山歩きは好歩（スキップ）して四季折々・・・登山日和のＦＯＯＴＭＡＲＫ

[2014年一人歩きの山] カテゴリの記事

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  2014年12月の山・・・札幌市　三菱山

  12月8日　晴れ　11：09　スタート　久々の三菱山は裏側がばんけいスキー場。天気予報とは打って変わった好天に介護のワンコを寝かしつけてから車に乗った。時間が遅いので盤渓山の空気でも吸いたくて「盤渓市民の森」に到着。選挙前だからなのか車は無い。妙福寺のゲートから青空の下、車道の坂を登って行くと盤渓山を正面に見ながらそのまま登山道に入ったが少雪で笹が酷い。これでは下山で濡れるから沢を渡った尾根の途中で引き返した。坂道を下りながら準備中のソロ男性が見えた。彼は選挙の手伝いを抜けて来たと言い市民の森のフアンとの事。しばしの山談義は高山植物の話題。11：09三菱山に変更して一足先に広い散策路を行く。(↑)11：52　砥石山が見える　右がワレ山2番→3番→7番→三菱山が前方に現れるがさっきまであったトレースも引き返し自分のだけに。余りにも久し振りで前回は厳冬期のお正月明けだったから雰囲気が違う。コバワールドを振り返りながら7番からの林間コースを右に戻りピンクテープから上の林間コースに合流した。ブッシュの出たオープン前のコースを辿り神威岳が見える頃、右の斜面に笹の刈りわけ道があった。何の事は無く7番から8番に左折すればすぐだったのに。靴に穴が開きそうな道を10メートルも行かない内に急斜面の取り付きになる。見上げると岩がゴロゴロで雪がウッスラ被り慎重に一歩ずつ上がって行った。再度の林間コースを横切り最後の斜面を登っていたら下から熊よけの笛が聞こえる・・・多分、さっき彼の首にぶら下がっていた物だろう。(↑)11：55　三菱山山頂札幌市街を見下ろす。手前の直下に錆びたリフトがノスタルジック。展望は良くて藻岩山から左の展望が大きい。(↑)11：55　イチャンコッペ山支笏湖の山々が恵庭岳から漁岳まで山頂周辺で見えた。(↑)11：58　神威岳先日、行ったばかりの神威岳、奥に烏帽子岳、手前に百松沢山。軽ザックに一応、珈琲セットも入っていたが小休止も無く下山にした。朝ドラの「マッサン」を車に戻って観る魂胆。(↑)12：03　振り返る山頂への急斜面一瞬、林間コースから戻ろうかと思ったが時間的に同じコースを辿った。やっぱり彼のトレースが増えて通過している。下山　12：19　さっきのソロ男性はすでに散策終えて車で待機していたのです。再び高山植物情報を頂き頭に焼き付けてお別れした。彼は交通事故に遭い未だ解決していない。山歩きで具合が悪くなるらしく3年前に交通事故に遭った自分と同じ後遺症に悩まされていた。12月最初の山歩きは雪不足。夕方からぼたん雪が降り出し真冬の景色に。

  2014.12.09

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  2014年11月の山・・・札幌近郊　神威岳

  11月30日　晴れ　9：14　スタート　百松橋を渡って間も無くの駐車場。車が2台あったが登山者かどうか。この春ゴールデンウィーク明けに訪れたが突然の26度という夏日にすっかりバテたからやり直し。そんな事情でトランクを開けてから装備に迷い先週の千尺高地より涼しい身なりにした。とは言ってもグローブ、帽子、アウターをチョイスするだけ。真っ青な空に雪の無い百松沢林道。砥山ダムは湖面に太陽が映って素晴らしく眩しい。春は羆の糞があった短縮路に入ると雪面に主のトレースを探しながら進んだ。やがて小沼が現れたら再び林道に合流で神威岳も見えてくる。(↑)9：57　最初の沢沢を渡ってから振り返ると岸に沿った大きなトレース。山の主かもしれないが取り敢えず熊鈴鳴らしているので。3分ほど林道を歩くと沢に登山口の道標が現れ「すぐ登る」と添え書き。その通りで沢から即、離れて左の尾根に取り付きとど松林に吸い込まれて行きます。春は腐れ雪で不明瞭だったからピンクテープを付けながら辿った場所。日陰に古いトレースがカリカリになったトラバース歩きが暫く続く。樹の幹にウチワカエデと書かれたのが目印で尾根に乗る。(↑)11：31　山頂直下5月に熱中症になりそうになった位だから汗をかかないように歩いてもこの山は無理。今月の山でお初の汗をかき厳望台を過ぎる頃、下山のソロ男性に出会った。棒の杖にタオルのターバン、長靴履いて手ぶらだから仙人の仲間のようでした。やがてロープ場を過ぎたら烏帽子岳との分岐。(↑)11：43　2時間半で山頂に到着したやはり前回は相当バテたせいか1時間以上も早く着いてしまった。独り占めで温かい珈琲を作って飲む。百松沢を挟んで百松沢山の南峰と本峰、その左奥には手稲山。眼下に札幌市街が広がる。(↑)11：59　ズームで定山渓天狗岳とヒクタ峰奥の白い余市岳がひときわ目立つ。白井岳が烏帽子岳の西端から見える。天気が良すぎて無意根山から南や東の方角は霞んでいる。(↑)12：05　そろそろ下山お腹も空かずただただ春の分まで景観を楽しんでいた。ゆっくりと振り返り雪を踏みながら春山から訪れた近郊の山々を思い出す。(↑)12：08　すぐに烏帽子岳の分岐トレースがある烏帽子岳への吊り尾根方向。晴天の週末でもこの山は静かでいい。(↑)12：12　ロープ場カリカリだったので下山では危ない箇所だったが結局、軽アイゼンは出さずじまい。此処でソロ男性がロープを使って登って来たから山頂は独り占めですよとご挨拶。厳望台の手前でも若いソロ男性がアイゼン付けて登って来た。出会った三名は熊鈴を鳴らし此の山は熊が多い事を熟知していた。(↑)12：38　西は曇り厳望台を過ぎた夏道のトラバースコースは春に見た大木がそのまま横たわる。あの時は雪渓が大きかったのでピークを通過して厳望台コルに出た。この大木で引き返したから覚えている。(↑)12：44　山頂を下山を始めた頃からお腹が空いて来た。やはり山頂で食べてくれば良かったが登りで熊臭かった尾根道だし一口羊羹を食べる事にした。登りで凍っていたトラバースも若干、腐れ雪でお腹も満たされ順調な足取り。小沢を幾つか超えて林道に出たら開放的。(↑)14：05　砥山ダム鴨の大群が一斉に湖面から飛び立つ。花も無く退屈な林道歩きも野鳥が楽しませてくれた。他にカケス、シジュウガラが見られ落葉時期の特典。春の残雪季に歩いた山ばかりを辿った11月の山歩きはこれにておしまい。下山14：14　23780歩天然水を汲む為に豊滝に立ち寄ったが混んでいたので中止。原始が原の水は在庫があるけど京極の水は使い切った。近日中にリトライして水汲みしたいが天気予報は雪だるまが続くので山歩きも無理。

  2014.12.07

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  2014年11月の山・・・無意根山　千尺高地

  11月23日　晴れ　9：37　スタート　定山渓温泉を過ぎたら道路は完全にアイスバーンとなる。豊羽鉱山に着いて登山口の無意根山荘跡への坂道が心配だったが片輪部分の舗装が出て居た。どなたも居ないだろうと思ったのに先客の車が二台があり傍に駐車して準備する。靴紐を締める手に風が冷たい。すでに標高は500メートルあるから寒さに耐えられず日差しのあるグラウンド方向に車を移動したら少しはましになった。青空を仰ぐと雲の流れがやたらと速いから稜線は多分、風が強い。(↑)夏道の登山口からスキー場跡はまだ雪が十分でない。雪にトレースがあるので数人は先行しているのかと想像しながらほぼ夏道に沿って歩く。振り返ると定山渓天狗岳、やがて右手後方に真っ白な余市岳を見ながら高度を上げた。いつも地吹雪に悩まされる箇所も穏やかに通過。(↑)11：04　1111ピーク崖尾根が現れて細尾根を歩き出すと右には大沼山の隣にある1111ピークにいつものダケカンバが二本生えている。不意に人の声で団体さんに追い着いて驚く。7.8人は居るようだがトレースからは推し量れなかった。風が強くなり寒くなったのでアウターを出して着込んでいる内に団体さんは最後の登りから稜線に乗るところ。追い着いてご挨拶。ザックが大きいから山中泊かと思ったが日帰りで寒いから山頂も中止との事。私は羊蹄山見たら下山しますと言い終わらないうちに羊蹄山が現れた。(↑)11：28　羊蹄山に雲が千尺高地に着いた。彼らはゆっくりと休憩を始めた。(↑)無意根山今日のだろうかつぼ足が目の前にはどっしりと横たわる無意根山に向かって緩く下っている。山頂は相当、風が強いだろうから途中の長尾山かも知れない。(↑)11：31　長尾山思えば今年の4月に行ったばかり。今回は千尺を山頂としよう。羊蹄山の方向に歩いたり反対側に歩いたりのんびりとうろついた。(↑)11：43　神威岳からヒクタ峰砥石山、百松沢山、神威岳、烏帽子岳、定山渓天狗岳、ヒクタ峰。展望はとても良い。休憩無しで雪の上を徘徊しながら下山にする。団体さんは稜線の直下でコッヘル出してランチタイム。(↑)11：43　大沼山から余市岳余市岳から繋がる美比内岳から大沼山。手前の1111ピークに行こうと思っていたが笹が出ているから止めた。4月は大沼山から1111ピークをピストン。下山でソリ滑りを楽しむつもりだったが最後まで急斜面の大沼山は殆どきっかけ無いままペラソリを手にヘアピンカーブの登山口に到着した。(↑)12：40　夏道の名残日当たりの良い樹の根元に道標がいい雰囲気。ランチタイムは定山渓天狗岳を眺めながら斜面の中腹で済ませて来た。風も無く手頃な陽だまりで雪を踏み固めて食卓を作るいつもの場所。おにぎり、珈琲、春雨スープと普段はこんなに食べないのにいい空気をおかずにお腹いっぱい。食べ過ぎたせいで下山中、歩きながらも眠い、眠い。どなたも降りていない寒い駐車場からも定山渓天狗岳がすっきり見えた。下山　13：18　13088歩　30日は百松沢林道から神威岳に行き11月のオオラス。なんだかんだで9月から新雪踏んで山歩きしている後半です。

