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山歩きは好歩(スキップ)して四季折々・・・登山日和のFOOTMARK

山歩きは好歩(スキップ)して四季折々・・・登山日和のFOOTMARK

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2011年一人歩きの山

2012.01.31
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カテゴリ:2011年一人歩きの山
11月21日 曇り 9:50 スタート
何と無く思い立ってハイランドから手稲山を目指し登山開始。早々に降った雪も消えたので何処にも行かずに待機の日々が続いた。酸欠になりそうでいい空気を吸いに上がる。スキー場には数台、駐車しているが登山とは限らない。身支度してチンタラとゲレンドを準備体操歩きで間も無く車道にぶつかった。
いつものゲレンデを直登せずに廻り道しながら増毛の山々を探したが生憎、雲の中。
残念ながら楽しみが一個、減りました。では本日、ネオパラ山に寄って帰ろう・・・こんな処にボードの標識がありました。静かな草紅葉の空間ですが幹に挟まった。 人工物は夢の跡だと教えています。
銭天と海.JPG
(↑)振り返ったら銭函天狗岳と日本海が見え展望の良い斜面。    札幌岳以来の山歩きで11月はPCに山のフォルダすら作っていない。ランチタイムのネオパラに行く道を探しながら山頂を目指す。 適当な道?を探し当てたので下山して来たソロ男性に訊いてみた。合っていそうなので場所を目に焼き付け何度か振り返りながら。  手稲山に向かって急斜面のゲレンデを登る。
10時52分山頂から.JPG
(↑)10:52 手稲山の山頂から先月登った定山渓天狗岳を眺める。  画像の左端でゴツゴツゴツとトンガリ岩頭が。 いつもより遅いのは廻り道のせいでしょう。 途絶える事無く登山者が入れ替わる山頂の景観はまだ空も真っ青でした。 此の山は殆どが平和の滝コースから入山するのがポピュラー。  スキー場コースは急斜面ですが増毛の山々が見えるので好きです。     
烏帽子岳方向.JPG
(↑)手稲山山頂の東方向はアンテナ群。風の強い日は音が凄い。 烏帽子岳がやけに目立ち近郊の山々も軒並み見えていた。 雪が降ったら此の山頂まで来る事は無さそう。 夏道の無いお向かいの稜線歩きが多くなるので暫く見納めの景観でしょう。    
雲行きが.JPG
(↑)海の方角には銭函天狗岳。 居合わせたソロ男性がダブルになった処で話し込み三人の山談議。 雲行きが怪しくなった頃、ランチの為にネオパラに向かって下山開始。 まだ、色んなパーティとすれ違う。
山頂は薮.JPG
(↑)ゲレンデからの下山中、車道に出てネオパラに向かう道を薮の中に見つける。 登りで見つけた入り口から枯れ草の茂る道を騙されながら行っては戻り・・ これがネオパラ山頂です。ブッシュの中なので雪が無きゃ無理、スルーしました。
ユートピアから山頂.JPG
(↑)12:48 さっきまで居た手稲山頂を枯れすすき越しに眺める。ランチは其処のリフト降り場に決めました。 静寂に取り込まれそうな樹林が迫り、頭の中までシ~ン。 レストハウスの入り口には「本日の営業は終了しました」の案内板がガラス扉に。          
烏帽子の景観.JPG
(↑)此処から眺める烏帽子岳。 リフト降り場の板は穴ぼこで回りも鉄錆びだらけなのでもう、営業はしていない?ランチの準備も出来て温かいクリームスープ飲みながらどうでも良い事を考えていた。
ランチタイムにガスが.JPG
(↑)手焼きのパンをかじりながら手稲山にいきなり雲が襲うのを見ていた。 まださっき歩いて来た「女子大回転」ゲレンデが見えているが・・
一瞬で視界が.JPG
(↑)到着してから7.8分の出来事です。 いい時に行って来ました。それとも浦島花子さんの玉手箱から遂に禁断の煙が立ち上ったのでしょうか。下山にしませう・・・
1時ユートピアを去る.JPG
(↑)13:03  ネオパラを振り返ると空は鉛色のまま。 駐車場に到着して現実に。 2011年はその後、五天山に散策してから事故に遭い強制終了。愛車を失って打ちひしがれる。
    
      今年に入り1月23日に幌滝山にリハビリ登山。
      筋肉が落ちて体中からギシギシと音が出た。






Last updated  2020.12.18 15:40:21
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2012.01.29
カテゴリ:2011年一人歩きの山
 10月20日晴れ 9:22 スタート
  定山渓温泉から近くて身近な札幌岳は手頃に行ける貴重な山。
  登山口の駐車場も満杯で賑やかな一日になりそうな予感。

羊蹄山も.JPG
(↑)冷水小屋を過ぎたら展望が利く。
   振り向いたら無意根山がどっしり横たわり左奥には羊蹄山。
   今日は展望が良さそうだと思っていたら若者男性パーティがもう下山らしい。
    「メッチャ!キレイっすヨ~山頂!!」
     休憩の彼はウンチ座りのまま弾んだ声で教えてくれた。
      「そうメッチャ、キレイなの~?アリガトー」

   色んなパーティに追い着いたがガイドさんらしき方が目立つ日だった。 

賑わう山頂.JPG
(↑)11:48 山頂は大満足なパーティが羊蹄山を眺めながらのランチタイム。
    一気に広がる遠望が何処までも利いて素晴らしい。何でも見える。
         凄い、凄い節操無く見えている。

@徳舜ホロホロと白老三山が.JPG
(↑)白老三山がポコポコポコと並んでいる。その横には徳舜ホロホロ山が。
   そのず~っと奥に駒ケ岳が見えたので感動していたが
    他のパーティが其処まで?と疑問タイムがしばし。
     並んで双眼鏡を覗き、やっぱりそうだね~と和気あいあい。  

