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山歩きは好歩(スキップ)して四季折々・・・登山日和のFOOTMARK

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2013年一人歩きの山

2013.12.18
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カテゴリ:2013年一人歩きの山
10月19日 晴れ 8:37 スタート ゲートがクロズする最後の週末。
樽前山7合目はずっと下の林道まで渋滞なので車から降りる準備をしたら駐車場に上がってUターンして良いとの指示を得た。
カリカリ路面をクリアした駐車場で手早く荷物を降ろして夏タイヤの車を見送る。
今日は樽前山の西山経由で風不死岳に縦走し北尾根コースから下山の予定。

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(↑)8:40 秋晴れに白い縞模様の樽前山が美しい
トイレ前も登山道も人の波だが足元は雪が凍ってツルツルの階段。
 歩きながらザックのポケットに手を回したら軽アイゼンの手応えが無い!
  残念。下山は北尾根だから凍りアンバイがやおら心配になった。
   案じても仕方が無い。空は澄み切り2.30分で日高山脈や夕張山地が見え出した。
    9:17 外輪山の分岐に到着するまで何度も遠望を楽しむ。
     微風も無くまさしく登山日和。

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(↑)9:35 左前方の西山を目指して外輪山歩き カルデラが大きい
3重式活火山の樽前山。その熔岩ドームは天然記念物に指定され東周りより迫力がある。
 間も無く奥の院だが戻って来る人に何度も出会う。
  太平洋岸に苫小牧市の立ち上ぼる煙が特徴。
   素晴らしい展望を撮影しながら足元の雪に冬を感じる。   

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(↑)10:02 西山到着 黒い熔岩ドーム越しに日高の山並みを見る
8月に行ったばかりの戸蔦別岳を双眼鏡で親しみ込めて覗く。
 此処は入れ替わり立ち代り登山者が立ち寄る。 
  見渡す弧を描いた登山道には人影が多い。

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(↑)10:04 西山の尾根を進んで眺める
来馬岳、オロフレ山、徳舜、ホロホロ山、白老三山、尻別岳と羊蹄山。
 オロフレ山を登ってから来馬岳に縦走した残雪季も今年だしあの羊蹄山もしかり。 
  外輪山に乗ってからずっと目に入っていた素晴らしい景観。

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(↑)10:05 進行方向の風不死岳。その向こうに丹鳴岳、フレ岳、小漁、漁岳。
今年の残雪季に訪れた丹鳴岳だったが遠い日のように感じる。
 西山にはソロ男性がコッヘルで調理中。
  彼に風不死岳に行く事を告げたら腕時計を見てから「気を付けて」と見送ってくれた。
   
   外輪山西コ-スを932メートル峰の分岐まで歩く内に疲れが出た。
    湿原歩きだけの此の頃、体力が落ちてしまい風不死岳まで行けるのか不安になる。
     932分岐から少しの登りが辛く樹林帯をトラバースする雪道に救われた。
      しばし登山者にも出会っていないから時間が遅いかも。

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(↑)10:59 やっと風不死岳の登山口 西山から1時間が経過
此処からの登り始めはバテ気味でドリンクタイムがやたら多くなる。
 久々の登山は筋力も落ちてしんどい。
  笹刈りの整備された登山道になってからは呼吸も整い出し山頂が見えた。  
   山頂近くのお気に入りスポット細尾根に下山のソロ男性が休んでいた。
    帰路は無いので私も休んで撮影しながら休憩したら「もう少しだよ!」
     後から登って来たソロ男性が声を掛けて先行して行った。

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(↑)12:10 風不死岳の山頂には西山から2時間で到着 
山ボーイらが6.7人。励ましてくれたソロ男性はすでに腰掛けて休憩中。
 支笏湖の向こうに恵庭岳。あそこも今年の残雪季に行ったが思ったより雪が多かった。
  何度も休憩して来たので軽食だけで済ませる。

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(↑)12:20 歩いたコースを眺める 
あの黒いドームの右側外輪山から西山に立ち寄りすぐ傍の右にあるピークを辿って来た。
 真ん中、三角形の932ピークトラバース辺りからバテたのを思い出しながら眺める。
  樽前山も風不死岳も活火山らしい。樽前山は解るけど風不死岳もそうとは意外。
   麦藁帽子のようなカルデラ。浮かぶ外輪山と西山を眺める。
    疲れがすっかり消えてしまった。

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(↑)12:21 北尾根に向かって下山にする
登りと反対方向の道は低い笹を刈り分けて続いている。
 1.2分歩いたら大岩を越し迫力ある大沢コースの崖斜面が登山道ギリギリに広がる。
  足元から谷を覗き込む。後は一気に支笏湖に向かって北尾根を急降下するだけ。
   しかも懸念の登山道は想定外の雰囲気だった。

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(↑)12:34 !!氷の中を歩く
10センチメートルに満たない円柱の氷が規格品のように一面を埋め足首まで隠れる。
 カラカラ・・と乾いた音が樹林の尾根コースに響き渡り丸で製氷室の中を歩いている気分。
  軽アイゼン不要でホッとしたが迷いようの無い細尾根の顕著なコースだから良かった。
   それでもアレ?と感じた事もあった。滑るので大沢コースを右に見ながら慎重に下る。
    下山のソロ男性が氷の中に佇んでいた。彼は霧氷が全て落ちたんだろうと言う。
     8合目を過ぎるまで続いた現象でしたが色んな山に行ったけど初体験。
      先程のソロさんは降りて来ない。

12:44.jpg
(↑)12:44 常に支笏湖が正面に居座る下山のコース
5合目辺りで登りのご夫婦ペアに出会う。不思議な現象が待ってますよと教えた。
 ご主人はどうやら気付いていそうな口振り。多分、ベテランなのだろう。
  紅葉が少し出て来たら普通の秋になる北尾根は樽前山と全く様相が違う。 

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(↑)13:19 下山した
北尾根コースの登山口には5.6台駐車していたらしいが静かなコースなのがいい。