  2014.12.05

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  2014年11月の山・・・空沼岳　万計沼

  11月20日　晴れ　9：25　スタート　常盤　湯の沢の採石場から林道に入る。雪も降ったし平日だから1番乗りで通行止めのピンクテープ前に到着。あと少しで駐車場。雪を踏んで様子を見に車を離れ想定外の光景を目にするのでした。ナント林道は流失してそこに川が流れている。10月に訪れた時は林道に入ってすぐの混雑に週末故の賑わいと思い込み引き返した。何も知らずにそのままイチャンコッペ山に向かったが今、やっと理解。(↓)記帳小屋の方向を見る下見では登山道に問題無いし渡渉も出来そうな事を確認。車に戻ったら同年代のソロ男性が準備中。行くんでしょ？と聞かれ「万計沼から先の笹次第です。」記帳小屋までご一緒で下見したから渡渉地点を聞かれる。足の早い方で小屋の先ですと教えたらあっという間に姿が見えなくなりました。(↑)10：51　万計沢を渡るプラス7度の天気予報に汗をかきたくないのでゆっくり歩いた。2012年の11月に訪れた時は登山口の橋が流されていた頃。あの時の山頂は静かで樹氷がとてもきれいだったからそれを見たくてチョイスした。今回は雪が多くて笹が登山道に倒れている。これでは万計沼の先からは笹が酷くなるので山荘で終わりにしようと考えながら笹を漕ぐ。(↑)11：13　好きな場所手前の小さな青沼は雪が積ってイマイチだったが此処、万計沼の展開がいつも堪らなくいい。沼のほとりにはさっきのソロさんが木の株に腰掛けて休憩中。ランチを車に忘れたので山頂は中止にしたと言い汗のかいた服を着替える。(↑)11：16　雪景色の万計沼雲も湧いてきたし此処で終わりの日ですヨ･･二人で山談義。お会いしてすぐから気になっていた彼の靴をお願いして見せて貰う。ゴム引きだが足首からは普通の登山靴の形態で布製だった。あのタイプならスノーシューでも靴に傷が付きにくそう。おニューとの事でやおら靴擦れの手当てを始めた。やっぱり今日は此処が山頂。(↑)12：07　またソロ男性が来たもうどなたも来ないかと思っていた頃にその方は迷わず山荘に入って行った。温かい珈琲を飲んで小1時間。私達は万計沼の畔で木の株イスに座り足で雪を踏み固めながらずっとおしゃべり。いくら下界がプラス気温でも山に居るとすっかり冷え切ったのでお開きに。振り返る万計沼は美しく冬用のアウターとベストを着たまま下山した。(↑)12：11　滝の斜面冬は辿らないコースなので斜面での景観を撮影する時はちょっと怖い。いつまでも手が冷たくてザックから冬用のグローブを出した。靴ずれソロさんはアウターを脱いだ。下りでは笹を漕ぐ事に余り抵抗も無く淡々と。(↑)13：16　沢の渡渉靴ずれソロさんが記帳小屋の前に立っている。沢がこんなに小屋方向に移動してしまった。この時の渡渉地点は小屋の上流に丸太を流れの上に渡した完璧なナチュラルブリッジ。以前の本流は枯れ沢に近くて大きな石を伝い問題無くクリア出来るがあくまでも水量次第。(↑)13：17　渡渉点を振り返る小屋前からの画像で少し上流に丸太が横たわっている。以前は林道が繋がっていた筈ですが切断されて沢になる。少し上の登山道からその様子が眼下に確認されて9.11の豪雨災害の大きさを知りました。(↑)13：17　登山口を見る画像の中心に渡渉した岸の黄色い登山口看板があります。あそこからは何事も無かったように登山道を歩く。(↑)13：20　林道跡かつて車が通っていた駐車場手前の林道ですが崖の岩肌があらわに！出発時は少し凍っていたから嫌な感じでしたが二往復したから慣れました。13：22　下山　本来の駐車場から徒歩で5分　　18880歩靴ずれソロさんとはあっと言う間にお別れ。23日は豊羽元山から千尺高地へ。

  2014.12.03

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  2014年11月の山・・・札幌周辺の山　春香山

  11月11日　晴れ　8：53　スタート　久し振りの春香山。　銭函桂岡の住宅街にある登山口は先行者の車が所狭しと停まっている。住宅街から外れて坂を降りた空き地に駐車し準備していたらご近所さんが散歩して来た。此処は大丈夫でしょうか？不安は的中で車のガラスが割られたりタイヤをパンクさせられたりが幾度と無くあるとの事。だから足が遠のく春香山。相変わらずのようです。(↑)9：02　橋がバラバラいつからなのかロープが付いていた。この沢は雰囲気が良くて好きな景観。(↑)9：26　林道が立派にこれには驚いた。唐松が伐採されて明るい。まるで始めて訪れる山のような錯覚にこれはこれで儲けた気分。斜面に取り付く道標も危うく見落としそうになる。(↑)10：04　土場から海が見える途中の明る過ぎる登山道で若いペアパーティに追い着いたが初めてだと言う。林道へのコースも丁寧に紹介した段ボール紙の看板も見掛けた。枯れ野が広がる土場には誰も居ないベンチ。(↑)10：39　銀嶺荘管理人が煙突掃除していた。本日、火曜日は14度まで気温が上がる穏やかな暖かい日。予報では木曜日から荒れて冬になるとの事だからこんな日はもう少ない。(↑)11：08　春香山の山頂高い笹に囲まれた円形の狭い山頂には10人程の団体さんが弧を描いて座って居た。中心には樹があり根元に大きな山頂標識。休憩する場所も無いので内3名は立ったまま。ザックを下ろしたくて笹薮を数歩入り樹の傍に置いたら立ったままで春雨スープを作った。以前から山頂はこんな感じだったのか冬の記憶しか無い。何だか息が詰まりそうだ。(↑)12：08　のんびりとそれでも団体さんに溶け込んで談笑。おやつを戴いたり一緒に白い夕張の山々や大雪山系を眺めた。景観は笹が邪魔する。うっすら雲が掛かった日高山系もいい。伐採は3年前との事だった。画像は反対側の風景。団体さんが下山してからは入れ替わり男性２人のパーティ。さっきの若いパーティも到着した。近郊の山だから広くなった山頂で１時間以上、過ごした。(↑)13：16　銭函天狗岳帰路の林道には自分の長い影が映りその向こうに銭函天狗岳。山頂に居た団体さんは山葡萄狩りをすると言って楽しそうな声が藪の中から聞こえた。車にいたずらされていないかと不安になりながらの下山だった。下山　13：34　22800歩　先週の5日は風不死岳の北尾根コースだったが翌日にブログは割り込みアップ済み。11月20日は冬景色の万計沼に行きました。

  2014.12.01

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  2014年11月の山・・・札幌市　手稲山

  11月1日　曇り　11：05　スタート　手稲神社で「叶い石」を買いハイランドから。ねだられていた3人の孫キッズと山歩き。昨年と同じ11月1日はキッズと手稲山です。忙しい日々に一人で山歩きしていたら気が咎めて来た。山が大好きな孫キッズは身近な手稲山ならいつでも連れて行ってくれる事を学習している。(↑)11：39　雪がある彼らは気にせず歩く。中学生の姉は3歳で八剣山が山デビュー。(↑)12：03　手稲山山頂定山渓天狗岳。キッズはバラけて姉の中学生はバテ気味。小学5年の男子は林道合流前ですでに遊び出して進まない。なのに山頂手前で振り向いたらすぐ傍にいた。(↑)12：08　到着信じられない体力で巻き返した小学5年キッズ。彼の山デビューは銭函天狗岳に3歳前。あの時、登山口に着く前からお山に登りたい・・と連発し駐車場ではどっちどっちと登山口を探していた。すでに手稲山は楽勝でお釣りが来ている。(↑)12：21　到着小学2年の末っ子キッズも元気に。彼は1歳で三角山の冬山でデビュー。キッズママが到着したら全員で手稲神社の奥宮で「願い石」に「叶い石」を組み込んで熱心にお願い事をしていた。(↑)12：36　寒いので下山車に戻ってからランチタイム。私が30代の頃キッズママは小学低学年。当時から山歩きのお供をしてくれた。彼女は小学生にして大雪山系や芦別岳、恵庭岳と小さい時から経験豊か。大学に入った当初も付き合ってくれたがキッズが順次山デビューしてからは久々の山。私が山道楽の父に似たようにＤＮＡがキッズを山にいざなうようです。これが11月最初の山歩き。その後は風不死岳、春香山、万計山荘、豊羽元山から千尺高地、札幌近郊の神威岳に末日。特に風不死岳の北尾根コースでは「デジカメ持って・・」ｔａｒｕｍａｅ．ｙａｍａさんに再会。晩秋は初夏に登った札幌近郊の山々を違う季節で味わいとても新鮮でした。

