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カテゴリ:2021年一人歩きの山
8:03 スタート 晴れ 多分、旭岳から高原温泉への縦走は久々のコース取りかな?ひと月前、天女ヶ原から旭岳に登って黒岳に縦走した時は強風で難儀した。
(↑)姿見の池手前の散策路で開花時期を見逃したシロウマチドリ。一見、ショウジョウバカマ。 (↑)今回も風が有り如何なものかと思ったが8合目辺りからぱたりと止んだ。 (↑)9:42 旭岳山頂 駐車場もゴンドラも閑散としていたのに20名以上が寛いでいたから驚き。 (↑)雪の消えた姿見の池を見下ろす。 (↑)人が多いので腰も下ろさず反対側に下る。振り返る旭岳の山頂。すぐ後ろのファミリーパーティは黒岳に縦走との事で話していたらご主人がオプタテに先月行かなかった?と尋ねる。即、思い出した!美瑛富士の避難小屋でお会いしたソロ男性だった事を・・・あの日は暑いしガスってるしで行き先変更して美瑛富士に登り周回縦走した。お別れして先行する旭岳の裏はストック無しだと滑るので苦労する。 (↑)眼下に熊が岳、中央奥に羆の彫り物のような黒岳、とても展望がいい。 (↑)旭岳を振り返るとあのファミリーはかなりゆっくりらしい。 (↑)前を行く若い女性2人はトムラウシ経由で十勝連峰走破との事、重装備だけど歩きが早い。朝ごはんがまだなので左前方の岩塔てっぺんでおにぎりタイム。熊が岳の雪渓が見え展望台のようだった。 (↑)間宮分岐 今期お初で此処から右へ。そして北海岳から白雲の避難小屋へ向かう。 (↑)左回りの間宮岳・中岳分岐・中岳・北鎮岳。その奥に鋸岳・比布岳・安足間岳スッキリと。 (↑)歩き始めたらすぐ隣の荒井岳でヒメイワタデの紅葉。 (↑)振り返る旭岳と後旭・熊が岳。 (↑)荒井岳から松田岳の間に虹色の登山道。奥のおにぎり型が北海岳。その左に黒岳・桂月岳・凌雲岳で更に奥の北大雪が霞んでいる。途中で十勝連峰走破の2人がランチしていた。 (↑)11:14 北海岳に到着 姿見の池から3時間ちょい。お鉢巡りのソロ男性が居ただけ。 (↑)進行方向は此処から南の北海平に下るので景色も一変する。右端は白雲岳で直下に白雲小屋への分岐があり乗越して南に下ると小屋に着く。左端の赤岳への縦走路がフラットでとても長く見える。歩けば意外と近いので銀泉台から白雲岳へのピストン登山者が多い。 (↑)此の辺りに来て目にするのは一面ウラシマツツジが紅葉している事。振り返る北海岳。 (↑)鮮やか・・・多分、黒岳周辺はもっと真っ赤だと思う。 (↑)広い北海平は構造土が美しい。進行方向の左は奥に烏帽子岳。 (↑)右は旭岳が一番遠くに見える。そして歩いた稜線。 (↑)振り返ると北海岳が遠くなった。時折りソロ登山者に出会うが静か。 (↑)白雲岳の傍まで来たらいつもの休憩ポイント。あそこで大の字になって寝るのが楽しみ。 (↑)活きのいいヨツバシオガマを見つけた。他にエゾヒメクワガタ。 (↑)大きな雪渓が残っていた・・・さっきまで此の辺りに展開するチシマクモマグサはもう終わったかなと思って居たのにまだ雪の下とは唖然。 (↑)今頃イワヒゲ。奥に烏帽子岳と黒岳が似たような形で並んでいるのが面白い。 (↑)手前はクモマユキノシ、奥はチシマクモマグサ。これだけ?どちらもユキノシタ科。 (↑)チシマクモマグサ この花が大群落になる筈だった。 (↑)イワウメと白雲岳の雪渓 (↑)花の沢源頭の雪渓は迫力がある。山並みは左から北海岳・北鎮岳・凌雲岳。 (↑)白雲岳の雪渓を歩いて種付きチングルマ。 (↑)12:25 白雲小屋分岐は静まり返って振り返る。 此処迄予定通りのタイム。景色が更に一変し遥か南にトムラウシ山が霞んでいる。殆ど休まず小屋に向かって下って行く。 (↑)イワギキョウの群落 色が濃いのでチシマギキョウかと思った。 (↑)雪解け後の花畑はチングルマとニシキツガザクラ。 (↑)景観はヤンベタップ川源頭の雪渓。左に最終目的になる緑岳。正面奥は霞んでいるが高根ヶ原の奥に忠別岳とトムラウシ山。そして手前に白雲の小屋。 (↑)エゾコザクラの群落。楽しみなのは雪解け遅い花畑が現れる事。 (↑)かと思えばウラジロナナカマドの紅葉が始まる。 (↑)アザミとタナネトウウチソウ。モレーンの丘に白雲の赤い小屋。 (↑)イブキトラノオ中央奥は緑岳。 (↑)トリカブトの群落が水場近くに・・・ (↑)タカネトウウチソウ越しに振り返る白雲小屋分岐。 (↑)12:23 白雲小屋に到着したら目に飛び込むクモイリンドウ!!!! (↑)本日はこれが見たくてはるばる・・・上品な色合い。 (↑)小屋の周りはクモイリンドウが数え切れない。この花目当ての方が何人か居た。 (↑)テン場もプレハブ小屋が撤去されスッキリした。 (↑)花を愛でて愈々、緑岳に向かう。これから辿る板垣新道の大雪渓を見下ろす。 (↑)雪渓の真ん中あたりから眺める高根ヶ原・忠別岳そして化雲岳とトムラウシ山。 (↑)雪渓過ぎての登りでコケモモの実。 (↑)リシリリンドウも見つけた。チシマギキョウもあったが冴えない風情で残念。 (↑)登りで振り返る白雲岳と白雲小屋。左奥は後ろ旭と旭岳。板垣新道はヤンベタップ川の源頭で今年は雪渓が大きい。 (↑)緑岳からの稜線にある白雲小屋分岐。 (↑)小泉岳に向かう登山道に合流。緑岳に登ったら後は高原温泉まで下るだけ。 (↑)12:40 緑岳に到着。1時の予定だったので少し早いから敷物出してゆっくり休憩した。 (↑)ソロ男性とご夫婦が下山して行った独り占めの山頂。高根ヶ原を見下ろしながら岩場の下山ではその二組に追い着き目の高さになった高根ヶ原もやがてミヤマハンノキで見えなくなった。 (↑)山頂出て30分でフラットな歩きから振り返る緑岳。 (↑)ハイマツのトンネル過ぎたら足元にエイコノ沢。 (↑)崩壊した岩頭群が現れる。ナガバツガザクラがあの岩に沢山、咲いて居たのに残念。 (↑)何故かアオノツガザクラだけの群落が何度も展開する。 (↑)第2花畑からの緑岳。第1花畑は一部、大きな雪渓がまだ残っていた。高原温泉までどなたにも出会わず 15:42 下山 クモイリンドウのいい時期に歩けたのが良かった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2021.08.24 11:23:55
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