此処の駐車場はモーラップを過ぎ国道をそのまま走ると大沢橋を過ぎたら「北尾根」
と書かれた小さな木札がぶら下がっているだけ。秘密の入り口です。
時間が無い時は所要タイムが短いから便利で良く来るコースです。
静か過ぎて熊の気配が難点。

 楽しかった・・・
  励ましてくれたソロ男性に感謝。
 






Last updated  2013.12.29 10:13:47
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2013.12.14
カテゴリ:2013年一人歩きの山
10月7日 晴れ 10:28スタート 旭岳温泉のロープウェイ駅から盤の沢コースを歩く。
今季最後の大雪山系となった日。山に雪は無く煙が夏山同様にたなびく旭岳。
天女が原湿原辺りまで行こうとのんびり歩き出した。        

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(↑)10:28 分岐から右の木道に入る。
歩き始めは相変わらずの腐れ木道だがすぐに登山道になる。
 ロープウェイ駅の周りに散策コースが整備され木道は無料駐車場からスタート出来る。
  以前は有料駐車場を通過していた。

11:10.jpg
(↑)11:10 天女が原の湿原は静か 中央奥が旭岳
時々すれ違う登山者は居るがもう10月だから賑わいは無い。
 赤エゾ松に囲まれた湿原で頭上の空を仰ぎやさぐれタイム。
  山頂に行く予定が無いまま眺める旭岳はよそよそしい。 

11:51.jpg
(↑)11:51 湿原が終わった
登山道らしくなり4合目に向かうと汗を搾られる。
 キレイな沢を渡渉。
  ユコマンベツ沢に注ぐ支流のようだが時として登山道にも見え紛らわしい。
   近年はロープが張られて迷いそうも無いがそれでも事故があった。
    適当に引き返し、いい空気を吸って下山にすると赤岳で転んだ余韻が疼き辛い。

コケ.jpg   シラ.jpg   実.jpg
(↑)ツルコケモモの実  (↑)シラタマの実  (↑)クロマメノキの実
秋らしく、ころころと実が目立つ。
 小さな地糖の上に続く木道にポコポコと響く足音。
  時々、ヒグマのトレースが目に付く盤の沢はロープウェイを使うのが勿体無い。
  原始的ないいコースなので毎年、何度か癒されたくてやって来る。

12:34.jpg
(↑)12:34 旭岳ビジターセンターは修理中
撮影した植物が不明な時は此処で教えてもらう。

キタ.jpg
(↑)キタキツネ
最後の日は林道にキタキツネも出て来て挨拶してくれた。

温泉街の大雪山荘に寄ったが女将さんの車も無いので何処かの山にでも登っているようです。
自家製の野菜を少しだけ山荘の玄関先に置いた。

名残惜しく旭岳温泉に至るうねった車道を下りると旭岳源水。
最後の水汲みをして来たが沢山ある内は炊飯にも利用し残りが僅かになると珈琲のみとなった。
それもいよいよ侘しくなり大事に飲用している。

札幌近郊の麓でも汲めるが在庫中にアオコがペットボトルに発生して洗うのが大変。
卵の殻を投入してせっせと洗うがすぐ底が緑色になる。
ところが旭岳の源水は何ヶ月経ても大丈夫なのです。

これにて湿原歩きが定番となった秋山もオオラスとなりました。






Last updated  2013.12.29 10:14:37
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2013.12.12
カテゴリ:2013年一人歩きの山
10月4日 晴れ 14:45 スタート レストハウスは満車。
今年は一度もニセコ山系を訪れていないのでせめてもの想いで立ち寄った所要のついで。
岩内町から無理矢理向かったのは良いが地理に不慣れでカーナビも信用出来ずにちと苦労した。
歩き終わりが日没にはなるまいと到着した駐車場も賑わっていたから一安心。
軽登山靴に履き替え時間潰しにタバコをくわえたバスのドライバーさん達を眺めながら出発。

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(↑)14:45
ツタウルシの紅葉が巻きつくダケカンバが美しい入り口から木道を歩き出す。
 帰る人達に沢山出会う。木々の枝越しにチセヌプリが見え隠れする。
  今回は長沼に行ってから神仙沼を巡る行程にした。

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(↑)14:52 シラカバ山、目国内岳、岩内岳の山並み
此処から眺めると目国内岳と岩内岳の向こうに雷電山に続くフラットな稜線が見えた。
 さすがにすれ違う人も居なくなり静かな木道歩きは二股から谷側をトラバースのコース。
  再び合流してからT字分岐。左が神仙沼なので右折して長沼に向かう。

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(↑)15:18 長沼に着いた
唖然・・・小さい。長くない長沼を見る事になるとは。
 大小の小沼が出現。跨ぎながら沼の畔に立ったらいつもの様に波が打ち寄せていた。
  左のチセヌプリが大きくてシャクナゲ岳へとコルが繋がっている。  
   夏は満々と水を蓄えている大きな長沼も晩秋の装いは全く違い冬が来る準備らしい。
    しばし不思議な光景を誰一人居ない自然の中で過ごす。
     帰路では長沼に向かう団体さんに出会う。
            neji.jpg
     偶然、足元に見つけたネジバナは10日前の高原温泉よりもキレイだった。
    団体さんは学生のようでバス二台分の人数。楽しそうな声が山道を遠ざかる。
   撮影しながらやり過ごした後、分岐近くの大岩に登って目的地の神仙沼を一望する。

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(↑)15:36 ゴヨウ松のトンネルを過ぎたら赤エゾ松の湿原が現れた
此の瞬間はいつ訪れても感動するが今回は草紅葉が実にいい。
 見渡す限り人影も無い。ゆっくりと木道を撮影しながら歩くと自分の長~い影が横たわる。

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(↑)15:42 神仙沼の紅葉
ミツガシワが鏡のような湖面から顔を出し赤や黄色、緑色と秋の色彩が豊か。
 静か。 来て良かった。
  昨年は5.6回ニセコにチャンスがあったので殆どの山を歩き尽くした。
   不思議と今年は縁が無く挨拶代わりにやって来たオフシーズン真近。   
    周回コースに向かう。一段と眩しい夕陽に目を細めながら輝く草紅葉に見とれた。

