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カテゴリ:2015年一人歩きの山
9月24日晴れのち曇り 6:30七合目をスタート 中国人に混じってリフトを降り外国に居る気分の喧騒。記帳所は無人でMさんも居ない。
登りながら雲海を何度も見下ろし登山者に追いつく。 (↑)7:14 招き岩が見えた もう少しで山頂だが足が随分とのんびりしている。 多分、もう家で待ってくれるwoody君が居ないから体が自然とゆるゆるし一体、いつ到着するのだろう。 (↑)7:29 黒岳の山頂に やはり少し遅れ1時間掛かったが疲れていないので休憩せずに黒岳石室に向かう。 すっかり秋。 今季は夏山の大雪山系を訪れなかったから時間の飛んだ不思議な感覚に戸惑う。 (↑)8:08 桂月岳からテン場を見下ろす 石室から足が勝手に桂月岳に向かっていた。未だかつて予定した事の無い立ち寄りコースで何十年振りだろう此の山頂。左には黒岳、右には凌雲岳で次第に雲が視界を遮る。 (↑)8:58 お鉢平 桂月岳から黒岳石室に戻り傍の分岐から雲の平を抜けて北鎮岳に向かった。 途中、カメラを構えたご夫婦が赤石川を見下ろす斜面で日差しを待ち構え「今よ!」とシャッターチャンスを教えてくれた。 (↑)9:34 北鎮岳に到着 此処まで丁度三時間。ガスが濃くなったせいか北鎮の肩から山頂をスルーして行くパーティが殆ど。山頂にはこのまま下山するソロ男性の他に愛別岳に行くソロ男性などロンリーザックさんを含めて4名だけ。 (↑)10:09 岩見沢ソロ男性が ガスで何ら展望の無い北鎮岳で熊鈴を装着し比布岳に向かうべく歩き出すと急いで着いて来たソロ男性。旭岳から来て当麻乗越経由で姿見に戻ると言うが道が不安なので同行したいと言う。安足間の分岐まで責任持ってパーティを組む事にした。 (↑)10:24 比布平の秋 鋸岳をトラバースしながらガスの晴れ間に北鎮岳を振り返る。行き交う登山者は滅多に居ない静かで大好きなコース。 (↑)10:51 当麻乗越パーティに託す 比布岳には10:37四時間ちょっとで到着。岩見沢ソロは登りで少し遅れる。 此処で男性2名パーティが当麻乗越に行くと言うので岩見沢ソロを連れて行って欲しいと頼んだ。 道に不安な本人は二つ返事でお別れし新たなパーティにくっついて行く。 愛別岳の分岐では北鎮岳に居た愛別岳トライの男性が準備中。雪も無いのに宣言通りアイゼンを出している。「いりませんテバ・・」と私。「折角、持って来たし30年来、念願の愛別岳」と彼。では・・お気をつけて~ 一期一会のお別れ。 間も無くの安足間分岐で今度は愛山渓から来た女性2名パーティが当麻乗越から一巡したいがコースに自信が無いと言う。「こっちですよ」と深いガスの中で方角を指差しながら岩見沢ソロを託したパーティに勝手に追加した。彼女達は大喜びだったが大きなパーティにしてゴメンナサイ。沼の平でお会いしましょうとお別れ。 (↑)11:15 永山岳に到着 本日は愛別岳か沼の平に立ち寄る予定だった。・・が前回も濃いガスの中を愛別岳に登ったので沼の平に決定。先ずは安足間分岐から永山岳経由で愛山渓に下山です。此処も人が多く今から当麻乗越経由で愛山渓温泉に一巡する年配女性パーティがいた。 (↑)11:49 のんびり休憩して愈々、永山岳から下山 秋色の花畑をうらうらと。銀明水には水が流れていた。 (↑)12:04 沼の平が眼下に 以前、ワンコと一緒に歩いたコース。前方から若い頃のwoody君が走って来そうだった。 永山岳のハイ松帯を過ぎたらコースはポンアンタロマ川の分岐まで泥と岩の急斜面。前日が大雨だったと出会った登山者から聞いた。いつもよりはるかに悪路と化した道を重装備のパーティが苦戦していた。 (↑)12:59 振り返ると明るい秋色 愛別岳はスルーしたので時間がある。滝の上分岐から「村雨の滝」に降りず沼の平に向かう。 さっき歩いた悪路は此処から眺めると紅葉に包まれて綺麗だ。 (↑)13:23 沼の平も秋 秋は人が絶えず行き交う人気のコース。結局、安足間分岐で分かれたパーティには再会せず。 (↑)14:17 三十三曲がりの秋 沼の平をさくっと堪能して三十三曲がりコースから下山にした。退屈で曲がりくねった三十三曲がりを数えて降りたら五十五曲がりだった。 14:56 下山 車が一杯の愛山渓温泉に到着 時間の都合上、温泉に入れず女将さんにも会えなかった。 此の後、翌日はトムラウシ山なのでクッタリ・レイクインに宿泊。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2015.10.20 17:09:27
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