  2014.11.30

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  2014年10月の山・・・札幌市　藻岩山

  10月28日　初雪　9：31　スタート　先日、砥石山に行った時と同じ小林峠から。札幌市の初雪が観測された日だけど我が東区はちらついた程度で実感沸かず山に来た。(↑)9：31　レインウエア出して樹から雪のしずくがボタボタ落ち濡れたくないからザック下ろしてレインウエアを着る。最初は歯に凍みるほど空気が冷たくてやっぱり冬が来たと思いながら歩く。(↑)9:37　砥石山も白い足元の雪は解けてしまい樹から雫が落ちなくなると登山道は雪がウッスラと積っていた。(↑)10：56　藻岩山に到着5月末以来。観光客で賑わうのはいつもの事だが屋上には排雪した雪山があった。登山者用の休憩室でゆっくりと定番の春雨スープを作りランチタイム。居合わせた中年のご夫婦は二人でも心細いのにお一人で？ﾊｲそうですよ・・(↑)砥石山方向一昨日、訪れた砥石山の右にワレ山。神威岳と烏帽子岳が繋がっている。その手前には百松沢山の南峰。景観は阿部山から手稲山へと白く初雪景色。(↑)12：12　藻岩山を振り返る静かな上に意外と歩き応えがあるので小林コースはとてもいい。5月に着た時はソロ男性と一緒だったが途中で先行してしまった。あの方は元気に山歩きをしただろうか。夏山シーズンの春蝉が鳴いていた頃を思い出しながら何度も振り返った。(↑)12：31　サイハイランの葉今年は花が早くて開花後に訪れてしまった。下山　13：00　16800歩例年より寒くて慌しかった10月も最後の山。すっかり冬囲いも終りこんなに漬け込んだのは初めてと思う程の漬物も作りも手掛けた。

  2014.11.29

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  2014年10月の山・・・札幌市　砥石山　小林峠から

  10月26日　晴れ　8：42　スタート　ばんけいスキー場過ぎて間も無く坂の上の小林峠から。予報では21度まで上がるお天気につい家を出てきたが今日は成り行きの砥石山。もう3日連続の山歩きも大雪山系で蓄えた筋肉保持の為。階段から始まる此のコース。準備中に年配のご夫婦パーティが先行した。(↑)9：22　ツルリンドウ枯れ野に目立つツルリンドウの実をあちこちに見かけた。先程のご夫婦は小さくなって行くのに自分はのんびりとデジカメ出して撮影三昧。(↑)9：20　枯葉の絨毯登山道で一番好きな状態。カサコソと出る音がいい。葉っぱがない分、思い掛けない展望に恵まれる事もある。(↑)9：37　Ｔ4分岐で北の沢コースから汗を拭き拭き団体さんが登って来たがすぐに腰を下ろして休憩タイム。分岐から一旦、下り雪崩斜面跡をトラバースしたら三角山だが今回はスルーした。その途中で先行していたご夫婦に追い着いたが汗だくでバテ気味。　　　大丈夫かなと思うほど。(↑)10：12　コル三角山を過ぎたらコルになる。何故か此処で思い出すのは美瑛岳の北向き沢からポンピ沢に向かう手前の光景。丁度、1ヶ月前に辿ったコースでもある。そんな事を思っていると砥石山の山頂が近づいて手稲山が見えてきた。(↑)10：35　砥石山山頂5.6人の先客。腰掛けた正面に中年ソロ男性がコッヘル出した。カップ麺とおにぎり。お弁当箱におかずがぎっしり。目が点になりながらほほえましく眺めていたら「ナニ？」「たくさん食べるんですねぇ」「まだあるﾖ、りんごと饅頭」近郊の山しか沢山、食料背負って来れないからと言う。暫くしたら饅頭までは食べれないと笑う。12：00まで1時間以上も遊んでいた。暖かくて展望もいい。ランチタイムが楽しみなのは私も同じ。今日の献立は定番の春雨スープとパン、珈琲、コーンスープ。忘れた頃に分岐で出会った団体さんが到着して「長らくお待たせしました」ていねいなご挨拶に思わず「忘れそうになりましたﾖ」(↑)12：33　落ち葉に腰掛けて休憩の人下山のお友達は山頂でご一緒だった中年ソロ男性。13：21　下山　これにて3日連続は終了。翌日は所要で岩内に行ったついでに京極で水汲み。

  2014.11.28

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  2014年10月の山・・・支笏湖周辺　イチャンコッペ山

  10月25日　曇り　9：43　スタート　思いつきのイチャンコッペ山。空沼岳の予定で向かったがやっと通行止めが解除された1キロメートル足らずの林道はいつに無く車が混雑していた。即、変更で引き返しノロノロ運転の大型ダンプに解放された国道からは支笏湖周辺に向かった。金山林道の近くを通過する辺りから路肩には雪が現れた。9月の豪雨が残した爪痕を見ながら満車に近い展望駐車場に到着。此処で準備してヘアピンカーブを下り登山口に。(↑)9：48　笹刈りが広い久し振りのイチャンコッペ夏山コース。笹薮が酷くて冬しか訪れなくなって久しい。登り始めの急斜面にはもっと高山植物が密生していた筈だが全て笹！(↑)10：10　紋別岳雲が切れた瞬間は何度か現れた紋別岳。途中、ソロ男性や何組かのパーティに追い着いた。(↑)10：59　最後の登り反射板がある最初のポコに到着したら反射板が消えて更地になっていた。目印が遠目に見つからなかったのは雲だけのせいじゃなかったと判明。下山のご夫婦パーティとのご挨拶はつい反射板の事になる。(↑)11：19　山頂　懐かしい笹に囲まれた空間広い笹刈りの一級国道は山頂まで続いていた事には感激。狭い山頂で数名の先客を縫って今度は笹薮の中に踏み跡を探りながら樹林傍の山頂に向かう。笹でこんもりとしたポコもどきを見て来た。山頂に戻ったら誰も居らず途中で抜いたソロ男性が到着した。彼の第一声は「山頂がこんなにも先だったなんてぇ～」到着の言葉が愚痴です。この方が帰路ご一緒するヤマレコの「ヨッピー0218」さん。カメラザックを背負って居たが「天気が悪くてカメラは出せない」と更に愚痴る。彼は軽食も取らずに後ろ姿までつまらなそうに下山した。またソロ男性が到着したが生憎の展望悪さに諦めながらも食事していた。自分もランチタイムを終えさっきの愚痴ソロさんに追い着き自然と歩きが同じになる。(↑)11：51　山頂から下山の方向鉛色の空に支笏湖の向こう岸が少し光ってみえるだけ。確かに支笏湖ブルーなんて何処にも無いがこれはこれで水墨画の世界。(↑)11：58　真ん中の山から進行方向は最初の反射板があった山。その右には晴れた日に恵庭岳が見えるが本日は無し。(↑)12：05　いよいよ下山まだまだ登って来るパーティに出会う。恵庭岳の登山口が入れないから多いらしい。(↑)12：07　歩いた稜線を振り返るヨッピーさんと話題が尽きない。ふわっとした性格の人だと分かった。そして良く笑う人。登りで見かけた時はバテ気味で次に山頂ではグチばかりだったのに人は見掛けによらぬ者。(↑)12：36　振り返る以前、反射板があったポコ。いい目印だったのに。ヨッピーさんはその右手前でトラバースしたポコを山頂だと思ったらしい。そんなに甘く考えていたなら山頂が想定外に遠かったのも頷ける。彼は一度だけ手稲山に登ったと言う。遠くて遠くてと思い返しては愚痴を入れて笑う。あそこは千メートル以上ありますからねぇと労うと藻岩山クラスと勘違いしていたとまた笑う。のんびりと二人でとても楽しい下山タイムでしたが再び出会う確率はかなり低いでしょう。(↑)13：22　下山でヘアピンカーブの紅葉16800歩　ヨッピーさんと駐車場でお別れしました。　　　　　彼はカメラマンだったのです。　　　　　空沼岳登山口の混雑は11月20日にリトライで判明。昨日の手稲山に続いてのイチャンコッペ山でした。翌26日は晴れたから砥石山に行き3日連続の山歩き。

  2014.11.27

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  2014年10月の山・・・平和の滝から手稲山

  10月24日　晴れ　9:43　スタート　久々に平和の滝から夏道を歩く。我が家の片付けとワンコの介護に追われ筋肉が落ちそうになる。(↑)10：05　旧送電線迷沢山への取り付きになる送電下の斜面はまだ笹薮。手前の琴似発寒川にスノーブリッジが完成するまでお楽しみ。手稲山への冬コースとなる尾根の取り付きも過ぎ淡々と沢に沿って変わらぬ景観を行く。(↑)10：19　琴似発寒川苔むして雰囲気がいい。残雪季は滝の傍をトラバースするのでこんなに穏やかな様相ではない。(↑)10：39　布敷の滝はこれだろうかいくつかの滝を過ぎ沢を離れて樹林の斜面に入る。此処からガレ場までの間で年配ソロ女性に追い着いた。冬スキーも楽しむとの事で80歳までは山登りするつもりだと言う頼もしい山先輩でした。(↑)11：56　ケルンの山頂から迷沢山の頭越しに定山渓天狗岳を眺めるのが定番。休憩せずにアンテナを目指して山頂に向かう。途中、空を見上げているソロ男性に何が見えるか聞いてみた。かつてアンテナの仕事に長年、携わったので懐かしくて訪れたとの事。(↑)12：05　手稲山手稲神社の奥宮。今回は熱心に手を合わせる方が不思議な動作を入れるのを何度も見掛けた。どうやら「願い石」が安置？され其処に「叶い石」をはめ込んで願い事をするとご利益があるらしい。震災後をきっかけに最近始まったようです。祈願者から色んな情報を得て後日、「叶い石」が売られている手稲神社経由で手稲山に来た。(↑)12：10　札幌国際スキー場余市岳方向の景観。羊蹄山は見えなかった。入れ替わり立ち代り登山者がやって来る。(↑)12：26　ススキ越しに支笏湖周辺の山烏帽子岳、神威岳が手前に。バンダナを首に巻いてもらったお狐さんの頭をポンと触れて下山した。(↑)13：29　ガレ場でランチタイム西峰を見上げながらお腹を満たす。意外と訪れる回数の無い此のガレ場。1年に何度も手稲山に来ているがハイランドからだったり冬尾根だったり。(↑)13：59　小尾根から散策路厳冬期は冬尾根から歩くが春先の残雪季はあの沢に沿って歩いているんだと思う。のんびりと晩秋の平和の滝コースでした。下山　14：40　19800歩翌25日はイチャンコッペ山。