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(↑)15:49 チセヌプリを違う角度で眺める
さっきの長沼からほんの少し移動しただけで趣きも変わった。
 此処に1パーティが居ただけ。
  夕陽に輝く神仙沼を訪れやり残した仕事を終えたような気分。
   16:00 駐車場は一転、閑散としていた。
   雲井が原湿原、高原温泉に続いての湿原三昧ですが次回も天女が原湿原。
   体調と相談しつつリハビリに励むのでした。 






Last updated  2013.12.29 10:15:45
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2013.12.06
カテゴリ:2013年一人歩きの山
9月23日 晴れ 11:27 スタート 紅葉のメッカ 高原温泉はメガ満車です。
整理担当の方が誘導する先は駐車場を通り越し記帳小屋も過ぎました。
緑岳の登山口にもっとも近い臨時の場所は沸き上がる温泉の湯気がすぐ傍でもうもうと白い。
 車から降りたら地熱が足に伝わる程です。
  「ひぐま情報センター」の建物の中からドアを開けて出発する特殊なコース。
   実はひそかな楽しみに取って置いたお初のコースでもあり遂にその時が来ました!

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(↑)12:03 ヤンベタップ温泉 アレルギーで温泉界隈は鼻水に悩まされる 
ヤンベタップ沢に架かる吊り橋を渡ると分岐。
 赤エゾ松の登山道は初級レベルなのでしょうか。老若男女の賑わいは想像以上です。
  本来のワタクシなら緑岳に登っているのですが此度の負傷でリハビリタイム。
      

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(↑)12:36 バショウ沼
一気に開放的な景観となり人の列にも少し慣れて来た。
 高原温泉から1.9キロメートルですぐ傍には土俵沼があったので立ち寄った。  
  やっと鼻水が収まり気分が楽になる。

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(↑)12:44 人気スポットの緑沼
休憩広場には沢山の人が癒しの時間をめいめいに過ごしていた。
 殆どの方がお食事中です。ちなみにマイザックには保存食が少々あるだけ。
  エゾオヤマノリンドウの小群落が湖面に映えて美しい場所でした。
   緑沼から先はショウコの沢に沿って歩く。

植生が変わりコモチミミコウモリとイチヤクソウが誰にも評価されずにひっそり咲いていた。
 水量のあるショウコの沢沿いの急斜面。水に足を踏み入れて下山の団体さんに道を譲る。
  いつまで待っても終わりの無い下山者がその後にも続き撮影タイムにしてやり過ごす。
   やっと登り出したらふいにフラットな空間で小さな湯の沼に出た。

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(↑)13:03 此処で折り返した湯の沼
湖底からお湯が沸いているらしく小さなボッケも沢沿いにグツグツ煮えたぎっていた。
 絶え間無い人の流れに息の切れた人も居る。登りは何とかダブルストックに支えられた。

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(↑)13:19 頭上に眺める高根が原
昨年、忠別岳に向かった時は歩いても歩いても沼が眼下から離れず長い稜線を実感した。
 高原沼をいつか歩こうと決めていたが今回は不安なので途中棄権にする。 
  下山になった途端、胸に衝撃が伝わりコンナ距離が限界だった。 

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(↑)ラン科のネジバナが沢山咲いていた高原温泉の駐車場







Last updated  2013.12.29 10:16:33
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2013.12.02
カテゴリ:2013年一人歩きの山
9月19日 晴れているが強風 7:40 スタート 銀泉台は車が林道まで溢れていた。
途中、層雲峡でいつものウッディなトイレ前。紅葉の黒岳にロープウェイが浮かぶ。
 風はありそうだが黒岳が素晴らしいので早く此処を登りたくなった。
  が今回、車から降ろして貰うだけの都合上、致し方無く銀泉台からの出発を提案された。
   予定は赤岳から黒岳に縦走予定。10日前、黒岳から高原温泉に下りたばかりなのに。

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(↑)7:49 第1花園の紅葉はイマイチの仕上がりだけど今季のピーク
弱冠、不満のまま歩き始めてすぐに展開する景観には車の数だけ登山者も沢山見える。
 振り返ると東大雪の石狩岳まで良く見えるが直近のニセイカウシュッペ山は雲の中。
  雲の流れが速い。風が強い時に縦走するのはケータイの電波が通じず一番、嫌なコース。

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(↑)8:33 振り返るコマクサ平
ウラシマツツジの真っ赤な絨毯だったが縦走の予定だし人も多いから撮影だけにしてスルー。
 屏風岳の奥には北大雪山系の武利岳、武華岳。あそこも紅葉の時期は素晴らしい山域。
  下山の方々はもれなくアウターを着ている。
   寒いんだろうナ・・出足の嫌な予感が的中なんて思いもよらず登って行く。

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(↑)9:19 強風の赤岳山頂は風衝地帯
烏帽子岳と雲の掛かった黒岳を眺めながら山頂の岩陰で身支度して縦走の準備。
 気象状況から賑わいの割に殆ど縦走する人が居ない。
  他にご夫婦も縦走するらしいが先を行く人が難儀しながら歩いている。
  
  さて、歩き出した強風の縦走路は思った以上でした。
   足を上げた一瞬で体を持ち上げられスーパーマンのように並行に浮いた。
    ベタンと進行方向の登山道にきちんと落下。
     しかも寒い。あっさり変更して縦走はヤメタ。
      決断の早さも一人歩きの良さだと思う。

9:30.jpg
(↑)9:30 急遽の下山で振り返る赤岳 岩陰に登山者が寄り添っている。
歩きながら顔を擦りむいた事、胸を打った事、足も痛いと診断した。
 手は防風用のグローブと二重にはめたが暫く冷たさが取れずこれが中止の決め手となる。
  しかも強風のせいで山頂直下の電波が通じないから中止の連絡が出来ず諦めて花を満喫。

