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カテゴリ:2013年一人歩きの山
6月12日晴れ 9:00スタート
いつになく車が多い駐車場。男性2名女性1名のパーティが準備中。 白井川の雪解けの濁った激流を眺めての林道歩き。タニウツギが咲いていたが暑くて萎れている。 初夏に訪れるのは何年振りだろう。9:24 登山口に到着して樹林帯に吸い込まれると春蝉の効果音で一層、暑さを感じる。 ![]() (↑)9:50 へつりをクリア 懸念の箇所。最近は山頂部のルンゼより苦手になった。 寄る年波に逆らう気持ちは到底無いが此処にはホトホト勝てない。 一山越した気分になり振り返って流れの飛沫を見下ろす。 ![]() (↑)9:56 今度は雪のトンネル 見た目は涼しげだが蝉の声で夏を思い知らされ流れる汗をぬぐう。 ![]() (↑)10:19 シラネアオイ 真っ白な群落。まさしく雪のように白かった。 花が咲き出して癒されながら急登に耐える。 ミドリニリンソウ、タカネグンバイ、カタクリ、エンゴサク・・・ ![]() (↑)11:08 石灰質の崖に着いたら山頂の基部 いきなり花達が増えて足が完全に止まる。 ミヤマアズマギク、イワベンケイ、イワキンバイかミヤマキンバイだが遠くて不明、オダマキも見える。 此の岩場を下山で出会ったパーティにつるんつるんの岩場と表現してしまった。 ![]() (↑)11:10 タチカメバソウ 下の方でも見掛けたが此の群落は美しかった。 虫除けネットを被ったソロ男性が下山して来たが足を痛めたので歩くのが大変そう。 耳が少々、遠い私にはネットのせいで挫いたように聞こえたが・・・不正解かも。 ルンゼをクリアしたら男女2名パーティが下山して来ていた。 景観に見とれる私を待っていたらしくゴメンナサイ。 ![]() (↑)11:35 羊蹄山と無為根山 稜線に乗ると素晴らしい景観が広がり花もシラネアオイ、サクラソウモドキ、サンカヨウ・・ ミヤマハンショウヅルが時折り花をぶら下げ可愛い。 ![]() (↑)11:45 天狗岳の山頂は独り占め 遊びながらユックリ辿り着いたらエゾノハクサンチドリや此処にもミヤマハンショウヅル。 しかも空気が澄んで素晴らしい展開。 夕張岳、芦別岳、日高・・・北海道中の山々が見えた気分。 足元にも花、札幌湖を見ながらしばし癒しタイム。 名残惜しく下山にする。 帰路のルンゼ下で出発が同じだった男女3名パーティと会う。 ![]() (↑)サクラソウモドキ (↑)ミヤマハンショウヅル ユキノシタ科の植物かと思ったが近くで観察したらサクラソウだった。 意外と多いミヤマハンショウヅルも満開。 ![]() (↑)キクバクワガタ (↑)イワハタザオ? まさか満開の時期にキクバクワガタに遭遇するとは思わなかったので感激。 葉は今にも枯れそうでカリカリに干上がっていた。 (↑)イワベンケイ (↑)ミヤマアズマギク 石灰質の岩場には花が多かった。 此の時期、雨が降らなかったので岩場の植物は受難。 蕾のまま、葉が萎れた植物を見つけたが完全に乾燥していた。 葉の裏側が紫色だったのでヤマハナソウだと思う。 道中、他に咲いていたのはルイヨウボタン、エゾノリュウキンカ、マルバシモツケ、ミネザクラ・・・下山中、男ボーイの4.5名パーティが来た。 ルンゼで出会った2人パーティにはあの苦手なへつりで追い着いた。 ロープを使っていたので多分、雰囲気がガイドさん。 14:12 下山 足を痛めたソロさんは10分前に下山したようだから辛かっただろう。 アツモリソウはとうの昔に無くなったがキクバクワガタが満開で良かった。 7月12日現在 ブログのアップより山行きの方が多分、多い。 昨日は南暑寒から暑寒に縦走して夢見心地が継続中。ただしスタートは8:30で超遅いけど。 その内、追い着くので宜しく・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2013.12.28 15:38:26
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