@樽前、恵庭.JPG
(↑)恵庭岳をズームした。 此の景観、飲み込みたい。
   いつまでもいつまでも360度の景観を楽しみながら山頂でグルグル回っていた。
   ランチはパンだったので落ち着きの無い私には喉越し悪くて一口かじっただけ。

@尻別岳と羊蹄山に間に昆布岳.JPG
(↑)尻別岳と羊蹄山の間に昆布岳。
    後日、仕事の関係で近くに行ったから昆布岳の登山口を探し当てた。
     残念ながら折角、準備したザックもろとも無念の帰宅。
      雪で駐車場の前は入れそうも無く蘭越までの所要時間がオーバーしたのも原因。

        
    ガイドさんが羊蹄山の横に見えるのが(↑)狩場山だと
     教えてくれたので今年は是非お花を見に行きたいものです。

@大雪山真っ白.JPG
(↑)ズ~ムにした大雪山系は真っ白です。
   双眼鏡で覗くとアレは旭岳、ソッチはニペソツ山とハッキリ、クッキリ。

   やはりガイドさん達に教えていただいた日高山系の幌尻岳や戸蔦別山を見つけて歓喜。
      メッチャ、キレイっすよ・・若者の言葉が脳裏で蘇る。
       私の体は完全に浦島花子さんに支配されました。
        帰る気の無い別人をせかすように下山すると
        まだ山頂を目指すパーティと何組もすれ違う。
        「キレイでしたよ~」と声を掛ける。

        14:27 下山 残念ながら終了。
        10月最後の山歩きにふさわしい一日でした。
        結果的には2011年のしめくくりにもふさわしかったのです。
        あとは雪待ち。


 






Last updated  2013.12.28 17:29:12
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2012.01.26
カテゴリ:2011年一人歩きの山
2011年10月13日晴れ 8:30スタート
 4日前に無為根山から眺めながら下山した定山渓天狗岳にトライ。
  毎年の恒例で紅葉狩りに登ってます。今回も白井川に沿って静かな林道歩きから。

黄金色の登山道.JPG
(↑)しばし歩いた林道から離れても黄金色の登山道が続きます。
    一昨年は台風で荒れた直後にトライしたけど山は何事も無く自然に戻っている。
     相変わらず赤色が少ないけど黄葉が美しくて期待通りの山。


山頂直下.JPG
(↑)急斜面の樹林帯は山頂直下で終わり此の景観になると毎度、爽快感が味わえるのです。
    此処に立った時は幸福度が上がりキテヨカッタ・・・
     近郊の山々を眺めながら岸壁を巻く楽しい山歩き。あと少しでルンゼ。

札幌岳.JPG
 ロープを使ってのルンゼは年々ハードルが高くなるが何とかクリア。
 足元がすくむ岸峰の細尾根歩きから無為根山の前日にトライした余市岳が見える(↑)
 上旬に砥石山から見た時、あの山が真っ白だったから?がった10月の山行程。
 
2時間チョイで到着.JPG
10:40到着 どなたが付けたのか看板が別物になってます(↑)
  岩峰上にある山頂ですから狭い空間にザック下ろしてぼ~っと景観に浸る。
   スポーツドリンク飲んでホッと一息、ランチは尾根を少し戻ってからにしよう。

烏帽子、神威、百松.JPG
(↑)札幌湖の向こうに烏帽子岳・百松沢・神威岳・・・
   冬になったら何処でも行けるから楽しみだナと思いながらの景観。
    誰も居ない独り占めの山頂でした。

登ったばかりの無為根山.JPG
 山頂から少し戻ると風が無い落ち着いた草紅葉に腰掛けてランチ。
 先日の無為根山がダケカンバの真ん中の幹を目印に見えた(↑)
 笹薮が懐かしいがあの山はやはり雪が降ってからにしよう。
 近年、11月の新雪の頃にトライしていたから笹があまり気にならなかったようだ。
 ソロ男性が登って来たから足を更に短くしてご挨拶。

ロープを使って.JPG
下山。岩の割れ目に(↑)ロープが垂れたルンゼを上から見下ろすと相変わらず垂直で弱腰。
若い頃はロープを駆使してあの岩の壁を蹴りながらポ~ンポ~ンとそれは楽しく下ったのに・・・
 ・・・コタビは深呼吸してからズリズリ・・ズ~と着地雫所用時間も長くなった。


直下から.JPG
(↑)直下から見上げた下山の撮影。札幌岳が進行方向に見えますので次回はアソコ。
    毎回の様に何処から巻いて山頂に至っているのか一瞬、戸惑う辺り。
     登山道はキチンと続いてますが脳裏が整頓されず問題です。

SANY0134.JPG
(↑)岩峰を見上げてばかりの帰り道。
  次回のルンゼはどこまでハードル上がるんだろう。静かな山を満喫しながら思案する。
  下山中に別パーティにも出会いました。お天気も良いので汗だく。
  いつもなら人っ子ひとり出会わないのに珍しい年でした。

進まない足取り.JPG
      樹林帯に入ると紅葉畑です。進まない足取りで只今、癒され中。

@静か.JPG
      静かで癒される~ 薮漕いで沢に下りたり

美しい.JPG
      登山道は終了で再び白井川に沿った林道歩きもず~っと美しさが延長。

1:17分ゲートに到着.JPG
 ゲートが見えて来ました。
13:17 下山 あ~楽しかった!!!