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(↑)10:28 第3雪渓は丸で早春の雪解け水
 のんびりした帰路は鼻水に悩まされながら撮影三昧。
 エゾヒメクワガタ、エゾコザクラ、キンバイ、ウサギギク、アザミ、ミヤマキキョウ・・・
 更に標高が下がりイチヤクソウ、カラマツソウ、コモチミミコウモリが咲く。

 九州からの年配ソロ男性としばしご一緒した。
 彼は北海道は高い山が一杯あっていいですねッと言い明日、黒岳からも登るらしい。

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(↑)10:37 青空と紅葉と雪渓が美しい
登山者が写らない撮影はありえない程、賑わった景観。
 第1花園手前にある休憩所でやっとケータイが通じたので釣り三昧の相棒に迎えの依頼。
  暖かくなったのも此処だけ。此の日は気温がやたらと低かったようです。
  
 イバナ.jpg
(↑)キバナシャクナゲが咲いていた!赤岳の部分的な早春を知らせている。
コケモモの真っ赤な実があればイワウメの満開な箇所もあり。
 アンバランスな景観を下山で楽しみいい写真が沢山残った!
  ゆっくりと大雪山系の紅葉を味わう事が出来たのもまさしく「怪我の功名」。

  11:40 下山したが駐車場も寒かった。しかも更に大混雑でバスも多い。
       記帳の管理小屋に「キヨハラさん」が居た。やっぱり似ている。

 夕方まで自分で車を運転しながら足に違和感が。
 スポーツタイツを脱いだら破れて血が出ている。右の脛に怪我をしていてビックリ。
 東川町だったので消毒しなきゃと薬局を探していたら町立病院に間に合うと教えられた。
 ナント!破傷風の注射を打たれ、なんだかんだで全身の治癒に1ヶ月以上要したのでした。
 
 此の日、黒岳の近くで登山者が凍死・・・中止で正解。
 「怪我の功名」と思っていた時間帯には生死を彷徨った方も居た。・・残念です。  







Last updated  2013.12.25 15:37:11
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2013.11.27
カテゴリ:2013年一人歩きの山
9月11日 晴れ 今日も大雪山系で過ごす。
朝からお天気もいいし愛山渓温泉から沼の平に行く気分だったが思いとどまった。
昨日はトムラウシ山に行き前日は黒岳から高原温泉に縦走した。
その前日は伏美岳から日高山脈を眺めていた。
イクラなんでもロンリーザックさんは還暦過ぎた浦島花子です。
あまり無理をし過ぎたら本物のミイラになるお年頃。
 
自分にそう言い聞かせて本日は体を休める事にしました。     
先ずいつものように旭岳源水で水を汲み普段の珈琲と炊飯用に確保。
それから愛山渓温泉に行き雲井が原湿原を巡ったら温泉に浸かる一日に相成りました 

12:39.jpg
(↑)12:39 本当の源水
いつも汲む場所は管理人さんが常駐した駐車場の傍。 
そこは長いシンクが付いて汲み易くキレイなトイレも完備。管理人さんに挨拶もせずスルー。
今日は時間に余裕が出来たから久し振りに奥の源水まで行きました。
森の中をたわわなクルミを見上げ整備の行き届いた木道を歩く事300メートル。
流れる沢も美しいからとても癒される。数年振りに此処まで足を伸ばした。
殆どの人は此処まで来ないので静か。    
その後、層雲峡温泉に立ち寄ってから愛山渓温泉に。     
  
14:35 愛山渓温泉に到着 
軽登山靴をチョイスして雲井が原湿原に向かう。ちなみにトランクの登山靴は3足在庫中。
イズミの沢に注ぐ小沢に架かる橋を渡ると樹林帯に吸い込まれて登る。

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(↑)14:53 木道が現れたら雲井が原湿原
誰も居ない。ちょくちょくやって来るが人に出会った記憶は殆ど無い。
 ベンチに腰掛けて正面の愛別岳を眺める。
  左から愛別岳、奥に比布岳、安足間岳、永山岳。
   いつも歩いている稜線を湿原から眺めるのもお・つ・・・

14:55.jpg
(↑)愛別岳をズ~ム
先月8月5日に登った時は景観がイマイチのガス日和だった。
 あの山、行けそうで遠い。稜線から吊り尾根歩きに往復2時間を要する。
  今年は黒岳からスタートして愛山渓に下りたが逆歩きでも近くの比布岳までが遠い。
   そんな想い出を音の無い空間で回想してる一瞬が長く感じる。
    広い湿原の向こうに赤エゾ松の林が延々と続きその先に聳えている愛別岳。
     あそこは毎年、大雪山系を徘徊しているにも関わらず2度しか訪れていない。
  
15:01.jpg
(↑)15:01 赤エゾ松が池塘に映る
エゾオヤマノリンドウとウメバチソウが少し咲いていた。
 時期が合えばツルコケモモ、エゾゼンティカ、春はショウジョウバカマ。
  帰路につく。感心する程、大きな水芭蕉の枯葉が蔽う木道をポコポコと音を出して。
   沼の平の台地が樹の枝越しに見えたら温泉の駐車場が眼下に広がる。
    愛山渓温泉は改修工事中。女将さんが明るく「お風呂?入れるよ~」
     此の日が受け渡し日だと聞きラッキーでした。
      浴室はキレイに塗り替えられていたが趣きは全く同じ。
       湯船に浸かって「4日間の縦走?疲れ」を癒す。

        ko.jpg
       愛別岳の尖がりが印象的な愛山渓温泉
      久々に訪れた温泉は女将さんが交代していた。
     今度の女将さんは元タクシードライバーで愛想がいい。
    いつものように食堂で瓶ビールをオーダー。理由はおつまみが付くから。
   山菜蕎麦なら出来ると言うので作って貰った。
  更に宿泊客用のサラダやデザートを多めに作ったからと次々、運んで来てくれた。     
 紅葉シーズン前の静かな頃で駐車場も閑散。
沼の平には行かなかったが温泉でのんびりしたし女将さんにはご馳走になりました。