  2014.11.26

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  2014年10月の山・・・札幌近郊　札幌岳

  10月15日　晴れ　9：30　スタート　紅葉で込み合う豊平峡の駐車場が樹の枝越しに見える。登山口には10台ほどの車。林道出会いの前ですでに下山の年配ソロ男性。この先にエノキダケが沢山あったから山は中止、キノコ狩りしてそのまま帰宅すると言う。(↑)9：53　冷水沢今年は2回目の札幌岳。5月20日に残雪踏んで春山を楽しんだがもう晩秋。(↑)10：40　ふくろうに迎えられこれから胸突き坂を登る処に大きなふくろうが。前回は雪の下で気が付かなかったが冷水小屋でいつからかおもてなし。(↑)11：06　振り返る羊蹄山は7合目から上は真っ白。下山して来たパーティは早朝に登ったから樹氷がきれいだったと言う。(↑)11：49　札幌岳の山頂は暖かい山ボーイ2人の先客が居ただけで車の割りに静かで驚いた。狭薄山、漁岳、恵庭岳。360度の展望が広がり日高山脈も何と無く見えていた。(↑)11：53　羊蹄山の雪は消えて横は尻別岳。途中で眺めた羊蹄山の白さはすっかり無くなり残念。山ボーイの一人はこれで2山目と言う彼らと話してから大きな岩で昼寝した。ニセコのガイドさんが到着。まだ何組か登って来ると言う。彼と大雪山系の遠景に目を凝らしたりゆっくりと山談義。13:30山ガールのパーティが到着してハイタッチ。久々の札幌近郊の山。1時間半ものんびりして下山。3週間前まで大雪山系を歩き回っていた日々が嘘のよう。(↑)13：58　山頂を振り返る前回の5月は1時間前に登ったソロ男性が迷走した辺りだ。私は山頂直下までショートカットしたので同着したがあの時は一面が雪渓で全く様相が違う。(↑)15：16　秋山菜を沢山摘んで帰った5ヶ月前は泥んこ道だった。(↑)15：17　下山の紅葉駐車場では此の景観がいつも楽しみ。定山渓は紅葉がいつも素晴らしい。21800歩　豊滝で天然水を汲んで帰路に着く。　豊滝コースのゲートが開いていたので少しだけ林道を走ったが閉じる恐怖で即、戻った。庭の整理に想定外の日数を要し収穫した野菜も適当に保存。冬支度、時々は山歩き。10月は手稲山、イチャンコッペ山、砥石山、藻岩山とせっせと通った。

  2014.11.24

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  2014年9月の山・・・ニセコ神仙沼

  9月28日　曇り　14：38　スタート　ニセコ神仙沼の秋を眺めに歩き出す。午後になってもコースは短いので通り掛ったら散策にする。帰路の人に出会いながら木道からシャクナゲ岳の頭が見える。神仙沼から戻らず大谷地方向に小さな峠を越えて下山する。(↑)14：38　ツタウルシは紅葉(↑)14：50　分岐今回は長沼も立ち寄らずに左折。(↑)14：51　湿原を神仙沼に向かうとチセヌプリも見えた。(↑)14：55　神仙沼の紅葉　沼には枯れたミツガシワがビッシリ。(↑)14：56　沼には数人居ただけ(↑)14：57　大谷地に向かうすぐ後ろから中年のソロ男性が大声出しながら着いて来ていた。(↑)15：06　ニセコの秋とても静かで行き交う人も居ない。(↑)15：10　原始的な森神仙沼の入り口とは対照的な静けさのまま終了。すぐソロ男性も到着した。彼は此処しか入り口が無いと思い歩き出したが羆でも出そうな雰囲気に圧倒されてヒヤヒヤしながら辿ったと言う。神仙沼では私が大谷地に向かう姿を見たので大急ぎで追いかけて来たそうな。笑いながら聞いてあげたが道理であの歌は熊よけだったと納得した。これで9月の山歩きは最後。10月は夏の間、荒れ放題だった庭の整理からスタート。

  2014.11.23

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  2014年9月の山・・・十勝連峰　美瑛岳

  9月26日　晴れのち曇り　8:48　スタート　今季最後の大雪山系、望岳台から歩き出す。美瑛岳から美瑛富士に周回して下山の予定。三十分ほどで今月15日に合流した白銀荘との分岐を通過。美瑛岳への道標からはより広くて歩き易い道になる。気が付くと遠回りして十勝岳の避難小屋まで行ってしまった。ギンギンに暑かったので大きな岩に腰掛けてゆっくりと20分ほど休憩した。目の前、岩の間を登って行く登山者は皆さん十勝岳を目指している。気を取り直してザックを背負い今来た広い道を下った。(↑)9：52　改めてスタートだが気分はゆるい此処から西に向かいすぐに石底の沢を渡るととても気持ちがいい。裾野の紅葉が素晴らしくていい。(↑)10：34　北向沢から函の底に下りてから梯子で向こうに渡る。すぐの花畑も紅葉が終わっていた。(↑)10：44　ポンピ沢此処を過ぎたら急登になる。まだどなたにも出会わずそれは静かな日だった。11：18　美瑛富士と美瑛岳の分岐に着いた。美瑛岳に向かい急登に取り付いた途端、休憩中のソロ女性に気付く。山頂は寒かったのでやっとランチタイムとの事。(↑)11：52　下山の年配ご夫婦に出会う　風が強いですねとご挨拶風は益々、冷たくなって行くが飛ばされる心配は無い。冬バージョンの装備なので大丈夫だが思ったより天気がイマイチ。(↑)12：06　振り返ると十勝岳　下ホロカメットク山が一番左に。その横は境山。十勝岳の右奥は富良野岳。15日に歩いた稜線を此処から眺める。風はやや強くて本当に冷たい。十勝岳からは平ｶﾞ岳を辿り鋸岳を反対側に巻いて下り美瑛岳の輪郭まで登り返して山頂に至る。(↑)12：16　美瑛岳山頂丁度、年配男性2名のパーティが同着。十勝岳から縦走して来たとの事。普通に話そうとしても全くろれつが廻らなかった。美瑛富士から下山すると言ったら「ちょっと待ってて」と言い一人は一緒に降りたそうだったが結局、普通に分岐へと向かって行った。標識の向こう側が十勝岳からの縦走路となる。(↑)12：17　トムラウシ山を中央に眼下のコースは美瑛富士分岐から石垣山、ベベツ岳を経てオプタテシケ山への緑の山並み。その先で2つコブに見える高い山頂がトムラウシ山。表大雪から眺めるとクラウンに見えるが全く雰囲気が違うトムラウシ山である。(↑)12：17　表大雪旭岳や安足間岳は白い。手前の台形は美瑛富士で帰路の方角。(↑)12：23　美瑛岳の山頂を振り返る殆ど休憩もせず居合わせた男性と少し話して下山にした。分岐道標から美瑛富士分岐にまっすぐ一直線だが歩き易い。(↑)12：33　急に雲が湧いて真っ暗になり振り返っても美瑛岳はガスの中。足元は時折、雪渓になるが問題ない。向こうから美瑛富士をピストンした帰りと言うソロ男性に出会っただけ。結局、此の日は以降、どなたにも出会わなかった。(↑)13：00　分岐に到着山頂から丁度一時間経過。以前、美瑛富士を登った時もガスで何も見えなかったから今回はパス。此の分岐を右に行ったら美瑛富士の避難小屋にすぐ着く。その手前からオプタテシケ山にコースは別れている。トムラウシ山にはオプタテを標高差600メートル落として至る。今回は左折して美瑛岳をトラバースして分岐に合流して朝のポンピ沢に下る。(↑)13：09　沢形の紅葉美瑛岳を遠くから見たらヒダに見える部分の沢形がきれいだった。何度も沢形を越えて時には羆の糞を跨いで行く。(↑)13：10　霧が晴れたら寒かった美瑛岳の山頂方向が現れる。(↑)13：19　紅葉晴れた瞬間には裾野がきれい。思った以上に良くて儲けた気分。(↑)13：26　振り返るあたり一面、コケモモがびっしり。背景は美瑛富士で景観がめまぐるしく変わるのがいい。(↑)13：36　鋸岳が見えたぐるっと美瑛岳を大きくトラバースして歩き続けやっと十勝岳方向が現れた。13：41　美瑛岳の分岐に到着。登りでは此処から美瑛岳に向かった。14：05　ポンピ沢。14：23　再び北向沢の函に降りて登って(↑)14：55　黄葉が美しい繰り返し現れた景観に飽きもせず楽しい一日。(↑)14：58　草紅葉もっさりと背の高い草だった。(↑)15：06　避難小屋と十勝岳お気に入りの光景。人の姿も無い。(↑)15：11　石底の沢此処を渡ると十勝岳への登山口に間も無く合流して望岳台に戻る。(↑)15：43　美瑛岳と美瑛富士観光客が散策する中、振り返ると何事も無く穏やかな美瑛岳。眼下の紅葉の美しさに癒されながらのんびりゆるゆる登山でした。15：45　下山　27000歩　オオラス！　これにて大雪山系は終了。悲喜こもごもの夏山シーズンでした。旭岳ビジタセンターの館長ｋさんとの貴重植物の情報交換。そして彼の言うしつこい性格のタクシードライバーと私が言う食欲旺盛のタクシードライバーが同じＯさんだった事。旭岳温泉の大雪山山荘の女将さんからお裾分けされた九州の蕗は蕗ではなく茎だった事。層雲峡ビジターセンターでのトラキチランの事とか思い出は尽きない。涙が出るほど今年も楽しかった。ありがとう・大雪山系、てな感じ。オフにはまた旭岳の温泉街に宿泊しに行きます。