お馴染みの場所で.JPG
   車から降りて定番の撮影スポットから定山渓天狗岳を激写。
   お天気が良過ぎてスッキリ映らないのが難点の秋でしたが今回はマシな方かな?。
   10月最後の山は20日の札幌岳。大当たりで最高でした。
   山は逃げるから行ける時に行っとかないとが持論。
   まさしく思い知らされる年となったのです。







Last updated  2013.12.29 10:34:17
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2012.01.25
カテゴリ:2011年一人歩きの山
10:9 晴れ 9:45 スタート
昨日、余市岳から眺めた無意根山に来ました。
 西区ソロさんが豊羽までの通行止めが解除されたと言うので久々の元山コース。
 一度、廃道化したけどボランティアで笹刈リした方から「歩いてよ」と言われ耳を疑いながら入山したのは随分前です。復活していた事に大大感謝でした。
薄別より展望良いから自分的に大好きなコース。その後、何度も足を運ぶ内に今度は通行止めで豊羽に行けなくなって早数年。
 多分、笹が再び生い茂っているだろうと思いながらも晴天続きなので濡れる心配だけは無用。 草茫々の空き地には車が2台だけ・・やな予感。
いざ!
(↑)道も荒れていそうな気配で看板は一体どっちを指しているのやら。

休憩所から山頂を.JPG
(↑)千尺高地 視界の開けた休憩所から無意根山を眺める。
    此処までは順調な進み具合だけど笹が邪魔でいやらしい。
    昔は広場に思えた処ですが今では背の高い笹で見通しも利かず。
      
      ・・・いよいよ笹が道を覆い隠してしまいました。
          遂に背中を丸め笹薮の中に潜り込んで歩く以外に方法は有りません。   
            雫  雫

@見事な笹薮。11時45分嫌気さす.JPG
(↑)11:45 フェイスマスクを外してプハ~と呼吸する。嫌気が差した。
    背中を伸ばして笹薮から顔を出し進行方向を見たらこんな風景(↑)
    遠目に見ても登山道の筋すらありゃしない・・余市岳の白井コース以上かな。
    まだまだ先があるけど亀になってからは歩みが遅い。何処でヤメヨカナ?

    大沼.JPG
(↑)大沼です。美しさが際立つのは苦戦の結果なのでしょうか。
    小沼も近くに見え此の季節しか味わえない景観に満足ですが笹は相変わらず。
    気を取り直して出発した途端、笹薮から下山の若いソロ男性が飛び出して来た。
    ビックリしましたが何処まで笹薮が続くのか訊いてみる。
     薄別コースの分岐までと答えが返ってきた。
       あと1台分パーティが残っている筈。
       でも私は10時前の遅いスタートだし行けるのかな~
         懲りずに出発です。
         まだまだだけど、しゃあない。


余市岳をズーム.JPG
(↑)昨日の余市岳をズ~ム 登った山が見える山に行くのが私流の無駄こだわり発揮。
   何だかんだで結局登って来たじゃないか!浦島花子さん・・
    気分も爽快で薄別コースからやって来たパーティの下山で賑わう無意根山の稜線。

@烏帽子、神威、砥石.JPG
(↑)烏帽子岳・神威岳・此の月6日に登った砥石山・・・
    やっぱり元山コースは笹越しの展望が良かった。
     写真は光の関係で此の山もイマイチでした。

ケルンとソロ男性.JPG
(↑)12:25到着~
   山頂に居たソロ男性に更に進むと景観のいいケルンの山頂がある事を教えてあげた。
    早速、移動してケルンの傍で満喫している若者のシルエットが美しい。

     @しつこく羊蹄山.JPG
(↑)羊蹄山は雲の上から頭を出している。
    大き過ぎて見落としそうになるから愉快。
     ランチタイムの景観は徳舜・ホロホロ山、白老三山、モヤっとした支笏湖方面。
      あったかいコーンスープ飲みながら行ったよね・・あの山、此の山と目で追う。

中岳、並河、喜茂別岳.JPG
(↑)ケルンの山頂から中岳・並河岳・喜茂別岳と連なる。
    特に並河岳は昨冬、行ったばかりで感慨深い。
    再訪したくて中岳をわざとスルーしたけど山頂でも羆臭くて
    ランチは喜茂別岳まで下りてから済ませた懐かしい思い出がある。
       
    それにしても山頂直下で沢山のパーティに出会って驚いたけど休日のせいらしい。
    酷い笹薮漕いで来たのは私だけ?と言っていたら
    居合わせたソロ女性がビックリして元山に下山するけど・・と不安がった。
    薄別コースから入山して元山コースに下山のようです。
    道が不明瞭な箇所に私が付けて来たテープをそのまま残すと約束してお先に下山。 

展望良く定天.JPG
                          定山渓天狗岳の展望も良い。(↑)
    薄別コースの分岐まで下山した処で男性2名パーティが帰り支度。
    此処で折り返すとの事。オバサンは薮漕いで来たんだから
    ランチも済んだ事だしイッテラッシャイ!と談笑になる。
    「では、男の子だから行きます」ときびすを返してあっさり山頂に向かった。
     その後ろ姿を見送ったら息を止めて両手を挙げ笹薮コースに再び突入。

下山の定天.JPG
(↑)無事に小11間の薮漕ぎも終了して定天が一層、近くなった。
    此処まで来たら楽勝です。
     山頂のソロ女性もやがてクリアして下山の途でしょう。

@黄金色の癒され下山.JPG
(↑)樹林帯は黄金色の癒しが延々と続きます。
    陽が傾いて色合いが素晴らしくなりました。
     山頂直下の分岐以来、人に出会わず静かな静かな山歩き。     
      
黄金色これでもか・・.JPG
(↑)コレでもかコレでもか・・・と撮影した黄葉。
    14:50 無事下山
    草茫々の空き地にマイカーのみポツネンと残っていました。
    何度、来たのか数えていませんが無意根山は好きです。
    見渡す周囲の紅葉も美しく特に定天が素晴らしかったので13日にトライしました。






Last updated  2013.12.29 10:38:14
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2012.01.24
カテゴリ:2011年一人歩きの山
2011年10月8日晴れ
またもや久々の山を辿る。
前回は登山口まで車が入れた頃だし20年位前?

