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カテゴリ:2013年一人歩きの山
9月19日 晴れているが強風 7:40 スタート 銀泉台は車が林道まで溢れていた。
途中、層雲峡でいつものウッディなトイレ前。紅葉の黒岳にロープウェイが浮かぶ。 風はありそうだが黒岳が素晴らしいので早く此処を登りたくなった。 が今回、車から降ろして貰うだけの都合上、致し方無く銀泉台からの出発を提案された。 予定は赤岳から黒岳に縦走予定。10日前、黒岳から高原温泉に下りたばかりなのに。 (↑)7:49 第1花園の紅葉はイマイチの仕上がりだけど今季のピーク 弱冠、不満のまま歩き始めてすぐに展開する景観には車の数だけ登山者も沢山見える。 振り返ると東大雪の石狩岳まで良く見えるが直近のニセイカウシュッペ山は雲の中。 雲の流れが速い。風が強い時に縦走するのはケータイの電波が通じず一番、嫌なコース。 (↑)8:33 振り返るコマクサ平 ウラシマツツジの真っ赤な絨毯だったが縦走の予定だし人も多いから撮影だけにしてスルー。 屏風岳の奥には北大雪山系の武利岳、武華岳。あそこも紅葉の時期は素晴らしい山域。 下山の方々はもれなくアウターを着ている。 寒いんだろうナ・・出足の嫌な予感が的中なんて思いもよらず登って行く。 (↑)9:19 強風の赤岳山頂は風衝地帯 烏帽子岳と雲の掛かった黒岳を眺めながら山頂の岩陰で身支度して縦走の準備。 気象状況から賑わいの割に殆ど縦走する人が居ない。 他にご夫婦も縦走するらしいが先を行く人が難儀しながら歩いている。 さて、歩き出した強風の縦走路は思った以上でした。 足を上げた一瞬で体を持ち上げられスーパーマンのように並行に浮いた。 ベタンと進行方向の登山道にきちんと落下。 しかも寒い。あっさり変更して縦走はヤメタ。 決断の早さも一人歩きの良さだと思う。 (↑)9:30 急遽の下山で振り返る赤岳 岩陰に登山者が寄り添っている。 歩きながら顔を擦りむいた事、胸を打った事、足も痛いと診断した。 手は防風用のグローブと二重にはめたが暫く冷たさが取れずこれが中止の決め手となる。 しかも強風のせいで山頂直下の電波が通じないから中止の連絡が出来ず諦めて花を満喫。 (↑)10:28 第3雪渓は丸で早春の雪解け水 のんびりした帰路は鼻水に悩まされながら撮影三昧。 エゾヒメクワガタ、エゾコザクラ、キンバイ、ウサギギク、アザミ、ミヤマキキョウ・・・ 更に標高が下がりイチヤクソウ、カラマツソウ、コモチミミコウモリが咲く。 九州からの年配ソロ男性としばしご一緒した。 彼は北海道は高い山が一杯あっていいですねッと言い明日、黒岳からも登るらしい。 (↑)10:37 青空と紅葉と雪渓が美しい 登山者が写らない撮影はありえない程、賑わった景観。 第1花園手前にある休憩所でやっとケータイが通じたので釣り三昧の相棒に迎えの依頼。 暖かくなったのも此処だけ。此の日は気温がやたらと低かったようです。 (↑)キバナシャクナゲが咲いていた!赤岳の部分的な早春を知らせている。 コケモモの真っ赤な実があればイワウメの満開な箇所もあり。 アンバランスな景観を下山で楽しみいい写真が沢山残った! ゆっくりと大雪山系の紅葉を味わう事が出来たのもまさしく「怪我の功名」。 11:40 下山したが駐車場も寒かった。しかも更に大混雑でバスも多い。 記帳の管理小屋に「キヨハラさん」が居た。やっぱり似ている。 夕方まで自分で車を運転しながら足に違和感が。 スポーツタイツを脱いだら破れて血が出ている。右の脛に怪我をしていてビックリ。 東川町だったので消毒しなきゃと薬局を探していたら町立病院に間に合うと教えられた。 ナント!破傷風の注射を打たれ、なんだかんだで全身の治癒に1ヶ月以上要したのでした。 此の日、黒岳の近くで登山者が凍死・・・中止で正解。 「怪我の功名」と思っていた時間帯には生死を彷徨った方も居た。・・残念です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2013.12.25 15:37:11
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