  2014.11.22

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  2014年9月の山・・・黒岳から旭岳に新雪　縦走

  9月21日　晴れ　7：52　スタート　黒岳7合目はやっと晴れたせいか人が多い。本日の予定は黒岳から北海岳を経由して16日に初冠雪の旭岳に縦走。下山はゴンドラを使わずに盤の沢から静かな天女が原湿原を歩く。(↑)8：06　振り返るとニセイカウシュッペ山右には屏風岳と更に武利岳、武華岳。左には手塩岳が見え展望が良い日。登山道には雪も無く歩き易かった。(↑)8：51　黒岳の山頂真っ白い展開に意表をつく。沢山の登山者が立ったままでその景観をため息混じりで眺めている。特に北鎮岳の白さは際立つ。間も無く黒岳石室に向かって下山したが目の前を撮影隊が行く。ＢＳ放送だとディレクターさんらしき女性が放送日を教えてくれた。(↑)8：54　黒岳石室に向かう登山者の列　正面には縦走先の旭岳が白い頭を出している左の頂がこれから辿る北海岳。石室分岐から左折して美ヶ原に降りる。紅葉が素晴らしいまま新雪も輝く赤石川を渡った。(↑)9：35　北海沢に万年雪のトンネル前回、此のコースを歩いた時は時期外れの花が咲いていた。北海沢を渡ってトラバースの後、登り始めたら雪が深くなって行った。部分的に50センチ以上も足が落ちた穴もある。(↑)9：45　真っ白な北鎮岳を眺める　左は中岳への稜線　風が冷たくて稜線との中間にあるベンチは腰掛けていられない。少し進んだ雪の上で休憩したら若者5.6名パーティが傍に来て一緒に休んだ。その先は硬雪になって来た。もう何処を歩いても足は抜けない。稜線では登山道から大きく離れて岩のポコに立ち寄った。そこからは白雲岳がとても近く感じ方角が違う景色を堪能。(↑)10：40　北海岳山頂　寒い　中央が旭岳で左が後旭岳耳かけも出した。ダウンジャケットが重宝。若者パーティの山ガールが寒がる。冷えない内に着なさいとリーダーに促され各自レインウエアを羽織ったら「アッタカ～イ」彼らは銀泉台に下山すると言っていた。(↑)10:44　楽しそうあの若者パーティは北海平に少し下った処で風を避け円座を組んで休憩していた。北海平の右は白雲岳。左が小泉岳への稜線でその先に赤岳、そして銀泉台に至る。白雲岳は大雪山系で3番目の標高だが2番の北鎮岳と比較したら極端に雪が少ない。(↑)11：02　進行方向　右の窪みはお鉢平間宮分岐から旭岳に方向を取るがその前に松田岳と荒井岳を越して行く。風は弱いが体感温度はかなり低い。旭岳から来たソロ男性がアイゼンを装着していた。自分は下山で辿るからと時間的に持参していなかったので少し焦った。(↑)11：22　白いトムラウシ山をズーム　手前の化雲岳も白い。ずっと奥に円錐形の下ホロカメットク山で右は十勝連峰。画像の左端は忠別岳だが全く雪が無い。カメラ抱えたソロ男性と出会い寒い稜線で立ち話。(↑)11：33　間宮分岐から北鎮岳への稜線　手前の窪みはお鉢平　その奥の稜線は右端から北鎮岳、次いで鋸岳、比布岳、安足間岳。一週間前まで紅葉時期で何度も遊んだコースが真っ白。雪にマットを敷き腰をおろして珈琲を入れた。飲みながら白い景観を眺めていたが風は相変わらず冷たく吹いている。(↑)11：37　間宮分岐人の姿が見える。今日はどなたも本当に山歩きを堪能している。間宮分岐から直進したら北鎮岳方面になる。此処から左折して最後のピーク旭岳に向かう。画像の左端は熊が岳。(↑)12：05　エビの尻尾初冠雪の後はこんな景観なので登山道を南側に外れて登って行き撮影した。テン場を見下ろす斜面の暖かい岩場で山ガールやボーイが休憩していた。(↑)12：15　旭岳に来た確かにいい場所。　此処は最後の珈琲タイムにふさわしい。若者達から外れて小さな岩の椅子を見つけあったかいカップを手に旭岳を見上げた。左に廻る夏道を忠実に辿ったトレースから早めに離れテン場を過ぎたら雪原をまともに直進して旭岳の急登に取り付いた。(↑)12：50　後旭岳に登るテン場の若者達想定内の腐れ雪となりアイゼン不要の登りだが暑い。今日、初めて汗をかいた。何度も立ち止まって冬景色を楽しむ。後旭岳の標高は大雪山系と言うか北海道では白雲岳の次で４番目。間宮分岐方向からの姿形は旭岳にそっくりで大小のおにぎりが２個並んだ感じ。(↑)12：50　旭岳の登りから斜面から左の安足間岳と右の比布岳を眺める。今季最後の登りとなる此の景観。(↑)12：50　熊が岳　北海道では５番目に標高が高い後ろは比布岳。黒岳から旭岳への縦走路は銀座コースだがあの比布岳に至る稜線は静か。毎年、必ず辿るお気に入りの癒され行程。今年も楽しませて貰った事を思い出しながら眺める。(↑)13：04　旭岳山頂から背景は安足間岳だがあそこの標高は北海道で６番目。要するに旭岳の東側に４、５、６番目の山が後旭岳、熊が岳、安足間岳と１列に並んでいる事になるが無駄知識かも知れない。旭岳の山頂は時間的に黒岳ほど賑わっては居ない。真下に煙を上げる姿見の池を観る。ゆっくりと３６０度を眺め回しながらそのまま下山。(↑)13：20　旭岳を振り返るまだまだ登って来る若いパーティとすれ違いながら本日は吉日なりと感謝。(↑)13：25　エビの尻尾を縫って松田岳の辺りで旭岳から来たソロ男性に此処のエビの尻尾を聞いてみた。大きいのが出来ていたよと手応えあり楽しみながらの下山だった。　北海岳辺りからずっとお供してくれたトムラウシ山を８合目で尻尾越しに眺めてお別れ。若い団体さんが登って来るがバテ気味も居た。(↑)14：07　姿見の池に到着観光客が多い。チングルマの紅葉の中を人々が移動している。これで表大雪山系は最後かもしれないので惜しみつつ歩く。予定通りゴンドラは使わず盤の沢から歩いて下山する。(↑)15：19　天女が原いよいよオオラス。好転に恵まれた新雪の縦走でした。途中で道有林パトロールの方に出会い愛山渓温泉からの登山口の件を再度お願いするチャンスがあった事にも感謝。15：19　下山　旭岳無料駐車場。　33902歩大雪山山荘の女将さんは今日も山に行っているらしい。旭岳温泉の六稜山荘でＯ氏と珈琲タイム。バテ気味が居た団体さんは山荘の宿泊客だったような。２６日に十勝連峰の美瑛岳がオオラスの大雪山系となりました。

  2014.11.21

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  2014年9月の山・・・吹上温泉から十勝岳と三峰山　縦走

