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カテゴリ:2015年一人歩きの山
4月23日 晴れ 6:30 スタート 予報がすこぶる良いので行き先不明で家を飛び出す。
困った時の手稲山でハイランドにやって来た。 パラダイスヒュッテゲート前からカリカリ林道を歩き出す。 初めて旧大回転ゴール跡まで来たが低木に埋もれ林と変わらない。 前回は大回転コース近くからトラバースし長い雪崩斜面歩きにに緊張しまくりだったが今回は楽だろう。 (↑)7:03 沢に蕗の薹 雪に埋もれた案内板のゴール跡からカーブの林道を直進、樹林に入った。 間も無く右手の小尾根に取り付いてからピンクテープを付ける。 何度か尾根を伝い高度を上げても深い樹林に再びテープ、まさしくパチンコ尾根。 尾根の付け根からトラバース始まる。雪崩は思ったほど酷くないのでホッとしたが一歩に時間が掛かり緊張もする。 (↑)8:13 見上げたらいつもの雪庇 もう細尾根に辿り着く景色。 雪庇を見上げダケカンバの根明けに敷物出して朝食。 (↑)8:25 細尾根に合流したら西峰が大きくて威圧感 若干広いコルから左は手稲山1023と手稲西峰991。 右は進行方向で961ピークに繋がる細尾根のポコ続きでミニアンギラス。 前回のトラバースで次は細尾根歩きと決めていたので本日のメインコース。 (↑)8:28ミニアンギラス歩きは初めてなので浮き浮き 奥は920ピークに続く広い稜線。 もう景観は素晴らしくて危うい足元ながらも撮影三昧。 961ピークに向かって楽しみながら振り向いては手稲山を眺める。 (↑)8:38 細尾根からの景観で右は突き当たりの961ピーク 砥石山、百松沢山、烏帽子岳、迷沢山、徳舜ホロホロ・・・ 遠望がいい。来て良かったと思いっ切り癒されている。 ロンリーザックさんは浦島花子となって時を忘れそうになってます。 せばまる足元で現実に戻されつつ少しだけ広いコルに到着で後は地獄のような急斜面が待ち受ける961ピークに。 (↑)8:50 登りながら振り返る 3歩登って休憩の961ピーク。 下山は今回もトラバースのトレースあり。 (↑)8:57 961ピーク到着 風は想像以上に強い 肩で息をしながら頭だけ出す真っ白白髪の羊蹄山に感激。 奥手稲山の標高は949、此処の方が高いからやや直進に下る行程となる。 広い稜線を下りながら無意根山と重なる定山渓天狗岳のいい感じを探したくて移動する。 (↑)9:15 余市岳、白井岳、朝里岳真っ白で美しき! 呼吸も落ち着き景観に浸る。日本海の向こうに暑寒の山々が白く浮かんで蜃気楼のよう。 そんなこんなで歩く方角は一旦ゆるく下って温まり920ピークの登りとなる。 (↑)9:45 本日の山頂 お気に入りの920ピーク 春香山、和宇尻山、南岳、奥手稲山は低いので疎らに樹が生えごま塩頭。 開放的な空間からは真っ白で素晴らしい遠景にも満足する。 木が密植した小ピークに登ると幹に試験用の瓶が付きすぐ足元は切れ落ちた崖だから長居は出来ない。 緩く下った広い山頂は石原が西端に現れ明らかにキッチンとなっている。奥手稲山方向からのトレースもあり景観のいい920ピークは立ち寄るパーティが居るらしい。 汗した体が冷えてお腹の調子が悪くなった。 食べる気分にもなれないまま休憩したが風は止まない。 奥手稲山まで行かなくて良かった理由が増え下山となる。 (↑)10:02 920ピーク振り返る 雪解けが早い今年、気温上がって雪崩注意報が出ていたから早目に出て来た。 雪が緩まない内に、何よりマイトレースが消えない内に林道に戻りたい。 (↑)10:08 広い稜線から帰路を見る 手稲山と西峰に繋がる細尾根を辿って同じコースを帰る。 前回は此の辺りから雪崩のコロコロ斜面をトラバースしたが足がすくんで進まない。 仕方が無いので今回は右の961ピークを登り返して下山にする。 (↑)10:15 何度も振り返る 暑寒の山々がいい。 961ピークの下山は危ないのでスノーシューを外し転げ落ちないようにゆっくりと確実にクリア。 コル近くからペラソリが一瞬だけ活躍。 (↑)10:38 岩頭伝って ミニアンギラスの帰路もポコだらけで緊張したが楽しい。 無事に尾根を拾う地点で安心したのかどっと疲れた。 (↑)10:59 更に緊張トラバース始まる 下山でマイトレース消失気味。 グダグダのトラバースや尾根をミスで直進し5.6歩で修正した。 使える時はペラソリ使って下山。 マイテープ回収し今冬で1番やりがいがあった。 夕日沢からしか奥手稲山に行ってないので次回は此のコースでトライしよう。 11:33 ゴール跡にご帰還 林道歩きでは余裕、蕗の薹を9個だけ収穫。 まだまだ雪が多い道にマイトレースは無くの~んびり歩いてパラダイスヒュッテが現れたら間も無く車が見えた。 12:09下山 たった13684歩 されど重い1歩。 苦い蕗の薹味噌が格別にオ・ツ・でした!ビアも。 お腹の調子は翌日も戻らず翌々日やっと中山峠から東中山へ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2015.05.02 11:36:54
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