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カテゴリ:2013年一人歩きの山
10月4日 晴れ 14:45 スタート レストハウスは満車。
今年は一度もニセコ山系を訪れていないのでせめてもの想いで立ち寄った所要のついで。 岩内町から無理矢理向かったのは良いが地理に不慣れでカーナビも信用出来ずにちと苦労した。 歩き終わりが日没にはなるまいと到着した駐車場も賑わっていたから一安心。 軽登山靴に履き替え時間潰しにタバコをくわえたバスのドライバーさん達を眺めながら出発。 (↑)14:45 ツタウルシの紅葉が巻きつくダケカンバが美しい入り口から木道を歩き出す。 帰る人達に沢山出会う。木々の枝越しにチセヌプリが見え隠れする。 今回は長沼に行ってから神仙沼を巡る行程にした。 (↑)14:52 シラカバ山、目国内岳、岩内岳の山並み 此処から眺めると目国内岳と岩内岳の向こうに雷電山に続くフラットな稜線が見えた。 さすがにすれ違う人も居なくなり静かな木道歩きは二股から谷側をトラバースのコース。 再び合流してからT字分岐。左が神仙沼なので右折して長沼に向かう。 (↑)15:18 長沼に着いた 唖然・・・小さい。長くない長沼を見る事になるとは。 大小の小沼が出現。跨ぎながら沼の畔に立ったらいつもの様に波が打ち寄せていた。 左のチセヌプリが大きくてシャクナゲ岳へとコルが繋がっている。 夏は満々と水を蓄えている大きな長沼も晩秋の装いは全く違い冬が来る準備らしい。 しばし不思議な光景を誰一人居ない自然の中で過ごす。 帰路では長沼に向かう団体さんに出会う。 偶然、足元に見つけたネジバナは10日前の高原温泉よりもキレイだった。 団体さんは学生のようでバス二台分の人数。楽しそうな声が山道を遠ざかる。 撮影しながらやり過ごした後、分岐近くの大岩に登って目的地の神仙沼を一望する。 (↑)15:36 ゴヨウ松のトンネルを過ぎたら赤エゾ松の湿原が現れた 此の瞬間はいつ訪れても感動するが今回は草紅葉が実にいい。 見渡す限り人影も無い。ゆっくりと木道を撮影しながら歩くと自分の長~い影が横たわる。 (↑)15:42 神仙沼の紅葉 ミツガシワが鏡のような湖面から顔を出し赤や黄色、緑色と秋の色彩が豊か。 静か。 来て良かった。 昨年は5.6回ニセコにチャンスがあったので殆どの山を歩き尽くした。 不思議と今年は縁が無く挨拶代わりにやって来たオフシーズン真近。 周回コースに向かう。一段と眩しい夕陽に目を細めながら輝く草紅葉に見とれた。 (↑)15:49 チセヌプリを違う角度で眺める さっきの長沼からほんの少し移動しただけで趣きも変わった。 此処に1パーティが居ただけ。 夕陽に輝く神仙沼を訪れやり残した仕事を終えたような気分。 16:00 駐車場は一転、閑散としていた。 雲井が原湿原、高原温泉に続いての湿原三昧ですが次回も天女が原湿原。 体調と相談しつつリハビリに励むのでした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2013.12.29 10:15:45
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