  9月15日　晴れ　7：30スタート　吹上温泉のキャンプ場を巻いて上部に刈りわけ道を見つけた。少し先に外人ペアパーティ。その後ろ姿が見る間に小さくなる。九条武子の歌碑は何処にあるのか探しながら歩いていた。エゾ松の深い樹林帯にイワツツジの赤い実。刈ってなければ藪漕ぎかと思うほど笹の残渣に埋もれた道だが迷う事は無い。そんな登山道のど真ん中に歌碑が想定外の出現。小さな登り坂の頂点にそれは道幅いっぱいに建てられ脇をすり抜ける構造。絶対に見落とす事はあるまい。探していた自分に笑ってしまった。(↑)7：47　眼下に沢が大きな轟音の富良野川だった。先に渡渉した外人ペアのシルエットが空に浮かんだ。深い沢形なので増水するんだろうと想像出来る。樹林が切れたら一面シラタマノキが何処までも続き見事だった。奇妙な溶岩帯にもシラタマノキが白い実をびっしり実らせて素晴らしい景観。(↑)7：51振り返ると富良野岳今日の山歩きで最後に辿る予定の富良野岳は今、背後にある。次は十勝岳を目指すがいつもは望岳台からスタートなので此のコースは新鮮。8：10　望岳台からの登山道に合流したらパーティが多い。日差しが強くて暑い登りがすり鉢火口まで続く。(↑)9：33　やっとすり鉢火口の稜線に着いた此処からは風も出て汗した背中が冷えて行く。道標の背後は美瑛岳。(↑)10：15　前十勝の噴煙活火山の十勝岳。道外のソロ男性と話しながら美瑛岳を眺めた。フラットな火山灰の固まった道を行く。万年雪が消えたかと思ったが目を凝らすと砂の下にあった。昔は随分と広い範囲にあったのだが。(↑)10：16　鋸岳と美瑛岳時折、縦走路に人影が空に浮かぶ。今日は辿らないあのコースがノルタルジック。山頂に向かう人の波に団体さんも確認。山頂は込みそう。(↑)10：32　人気の十勝岳山頂画像の中央は美瑛岳、その奥に芦別岳。全体に雲海気味の展望が広がる。(↑)10：32　人で溢れる休憩場所を探して登った方角の反対側斜面に寛ぐ。傍に若い男性２人パーティが来てコッヘル出しクッキング、食後に下山のようだ。彼らに時間があるから美瑛岳を勧めると決定したが不安もありそう。一人が「･･･って言うかぁ～奥さんと行きたい｣と申告された。本日は富良野経由で主人に迎えを頼んだから無理な相談。又、今度で一足先に彼等と反対方向の富良野岳に向かって出発した。下って行くとこちらからもドンドン登って来る。山を愛する若い人が増えて喜ばしい。(↑)11：05　十勝岳を振り返る先ず目指したのは上ホロカメットク山。十勝岳を下ったコルで望岳台に下山するつもりが間違えたと言う中高年ソロ女性がいた。うら若いペアパーティに地図を出して貰い説明を聞いていた。通り掛ったついでに出せたアドバイスは「此処を登り返せばいいだけですよ」あっさり了解モードの彼女。若い男性は地図を見ながらまっすぐ行ったら遠くなると教えていたが道、無いし。無事に下山した事と思います。(↑)11：15　十勝岳を振り返るあの細尾根を歩いて来た。細尾根の向こう側は安政火口。今は通行止めの三段山通じる大砲岩に大きなバッテンマーク。此の辺りで出発時に前を行った外人ペアパーティと交差した。(↑)11：29　上ホロの避難小屋花の時期には小屋周辺が素晴らしい。背後は十勝岳その花畑の中を通過する道にさっきの若いペアパーティが辿って行く。11：42　上ホロカメットク山到着誰も居ないガスった山頂で昼寝した。誰かが「あっ」と言いながら熊鈴鳴らして通過し寝坊に気付く。(↑)12：09　下ホロカメットク山と境山独り占めの景観に癒されながら平たい岩をカラカラならして急斜面を下る。下ホロカメットク山の美しい円錐形には見惚れる。(↑)12：15　上富良野岳から上ホロカメットク山を振り返る角ばった独特の山。娘と歩いた日々が懐かしい。その娘もすでに中学生の娘が居る。孫キッズも山歩きが好きなＤＮＡに感謝している。さて・・時間がある。此処でＤ尾根から下山のチョイスもあったが足は勝手にガスった三峰山への道を行く。(↑)12：29　三峰山の登りで母と山ガールのパーティに出会う　奥は境山よく見かけるパーティで１番気が楽で信頼できると思う。上フラノ岳以来お初の出会い。此処でも「お一人ですか？」と驚かれる。三峰山は花の時期も紅葉も癒されるスポットだと思う。今度はソロ青年と交差したのが最後。(↑)13：05　三峰山過ぎて休憩向こうのポコにはさっき交差したソロ青年がやはり休憩している。歩いた稜線を腰を下ろして眺める。もう富良野岳の分岐に向かうだけ。(↑)13：20　振り返ると十勝岳に雲遠ざかる十勝岳を眺めるがまだあそこから三時間経過していない。美瑛岳に向かったあの２人も今頃、下山で何処を歩いているだろう。(↑)13：44　富良野岳の分岐でコルと三峰山を振り返る　右奥は境山と下ホロカメットク山此処でも母と山ガールペアに出会うが先行して下山して行った。最後の休憩だからのんびりと珈琲タイム。約束の時間も考慮し富良野岳はパス。(↑)14：27　紅葉も様変わり下山で眺めた紅葉は樹林がメインでこれもいい。さっきの母娘パーティに追い着き次々パーティに出会う。(↑)14：38　安政火口の紅葉十勝連峰の秋も満喫。凌雲閣で久々のお風呂。15：12　下山　30500歩の山歩きでした。翌日は旭岳に初冠雪ですが山の姿は見ていません。21日まで悪天候で暫く山歩きも無く大雪山系では雪山の黒岳から旭岳縦走となりました。

  2014.11.19

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  2014年9月の山・・・愛山渓温泉から沼の平

  9月14日　曇り　9：39　スタート　愛山渓温泉から沼の平に行く。紅葉時期は大人気の愛山渓温泉だから満車。温泉の玄関先しか空いて無いので女将さんに相談した。もう配車係り帰ったので何処でもいいよ～。ラッキーでしたが「帰りはお風呂入ってね～」いつも明るい女将さんです。歩き出した林道沿いにすぐ登山口の記帳箱。此処からは左の樹林に登山道がイズミノ沢に沿って延びている。その広い林道はそのまま直進しているのが時には災いになる。(↑)9：57　イズミノ沢に降りる道は再び樹林に戻り三十三曲がりコースは沢から離れて曲がりくねって沼の平に至る。沢コースは「昇天の滝」や「村雨の滝」が現れ滝ノ上分岐から連絡路を辿り渡渉したばかりのイズミノ沢を渡り直して沼の平に至る。今回は三十三曲がりコースを行く。(↑)10：39　手塩岳は雲の中三十三曲がりから振り返ると見える筈だが今日も遠望が利かない。以前は笹が覆い足元も悪かった此のコース。すっかり整備されたのでとても気持ち良く歩ける。最近の話題で三十三曲がりは道が悪いと聞いたが昔を知らないからだと思う。(↑)10：55　エゾオヤマリンドウ八島分岐。もう平らな湿原に到着してほっとする。分岐の道標に年配のソロ男性が佇んでいた。やけに疲れている。彼の話では登山口を直進してしまい今では荒廃して通行止めの松仙園に入ってしまったとの事。朝5時の出発。ほふく前進有りで約6時間掛かって今、分岐に到達した言うので愕然。私は通行止めになる数年前に歩いたコースだが数時間の行程だと記憶している。もう10何年も前の話でその頃すでに道は荒れていた。もっとしっかり注意喚起して欲しいと初心者を自認する彼の主張に頷く。十分、お話を聞いて休めそうな木道まで案内してお別れした。折角の紅葉を彼はどんな思いで眺めて下山となっただろう。彼は明日も銀泉台の紅葉を楽しむ予定だったらしいが急遽、札幌に帰宅する事にした。(↑)11：20　半月の沼さっきの彼は此処まで足を伸ばす余裕も無く振り返ると木道に座り込んで食事中。ご無事だった事が何より。遠目に焼き付いたその姿、懲りずにまた来て欲しいと切に願うのでした。(↑)11：45　当麻乗越の方向昨日とその4日前、当麻の稜線を歩いて今は下から見上げている。やはりガスが掛かって紅葉も終わり出す。例年より10日以上早かったし美しかった。(↑)11：47　六の沼雰囲気のいい大きな池塘で休憩した。次々と当麻乗越方面から元気なパーティがやって来る。此処はＮ嬢が当麻乗越に向かって歩きその後、私に同行したコースである。(↑)11：59　帰路の半月の沼八島分岐で「松仙園は通行止め」の注意書きとロープが張られているのを確認する。下山も同じ三十三曲りを使った。何と無くＮ嬢の熊鈴を探しながら。今回も熊鈴は見つからないまま到着。12：54　下山　12500歩登山口にはあまり目立たない注意書きがありロープは張られていない。記帳台は林道沿いにある。随分前だが主人も一人で入山した時、林道を直進してしまい後から来た登山者に呼び戻され事無きを得た経験がある。遭難ソロさんは他にも迷い込んだ足跡があったと言っていたから初心者には紛らわしいのだろう。一応、関係機関に連絡したがあちこち電話を回されて道有林だと判明はした。1週間後、黒岳から縦走して盤の沢に下山中に出会った男性と立ち話している内に彼の帽子には偶然、道有林パトロールの文字が。今回のいきさつと対処をお願いした旨、重ねて依頼したのでした。　愛山渓温泉にゆっくり浸かり「自己責任」と言う複雑な意味を噛み締めながら心境をさっぱりと洗い流した。リニューアルしたお風呂場は最高ですねと女将さんにご挨拶。運転があるので今回は風呂上りのビールを我慢したのでその分、免疫が下がった。翌15日は吹上温泉から出発して十勝連峰を堪能。その翌日16日は旭岳に初冠雪。

  2014.11.17

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  2014年9月の山・・・旭岳から北鎮岳経由で周回縦走