残り少ない大雪山系のいい想い出が出来て癒され度が倍増。
とまぁ此処までは順調な山歩きでしたが状況が変わり湿原歩きばかりになった後半でした。
 
   

 






Last updated  2014.04.12 11:41:33
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2013.11.25
カテゴリ:2013年一人歩きの山
9月10日晴れ 7:32 スタートは短縮コース。先客20台以上の車あり。
ユウトムラウシ川を通過する頃から今回も車酔い。質の違う汗が流れる登山となる。
8:22 カムイ天上。いつも遅い出発だから暫く静かな行程となる。
昨日の縦走で出会った「黄色いシャツのソロ男性」とも山頂での合流は無理だろうと諦める。

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(↑)8:38 新道コースから眺める十勝連峰 
正三角の下ホロカメットク、富良野岳からオプタテまでを一望しながら笹刈りの泥道を行く。
笹の中にボランテアの方達が背負ってきた木材が横たわる。整備に感謝しながら小1時間。
小規模な花畑をロープ沿いにトラバースし急斜面を下ってカムイサンケナイの川音を聴く。

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(↑)9:49 コマドリ沢に真っ白なトカチフウロ
カムイサンケナイ川に手もタオルも浸し定番の休憩。此処からは楽しい筈だ。
渡渉してから入ったコマドリ沢。枯れ沢だが前回は雪渓歩き、今回は花盛りで帰路も楽しみ。
20分程で道標を過ぎ岩帯が広がると足元にエゾヒメクワガタ、ウメバチソウが咲いていた。
岩場をナキウサギの声を聴きながら前トム平に着く。下山のソロ男性にすれ違う。

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(↑)10:31 前トム平からハイマツ帯を過ぎトムラウシ山に向かって歩く
ケルンの台地から再び岩場へとコースは変化に富み遠近の景観も素晴らしい。
もうすぐ公園だが静かで人影は無い。いい空気を吸って気分を好転させる。

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(↑)10:38 眼下にトムラウシ公園を見下ろす 
此の場所がお気に入りだと言う三脚を立てたソロ男性と歓談。
 確かに自然が作った景観には誰しも目を見張る。
  コルに広がる公園の向こうの斜面にも人影がやっと見え出した。

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(↑)10:49 一面にチングルマが満開
巨岩をクリアして降り立った公園も花盛りでアオノツガザクラ、チシマギキョウ、エゾツツジ、メアカンキンバイ。
花が凄い!天国のような公園を過ぎ再び登りとなっても雪解けが遅いから奇岩に花が続く。
そして次々、下山の方達とご挨拶。登山は4時5時にスタートが常識でもあるトムラウシ山。

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(↑)11:15 ウラジロナナカマドの色づき始めも美しい
毎回、此の辺りでくたびれる。岩に腰掛けて大休憩しながら座ったままでご挨拶。
行き交う皆様の顔には「今頃からお疲れ様~」と書いてある。

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(↑)11:39 再会した彼の背中を写す 正面はオプタテシケ山
南沼キャンプ場分岐から最後の一仕事で山頂直下の辛い登り。
 ん?向こうから見覚えある姿が近づいた。
  昨日の「黄色いシャツのソロ男性」だ!!
   しかも「黒いシャツ」に着替えている。
    北海岳でお別れしてから26時間目の出来事。
    旧知の友になりきってしばし話の花が満開。
   彼は忠別の小屋泊だが私は札幌の自宅泊と知り驚いていた。
  後で追い着くかも・・とお別れ。いつしか車酔いが醒めていた。
 山頂直下で下山の年配ソロ男性は時間が掛かったから休憩を割愛したと言う。

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(↑)12:04 トムラウシ山に着いた  火口形状の向こうに北見富士と東大雪の方角 
朝からとどまっていると言う山ガール?はずっとスマホをいじっていた。
 中年のソロ男性が登りに時間が掛からなかったからスローなソロさんに同行すると言う。
  饒舌な方で山談義が楽しかった。他に寡黙なソロ男性。時間が遅いから4名だけの山頂。

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(↑)12:06 三川台を眺める 一帯はイワイチョウが多い銀杏が原
オプタテシケ山からと扇沼山からの縦走路が交差する景観。
 美瑛川、ベベツ川、ユウトムラウシ川で三川。兜岩が画像の中央で扇沼山からのコース。 
  表大雪は雲の中だったが眼下の熊の目は相変わらず水がたっぷり。
   オニギリを頬張り展望を楽しんだら30分の休憩で下山にした。

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(↑)12:54 紅葉が這い上がってコジャレタ岩頭
素晴らしい展望は花が無くても見惚れてしまう。
 花の時期は素晴らしいイワイチョウが黄葉している山頂直下の分岐近く。
  何故か此の山はイワギキョウよりチシマギキョウが多く時期外れにも咲いている。

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(↑)13:07 トムラウシ公園でのんびり撮影
本当にスローな年配ソロさんを途中で追い越し此処で追い着かれ再び会話。
 具合が悪いのかと尋ねたら彼のペースとの事。「大変失礼致しました」とお先を行く。
  公園から巨岩を縫ってポコに上がる。少し複雑な箇所で怪しい踏み跡もある。

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(↑)13:37 ポコから公園越しに振り返る山頂
今年もやって来た恒例のトムラウシ山だが昨年はチャンスが無かった。
 雪渓を見ながらあと何年、続けられるだろうと二桁になったであろう回数。
  いつ来ても素晴らしくて辛くて又、来たくなる新鮮な山だと思う。
  
  前トム平から一気にコマドリ沢まで下って花の撮影三昧。
  シナノキンバイが埋め尽くす反対側の斜面は黄色くて何処までも続く。
  その中に青く際立つ花を確かめたくて枯れ沢を対岸に渡ったらトリカブトだった。
  トカチフウロ、エゾウサギギク。時にはブーケのキンバイソウ。
  コマドリ沢の分岐に到着。休憩した川原には登りの重装備パーティ2名。
  ここでエゾクロクモソウを眺めながらカムイサンケナイ川沿いを歩く。
  懐かしい旧道が草に埋もれた通行止めから沢を離れ新道コースへのキツイ登りとなる。
  急坂をクリアする頃、雲行きが変わった。
  
