2017年8月の山・・・十勝連峰 上富良野岳から十勝岳縦走
8月20日 曇り 9:44 スタート 北海道で一番、標高の高い温泉宿凌雲閣の駐車場は寒い。今回は一昨日、登ったばかりの十勝岳にかみふらの岳、上ホロカメットク山を経由して逆回りで行きます。数日、自宅に帰らなかったのでデジカメのバッテリーが無くなりスマホで撮影。(↑)駐車場手前の車道でエゾ鹿が2頭でじゃれ合うからしばし眺め動画撮り。(↑)9:44 スッキリと見える富良野岳の鉾岩が凌雲閣の上に。歩き始めは舗装された広い道を安政火口に向かって緩く登って行く。パーティが数名だけ前方に見える。(↑)10:06 エゾオヤマノリンドウが最初から最後までお供の日。年配マダムが此処ですでに歩かなくなったお孫さんに付き添って休憩していた。(↑)10:11 安政火口を通過して登りながら振り返る(↑)10:14 ナナカマドの実が赤くなった。左下の登山道からさっきの孫さんペアが先行してる仲間に向かって何か叫んでいる。ゆっくり行くからと言付けもされて来た。(↑)10:30 富良野岳にしようかと決めずに来たが思い切って左折!かみふらの岳に向かう。(↑)11:15 上富良野岳に向かって延々と続く階段。昔は段差が高くて鬼の階段と悪評だったが今では本当に歩き易い。八手岩、バケモノ岩を眺めながら火口を見下ろすと圧巻で退屈しない。(↑)イワギキョウが風に揺れる 雪渓が遅くまで残るので花が遅い。(↑)小群落に癒される。やがて富良野岳に続く稜線が近く成り見上げたら行き交うパーティのシルエットが空に浮いていた。(↑)11:39 上富良野岳に到着して先客たちと歓談。道外から来た72歳マダムに槍ヶ岳の情報を頂いた。彼女は今年も屋久島に行って淀川口から黒味岳・永田岳経由で荒川口に日帰り縦走したと聞き健脚に感動。そうかぁ山は歩き続けるのが大事なんだと身に沁み、また屋久島に行きたくなった。(↑)12:04振り返る(↑)12:05 上ホロカメットク山山頂 ご夫婦だけが寒い中、ランチタイムだった。すぐ下の上ホロ避難小屋で休める事を伝えると誰も居なくなった理由が判明したと顔を見合わせていた。(↑)12:08 今回もガスが濃い。上ホロ小屋を見下ろしながら下る。寒いのでどなたも冬装備。(↑)12:16 ガスの切れ間に三段山と安政火口。風は切れるような寒さ。(↑)12:27 細い登山道の先、向こうからパーティがやって来た。人が少ない。(↑)12:34 振り返って上ホロカメットク山は一番奥で雲の中。(↑)12:46 こちら側から眺める十勝岳 風が強いのでザックベルトが画像を覆う。(↑)13:10 十勝岳の山頂 此処まで3時間半。一昨日とほとんど変わらぬ空模様ですがあの日は望岳台から10時半に登り始め途中でだらけたから3時間。今日は縦走コースを談笑込みで30分しか余分にかかって居ない。(↑)山頂から平が岳方向にソロが歩いて居る。時間があれば廻りたいが今日も無理。(↑)13:27 歩いたコースの左に見える境山と下ホロカメットク山。前回は見えなかった。(↑)13:47 蝶々が落ちていた馬の背から右上に鋸岳。正面の美瑛岳は雲が掛かって居る。(↑)14:15 砂礫の中に続く登山道の先に十勝岳を振り返る 。(↑)14:32 砂礫の急斜面をジグを切りながらうねる登山道は霜のせいか土が粘ってとても滑る。(↑)15:18 岩場になって来るとエゾオヤマノリンドウが増え十勝岳避難小屋が近い。(↑)望岳台に近づき一面がエゾオヤマノリンドウで観光客が上がって来る。(↑)15:58 下山の望岳台 前回のピストンと今回の縦走は時間に大差はありませんでした(笑)スマホのみ撮影の今回に懲りて以降はデジカメの充電器も忘れずに持ち歩くようになったのは勿論の事。山の秋はとっくに終わり稜線では風が冷たく冬の足音でした。此の時期に活躍したアウターは札幌近郊の山歩きでは1か月半遅れても使わなかった程。18,19,20日と3日連続で歩いた初秋の大雪山系で8月の山は終わりとなり次回は紅葉真っ盛り!