  キロロ・リゾートの広い駐車場に入って出発前のソロ男性に登り口を尋ねた。
 彼の情報ではゴンドラからの紅葉が見事で料金もお安いと知り運行開始を待った・・・待った・・・けど動かなかった。
ゲレンデを二人で横断して・・と言うより西区の彼に着いて行き林道に合流。
(←)此処から9時半にスタート。
今は約1時間の林道歩きが準備体操のようです。
   不要ですけどネ。
砥石山から眺めたら真っ白だった余市岳でしたが木々の間から見える山容はぜ~ん然、緑色!!

@落ち葉の絨毯.JPG
(↑)落ち葉の絨毯踏みしめて登る。西区のソロ男性とは臨時パーティ組んだまま。
    リフトのある登山口でカラフルな若者パーティに追い着いた。
    お天気も良い休日だから他にも色んなパーティが・・
    登山道には熊の糞がドッサリ。

@いよいよ山頂が.JPG
(↑)分岐から眺める余市岳の山頂
    此処で連れの西区ソロさんがタイムなので先行した。
    最後の登りでもう下山して来るソロ男性が居た。
 ナント!登山ブログ「くじらの山旅」のクジラさんを捕獲しました♪♪~
      「クジラさんですよね?」 「イエ・・チガイマス・・」と
     しらを切ったのでいじめたくなりました(笑)
     白状の後は楽しいひと時。お互いを写し合ってお別れ。
     余市岳はバッタリ記念日になりました。
        本当に嬉しかったです。
     彼のブログは山の写真が素晴らしく登った気分も味わえるし大好きです。

@霞む定天.JPG
(↑)定山渓天狗岳が目前ですがモヤって迫力に欠けます。
    毎年、紅葉の時期には訪れるのですが此の後、13日に登って来ました。    
     当たり外れの無い彩りに定天は見るより登る山でした。

@絶景.JPG
(↑)ケルンの山頂からの絶景
    此処から山頂まで800メートルの看板があった。
     その半端な剥げ具合に山頂と勘違いして腰を降ろしたパーティが居て大笑い。

@ハイマツに囲まれ展望も霞み.JPG
(↑)ハイマツに囲まれた余市岳の山頂からは遠望がスッキリしなくて残念。
正面には無為根山が横たわりとても大きいから翌日の山行きに決定。     
  しばし歩き回って撮影しても綺麗だった画像は皮肉にもコレだけ。
  看板通り・・・ごくろうさまでした。     
  ランチは戻って先程の絶景だったケルンの山頂に決めました。


@山頂稜線で.JPG
(↑)山頂からケルンの山頂へ戻る稜線歩きはすこぶる楽しい。
    お腹も空いた・・・
    西区ソロさんが教えてくれたケルン山頂から沼を見るのが楽しみになって来た。

@白い鷹が.JPG
(↑)稜線を白い鷹が舞う。
    彼が指差して教えてくれた。
    真っ白な翼に黒いポイントが美しい鳥で間違い無く鷹に見えたのですが・・・
    いつまでも私達の頭上で優雅にくる~りと弧を描いて舞っていた。

@12時43分ケルン山頂から湖.JPG
(↑)コレがケルン山頂の直下に見えた沼。周りは紅葉が綺麗。
    少し下ったりトラバースしたりジッとしていられない美しい景観。      
    此の日も光の具合がどうにもならず砥石山の時と同じ。
     探せば融け忘れた雪がホンの少し。
      ケルン山頂で1時間も休憩してしまう。
       次々と登って来るパーティの中にカラフル若者達も居た。

@白井コースがうっすら.JPG
(↑)下山で白井コースがうっすらと水平に筋を引いていた。
    昨年は白井小屋も火事になったらしいのですが行った事が無いコースです。
    その分岐では笹が覆い登山道は埋もれて居るから気付かずに過ぎそうな荒れ具合。    
    前を歩いているのが西区ソロさんです。

@徒渉点の紅葉.JPG
(↑)下山で白井川の徒渉点
    紅葉に満喫しながら遂に此処まで降りてしまいました。
    もうすぐ林道歩きになります。 

@帰路の林道4時05分駐車場到着.JPG
(↑)帰路の林道で見掛けた紅葉
   4時に駐車場に到着して解散しました。
    久し振りの余市岳でしたがまた暫く計画しないかも・・・
     10月は砥石山から始まって余市岳・無為根山・定山渓天狗岳・・札幌岳。
      近郊の山に雪が降るのを待ち侘びながらの足慣らしでした。
       で・・・次回は西区ソロさんからの情報で豊羽鉱山まで
         車が行ける様になったと知り無為根山の元山コースです。
         






Last updated  2012.01.25 16:04:40
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2012.01.23
カテゴリ:2011年一人歩きの山
2011年10月6日 晴れ 11時スタート 
砥石山に小林峠から登る。
陽気に誘われ何処でもいいからと出発した峠にはすでに車が10台位。

