山歩きは好歩(スキップ)して四季折々・・・登山日和のFOOTMARK

2020/11/25(水)16:57

稚内市 抜海岩陰遺跡

令和の歴史散策(22)

7月6日の想い出 最近の札幌はコロナウイルスの感染者が増えて外出も自粛中。スーパーには約ひと月、一度も買い出しに出ていない。半面、お天気がいい時は近郊の山歩きも出来たけどこうも、ぐずついた日が続くと連日のおこもり。そこで7月の利尻礼文の帰路で訪ねた縄文散策を振り返る。  (↑)稚内市の開基百年記念塔 あさイチの観光で色々巡ったけどオープン時間まで駐車場で待った海抜170メートルの高さに建つ記念館。前日からの強風で車が揺れていた。1階2階は郷土、樺太、縄文の資料が濃密。特に間宮林蔵の旅日記に痛く感動。文章や絵から当時の大陸や樺太の様子が手に取るように伝わった。再度、訪れたいと思う気持ちの方が最上階から見えた登ったばかりの利尻山を凌いだ。 (↑)是非とも見学しようと思ったのは稚内市抜海村にある抜海岩。砂岩質で大岩が小岩を背負う形で高さは30m。アイヌ語のバッカイ・ペ=子を背負うものが由来との事。 (↑)海岸沿い道道106号の道路脇で此の岩陰に海食小洞窟があり先史時代の生活の場となって居た。 (↑)史跡 抜海岩陰遺跡の解説文にはオホーツク文化、擦文文化、続縄文の土器が少数ながら発掘されたと書かれている。左奥は抜海神社で抜海岩に繋がっているかと思って最初はそちらに立ち寄った。 (↑)神社から眺める抜海岩。濃い草藪が広がるだけで探しても探しても岩に近づく道は無かった。此処は稚内市の開基百年記念館の資料を読んで居る内に気が付いた訳で帰路は是非とも立ち寄ろうと思い至った場所。 (↑)浜勇知公園は抜海岩から10分程。利尻山はずっと見えていた稚内からのドライブコース。いつになく暑い日。途中の道の駅では車に乗り込んだ途端、その地が道内一番気温が高い30度だとのニュースが流れ主人と意味も無く馬鹿笑いした。ドライブは続きサロベツ原野の幌延ビジターセンターに立ち寄り湿原巡りをしてから川口遺跡に・・・。

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