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カテゴリ:2013年一人歩きの山
5月18日晴れ 7:40スタート フリーな日が続き山歩きが多くなる。
久し振りの支笏湖周辺で何処に登ろうかと思案しながら車を走らせていると恵庭岳登山口で準備中のパーティを見掛け、つい入って行く。 時間も早いから車はこの2台だけ。 少し遅れてスタートしたが3合目辺りで雪道となりアイゼンを装着。 間も無く先行した帯広からのご夫婦パーティに追いついた。 ひと足、ひと足、キックステップしながら先に行く事になったが途中で朝食にした。 汗だくの彼らが追い着き休憩しながらの歓談で前夜泊と知る。確かに帯広は遠い。 お腹を満たしたら再びお先でキックステップ。 (↑)9:19 見晴台手前 雪があると寄り道出来るのでたなびく煙を近くで観察。 正規のコースに戻りながら振り返ると変なトレースが残って気になる。 見晴台ではコメバツガザクラに出迎えられる嬉しき光景。 何せこの雪で期待はしていなかった。本格的な高山植物を見るのは何ヶ月振りだろう。 山頂でない事を忘れそうになっていた。岩陰から再び歩き出すと目の前は一層の大雪原。 (↑)10:03 こんなトラバースが延々。 裏側を巻いて進む景観は素晴らしいが腐れ雪で時折、足が深みに落ちる。 ストックで突きながら急斜面のコース取りはいつもと違って新鮮な緊張感。 漁岳を中心に眺める山々は葉の無い季節限定。 夏道ではありえない所から火口を覗き込んで不審なトレースを残してしまった。 (↑)10:33 恵庭岳山頂に着いた 花は無いけど支笏湖が美しい。紋別岳、イチャンコッペ山、モラップ山が歩いた方角に。 本当の山頂は大きな岩頭となってすぐ傍に見えているが立ち入り禁止。 仕方が無いので見上げながら昔の景色を脳裏で蘇らせるしかない。 ・・・・・・浦島花子に変身で時を忘れる。 (↑)10:35 恵庭岳の山頂標識の裏側から見る景観はいい 張られたロープをくぐった先の太いハイ松に腰掛けて休憩。 青くて四国の形をしたオコタンペ湖を見下ろす秘密の場所です=入ってはいけません。 漁岳、小漁、北漁、オコタンペ山、なんと言っても羊蹄山。アンヌプリなどニセコの山々。 尻別岳も見える。そして立入禁止の恵庭岳山頂に至るコースを目で辿る。 誰も居ない恵庭岳を満喫し支笏湖を見下ろしながら帰り支度。 ふと振り返った下山の方角。 やたら軽装の若いソロ男性が5.6メートル下の斜面に立ち、肩で息をしている。 「上がっといで」と手招きしながら此処で終了ダヨと仁王立ちのまま告げた。 一瞬で晴れやかな表情になった彼は到着後、本日が山デビューだと言う。 ズボンはジャージ、新しくない長靴、途中でゲットした棒。山ボーイ誕生の日でした。 彼は先ずザックを買ったと話してくれた。 一つずつ揃えると言うこれからがさぞ楽しいであろう。 若さが羨ましい。もう山で出会っても多分、判らない。 (↑)11:46 帰路の見晴台で再びコメバツガザクラを愛でる 途中、ソロ男性に2回すれ違った。帯広のご夫婦は見晴台で下山。 ここでソロ男性がまた登って来たが山頂には行かないようです。 登りで苦労したマイトレースも下山では歩き易い道路と化していた。 ヒダカエンレイソウにはまだまだ早かったがミヤマエンレイソウは咲きネコノメソウも。 12:47 下山 翌日はこの近くの紋別岳に。 好天のお陰で5月は後半、とても楽しめた。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2013.12.26 15:07:10
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