熊出没ニュースが多いのですが我慢出来ずにやって来るのでしょうか。
全く同感です。
大雪山系の余韻に浸りたくて間が空いた山歩きも筋肉が落ちると勿体ない。

ザックを背負ってユ~ックリと歩き出す。
(←)
近郊の山はまだ晩秋でも青々とした樹林帯。

車の走る音が段々、遠くなる。

静かな気持ち良い登山道で何度か下山のソロ男性に出会う。

@砥石三角山から.JPG
(↑)砥石三角山
   立ち寄った三角山から藤野三山や空沼岳への稜線を目で追う。

@紅葉が綺麗だった.JPG
(↑)山頂近くでは綺麗な紅葉もあり・・・

@山頂から札幌岳.JPG
(↑)砥石山の山頂から札幌岳を眺める。
   見慣れた景観で何度来てもいい。美味しい空気を吸ってリフレッシュ。
    多分、此の山にグローブを落としたと思い雪の解けた春先、
     同じ砥石沢コースから登ったが見つからなかった。
      お気に入りの黒い丈夫なグローブはお針が苦手な私なのに
       繕いながらはめていたお気に入りでした。

@神威と烏帽子の間に白い余市岳.JPG
(↑)神威岳と烏帽子岳の間から白い余市岳が見えた。
   随分と雪が降ったようだから行って見たくなる。
    で・・・翌々日の8日に行きました。残念ながら雪は殆どゼロになってましたが。

@秋.JPG
(↑)お天気は良かったけど遠景はもやってアンバイが悪い画像の条件でした。
   こんな日が此の後も続きました。カメラ写りも悪くなりイヨイヨ寿命のようです。
    新しいデジカメを持ち新旧を使い分けて両方に悪戦苦闘していた頃。
   ・・・・次回は余市岳です。






Last updated  2012.01.24 09:09:09
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2012.01.19
カテゴリ:2011年一人歩きの山
2011年 9月28日晴れ
お天気もいいし何処にしようか・・
未だブログでは昨年の山歩き続投中。

9時44分スタート。

美笛峠過ぎ大滝の三段滝。
洞爺湖と支笏湖の中間に有る山です。
  と言う訳で
徳舜瞥山と吊り尾根で?がるホロホロ山に来ました。

実に・・・27.8年振りかな?思い出せません。


当時、同行した娘達は小学生。孫はその齢を越え山好きのDNAが。


昔は迷いながら辿り着いた登山口も今ではカーナビがいとも簡単に導いてくれる。
懐かしい筈の登山口に面影は無く4.5台すでに駐車していた。
舗装されていたから時の流れを感じる。
(↑)人に会う事無く9合目に着いたのは10時47分。
    登り始めの登山道が流されて岩がゴロゴロして居たから驚いた。


@11時8分「山頂.JPG
(↑)11時8分 徳舜瞥山の山頂
    遠望はガスッて居るのが残念だけど久し振りの景観。
     他の登山者が見え出し相変わらず人気のある山。

@女性2名パーティに追い着く.JPG
(↑)隣のホロホロ山に向かうべく吊り尾根を下る。
     前方に女性2名のパーティが見えて来た。
       遠くに見えても片道30分の行程ですからホロホロの登りで追い着きました。
       言葉を交わしてから先行させて頂く。

@左がリンゴ、チョコ、お餅をくれたお姉さま達.JPG
(↑)賑やかなホロホロ山の山頂です!
     左の女性達が登りで出会ったパーティです。
       此処で彼女達からチョコ・お餅・おリンゴを頂きました!
       ロクな食料を持ち合わせていなかった私には贅沢な御馳走!!!
       遠慮無く両手のひら一杯に・・・アリガトウゴザイマシタ。
       他のメンバーとも和気あいあいと楽しいひと時を。
       
@11時57分徳舜に下山開始.JPG
(↑)12時前 今度は最初の徳舜瞥山に向かって戻りの下山です。
     吊り尾根の様子が良く分かり登山道もしっかり付いています。
     
徳舜別山頂.JPG
(↑)徳舜瞥山の山頂です。
     途中の尾根歩きがとても楽しくて癒されます。
     何度も振り返っては白老三山を眺めたり咲き納めのオヤマノリンドウ愛でたり。
     真ん中辺りに大きな岩があったけど記憶をまさぐっても覚えていません。

@山頂からホロホロを眺める.JPG
(↑)徳舜の山頂から改めてさっきのホロホロ山を眺める。
     むか~し昔、此処に来た時は何十人もの登山者で溢れ返って居た。
     その頃、まだ小さかった下の娘は此処から絶対に動きたくないと
     人ごみの中で言い張った。
     仕方なく上の娘と二人だけでホロホロ山に行って来ました。
     
     年月を経て改めて味わう景観に一人ホロッと浸る。
     また訪れる事があるのかどうか・・・最近はそんな事まで考えてから下山する。

@冷たい湧き水.JPG
(↑)冷たい湧き水とベンチのある休憩所
     コンナ場所もあった事を懐かしく思いながら下山での撮影。
     山頂直下でソロ男性に追い着いたが撮影三昧。
     しばし談笑していたらアツモリソウの大輪が咲く山の情報を頂く。
     室蘭岳が近いからよく登るとも言い、お花の時期に是非とお誘いを受けた。
     どちらも来シーズンのお楽しみが増えた。  
     
     PM1:34 駐車場に到着したらソロになった相棒が連れの遅さをボヤいて居た。
           こうして徳舜瞥山を振り返りながら車を出す。
 
       @三階滝.JPG
(↑)三階滝に寄ってからきのこ王国でランチして帰宅。






Last updated  2012.01.24 08:54:55
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2012.01.08
カテゴリ:2011年一人歩きの山

