのだろうか・・・少し暗くなり空にはまぁるい虹が掛かっている。 難所を切り抜けホッとした時に見た。 (↑)11:27 此処まで下ればもう安心と山頂を何度も振り返る 登りでは中々、進まず立ち止まって余市岳を眺めた辺りだが今度、いつ来るだろう。 「くじらの山旅」でくじらさんのブログをみなかったら豊羽元山は来てなかった。 あの年季リュックさんでさえ豊羽は道路の除雪をしないから入れないと言っていた。 (↑)11:29 余裕が出て雪庇に近付き撮影 無為根山と中岳のコル。迫力満点の自然現象をポツネンと独り占め。 どなた様にも出会わない山を大満喫する。 (↑)12:32 最初の尾根に辿り着く すでに建物が取り壊されたお向かいの学校尾根を目でなぞりながら次回は大沼山ダナ・・・と算段する。 いい山歩きの最後はザックからペラソリを出しズボ足の上書きで滑り降りた。 12:33下山 ん・・?車が一台増えている。ピタッと後ろに停車した運転席では大沼山帰りと言うソロ男性がドリンクを補給中でほぼ同着。 4月の山は豊羽元山で始まり豊羽元山で終った。 結局、天候とチャンスに恵まれず3度目は無し。来年も除雪される事を期待しよう。 次回5月9日は雪を求めて中山峠から蓬莱山~幌滝山~東中山を堪能。どなたにも会わず・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2013.12.26 15:20:42
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