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カテゴリ:2015年一人歩きの山
4月2日晴れ 7:41 定山渓温泉から朝里に向かう。四ッ峰トンネルの手前、滝の沢林道からカリカリの固雪をスノーシュー抱えて歩き出す。駐車場に車は無く今回もどなたにも出会わない予感がする。「風はやや強い」予報に低山をチョイスしたが準備中も冷たくそよぐ。
今週、月曜日に登ったばかりの無意根山を眺める目的でお初の四ッ峰。 スノーシューとスキーの腐ったトレースが続く。 ![]() (↑)8:16 林道分岐 崩壊林道の前にスノーシュー装着してから数分での分岐。 ずっと辿っていたトレースは全て直進して行く。 此処を左の林道に入ったら全くトレースの影も無く野鳥の囀りに枝を捜しながら歩くとシジュウカラなどのカラ混だった。 林道のドンづまりで急な沢形になったので直前の小尾根に取り付く事にした。 見掛けは急でマイテープを結んだが15分も経たずに左から派生した緩やかな小尾根に合流し緩いまま樹林を楽して歩く。 ![]() (↑)8:48 深い樹林歩き 時折り導いては貰えないテープ有り。 複雑な深い樹林を何と無く右にコースを取りながら此処でもマイテープ結ぶ。また野鳥が目の前を飛ぶ。よ~く観察していたらエゾライチョウに似ていたがどうやら雉のご夫婦のようだった。 9時過ぎ、いきなり線を引いたかのように樹林を抜けたら明るい! ![]() (↑)9:11 背後の烏帽子岳が大きい 真っ白で大きなカーブを描いた斜面が広がる。 最大の目印である送電線を見上げたらすでに頭上でクロスしていた。 取り敢えず目前の鉄塔が一番、山頂に近いと思われたので真っ直ぐ目指した。 この時期の南面だから本日最大の難所となり、あと一息がグダグダで進めない。 鉄塔まで2歩の処で足元がズン!雪の下は笹薮らしいので帰路は用心の為、別コースにしよう。 10分くらい汗を掻いた程度で山頂のポコに辿り着いた。 ![]() (↑)9:31 四ッ峰山頂 スキーとスノーシューのトレースに再び出会う。 樹林の山頂から迷沢山方向を眺め西の先から定山渓天狗岳や無意根山を眺めた。 しばし場所を移動しても景観は良くならず次のポコに移動する。 ![]() (↑)9:43 峯越から百松沢山への稜線 樹林が切れたら気持ちがいい。風はやはり冷たい。 スキーなどのトレースが辿ったであろうコルを見下ろす。 こっちの方が急で難所に見えたが実際は歩いてみないと分からない。 ![]() (↑)9:52 定山渓天狗岳と無意根山 本日は晴れているが雲は今後、崩れそうな模様を描いていた。 いい景観を眺めながら休憩タイムだが楽して来たからコーンクリームスープだけにする。 無意根山を感慨深く見ながらお腹に温かいスープを流し込む。今日は先日の無意根山より寒いような気がする。 ![]() (↑)10:11 峯越見ながら下山 鉄塔まで下り右に登りのマイトレースを見ながらソリを出し南面を真っ直ぐコースを取って滑った。思った以上のスピードで右の斜面に行きそうになるから手で腐れ雪を掻きながら修正したら斜面の中程でソリは止まり横はパックリ割れて笹が見えていた! 右に反れていなかったら危うく命中するところ。 今年の雪解けの早さを実感しながら此処を登りに使ってもグダグダ加減は変わらなかったと分かる。再びソリを滑らせあっと言う間に着いた樹林を歩き出した。 ![]() (↑)10:24 登りのマイトレース合流 一旦、歩き出した複雑な樹林だったがテープの回収もありコースを少しずつトラバース気味に歩いて雪の斜面に戻った。登りのマイトレースに乗ると安心し見納めにぐるりと眺め回す事しばし。本日も静かで小鳥の囀りだけが響き渡る。 ![]() (↑)10:24 登りのマイトレース 頭上で送電線がクロス 4.50分前に辿った鉄塔へのコースを目で追う。正面が山頂方向で下山は鉄塔から画像右端の斜面を真っ直ぐソリ滑り。良い天気、空気も澄んで来て良かった。 樹林でテープ回収して10:42林道に下りあっと言う間。 ![]() (↑)10:53 崩壊林道 斜面に地肌が現れ蕗の薹が3つ顔を出していたが山のそれは苦いので収穫しなかった。 滝の沢川の雪解けも早い。 帰路はネコヤナギを見ながら寄り道して手が届く枝から何度も手折る。 しまいには片手で持ちきれない程いっぱいになり、ふわっふわの芽が視界に広がる向こうに林道があった。定山渓天狗岳が大きく見えて来ると赤い滝の沢大橋が現れおしまい。 11:35 下山 13500歩 やはりどなた様にも出会わず。 スノーシューの氷を削り取りネコヤナギは助手席に置いた。 途中の展望パーキングに立ち寄り車中でランチタイム。 マッサンも終了して時間に囚われなくなった事だし温かいカフェオレも作ってのんびり。 帰宅してから庭に顔を出した内地蕗の蕗の薹を収穫して貰い甘味噌を作った。 千切りの長芋や熱いご飯に掛けたらナントも言えずホロにがで美味。 これから山菜シーズン到来、オープニングは今年も蕗の薹。 ちなみにいつも通りの歩いた地形図なぞりでは今回の辿ったルートは500と記入された尾根らしく一番緩やかな傾斜。道理で樹林帯がやたらと緩く楽でした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2015.04.11 11:29:28
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