9月25日晴れ 西富良野岳にチャンス到来。
国道からいつも尖った山頂を見せる。
角度次第で別山に変化する気になる山でした。ネットでは登山口が解りずらいとの評価が多い。前日も旭岳有料駐車場のスタッフにトライした時の情報を頂いた。
顔見知りの富良野のガイドさんにも前情報を貰い緊張してのトライだったが登山口の富良野プリンスホテルで見事!!路頭に迷う。
時間が勿体ないからザック背負って広いゲレンデに入り沢コースを探す事にした。
前方に車ごと乗り入れて準備中のパーティ5.6名が見え、ラッキ~早速、道を訊ねる。
「沢コースはキツイし解りずらいし誰も登って居ないよ」と言いながら自分達は「楽々コースのゲレンデからだよ・・・」と付け加えた。
山頂でお会いしましょうとお礼を言い教わった通りゲレンデ抜けて樹林に入る。
しばし林道を歩いて登山口に着いたが記帳名簿は確かに閑散として前回、誰がいつ?
(↑)それでも8時にスタート出来た4番線沢に沿って歩き出したら水が多い。
   此の時は登山道がきちっと付いていたから安心でしたが間も無く此の水量を
   渡渉の連続になるとは思いもせず・・・前日は雨だった。

@北の峰.JPG @最大の難所へつり.JPG
(↑)北の峰がポッカリ見えた。      (↑)難所へつり!!左崖斜面を通る。
渡渉を繰り返すたびに何処を渉ろうかと思案タイムが必要な深さです。
やがて現れたのは此の日、最大の難所で「へつり」。帰路はゲレンデコースだから経験しない。
左の滑る崖面にへばりつきながら岩の小さな凹みに靴を差し入れコワゴワ進む。真下はツボになって水の深さは不明。・・・何とかクリアしたが画像の上部ですぐ渡渉。アソコは深かった。  

此の後も渡渉を繰り返すが前回の旭岳とは全く違う季節感。
      (↓)やっと現れたのが・・・
     @冷たい仙人の泉.JPG 
(↑)9時過ぎに仙人の泉です。
    冷たくて美味しい水で喉を潤しながら奥の湧き水を眺める。
    その滝の様に流れ落ちる様が気に入ったし綺麗なミニ池にも癒された。
    
     @きれいな廊下.JPG
(↑)今度は金鉱跡が現れました。
    立派な標識もぶら下がり観光名所に成りそうですが標高が高いから無理でしょう。
    きっちりと廊下の様に掘られています。奥も写したくて光を入れ過ぎました。
    本当は沢に沿って樹林帯を辿っているから全体的に薄暗いです。

     @800標高9時8分沢から離れる.JPG
(↑)標高800メートル辺りでやっと沢から離れられそうでヤレヤレ。
    1時間以上も右岸へ左岸へと渉っていた事になります。
    此処からは段々と下になる沢筋を見下ろしながら斜面を直登する事、延々・・・
    キツイってこれかなぁ~漠然と思っている内に沢音も消えて左方向にトラバース。
    和風の素敵な樹林帯ですが斜度がきつくて味わえない。


     @9時52分1000越えて展望が.JPG
  (↑)そんな深い樹林からいきなり飛び出すと標高1000メートルで展望が広がった。
     富良野です・・・開放感が体中からあふれ出した。
      来し方を振り返って辿った沢がある山を見下ろす。

       @弱冠の紅葉.JPG
  (↑)進む方向はやがて紅葉がちらり。雪が殆ど見当たらない。
     全く違う山に来た実感が湧きます。楽しくなって来ました。
      ザックを降ろして小休止。これからに期待してワクワク。

     @癒され登山道.JPG
   (↑)こんな登山道になりました。変化が嬉しかった事を思い出します。
       癒され癒され小さな登り返しが続き、まだ山歩きの楽しみが続いてくれそう。
        小さなポコ歩きも木々の葉は落ちて見通しが良くそれは静かな時間でした。

     @10時23分山頂標識が見える.JPG
   (↑)10時23分 行く手には山頂標識らしきモノが見えて来ました。
      足元はガレに変わり崖斜面の向こうには芦別岳が見えても良さそう。
       此の日は残念ながら雲の中でお向かいの大雪山系も隠れています。

     @狭い山頂突端のウラシマツツジ.JPG
   (↑)山頂です  10時40分
      岩場の突端まで進んで景観を満喫する。
       高度感のある足元はウラシマツツジが真っ赤に色づいてお出迎え。

     @雲の多い展望.JPG
   (↑)浦島花子さんは今日も独り占めの山頂でランチタイム
     雲が無ければ正面は大雪山系の十勝連峰が扇の様に広がる筈でした。

       キテヨカッタ・・・コレテヨカッタ・・・
        展望はイマイチだったけどバリエーション豊かなコースだった事に大感謝。

     @帰路につく.JPG
   (↑)山頂から帰路の方向に続くゲレンデコースを眺める。

     どなた様にも出会わずに終った此処までの山中でしたが下山にします。
       再び訪れるチャンスは巡って来るのだろうか・・
        温かいスープに舌鼓を打ちながら色~んな事を考える至福のひと時。       
       
     @10時49分山頂を振り返る女性パーティ会う.JPG
    (↑)10時50分 山頂を振り返るが来し方はあの向こう側の沢コース。
      此の短い稜線から一気に急斜面を下る。こけて鈴を落として来たのが残念。

      下山はゲレンデを歩き大きく一巡してホテルに戻ります。
      こっちは安くて早いゴンドラ往復利用がポピュラーな登山コースでもあります。
         ・・・鈴の音が聞こえて来ました。誰か登って来ます。