  9月13日　曇り　8：42　スタート　4日前と同じ8時半のゴンドラ降りる。しかも前回Ｎ嬢と出会った朝と同じ曇り空。旭岳も山頂だけ雲で全く同じスタイル。紅葉を歩きたくて裾合平から北鎮岳を経由して4日前の当麻の稜線を逆から歩き姿見の駅に戻った。(↑)9：44　大塚小塚沢形を辿る裾合分岐までの登山道でご夫婦パーティや3.4名パーティに追い着いた。案内つきのご婦人が私のお一人様に驚く。当麻岳の稜線を指して本日はお鉢平からあそこを辿って来ると教えたらしみじみと「いいですねぇ」。(↑)9：53 チングルマの紅葉旭岳の裾野はやはり見渡す限り赤い絨毯。　言葉も出ない。(↑)9：54　日差しで鮮やか時折、雲が晴れた瞬間は真っ赤。ずっとソロ男性と後になったり先になったりで行き先を尋ねた。彼は普通に登山姿だったが仕事で登ると言う。他にカメラ抱えたソロ男性が居ただけで静かな裾合平。初夏の満開時期は凄い人だったのが嘘のよう。(↑)10：19　中岳温泉を見下ろす当たり前のように露天風呂に浸かる2名の中年男性は素っ裸。お二人とも肥満気味で湯にギチっと詰まった感じだったから目をそらしてスルー。前回も居た人に似ているので常連？(↑)10：42　安足間岳から比布岳の稜線源頭の向こうには当麻の稜線でその最後に安足間岳。茶色の尾根を繋いで右に比布岳、少し離れて岩が並ぶ鋸岳。あれがこれから辿る稜線で段々近づいた。もうすぐ中岳分岐の此処でさっきまでご一緒だったソロ男性が作業を始めた。雲上の職場ですね！と声を掛けてお別れした。(↑)10：59　お鉢平　奥に烏帽子岳誰も居ない中岳分岐に到着したのは10：47。中岳周辺は花の時期も紅葉も素晴らしい。岩の天然オブジェを通過したら北鎮の肩に人の姿が見えていた。(↑)11：28　北鎮岳の山頂と雲海北鎮岳は年配男性3人パーティが登って来ただけで静かだった。此処まで歩き始めてから2時間50分経過。さほど渇いても居ないが手持ち無沙汰に喉を潤す。今度は登って来た山頂の右手からゆったりと大きく下り次は比布岳を目指す。(↑)11：44　鋸岳のトラバース振り返ると見えていた北鎮岳も辺り一面が一瞬でガスになった。斜面を見上げたら鋸岳もチングルマの紅葉がきれいだった。ハイマツ帯の中をコルに向かって下り続ける。(↑)11：52　比布平のコルに降り立った此処から比布岳に至る7月のお花畑は素晴らしかった。どなたにも出会わず独り占めの景観に晴れ間が欲しい。(↑)12：11　紅葉がいいもう比布岳の山頂が近くなりやっとガスの中から開放された。此処は裾合平のフラットな紅葉と違い山型のポコポコしたチングルマの斜面が可愛い。(↑)12：18　比布岳到着　右は当麻の稜線、左が旭岳若者パーティと山ガール連れたファミリーが居た。ランチタイムにする。さほどお腹も空かず菓子パンを三分の一食べていい空気をたらふく吸う。登山前に中位のおにぎりを必ず一個食べるのでお昼はいつも少食。スポーツドリンクも500ミリリットル。予備は殆ど手付かず。だからザックは軽い。(↑)12：18　旭岳を眺める右に旭岳で隣は熊が岳。画像の左端が中岳分岐で裾合平から辿ったコースの展望がいい。(↑)12：32　進む方向は左の安足間　中央の奥が永山岳永山岳への稜線向こうに雲海。少し昼寝してからベンチで寝ている若者達を起こしたら愛別岳に行った仲間を待っていると言う。自分もその愛別岳方向に間も無く下山した。(↑)12：38　愛別岳分岐から愛別岳を観る雲海の中に山頂だけが黒く浮かんでいる。分岐から吊り尾根を歩く時の雰囲気がいい山で昨年、久々に訪れたがやはり雲の中だった。(↑)12：45　安足間岳が目の前左端が安足間岳で南側の崖斜面下が花畑になっている。登山道から外れているが花の時期には入り込んで過ごすことが多い。(↑)12：50　安足間岳のフラットな山頂振り返ると分岐近くに賑やかだった外人パーティが見える。黒い愛別岳山頂が中間に見えている。右が辿って来たコースで画像に反映されていないが右端に比布岳がある。(↑)12：54　いよいよ当麻岳に向かう安足間岳からは標高2000メートルの稜線を当麻乗越に向かって歩く。4日前のＮ嬢とは向こうから登って来たが今回は下って行く。当麻乗越からはピウケナイ沢を徒渉して姿見の駅に戻る。(↑)13：11　いつ来てもいいやはり何度でも浸りたい景観である。(↑)13：11　素晴らしい多分ミネヤナギの黄色が効いているんだと思う。うらうらと浦島花子になりながら歩いたばかりの当麻の稜線歩きを堪能。(↑)14：11　ピウケナイ沢当麻乗越の分岐には愛山渓に戻るソロ男性が居ただけ。ガスで沼の平も見えなかった。裾合分岐まで戻った頃から再びパーティがちらほら見え出した。朝、挨拶したご夫婦パーティに再会してお話ししながらのんびりと下山。ホテル泊の彼らは明日、私が本日辿ったコースを行く事にしたと言う。今日、私の半分も歩いていないのに此処で会うなら強硬すぎると思ったが多分、未消化だったのでしょう。(↑)前回と同じ画像に思える旭岳15：55　下山　35989歩　あと10歩ほどで36000大台だった。ゴンドラ駅が近づくと現実に戻る。バテた登山者や観光客が行き交う靴洗い場で汚れを落とす。翌14日も愛山渓から沼の平に登り　15日は吹上温泉から十勝岳経由で上ホロカメットク山、三峰山で十勝岳温泉に縦走した　結局3日連続で紅葉歩き。　

  2014.11.16

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  2014年9月の山・・・旭岳から永山岳経由で愛山渓温泉に縦走

  9月8日　曇り　8：50　スタート　観光客に混じってゴンドラ降りた。昨日は紅葉の黒岳から銀泉台を縦走して満喫した筈が癖になる。今回は当麻乗越から稜線越えて愛山渓温泉に縦走。しっかりバッテリーを確認してデジカメ握る。(↑)8：50　旭岳には雲登らない旭岳を右に見ながら人ごみを縫って裾合平に向かう。秋のチングルマが目立つ夫婦池の付近までカメラマンが色々準備中。(↑)9：04　苔桃とシラタマノキ赤い実と白い実が並んで可愛い。足早に過ぎた登山道は静かになり振り返ると駅が遠くなった。やがて白玉の実が一面、崖を覆ういつもの場所。(↑)9：25　これから辿る当麻の稜線と大塚小塚裾合分岐に向かいながら紅葉の手応えを感じ景観を楽しむ。その分岐を過ぎた処でソロの山ガール？と出会う。愛山渓から当麻乗越ピストン予定だったが時間があるので裾合平でも行くかどうか思案の山歩きと言う。自分も愛山渓に下山すると話したら当麻稜線は行った事が無いから同行したいとその場から引き返しついて来た。(↑)9：17　ピウケナイ沢彼女が渡渉したばかりのピウケナイ沢は紅葉が素晴らしい。初夏に訪れた時、水没していた飛び石は完全に姿を現わし楽だった。彼女は十勝で小さなＮ牧場をご夫婦で経営するＮ嬢。若く見える。(↑)10：49　当麻岳へ　下山のソロ男性に会っただけさっきＮ嬢が目指した当麻乗越(とうまのっこし)は沼の平を経由する稜線下のコース。今度は当麻乗越から当麻岳に向かって少し辛い登りで稜線に出る。安足間分岐から永山岳を経由してポンアンタロマ川に沿って愛山渓温泉に下山の予定。(↑)11：30　裾合平からピウケナイ源頭の紅葉稜線歩きはほぼフラットで足元も眼下も紅葉が雲間に展開する度に鮮やか。Ｎ嬢は此処がいいなんて聞いた事が無いと同じセリフを繰り返しながら歩く。大塚小塚を上から見るのも初めてなので感動していた。(↑)11：51　楽しそうに歩くＮ嬢正面に横たわる稜線は永山岳から安足間岳。あそこを下山で辿る。風が吹いたら耳がちぎれそうな程、寒い標高の行程となる。二人で裾合平の紅葉を見ながらランチタイム。(↑)12：01　当麻稜線から沼の平を振り返るＮ嬢が登りで辿ったコースはあの沼巡りである。もう安足間岳への稜線最後の登りとなった。(↑)12：05　左に永山岳あの稜線の中央に愛別岳の山頂が飛び出して見える。愛山渓温泉にはイズミノ沢コースから下山する。Ｎ嬢は三十三曲りから登り途中で新品の熊鈴を落としたので探しながら戻ると言う。(↑)12：48　安足間分岐近い何処が山頂かと思うほどフラットな安足間岳を過ぎた。若くて体力のあるＮ嬢に比布岳のピストンを勧めた。往復しても30分位だからと霧の濃い分岐でお別れとなる。愛山渓でもう一度会えるかな？と聞かれた。(↑)13：26　永山岳でＮ嬢に早い再会13：08　永山岳に到着していよいよ下山になる。霧は治まらない。さっきまで同行して離れなかった若いＮ嬢が気になる。此処で待って三十三曲がりから一緒に熊鈴探しをして下山する事に決め昼寝して待つ。思い掛けない展開に彼女も喜んだ。(↑)13：53　沼の平が再び紅葉の永山岳を下山して銀明水の場所を教える。少し和風が広がる意外な雰囲気に彼女も驚く。(↑)14：06　沼の平に向かって下山あとはハイマツ帯に吸い込まれ登山道は岩の急斜面になる。長く感じる部分だが最近は笹刈りも充実した道。(↑)14：41　滝ノ上分岐此処からは沢沿いの滝コースが右に分かれるが今回は三十三曲りコース。左折して渡渉したら連絡路から沼の平の台地に出る。(↑)14：48　連絡路から振り返る以前は猛烈な笹薮漕ぎで息も出来ないし下山者とぶつかりそうになった事もある。こうして中間からのんびりと永山岳への登山道を眺めるのは笹刈りのお陰。14：51　沼の平の分岐から三十三曲がりを2人で熊鈴探しながら下山したが見つからなかった。15：54　下山　愛山渓温泉に着いた　28517歩彼女は登りで誰にも会わなかったと言うだけに他に殆ど登山者が居なかった。此処でＮ嬢と本当のお別れ9月13日　旭岳から北鎮岳経由で比布岳を踏んで当麻の稜線を今回と逆から歩いた。

  2014.11.15

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• 2014年9月の山・・・黒岳から赤岳経由で銀泉台に縦走

  9月7日　晴れ　7：40　スタート　黒岳7合目の登山記帳所には列が出来ている。いつもは2冊ある筈の帳面が1冊で係のＭさんも誰も居ない。下山したばかりの老夫婦は階段の下まで繋がる列にいらついている。ご主人は私の順番でいきなり帳面を取り上げペラペラとページをいつまでも戻りながら下山の記帳を済ませて機嫌悪く消えた。時間的に黒岳まで行ったかどうか定かじゃない。ともかく天気が良くて一つ除けば最高の日だった。それはデジカメの電源が入らなかった事。バッテリーを入れ忘れて来た。残念無念だが素晴らしい紅葉を目に焼き付けながら人で賑わう黒岳から北海岳に向かった。途中で出会ったソロ男性に愚痴るとその方も車に置き忘れた経験があると言った。その分、じっくり歩けた。何せいつもなら数百枚の画像を残すのが常だから文明の利器が無いのもいい。赤岳下山の紅葉は素晴らしかった。後日の感想は此の日がピーク。14：07　銀泉台に下山　27883歩実際はケータイで撮影したが普段より電池不足だったので10枚足らず。更なる不幸はその後、スマホに入れ替えたら赤外線を使えず移動できない。ＳＤカードに移動してＰＣにコピーしている内、何処かで消滅してしまった。その内、発見したらちゃちな画像をアップする日があるのかどうか。翌日はバッテリー入れて旭岳から永山岳経由で愛山渓温泉に縦走。

