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カテゴリ:2015年一人歩きの山
6月2日 曇り 10:28 スタート 久し振りのいい空気。ハクサンチドリが咲いていると思いながらやって来たハイランドスキー場は車が多い。ゲレンデには登山者がチラホラ見えているが初めから見える筈の暑寒の山々は無し。
(↑)10:33 ハクサンチドリ やっぱり咲いちゃっている。今年は何でも早い。 (↑)10:39 ノビネチドリ 花は小振りだがこんな所にノビネが咲き少しこじれている。 ホウチャクソウの群落も地面はタチツボスミレが覆って可愛いい。 ゲレンデの中を行くきつい斜面では兜岩以来の足取りが重く息はフゥフゥ。 (↑)11:06 シラネアオイとサンカヨウとアズキナ 赤い熊が出たな~と陽気な山菜採り男性。赤いウエアのロンリーザックさんをいきなりそう言うので「メス熊ですよ~」やおら彼は神妙な面持ちでアズキナと似た植物の見分けが出来ないと言い出す。確かにユリ科のホウチャクソウ、チゴユリなど多い。そこで見分け方を伝授、アズキナだけは茎の上部に産毛状の毛が生えている事、蕾を付け出したら似たユリ科も芽吹き出す事ナドナド。 花を愛でる理由を付けてサボりながらの登り。 (↑)11:21 ムラサキヤシオツツジ いつ見ても此のヤシオは花の感じが違う。花弁が1枚だけ白く遠目にもパステル調でお気に入り。 (↑)11:57 ミヤマオダマキ 手稲山の山頂には見覚えのあるパトロールのMさんが居た。 パラダイスヒュッテで出会って以来の再会。「ミヤマオダマキが満開だぞ!」手招きされるまま、こっそり柵を越え自己責任で撮影だが雪のある時期は此処まで来ている。 (↑)11:57 ミヤマオダマキと近郊の山 ナントいい景観だろう! 烏帽子岳と百松沢山を背景に崖のあちこちに紫色の花が素晴らしい。 残念なのは今回の山頂、虫が飛んで落ち着かないからランチは考えられず腰も下ろさなかった。 (↑)12:01 羊蹄山 無意根山の向こうにはズームでやっと見える羊蹄山。Mさんに採り立てのコシアブラを頂いた後、お別れしてケルンの山頂に向かう。 (↑)12:15 ノビネチドリ救出 登りで見た時はモルタル片に潰され茎が捻じ曲がって成長していた。 帰路でそれらを丁寧に払い傍の子株も大事に掘り出し今後の幸せを祈りつつ下山。 (↑)12:23 ケルン山頂 虫は居ないしゆっくりとブランチタイムで景観に溶け込む。ヤレヤレ、寄る年波には観念モードでスープやカフェオレを作る。一週間も歩かないとこんなにも懐かしく、くたびれるものなのかと。 (↑)此処からは羊蹄山が見えない ケルンの向こうにも食事中の若いソロ男性が居た事に気付き山頂は虫がウンヌンと話題を振ったら「エ!ここ以外に山頂あるんですか?」980の山頂標識もある事だし納得。 13:10 下山で次はネオパラ山に向かう。 (↑)13:33 スミレ群落 細めだがササタケノコ、他にアズキナやウドも収穫し花を見ながら降りて行くと年配の男性がササタケを袋にビッシリ。その太さに驚くと場所を教える為に蕗もウドも背負いながら丁寧に登り返して指差してくれた。 (↑)14:13 ネオパラ山 此処から眺める烏帽子岳と百松沢山。 折角、教えて頂いたが道は見つからず別の山菜採り男性らがネオパラ山にもあると言う。 (↑)14:15 ネオパラ山から眺める手稲山 結局、目標のササタケは無かったので再び手稲山に向かって車道を登って行く事にした。さっきより少し先の方にソレらしき入り口を見つける。その林道を辿ると教えられた道があり、そのまま下って行く。ウドもあるし太いササタケも簡単に収穫出来た2.30分間。 少し重くなった袋を提げて下山のゲレンデコースに登山者の姿はすでに無い。 崩れる天気予報のせいか夕暮れかと思うほど辺りは静かで体はやっと軽くなる。 今日は手稲山山頂からケルン山頂、そしてネオパラ山に行き再び車道歩きで登り返して山菜採り。 3:35 下山 思ったより早い時間なのに暗くて愕然 16268歩。 今夜もアズキナが活躍。翌日の食材にコシアブラやウド。手稲山で太いササタケに出会い感激。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2015.06.04 14:58:03
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