     @登りのパーティにあうゲレンデコースは笹刈り道.JPG
    急斜面の山頂直下では札幌から来た女性3名パーティに出会いしばしの立ち話。
       お一人ですかぁ?沢からですかぁ?お化粧どうして落ちないんですか?
        汗だく3人娘から矢継ぎ早やの質問攻め(笑)弾む話に名残惜しかった程・・
         (↑)登山道はすぐに笹刈り道になった。        

    @味気の無い展望.JPG
    (↑)ナ・ナント!!笹刈り道が弱冠のポコにも続く単調なコース。
      朝、道を尋ねたパーティはすでに下山したであろうと思った頃・・・           
      バテバテで登って来るではありませんか!オドロキです。   
      しかもばらけた2名・3名・1名と増殖したパーティになって出会いました。
      山頂まで、あと1時間では多分無理でしょう。

      ゲレンデのカンカン照りが大敵との情報は大当たりだったのです。

      思わず「沢コースの方が良かったのでは・・」と言葉を掛けてしまいました。
         私は涼しい沢コースで正解だった・・・・しみじみと。

    @12時14分雲も消えて4時間10分の旅.JPG
    (↑)12時14分 富良野プリンスホテルを目印にまっしぐらでスキー場を下山。
       ゲレンデの途中で登って来る若者3名パーティに出会った。
       今頃から山頂への所要時間を訊かれたが返答に詰まる。
       遅い筈で彼らは沢コースから入山したが道に迷って下山したと話していた。
       ネットでは沢コースは迷いやすいと書いていたが本当だったんだ・・・
       
 こうして4時間15分の初トライ西富良野岳は自然も人も沢山の想い出を残してくれました。       
   後で知った事だけど此の沢コースには珍しいラン科の花が咲くと花辞典が教えた。
     観たい・・・
       ふつふつと初夏の沢を渡渉する自分を描くのでした。
       旭岳の雪は其の頃、一旦、消えては又、白くなり・・の繰り返し。
       夏山シーズンが終了したら今度は完全フリーの仕事抜きで訪れようネ。
       毎年、そんな話を主人と交わすのですが実行出来ず2011年もしかり。
       しかも日高山系に至っては一度もチャンス無しの全滅が痛かった。
          オマケ編も終了したのでしばし休養と雑用、残務の日々が続き、
             思いついたら札幌近郊の山に出掛けるのでした。
             ・・・年が明けたので、あと4ヶ月でまた行ける。                     
        







Last updated  2012.01.13 10:50:46
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2012.01.05
カテゴリ:2011年一人歩きの山
9月24日午後から晴れの予報。
9時過ぎにスタート。
新雪を踏んで今回は旭岳の山頂から裏側に
下山して中岳温泉経由で一巡します。

8月19日に此の順路を逆からトライしました。
(←)7合目辺りから見える旭岳山頂は白い。
    山ガールも中高年も多い。
一番多かったのは姿見の池まで来て鐘を鳴らす観光客。
気温は低く曇り空、ホントに晴れるのを期待して歩いていた。
      

@山頂を振り返る.JPG
(↑)10時28分 山頂を後にして振り返るが曇ったままでした。
    ご覧の通り沢山のパーティで賑わう。
    でも殆ど反対側に降りる事も無くピストンだから急に静かな山歩きに・・。    
    下り始めの急斜面はガレ場なので雪は登山道から消えていた。 

@山頂直下から裏側を見る.JPG
(↑)同時刻の進行方向は雪景色
    雲の間から別世界が覗ける景観に気分は高揚これから吸い込まれていきます。
    どれ程の雪なのかは行って見ないと解らないが楽しみ・・・人影無し。    

@11時コルは蒼い新雪.JPG
(↑)テント場のあるコルに到着。
    蒼い新雪が美しい。誰かが膝まで埋もれたトレース残してる。
    嬉しくてたまらなく成って来た。空気が新鮮で山に囲まれた窪みのコルは異次元。

@ランチタイム旭岳と後旭岳.JPG
(↑)11時16分 ランチタイム 真ん中奥の正面が旭岳であんなに遠くなった。
    稜線に出たら風があるかも知れない。此処の大岩で腹ごしらえ。
    スープを作ってお腹の中からあったまる。
    うっすら残ったトレースを眺めつつ・・。

@11時半、旭岳と熊が岳を間宮岳近くから.JPG
(↑)食後に出発・・・コースの角度は弧を描き旭岳は近くに見える。
    展望は完全に真冬バージョン。左奥が今、下って来た旭岳。
    手前右側のクラウン状なのは熊が岳。
    旭岳と熊が岳の間がルートになっている。コルは一番低い所にある。

@11時27分左が北海岳.JPG
(↑)お鉢平を巻いた稜線に到着!中央が北海岳。其の右奥に真っ白な稜線が横たわる。
    あそこは8月29日にクモイリンドウを見る為に辿った稜線です。
    あれから1ヶ月足らずで本格的な冬到来。

@北海岳も真っ白.JPG
(↑)間宮岳付近からもう一度、小さくなった北海岳を見る。
    中央カルデラのお鉢平も雪で埋もれ出した。
    少し風が出て雪が散らつく稜線歩きでしたがこれで最後と覚悟しながら名残登山。

@裾合い平が紅葉.JPG
(↑)12時ジャスト、稜線から下山。
    中岳分岐から裾合平に向かって下山する方向を見る。
    遠くに広がる紅葉が裾合平であの中を木道が連なり
    チングルマがみごとなお花畑で有名だけど左彼方のロープウェイ駅までが遠い。

JPG
(↑)同じ場所の足元はピウケナイ川の源頭 
    此処から初夏の雪解け水が沢となって流れて行きます。
    其の頃は猛烈な雪の壁が立ち塞がり登山道も埋没してショベルが必要。
    すぐ下は此の川の中に湧き出す中岳温泉があり今回も沢山の足が浸かってました。

