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カテゴリ:2022年一人歩きの山
7:55 スタート 曇り 朝食がいいらしい駅に近いホテルで朝イチに並んだが列が進まない。脱落し不人気の小粒クロワッサンを牛乳で飲み込んだら烏丸通りのバス停に足早で向かう。京都の市バスは小1時間乗っても230円。女子中学生が数人居合わせ銀閣寺前で一緒に下車した際、案内してくれた。
(↑)銀閣寺橋 朝なのでとても静か・・・女の子たちと話しながら進む。京都は観光客が多く祇園を歩いても人の波に呑まれ鴨川沿いの高床式?飲食店も昼間から大賑わいの前日。 (↑)大文字登山口の道標が現れた。下山後に辿る哲学の道、若王子神社も・・・ (↑)八神社の鳥居をネット検索で見た通り素通りする。 (↑)やはりネット検索で見た看板。此の二股を右に進むと登山口。明るい彼女たちの学校は左に登るとあるとの事でお別れ。 (↑)京都一周トレイルのルートと此の山は銀閣寺の森林と書かれた看板。 (↑)沢に沿って広い道の先にソロ男性が行く。結局、この方と山頂でご一緒する。 (↑)ソロ男性は直進したが正規の道はこっちだと仰るので一旦お別れで右に入る。 (↑)スニーカーで来ているので下山では滑りそうな岩肌の登山道を登り、開けた場所に出た。 (↑)千人塚 戦時中、陸軍が穴を掘ったら骨壺が大量に出てきた場所。戦国時代、中腹にあった中尾城が陥落した時の人骨との事でその後、丁寧に供養されている。そこにあのソロ男性が別の小道から現れる。その後も同じシーンが続き彼は下山の方々と朝の挨拶を繰り返す。 (↑)大文字山のヤマツツジはヤシオツツジに似ているがさらに色合いが柔らかい。 (↑)階段歩きと小道が多く帰路は迷路歩きになりそう。杉の他、種類が少ない植生で今度は大文字保存会の民有地と書かれた看板が立つ。 (↑)8:28 あの大文字送り火の火床に着いた。南にややお尻型の山が生駒だとソロ男性が教えてくれた。大阪のアベノハルカスを此処から見たかったが生憎の曇り空で今日は見えないよ・・・と。 (↑)北にまるで藻岩山?と勘違いするような山頂に展望台のある山が見え比叡山との事。 (↑)どなたに尋ねてもヤマツツジ!と仰る。 (↑)火床越しに京都の街を一望できる。山頂まではあと少し。 (↑)暗くて益々、小道が多くなる山頂付近。ソロ男性とはぐれるも他の方に教えられながら。 (↑)ヤマツツジに癒される。 (↑)もう少し・・・ (↑)8:48 大文字山466mに到着 4.5名が寛ぎ朝食をとる方も・・ソロ男性は到着していた。 (↑)測量の石柱。 (↑)火床の景観とは方角が変わった。 (↑)南禅寺はやや左。検索ネットでは迷いやすいとの事でピストンの予定だったがソロ男性も居合わせた比叡平に行くパーティも大丈夫だと背中を押してくれた。う~む・・・ (↑)毎朝、登って居ると仰っていたソロ男性にはとてもお世話になったが此処でお別れして南禅寺に向かいます。すぐ先を右だよ!分かれ道は全部右と教えられる。 (↑)京都一周トレイルの標識にも彼が教えてくれた七福思案処があり安心して進む。此処までは・・ (↑)登りとは全く違った混交林が楽しい。そして人に出会わない。 (↑)短距離だけど不自然な林道を歩き曲がった先で登山道に合流した。このコース取り早速の間違いと気付く。 (↑)倒木が凄くて驚いた。ネット検索では通れない道があちこちにあるらしいのでそれも不安。 (↑)2個目のトレイル標識に一安心・・・ (↑)何度も見かける熱豚の注意書き。イノシシのはやり病らしい。 (↑)雰囲気が良くて楽しい登山道だったが・・・ (↑)丁字路 此処を何の疑いもなく右に入りルート間違い発生。正解は左。 (↑)いきなりふかふか腐葉土の怪しい道になり沢形の急斜面を下る。 (↑)椿ヶ峰 ??? に到着 上の空間に何を収めて撮影すればいいのかとこの状態に置かれてもアングルを工夫するロンリーザックさん。調べる為には石柱の文字を入れて撮影・・・ (↑)こっちにも標識があるので登り口はあるだろうと楽観…が無かった。更に少し下り傍に古くて小さなお墓群を見つける。そこの短い階段を下ると柵で行き止まり。その先が学校の敷地内だった。一旦、登り返してと言っても数分で今度は倒木斜面のトラバースを行くが道は無い。もはや選択肢は一つなので柵を乗り越えるさ中、眼下のグラウンドに先生が歩いて来る。声を掛けて事情を話すと早く下り過ぎたらしい。 (↑)9:47裏山の事は解らないと言いつつテニスコートの先が哲学の道と教えて頂く。ノートルダム女子中学高校だった。ヤレヤレ・・・ (↑)哲学の道、最初の豊国神社。後日、調べたらあの椿ヶ峰はこの神社の御神体だった!!!下りた学校はカタカナ名だったので裏山に全く興味が無かったのだと思う。この神社は狛犬ならぬ狛ネズミで有名だったのに立ち寄らなかったのが残念。更に登りたくても登り口が難題ありのマイナーな山だった事。思わぬ間違いでミステリアスな場所に行けたのは不幸中の幸い?だったのか・・・ (↑)熊野若王子神社 3年前、伊勢、熊野三山を訪れたので熊野権現の若宮も参拝し京都から伊勢まで繋げた。恵比須様の御朱印も頂く。 (↑)そして南禅寺にやっと到着。三門も拝観して半世紀振りにこの水路閣を見た。 (↑)修学旅行も再開され生徒で賑わうので静かになってから撮影。自分も修学旅行以来で懐かしい本日のゴール。 (↑)ところが終わらなかった。当時、水路閣の上を歩けるとは知らないので今回、案内に導かれるままに上がってみた。すると水路上に小さく地下鉄東西線の蹴上駅に行けると書いてあったので辿ることにした。 (↑)最後まで水路沿いに進むと取水場になりダムが現れた。琵琶湖の水が来てる・・・感動。 (↑)史跡琵琶湖疎水の説明。琵琶湖の水を宇治川に流し南禅寺との船便にも利用されたとある。 (↑)当時の「蹴上船留」を見て地下鉄に乗り烏丸御池で烏丸線に乗り換え京都駅に戻ったのは午後1時。駅で娘と合流し何せお腹がペコペコなので伊勢丹で遅いランチ。すると娘がやおら琵琶湖行きを提案してくれた。 (↑)15:09 二駅で大津に到着。京都の喧騒から逃れ心地良いそよ風が湖から吹いてきた。 (↑)蹴上で見た取水ダムの琵琶湖の水。此処は満々として釣り人が小鮎を釣っている・・と仰る。湖に向かう途中、3時からオープンしているバルがあったので帰路で入店。楽しくて楽しくて・・常連さんもお店のスタッフさんもいい人ばかりで旅を満喫。翌朝、ホテルで眼鏡が見当たらない。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2022.05.25 10:39:19
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