  雨になる!!此処から精一杯の早足歩き。
  何とか新道の泥道を抜けたいばかりにレインウエアも着ずにひたすら進んだ。
  登りでも時折り靴が埋まる程の泥が更に酷くなるのは明白。

  14:34 新道コースの悪路に到達して更に早足 すでにポツポツ降り出し雷も!
  笹刈り道を笹や樹の枝につかまり泥に落ちないように進む。 

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(↑)14:57 新道コースからは雷鳴  レインウエアになる
が、泥コース15分ほどでどしゃ降りとなり着替えの場所を見つけて完全防備。
カムイ天上を過ぎてあの「黒シャツのソロ男性」にやっぱり追い着いた。
雷が怖くて余り話せなかったがソロの彼は「パーティ」を組んでいた。
雷怖さの勢いがあまる下山では登りで挨拶した人々を随分追い越した。
温泉分岐を尋ねられても立ち止まらずに返答してゴメンナサイ。


15:55 下山 今回、画像は車酔いで少なめ168枚 40173歩

雨の中、追い着いた「黒シャツのソロ男性」に温泉まで歩きたいのかと尋ねた。
彼は車に乗せてくれるのかと訊いて来た。モチロン・・と意見が一致して先に車で待った。
どうやら私達のパターンが何組かあったらしく助手席の彼が安心して仲間?と挨拶してる。
彼を乗っけ12キロメートルの林道は車中でプライベートな話題になった。
彼は道外から貴重な休みでやって来た事。猫と暮らし今回は友人に預けて来た事。
山中泊でその猫を抱きたくて我慢出来なくなった事・・・etc
彼を東大雪荘の駐車場に降ろした。宿で「パーティ」?仲間と山談義になるだろう。

やっぱり楽しかったトムラウシ山。

少ない画像のスライドショーで空に積乱雲がたっぷり沈みかけていたのを発見。
そしてコマドリ沢上の分岐でどっぷり寛いでいた女性2名のパーティやのんびりソロさんの下山時間が遅れたのでは・・・と気になったのでした。


翌日は愛山渓温泉






Last updated  2013.12.29 10:19:14
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2013.11.19
カテゴリ:2013年一人歩きの山
9月9日晴れ 7:09スタート 片道切符のリフトで7合目から歩き出す。
ロープウェイは貸切りで撮影の為カメラを携えた女性スタッフさん達と談笑しながら本日の雲海は格別との情報だった。
乗り継ぎのリフトも当然、閑散で真下の地面にはエゾオヤマノリンドウの白花と青が満開。
顔を上げると黒岳の紅葉に見惚れリフト降り場がゆっくり近づいた。
さっきの彼女は同僚達に歓迎されながら三つ前の座席をカメラ抱いて降り立った。

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(↑)7:58 情報通り雲海がいつまでも素晴らしい 
東岳越しの雲海がいつまでも消えない。
何度も立ち止まりニセイカウシュッペ山から屏風岳、遠くクマネシリ山塊までを撮影し続けた。
さっぱり先に進まない。岩の階段が続く登山道にはダイセツトリカブトの白花と青花も美しい。
招き岩が現れ紅葉も一段といいがパーティにも次々と追い着く。
 昨日の伏美岳も最高だったが全くジャンルの違う素晴らしさに酔いしれる。
  最後はコンクリートで固められた階段を登り山頂に躍り出た。

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(↑)8:07 黒岳の山頂から黒岳石室へのコースを見下ろす 
正面奥には旭岳、やや左に北海岳、左端は白雲岳、お鉢平が白く擂り鉢状に広がる。
 広い山頂は展望を楽しんでいる10数名の先客で賑わう。
  進行方向の北海岳を見ながら小休止。眼下には黒岳石室が見える指定席の岩に腰掛けた。
   今回は白雲の避難小屋経由で緑岳から高原温泉に下山予定。
    少し川上岳の方に寄ると愛別岳も見えた。雲海が広がる気持ちの良い秋の空。
     霧の濃い日にあの愛別岳に行ったのは丁度、一ヶ月前の事で感慨もひとしお。

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(↑)8:29 北海岳がグンと近くなる赤石川に向かう景観
黒岳の石室分岐から左折してハイマツ帯を過ぎたら緩く下りながら開けた空間を行く。
 此処もひと夏に一度は辿るお気に入りの場所でその名も美ヶ原。
  チングルマの種が風車となり他の草紅葉と共に日差しに輝き美しい。
   7月の山に比べると人影が一段と少ない静けさに赤石川の水音が響き渡る。

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(↑)8:34 赤石川の手前、ハクサンボウフウウの大群落 
雪解けが遅い分、いつ来ても見頃なのが嬉しい。お鉢平から流れ出た残雪の赤石川を渡る。
 今度はフラットなコースになり登山道脇にはミヤマギキョウの青が際立ち飽きない山歩き。
  北海沢が大きく弧を描いて雪渓とお花畑を伴う。頭上には奇岩が並び真夏でも汗がひく。
   やがて何年も前から倒れたままのベンチがある休憩スポット前から北海沢を渡渉する。
    時期が合えば沢の中にミヤマアカバナのピンク色の花がきれいなのだが。

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(↑)8:52 エゾノツガザクラも大群落
北海岳に繋がる沢に沿って歩く。 右に大きな雪渓を見ながら登山道左側はお花畑が続く。
 アオノツガザクラ、チングルマ、イワウメの花畑が北海岳の登りに差し掛かるまで延々。
  やがて北海沢を離れる。夏はエゾノリュウキンカが見事な沢を見下ろす事が出来る。
   中腹の休憩ベンチ近くではウラジロナナカマドの赤い実が鮮やかだった。

