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山歩きは好歩(スキップ)して四季折々・・・登山日和のFOOTMARK

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syokann@ Re[2]:5月の山・・・手稲山 シラネアオイ満開(05/23) ロンリーザックさんへ 2021年11月6…

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2015.07.04
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カテゴリ:2015年一人歩きの山
6月29日 曇り 7:40 スタート 吉日でした。残雪多いトムラウシ山に行く予定だったのに介護ワンコが寝ないから夜中に夕張岳をネットで検索したらゲートが開いている。花旅に変更でシューパロダム湖を渡り14kmで辿り着いた駐車場は平日と思えぬ混雑でまだ出発していないお隣さんが車をずらしてくれただけでもラッキーの始まり。
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(↑)8:43 ゴゼンタチバナと苔で和風に
冷水コースの霧の濃い道には白くて小さいタニギキョウやズダヤクシュ、マイヅルソウが咲く。蕾のヒダカエンレイソウが大きく揺れ冷水の沢で手を湿らせる。オオバミゾホオヅキ、ミヤマハンショウヅルも現れ深山の雰囲気に。
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(↑)9:10 石原平までシラネアオイが続く
馬の背分岐過ぎてもギョウジャニンニクが多い山だった。ウコンウツギは黄花と受粉した赤色。
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(↑)9:26 クロツリバナ
おや!登山道に降る様に咲くクロツリバナが見事。芦別岳の見えない霧の望岳台。肉厚なエゾノヨツバムグラ、コヨウラクツツジ、エゾノリュウキンカ、ややこしいケエゾやフギレキスミレ、ミヤマスミレが花盛り。
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(↑)9:50 クロウスゴ
真ん中に居座る大岩が登山道を左右に分けている。その岩から満開のクロウスゴが降って来た。湿原が近づきヒメタケシマラン、ミツバオウレン、キバナノコマノツメ、イワイチョウ、エゾノハクサンチドリが咲き5分も歩くと男岩。
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(↑)シナノキンバイが鮮やか
前岳湿原入り口はチシマヒョウタンボク、ミヤマオダマキが咲き出した。
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(↑)9:56 霧が晴れてガマ岩が見える 奥は山頂
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(↑)タカネナナカマド ガマ岩で咲いていた。傍のひょうたん池にはサンカヨウ、エゾイチゲ。
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(↑)10:17 ユウバリタンポポとエゾノハクサンチドリ
撮影に余念の無い男性は此のタンポポを見る為だけに東京から来たと言い2年後にタンポポのハンドブックを出版するとの事。
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(↑)10:17 ミヤマアズマギクの群落
蛇紋岩の崩壊地で。先着のご夫婦に教えられ登山道から遠い残雪の傍にユウパリコザクラソウが10株以上の花を見る。次々と登山者が行き交う。
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(↑)10:19 崩壊地で霧が晴れた
左端が釣鐘岩、吹き通しが近づく。先程のご夫婦と勝手に同行、知人に良く似た雰囲気の奥様。
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(↑)10:21 シロウマアサツキ、ミヤマアズマギク
此のブーケの中にはまだ開花前のホソバトウキとカトウハコベの葉が元気に混ざっている。
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(↑)ヒメナツトウダイ 湿原は全て葱畑バージョン。
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(↑)ムシトリスミレ
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(↑)エゾミヤマクワガタ
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(↑)ナンブイヌナズナ
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(↑)吹き通しのユウバリソウ 見たかった花の目的は達成。 
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(↑)エゾタカネツメクサ
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(↑)11:05 花畑
ミヤマアズマギクが多い。ミヤマオダマキ、チングルマ。
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(↑)11:05 ユキバヒゴタイの白い葉、咲き始めの黄色いチシマキンレイカ。
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(↑)11:02  蛇紋岩の吹き通しでユウバリソウが一面に
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(↑)ホソバイワベンケイ
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(↑)11:21タカネグンバイ
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(↑)11:46 夕張岳山頂 
人が多い。霧が晴れるのを待ちながら遅い朝ご飯はミニ蒸しパン1個。ミヤマオグルマが7分咲き。
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(↑)12:05 山頂直下の夕張岳神社前の広場
広場から山頂へも花が続きキバナシャクナゲ、コケモモ、ミヤマアズマギク、カワラボウフウ、ミヤマダイコンソウ、エゾヒメクワガタ、エゾノハクサンイチゲ。
あのご夫婦はブログ「花ときのこの山日記」の主さんでご主人は花に詳しい。
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(↑)12:07 やっと晴れて山頂から崩壊地と吹き通しを見下ろす
本日は花旅なので下山にして吹き通しでまた花を。登りで教わったアイヌタチツボスミレとシソバキスミレ。エゾコウボウ、チシマクモマグサ。
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(↑) 崖には花が一杯
下山中に立ち寄った大岩にミヤマダイコンソウ、ミヤマアズマギクが張付いて満開。ミヤマオダマキを下から眺める花姿はロマンチック。 
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(↑)14:13カラスシキミは葉がエゾユズリハにそっくり
分岐から馬の背コースをチョイス。いきなり静寂に包まれ団体さんの気配も消えた。
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(↑)14:19 ギンリョウソウが草陰からボゥっと
きつい登り返しが2回ある尾根歩きもパンケモユーパリ川の沢音が近くなる。最後の休憩は枝越しに遠く大雪山系が見える内に腰を下ろした。今日は350,500mlのスポドも余っている。
のんびりと本日の花を回想しながら喉を潤す。今回はナント言ってもカオルツガザクラ!外側にカールした可憐な白い花。そして晩夏に咲く葉に毛の無いミヤマダイモンジソウも。登りで発見したシュロソウの葉を下山でも観察、蘭科似だがユリ科。この山には赤い花を付けるシュロソウより緑色のアオヤギソウがある筈なので開花が楽しみ。そんなコンナを考えながら、つづら折りで川まで降り立つと水をくみ上げるモーター音の向こうに新しいヒュッテが見えた。
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(↑)14:46 初めて見る
以前のプレハブ造りは土台だけになってしまい炊事場になると話してくれたのは当番のユウパリコザクラ会の方。一旦、帰り掛けた足を戻して彼にことづけを頼んだ。3年前、スノーシューで下山した中山峠でバッテリーを上げてしまった。他に1台だけの車にスキーで運良く下山した会の方にお世話になった旨を伝えた。黙って聞いていた柔和な顔の彼が「そんな事も有りましたねぇ~3月でしたヨ」あの時の車はあれですよ・・と指差す先に見覚えが。
  ナント! お世話になったご本人に再会! 会のメンバーは沢山居るのに本日はラッキー。
   近くて遠い山がまた近くなった。

15:05 下山 29900歩 仕事の待ち合わせで富良野に向かい「ハイランドふらの」で温泉に。
   





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Last updated  2015.07.05 10:15:50
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