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カテゴリ:2013年一人歩きの山
8月9日どしゃ降り、曇り 7:51 スタート 出直しを決めた年配のご夫婦に見送られる。
久々の羊蹄山に車で向かい、比羅夫登山口には6時前に到着。 雨は強くなる一方で半月湖を過ぎた駐車場に車は4.5台だけ。 雨の音が子守唄で着いた途端に寝てしまった。 7時過ぎ雨の激しさに目覚め、朝食をとりながら普段は持ち歩かない登山本に目を通す。 本日の目的であるオノエリンドウは旧小屋跡との情報あり、そこまでは行く事にした。 丁度、雨はガスレベルに落ち着いた。気圧計はお天気がこのまま推移と示す。 静まり返った駐車場で一人、登る準備を始めたら窺うように山ボーイが傍に来た。 「天候は良くも悪くもならないから行きますよ!」と挨拶。 ならば、と彼も出掛ける事になり準備の為にテントに戻って行く。 更に千葉からやって来たソロ男性も同時に出発。彼とは殆どペースが同じだった。 ![]() (↑)8:46 ガスの中を進む。展望無く汗が止まらない 急斜面の樹林歩き続く。レインウエアは蒸し暑さに耐えられず早々に脱いでしまう。 山頂の風だけが心配だったのに下山のソロ男性が20メートルはあったと言う。 彼は山小屋に泊まったらしい。やはり旧小屋跡が終点で無難のようだ。 ![]() (↑)9:54 6合目でたっぷりの休憩 そのせいで此処まで千葉のソロ男性と後先を繰り返したが差が付き、追い付く事は無かった。 朝の山ボーイもやって来た。しばし立ち話。私は山頂に行かないのでとお先を譲る。 下山の団体さんに遭遇、小屋泊まりで元気がいい。 道を譲ってくれながら先に行った彼らの事を教えてくれたり、抜かされたのかと言ったりヤンヤ、ヤンヤと囃され曇天の山も活気付いた瞬間でした。 展望が無いから人の出会いだけがメリハリとなった羊蹄山。 ![]() (↑)11:20 幻想的なお花畑となる 7合目を過ぎてハイマツ帯になると風が出て来た。 長い長い樹林歩きから開放されガスの中でも気持ちが弾む。 ナナカマドの実が真っ赤で霧に浮かぶ。 道の両側にはチシマフウロ、ハイオトギリ、ハクサンボウフウ。 ![]() (↑)11:25 稜線が一瞬だけ見えた 撮影出来なかったら何処に行ったか判らず仕舞いだったろう。 前回は真狩コースだったから登山道の勝手が違うガスの中。 閉鎖された分岐もありで戸惑ったものの間も無く旧小屋跡の標識が現れた。 ![]() (↑)11:30 旧小屋跡とガンバレの標識 左前方に直進すると山頂へのコース。今回は迷わずハイマツ帯に右折する。 コケモモの群落を眺めながら歩くとイワブクロ、オノエリンドウが現れた。 11:40 旧小屋跡に到着 展望は無く風は7.8メートルで思ったより弱い。 一帯は蕾を付けたオノエリンドウだらけでキクバクワガタの葉も多い。 小屋跡地の中にもたくさん増えて薄ピンク色の大きな蕾が目立つ。 ![]() (↑)12:04 下山で旧小屋跡の基礎とケルンを振り返る 風で手が少し冷たくなった。諦め切れずに探したがとうとう開花は見られず。 周りは花畑でコガネギクやボウフウ、ウメバチソウを敷き詰めた風景がガスの中に広がる。 十分、堪能したのでハイマツ帯に吸い込まれるように下山する。 ハイマツの根元にリンネソウが沢山、咲いていた。 ![]() (↑)12:15 イワタデのアカバナ ソウジュソウとも言うらしく今回、見たかった花の一つ。 辺りに人陰は無く相変わらずガスが掛かった天候が続く花の山。 ![]() (↑)12:22 分岐から元来た道に入るとお花畑 クルマユリ、イワギキョウ、エゾニュー?まで現れる。 7合目で若い男女5.6名パーティが登って来た。 今度は7合目で引き返した年配のソロ男性に追い着き明日リトライするとの事。 真狩コースを使いたいらしく相談されたが樹林帯の長さが違う事だけ返答。 どちらをチョイスしたのだろう。 6合目で再び休憩、千葉から来たソロ男性が追い着いて話しながらの下山。 蝉が鳴き出した4合目からは暑くなった。 ![]() (↑)14:11 2合目の風穴 2合目の風穴で覗き込んだら見える筈のヒカリゴケは判らなかった。 千葉のソロさんは今日のフェリーで帰ってしまうらしい。 諦めていた羊蹄山に登れた事に何故かお礼を言われた。 登りが一緒だった事らしく山頂を1周した時は濃いガスに心が折れそうになったとも言った。 先に下山した彼の車が駐車場を出発した時、傍で一旦、停まった。 なのに私は運悪く着替え中で別れの挨拶を出来なかったのが心残り。 また北海道にいらして下さい。 ![]() (↑)オオヤマサギソウ イワツツジは赤い実を付けていたが数は少ない エゾアジサイが見頃。ハエドクソウもピンク色の花が可愛い。 驚いたのは花後のスズムシソウかクモキリソウの大群落。 比羅夫コースは登り易くて気に入ったから此の花の時期に訪れたい。 ![]() (↑)オノエリンドウ ![]() (↑)白っぽいオノエリンドウ (↑)サマニヨモギも多い 14:35頃 下山 今回、下山の撮影忘れにつきアバウトタイム 25600歩 もう随分前に真狩コースから登った。 山頂を1周して下山したがあの時のメンバーはあの時の自分の年齢に達したから30数年前! そして十勝岳や芦別岳は何度も登っていた。 他に愛別岳、ニペソツ山と植物より岩肌の山岳美に魅かれて山をチョイスしていた昔。 あの頃、植物を観察する引き出しが無く今更、登り返して植物を探している。 一人で登っていない山も登り返しては自分だけの目線で花と語らい癒しのひと時を過ごす。 年を重ねるのもいいモンダとしみじみ感じる第二の人生。 数少ない8月の山歩き 8月の札幌はひと月の内、29日が雨降りだったと本日の朝刊記事にあった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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