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(↑)9:03 ウラシマツツジの紅葉越しに北海岳
少し標高が上がっただけでお花は消え振り返ると赤い絨毯の向こうに黒岳が遥かに感じる。
 途中、黄色い半そでシャツの若いソロ男性に出会う。
  重装備なので訊けばトムラウシ山にに行くとの事。
   砂礫歩きになった肩からお先を歩きながらも振り返ると若いから足取りが早い。

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(↑)9:37北海岳に到着して進行方向の北海平を見下ろす 
北海平の左方向には烏帽子岳。赤岳から白雲岳への平らな稜線を見ながらベンチで休む。
 いつも此処でランチとなる。オニギリを頬張っていると黄色いシャツのソロさんも着いた。
   彼は今日、忠別小屋まで行くと言う。あと5.6時間の行程についてしばしの談笑。
    ふと、私も明日はトムラウシ山に向かう予定なので会うかも知れないネ。
     そんな会話の後、再びお先に出発。これっきり彼は追い着かなかった。

     草紅葉色の広い北海平。少ないながらもぽつんぽつんと行き交う人。


    登山道に雪渓が残った花の沢源頭の白雲分岐直下はやっとチングルマが咲き出す。
   昨年は雪解けが早く10年振りに「クモマユキノシタの大群落」発生、幸運だった。
  すれ違った関西のパーティは雪渓歩きが上手いと褒めてくれたが道民と知り納得。
 白雲岳分岐の辺りから雲が出た。分岐には一人居たが挨拶してスルー、小屋に向かう。
途中で振り返った分岐には行き交う登山者が見え霧でボンヤリと輪郭が判るだけだった。

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(↑)10:50 赤い白雲の小屋に到着して休憩
時期の過ぎたクモイリンドウは霜が当たり咲いた状態のまま透き通っていた。
 一昨年は満開の時期をトライし続けて眺めたから未練はない。
  テン場に一張り。小屋は静かで管理人さんも顔を見せない。   
   初夏に雪渓で出会い遊びに来るネと約束したのに。
    交代制だから本日が彼とは限らない。
 
ウスユキ.jpg リシリ.jpg
(↑)ウスユキトウヒレン         (↑)リシリリンドウ
白雲の小屋から眼下に見えるヤンベタップ源頭はかなりの雪渓。
 大休止の後、源頭に下るとタカネトウウチソウ、コガネギクが多い草原を通過。
  スプーン雪渓にはロープが敷かれ迷う心配は無いが割れ目の下は沢が見えた。
   霧が晴れ小屋や白雲岳の分岐方向の眺めがいい。今頃、管理人さんが外に立っている。
    此処も大好きな場所で登りながら何度も振り返る。 遠くて顔が判らない。
     源頭を過ぎてからは稜線にかけ雪解け水が滝のように流れる中を登って行く。
      花も真っ盛りでリシリリンドウが何株も咲いていた。
       稜線分岐に辿り着くと黒岳の登りで遠くに見えた東岳が目前にある。

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(↑)11:30 緑岳に到着で振り返る  左の雪渓が渡って来たヤンベタップ源頭の板垣新道。
緑岳直下でご夫婦パーティに白雲小屋の分岐を尋ねられまだ午前中だったと安心する。
 山頂にはソロ男性が居て黒岳から来たと知り此処までの時間を訊かれた。
  途中での休憩を入れても3時間20分だった。意外と近い。
   間も無く高根が原を見下ろしながら高原温泉に向かって最後の下山となる。
    直下は岩場が続きナキウサギの住処だが今年は出会わなかった。

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(↑)12:33 第二花畑を過ぎたら恒例のエゾシカは今年も居た
いつものように人の気配に動じずのんびりしている。シャッター音も無視。
 7月の大雪渓で管理人さんと立ち話したのも此の辺りだった。

   少し下った処で撮影三昧のソロボーイにその存在を教えたら喜んで歩き出した。
   下山中はアオノツガザクラやヨツバシオガマの大群落が何度も展開で大満足 。
   ミヤマギキョウ、タカネトウウチソウ、ワタスゲにも癒される。

   此のコースは正面に東大雪を眺めながらで特に下山がいい。
   あと何回、歩けるだろうと想いつつ・・
   13:00 下山 200枚以上の画像が残った。

   高原温泉ではネジバナが満開。24回目のラン科発見もケータイ画像はイマイチ。
   これにて「今年の蘭探し」は終了となった。後日ニセコで再びネジバナ発見。
   撮影のし過ぎでバッテリーが白雲の小屋で切れてしまった。
   ケータイでは眩しさがアダとなるやっかいな撮影。めげずに写しまくった。
   翌日は充電バッチリでトムラウシ山を日帰り。黄色いシャツのソロさんに会う。







Last updated  2013.12.29 10:19:56
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2013.11.13
カテゴリ:2013年一人歩きの山
9月8日 曇り 6:25スタート 駐車場はガランとして本日の登山者は無し。
道東道の清水ICから日勝峠の直下を日高山脈に沿い上美生に向かうが怪しい雲行き。

記帳を済ませ雨に濡れて艶ある登山道を歩き出すとすぐに見覚えのある沢を渡る。
13年位前の記憶は水量がもっと豊かな印象だったが時期の違いだと悟って納得。
テクテクと広い道を行くと左カーブからいきなり斜度のある登山が始まる感じも覚えがある。

静かな山歩きだが暑くて何度もドリンクタイム、それにしても蒸し暑い・・

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(↑)8:10 7合目でレインウエアになる
気持ちの良い尾根歩きで癒され此処まで少し濡れたまま登っていた。
 はっきりした登山道に段々濡れた草がサイドから蔽う。
  下半身まで濡らしたくなくてザックを降ろしゆっくり身支度する。

  合目の標識だけが楽しみな相変わらずキツイ山だ。
  トムラウシ山や剣山を振り返りながら足元にはナンブソウが多い。
  ミミコウモリやエゾスズランも見掛けた。
  サルオガセもぶら下がりたまに野鳥が囀るシ~ンとした伏美岳をひたすら登る。  

