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カテゴリ:2021年一人歩きの山
晴れ 7:38 スタート 真狩コースの駐車場はがらんとして2台あるだけ。今年もヤマベ釣り解禁日に合わせて羊蹄山登山口に落とされた。此の行事がもう3年連続。8時間、山に居て欲しいらしい。
(↑)姿スッキリの羊蹄山にいざっ。 (↑)尻別岳をオオカメノキ越しに見る。 (↑)暑い…2合目過ぎたらずっとシラネアオイが登山道沿いに咲いている。 (↑)洞爺湖と中島 此の景観が標高上がっても続く。 (↑)4合目からは雪渓が出て来た。しかもトラバースでステップが入らない。先行者は2.3人居る筈だけどうっすら腐れ雪で下は凍っている。靴もストックも夏用。6合目のトラバースは5.6歩進んでから怖くなり後ずさり。呼吸を整え下を見ない様にして何とか通過した。下りでは気温が上がりもっと雪が緩くなる事を期待して登り続けた。 (↑)8合目 此処迄3時間半。登山道は雪渓のトラバースが頻繁に現れた。残雪で斜めになった登山道歩き更に雪で埋もれたダケカンバ跨ぎの連続。時間も掛かり嫌気がさして来た。 (↑)此の辺りから少しトレースが深くなったが下まで繋がる雪渓は滑ると怖い。 (↑)上の画像のトラバースから12分後に現れた大雪渓。此処で1時間以上前に出発した若い二人パーティに追い着いた。とても怖いので山頂は諦めてピストンするとの事。行くんですか?と訊かれたロンリーザックさんはソロの年寄り。6合目のトラバースもコワゴワだったし空腹感もあり「辞めます」宣言をした。何せ…今回は靴が酷い。 (↑)見上げると羊蹄山の外輪がすぐそこに。あと2.30分で9合目の処だった。 (↑)大雪渓を見ながら登山道脇の大岩に乗り軽食タイム。此の履いている靴が失敗だった。札幌近郊の低山や山菜採り用に積んでいた物で長年愛用しているシリオ製。今回は真新しい登山靴を持って来たつもりが0.5センチ小さいサイズの方を積んでしまった。何せ4足在庫の登山靴は全部シリオなのでこんな間違いが起きた。靴下は当然、厚地を履いて来たのでキツイ・・・仕方が無い。下山で足が痛くなるよりはとこんなに雪がある事も知らず底の擦り減った靴で登って来た。ストックも冬用のバスケット付きが車に積んであったのに夏用をチョイスしたし・・・ (↑)下山を始めたらソロ男性、更に男性2人パーティが来た。そしてトレースもがっつり深く残っている。これなら行けたかもと思ったが毎年、羊蹄山に来ているので未練も無かった。 (↑)幅が狭い雪渓トラバースは気が楽。下山を決めた頃から空は急に雲が広がった。 (↑)雪も腐って来たトラバースのトレースを渡り切ってからホッとして振り返る。この直後、滑って2メートル下の笹藪に突入。前を行く途中下山のパーティも滑ってコケて居た場所。やはり怖い。 (↑)ムラサキエンレイソウ 気温は19度までしか上がらない日。山は5.6度の予報、それでも3合目まで下ったら晴れて暑くなる。その辺りから膝がなんか変。山頂まで行かなかったのにこれなら途中棄権で正解だった。 (↑)15:00 3時には下山と連絡したので予定通り。振り返ると山頂はやはり雲の中だし膝もさほど痛くならない内に下山したのでナニヨリ。肝心のヤマベは水が冷たすぎるのか全く釣れなかったとの事。それならと中山峠経由で山菜採りしてから帰ろう。 (↑)オオバナノエンレイソウ 上を向いて咲く、子房に黒点があるのが特徴。 (↑)ミヤマエンレイソウ(シロバナノエンレイソウ) 横向きに咲く、子房が真っ白なのが特徴。 (↑)帰宅途中の京極から中山峠附近の山に入る林道で見つけた。オオバナノエンレイソウとミヤマエンレイソウの珍しい群落。羊蹄山ではムラサキエンレイソウを見たので本日は3種類のエンレイソウを確認。 山菜はいつもの斜面で30分。蕨はひと冬分を塩蔵する量が採れた。重さで5.6キログラム。ウドは林道脇で延々と収穫し友人にお裾分けして塩蔵しても十分な量。更に太いギョウジャニンニク・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2021.12.14 14:27:29
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