@チングルマはカザグルマ無し.JPG
(↑)12時27分 裾合平に突入~  ポクポクと木道歩きになりました。
    見渡す限りチングルマの紅葉が果てしなく広がり・・
    夏は黄色い花が咲き次は花後のカザグルマが光って銀世界。
    今回はカザグルマの時期が過ぎて色もイマイチでしたがこれはこれで美しい。

@大塚、小塚.JPG
(↑)当麻乗越と大塚・小塚
  あの稜線の向こうは前回、愛山渓から行った地塘の広がる「沼の平」です。
  後は少しずつ増えて来る軽登山者に出会い乍ら駅に向かう。
  お馴染みの夫婦池などが現れる前に林立する観光客の人影に圧倒される。
  行列に並んでからやがてゴンドラの人になりました。

  こうして初夏山シーズンから秋山、冬山まで堪能し尽くした3ヶ月間の大雪山系終了~。
  季節が重複して味わえる不思議な魅力も大雪山系ならでは・・・
  歩けば歩くほど惹かれて恋しく深みの有る山々に癒され続けたいと願うのでした。
  
  翌日はオマケ編で大雪山系のお向かい、西富良野岳に行って来ました。 
  オオラスに成ります。






Last updated  2023.09.20 15:40:26
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2012.01.04
カテゴリ:2011年一人歩きの山
9月19日 曇り 11時半過ぎた頃、愛山渓温泉から入山して沼の平に行く。
    今回は沢コースから登って沼に行き下山は三十三曲がりコースを利用して一巡する。
    時間も遅いので誰にも出会わず静かな山歩きは紅葉のお伺いに。

       ウッスラと紅葉.JPG
(↑)ポンアンタロマ川の沢音が聞こえたり消えたりしてやがて薄暗い樹林帯が続く。
    やっと見晴らしが利いた処から永山岳が見えてうっすらと秋色。
      相変わらず静か。      
   
       村雨の滝.JPG
(↑)12:24 村雨の滝が見えて来た。
   此処からは沢に沿って歩く。滝の横を轟音聞きながらよじ登る。
   むか~し昔の初トライではビビッたけど今では流れ落ちる滝の水を眺め涼しさを味わう
   
   やがて、永山岳分岐に着いたが此処からは7月22日に旭岳へお花の縦走したばかり。
   あの時は想像以上の残雪で増水したピウケナイ川を決死の覚悟で渉ったのにもう秋。
   今回は分岐をスルーして直進。再び沢を渡って対岸の急斜面を行くが笹!!!。

        顔を上げたら永山の紅葉.JPG
(↑)12:56
   笹のトンネルを背中丸めての行軍だからカーブでは下山者と鉢合わせ互いにウワッ。
   そんな体勢に疲れたら頭を出して背中を伸ばし振り返る。
   ポンアンタロマ川を挟んだお向かいの景観、永山岳を眺める。
   
       登山道には人影.JPG
(↑)永山岳のコースには人影が見え、こちらに向かって下山している。
   黒岳や旭岳へのバリエーションが多い稜線の関所みたいな永山岳。
   あのパーティは何処から来たんだろう。

       地塘が現れ人も.JPG
(↑)13:15 やっと斜面を登り切り平らな登山道になったものの、木道以外は泥道。
   それでも空が広がり開放的。やがて地塘が現れパーティが寛いでいる。
   草紅葉が侘びの静かな秋を演出している。やっぱり、いい。
 
       足元はぬかるみ.JPG
(↑)いつの間にか永山岳に雲が増えてそのまま水面に映る。紅葉っちゃぁ紅葉。
   空と山並が鏡に映る飽きない景観に見入るのは毎年の事。
   以前は沼のほとりに登山道があったけど近年、修正された。

       少し晴れて.JPG
(↑)少しだけ晴れた。綺麗。
   お向かいの稜線はお花の見事な当麻乗越で前回はあそこを縦走して旭岳に下山した。
   増水したピウケナイ川はあの稜線を下りきった向こう側を流れ向かって左が源流。
   秋の紅葉はお花以上に見事な彩りですが今回は見上げて想像する。   
   本日のコースをこのまま進むとアノ稜線の右端に出ます。
   そこからも旭岳に行けますが道は良くないが私は好きなコース。

      此処にも旭岳.JPG
(↑)稜線の奥に頭だけヒョッコリ出しているのが旭岳。こんなトコまで来てしまいました。
   鴨の大きな鳴き声と登山者のかすかな鈴の音のハモリが何とも言えない。
      癒され頭の中がクリア。

       手塩岳の方向.JPG
(↑)2時過ぎました。浦島花子さんも正気に戻って下山の時間です。
   これは帰る方向。遠くに見える山並は今夏8月12日にトライした手塩山地。
    マイ・コダワリは「登った山が見える山に行く」
     何処に行こうかと迷った時の無駄こだわりでもあります。

       相変わらずの悪路.JPG
(↑)こんなアンバイの登山道で行き交う人は泥んこが多い。
    ぼやく人も居ましたがこれって普通です。
     私の場合はせっせと水溜りで洗いながら歩いてます。


       手塩岳を見なが三十三曲がり.JPG
(↑)三十三曲がりコースを下り始めました。
   丸で沢のようですが愛山渓までクネクネと三十三曲がりのネーミングがピッタリ。
    正面に手塩岳が見えるのですが雲に隠れてしまいました。
    
    こうして表大雪山系を歩くのは次回24日、雪の旭岳で終了しました。
    名残惜しくも感動一杯の山歩きがひとつずつ増えているのか減っているのか。






Last updated  2013.12.29 14:35:24
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