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(↑)8:47 9合目 仰ぎ見ると山頂は晴れている!
8合目辺りまでは綺麗な紅葉もまだ走りで全く気の無い歩みだった。
 絶対、晴れるとは思えない環境だったのに青空が招いている。
  間も無く山頂直下のお花畑に出たら気分爽快。
   一面はアザミとエゾオヤマノリンドウが咲く。
    ウメバチソウや散りかけのシナノキンバイ。ナナカマドの真っ赤な実が鮮やか!
              ・・・楽しくなって来た。
  
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(↑)9:00 伏美岳! 劇的な展開 ピパイロ岳が目に飛び込む。
山頂標識の前で感慨深い溜息が出た。雲が掛かった幌尻岳。
以前ピパイロ岳まで行った時はもっと広くて平らなイメージの山頂だったがハイマツが多い。

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(↑)9:01 手前は半分、雲を引っ掛けた妙敷山。
中央の札内岳は全景が現れているが左にある筈の十勝ホロシリ岳は雲の中。
その札内岳の左奥にはペテガリ岳の東尾根が。

真っ直ぐピパイロ岳へ続く西の端に向かった頃、雲が消えて先日のコースがあらわになる。
一段と迫るコースに目を見張って居たら足元からホシガラスが飛び立った。

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(↑)9:08 戸蔦別岳をズーム
先月、お盆の14日に行った戸蔦別岳。
 あの日は終始、ガスの中で展望には恵まれず北戸蔦別までの予定だった。
  本日、伏美岳から見ようとやって来た甲斐があったと言うものです。

  傍には食べ掛けのハイマツの実が散らばり食事の邪魔をしたと後悔がよぎる。

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(↑)9:21 幌尻岳の雲も晴れ戸蔦別岳の奥に大きな山容が広がる
トッタベツカールを抱える1881峰の岩峰歩きを思い出し胸が高鳴る。
 独り占めの山頂で双眼鏡を出し日高山脈を堪能しながら撮影三昧。
  気が付くとせわしくデジカメと双眼鏡を交互に構えていた。
  景色に逃げられる気がして瞬きも惜しむ(笑)

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(↑)9:24 神威岳の奥にエサオマントッタベツ岳
左奥には1823峰と1839峰が二つこぶの様に見え更に右にはピラミッド峰が雲の中に。
エサオマンの北カールが白くて印象的。
此処から眺めると札内岳に似ているので画像では北カールで見分けている。

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(↑)9:35 ピパイロ岳への登山道を懐かしく眺めながらリトライの気分にもなる
ピパイロ岳からの稜線上に北戸蔦別岳、1881峰、戸蔦別岳、幌尻岳。
その左奥にはイドンナップ岳が頭を出している。

   あぁ~いいなぁ山は。浦島花子になってつぶやく。

ピパイロまで道を繋ぐのに22年を要したらしい芽室山岳会の偉業に感謝です。

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(↑)9:54 気が付けば1時間近くうらうらとしてしまった 
見えていたカムエクやナメワッカは雲が掛かったしチロロ岳は遂に姿を見せない。

 名残り惜しく・・名残惜しく・・・下山にした。

静寂の山の下りも十勝方向は雲が晴れず幻想的な霧の中を歩く。
 ヨツバヒヨドリ、トリカブトが時々咲いていた。エゾクロクモソウが多い。
  帰路の紅葉は一段と美しく感じる自分勝手な感情の変化に満足度がアップしていた。

11:18 下山 結局、誰も来なかった伏美岳でした。
     画像は200枚以上ありスライドショーで2度美味しい。
      昨日のように山歩きを思い出すのはそのせいかも。

下山後、時間が早い。
先月、戸蔦別岳に行った時はまだ盛りでなかったダイモンジソウを見る事にした。
日高町のチロロ林道から登山口に向かう。

翌9日 黒岳から高原温泉に縦走
10日 トムラウシ山
11日 雲井が原湿原
          4日連チャンの山三昧でした








Last updated  2013.12.25 15:42:03
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2013.10.25
カテゴリ:2013年一人歩きの山
9月6日 曇り 11:30 スタート
毎日お天気が悪く晴れもしないのに車を出した。
何と無くやって来たのが手稲山の北尾根コース登山口。

コンナ日、コンナ時間。誰も居ないだろうと思ったのに同時出発のソロ山ボーイ発見。
 登山を始めたばかりの彼は手稲山山頂まで行くと言いながらもしばしの立ち話。
  ピシッと直立して買ったばかりの靴を紹介してくれた。
   私は沢の辺りまで散策なので好青年の後ろ姿を見送る。

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(↑)13:23 展望開いて日本海を眺める 
戻るきっかけを掴めず登山口から3.8キロ歩いて分岐まで来てしまった。
ベンチに腰掛けて休憩しながら悪くも無い天候に感謝しながら何気無い時間を費やす。
6月、春蝉の声に急かされながら歩いた同じコースと思えない程ノスタルジックな気分。
 

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(↑)13:33 札幌の街が広がる
此処が終点。でなきゃ眺める事が無い景観のような気もした。
いい汗かきながら初夏には白い花を咲かせたルイヨウショウマの実に季節の移ろいを感じる。
急斜面では山葡萄のたわわな房を見上げ豊かな実りの秋を実感。

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(↑)13:58 岩の割れ目にに咲き遅れのエゾトリカブト
対岸に咲いたトリカブトを撮影したくて無理矢理、沢を渡り不自然な姿勢で写した。
何度も丸太橋を渡る稲積川の沢がとても気持ちがいい。

hana.jpg もい.jpg
(↑)ハエドクソウに似た綺麗な花       (↑)モイワシャジンが一輪
蘭の葉が青々と来年の為に養分を蓄えながら時折り姿を現わせる。
クルミが登山道に幾つも落ちていた。
札幌市で1番標高の高い稲雲高校が森の向こうに透けて来たから森林浴も終わりに近い。

14:27 下山 癒しの時間も少し薄暗い秋だった。
そう言えば彼は山頂に向かったからもっと暗い?
次回は8日 日高山系の伏見岳






Last updated  2013.12.25 15:30:33
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