山歩きは好歩(スキップ)して四季折々・・・登山日和のFOOTMARK

2014/06/29(日)12:16

2014年6月の山・・・札幌近郊 定山渓天狗岳

2014年一人歩きの山(67)

6月21日 晴れ 10:21 スタート 記録的な長雨が抜けた週末。来る予定も無かったので遅く着いた登山口は車が道路まで溢れ中止にしようと思った。作業中の方と立ち話。奥の土場に停めてもいいとの事でトラックの傍で準備して道路を戻り天狗橋を渡った。 車の脇を縫って行くとゲート近くで何とか駐車した山ボーイ2名が準備中。 林道の向こう側ゲートにも行き距離があるからやっぱり戻って来たと言う。遅いついでに立ち話が多くなる。  (↑)10:52 ウメガサソウ 林道歩き24分で登山口。もうどなたも歩いていないトドマツ林。多分、下山も最後だから静かであろう。 ギンランの仲間で多分ユウシュンランがポツポツ現れた。 現れたのは散り出したタチカメバソウとサイハイラン。  (↑)11:11 へつりで振り返る 下山中の5名パーティ、ロープに3人目が居た。譲られるまま登り優先に甘えた。 年齢と友にハードルが高くなるのは此処とルンゼ。 熊の沢の水音を聞きながら変化に富んだ定天が好きで毎年のように訪れる。 (↑)11:27 小滝が現れる 見上げると何処までも重なる滝は紅葉時期に美しい。 間も無く沢が左になり枯れ沢登りは登山道が右に左に。ヌカガだろうか蚊よりも小さな虫に襲われ出す。 (↑)11:40 苔むした和風に しっとりとした樹林になる頃、いい汗が惜しみなく流れる。 下山のパーティに次々と出会い、頭の中では駐車場で減って行く車を数えていた。 いつも収穫していた立派なウドが見当たらず時折りスリムな物がポツリと立ちギョウジャニンニクの小群落。 咲き終わったナンブソウの群落も多い。 (↑)12:10 ヒメナツトウダイ 途中でオドリコソウが咲いていたが山頂基部に到着したら群落になる。 小天狗岳では登山口にしか咲かないのに標高に無関係な植生らしく不思議な植物だ。 花畑が広がりギラギラの陽射しに花も眩しい。 (↑)12:14 満開 エゾグンナイフウロの紫色の花と藤色のエゾノハナシノブが咲き誇っている。 今日は定山渓温泉近くでエゾノハナシノブを見るだけだったのに定天で見つけてしまった。 (↑)12:19 シコタンソウとヤマハナソウの小さくて白い花、エゾスカシユリのオレンジ色、ミヤマオダマキも。 スミレ、ミヤマガマズミ、キクバクワガタ、タニウツギ、マルバシモツケ。 斜面にアサギリソウの銀葉が光る。 (↑)12:20 余市岳 雪が少し残っている。 足元にはセンボンヤリの葉。僅かながら咲くらしい。ツマトリソウ、エゾノレイジンソウも少ない。 12:46狭い山頂はまだパーティが居たので即、下山にした。 途中で追い抜いて行ったゲート前の山ボーイ達がキクバクワガタの傍でランチタイム。 足元の花を其処にしかないよっ踏まないでナンテ言ってから彼らが快く収まる山頂写真を1枚。 オオバスノキの花、エゾノハクサンイチゲ、2輪だけのミヤマハンショウヅル。 静かなウエストコルで初めてザック降ろしてドリンクタイム。 此処でブログ「ピリカヌプリ」のしょーたろさんと出会う。飄々とした相棒がまたいい。 各々ヘルメットとロープ!二峰経由で朝7時から山に居たとの事!本格的な山男達でした。 (↑)13:24 キリンソウ? イワベンケイなのか・・・ ルンゼの中間で見つけた満開。年配の2名パーティを残して殆ど下山してしまった。 ゆっくりサクラソウモドキを眺める。 (↑)13:33 イワオウギ 下山も基部の花畑でノンビリと癒される。しょーたろさん達も居た。 花に出会えた事を感謝しながら彼らと山談義しつつ帰路に。 15:36 下山  (↑)15:39 定山渓天狗岳 車を停めて彼らと眺めたいつもと違う定天。出会いに感謝してお別れ。

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