  2014.11.14

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  2014年9月の山・・・大雪山系　五色岳へ沼の原から

  9月2日　晴れ　6：52　スタート　今年　やっと開通したクチャンベツ登山口。記録では2010年の6月に最初からスノーシューを装着して登っている。その後、林道が崩壊して待ち兼ねた此の日。車は平日の紅葉前でもあり3台だけ。昔は登山口から間も無くクチャンベツ川を渡渉して登山は始まった。今は登り返して少し上流から工夫して渡る。歩き出して小1時間、女性2人パーティに追い着いた。山中泊してトムラウシ山を目指すとの事で一緒に行こうと誘われる。(↑)7：47　沼の原が近い急な登山道がフラットになると空も明るくなり湿原状態になって来た。幾分、紅葉が始まってナナカマドが赤い。(↑)8：10　美しい木道を歩きながら右に見える石狩連峰のニペの耳は日差しが強くて眩しい。すぐに分岐が現れた。木道から外れた笹刈りの道は沼の原山に向かいヌプントムラウシや石狩岳へのコースとなる。再び木道歩き。(↑)8：21　逆さトムラウシ山大沼に映るトムラウシ山はてっぺんに雲。此のテン場から先は今回の開通に合わせて新品の木道になっていた。凄い荒れ様だったから感激した。やがて池塘群も終わり「五色の水場」を過ぎたらジグを切る。(↑)8：55　ヨツバシオガマ咲く花畑思いがけない展開。斜面にヨツバシオガマが満開だ。雪解けが始まる頃、轟音出して滝となる登山道は花畑で右奥には大沼。(↑)9：17　タカネトウウチソウの道岩と青空。気持ち良く人が居ない静かな山歩きは先日の芦別岳とは大違い。完全に上書きされて芦別岳は遠い日になって行く。(↑)9：32　振り返る何処までも木道は紅葉の中に続いていた。石狩連峰のニペの耳、ニペソツ山の展望と時折、現れる沼にワタスゲ。エゾヒメクワガタ、エゾウサギギク、イワギキョウ、ウメバチソウも咲く。(↑)10：05　木道が登って行く先に山頂が見えた今年はもう紅葉が始まっている。縦走帰りのソロ男性、少し後からソロ女性も下って来た。これで2パーティに出会っただけ。(↑)10：20　いい雰囲気光るチングルマの風車とエゾオヤマノリンドウ。背景は音更山辺り。まだまだ五色が原のお花畑は健在で嬉しい。(↑)10：43　トムラウシ山すぐ傍に聳えている。空には雲が湧いてこっちに来たら嫌だなと眺める。(↑)10：43　振り返る小さくなった大沼を何度も見下ろしながら。ウラシマツツジが真っ赤に敷き詰めた岩場は山頂直下だった。(↑)10：45　五色岳に到着　一番奥のでっぱりが化雲岳はい松帯に囲まれた平らな山頂に山ガール2人と案内役中年男性の3名パーティが食事中。出発時間は1時間程、早かったと言う。彼らは雲行きが悪いからとそそくさ「合羽は上だぞ～」下山の準備を始めた。(↑)10：57　座りごこち悪い山頂　背景は忠別岳雨が降ってもいいから少し昼寝すると言うと関西弁の山ガールが「のん気な人やなぁ、はよ降りてきいやｧ」と言い残して去って行った。とても楽しい人達。独り占めの五色岳で椅子型の岩に腰掛けて目を閉じたが落ち着かない。(↑)11：16　忠別岳に向かって少し下る目前に展開する忠別岳までは2時間要するが雲が無けりゃ行ってたかも。左奥には旭岳、白雲岳が見えているがやはり雲。登山道はハイマツが広く刈り払われて広い。(↑)11：18　そろそろ下山登山道は中央遠く化雲岳の岩が立っている方角に続く。化雲岳の三叉路から雪渓の左がトムラウシ山。真っ黒になった空の下で見納めの景観を堪能する。チングルマの紅葉がきれいな木道を下山。登りで出会った女性2人パーティに再会した。すっかり忘れていた自分よりのん気なお二人と名を名乗る程の立ち話。一緒に行こうよと更に誘われる。(↑)13：36　沼の原から五色岳を振り返る雲が掛かり判り辛いが左端にトムラウシ山。五色岳の右奥に忠別岳。大沼の濡れたテン場に2人パーティが休憩していた。楽しい会話の途中でやっと気付いた下山のソロ達だった事。紅葉も観たと満足気で体力が回復した今は別人に思えた。広くてフラットな木道には先に下山した楽しい人達パーティが見える。なるべく距離を保ったままゆっくり下山しようと歩みを遅くした。(↑)14：41　クチャンベツ川渡渉で追い着くうまく渡れないガールさんが沢の真ん中から戻ったりしていた。皆さんと賑やかに下山する内に駐車場が樹の枝越しに現れて楽しい人達と終了のハイタッチ。14：42　下山　36880歩　結局、山頂まで木道。少し足が疲れた。前回、スノーシューで歩いた時はコースが化雲岳との中間辺りだったし歩数も少なかった。その後は9月7日黒岳から銀泉台に縦走。紅葉はピーク。下山中、登って来るソロ男性にあの雲は何処に湧いているかと聞かれた。｢層雲峡です」と答えたら安心した様子。車でクチャンベツの林道を過ぎ層雲峡に向かう頃、バケツをひっくり返したような雨嵐に遭う。山中でなくて良かった。

  2014.11.13

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  2014年8月の山・・・芦別岳

  8月30日　晴れ　8：43　スタート　今月9日に来たばかりだが時間切れで雲峰山にて下山したばかり。気分はリトライだが芦別岳で始まり芦別岳で終わる8月になった。季節も移ろい前回よりすっきりと晴れているのが慰めだけど今回はとても暑い。相変わらず車は多く賑やかな山歩きと思う。(↑)10：46　夫婦岩Ｘルンゼがきれいに見える。此処まで来るのに疲れも無く余裕の足取り。(↑)10：48　キノコ上旬と下旬の違い。あの時は蘭が何種類も咲いていた登山道はキノコになってしまった。(↑)11：53　雲峰山からあと30分で山頂なのに下山した前回と同じ場所に立つ。あの時、熊の沼沢から登ったと言うソロ青年が下山して来た。もしゃっとした髪がヘルメットから覗きいかにも山男。後日、彼の辿った沢を地形図でなぞる覚太郎コース下。そんな歩き方もあった事を知る。(↑)11：57　雲峰山をスルーして大沢を見下ろしながら此処で休憩のパーティと挨拶。人が途切れない雲峰山からの道を何度も振り返り山頂に向かう。昔はいつも訪れたから懐かしくて嬉しい。(↑)12：14　雲峰山を振り返る小さくなった前回の山頂。登山口から雲峰山まで殆ど人に出会わなかった筈なのに此の辺りはパーティが多い。山頂直下の登山道が二股になっている。以前は気付かなかった直登コースを行く。(↑)12：29　芦別岳の山頂いきなり人でいっぱいの山頂に躍り出たのであっけに取られた。恐竜のようなシューパロ岳を眺める。崕山も遠くに見える。芦別岳の山頂は展望もいい。記録を見たら最後に訪れたのは1998年の8月22日北尾根コースだった。(↑)12：30　崕山中央奥に見えている。以前、北尾根コースから登った時、右下に白い恐竜が樹林から現れた。色と言い山容と言い石灰質の不思議な山は咲く花も珍しい。山頂の反対側で黒っぽいシューパロ岳もまた味がある。狭い空間で360度を急いで見回す。背後からは持参した食べ物を回しながらどうぞ、どうぞと振る舞う声が飛び交う。腰を下ろす場所を探せないまま少し時間が経過しても山頂標識の傍にも行けない。15.6名以上だろうか。その賑やかさで週末だった事に気付く。すぐに下山。今度は花の咲くいにしえのコースから山頂稜線に戻る。(↑)13：01　旧道コース先程の山頂を見上げ旧道コースを見下ろす。ゆっくり独り占めの場所でランチにする。やっと至福のひと時。(↑)レブンサイコ花後だが山頂にもミヤマダイコンソウと共にあった。イブキジャコウソウは何処かで咲いているのだろうかと探すが見当たらず。(↑)13：08　ポントナシベツ　奥は夕張岳お隣の山を見ながら空腹を満たす。夕張山地を遠くの山から探す時は先ず真ん中の鉢盛山が目印になる。山頂からは相変わらず人の声が降って来る。お天気は最高でどなたも気分はハイ！(↑)13：13　雲峰山に向かって下山タカネトウウチソウが咲いていた。他にハイオトギリの黄色いブーケやコガネギクが富良野盆地を背景に花畑となっていた。羆の掘り返しもある斜面は日差しも強く撮影が大変。(↑)13：55　雲峰山から北尾根を眺める静かで平らな雲峰山に立ち寄り誰も居なかったので昼寝タイム。最近のマイブームで足を休ませるには眠るに限る。敷物広げてザックが枕。帽子で顔を覆うと風の音だけが聞こえて癒される。山頂から段々近づく喧騒がすぐ傍で最大になりそれから静かになった。もう誰も居ない。熊の沼に向かってジグを切る登山道にはトリカブトやヤマハハコが咲いていた。(↑)14：22　雰囲気のいい尾根歩き　反面山を通過したのは14：17　もう鶯谷が近い。リセットした足は順調で色んなパーティに追い着いた。呻吟坂からは追い着いた茶髪ソロの山ガールと話しながら下山。15：40　下山　29800歩　前回より雲峰山から山頂往復に2000歩追加。不本意な1ヶ月だったが9月は濃厚な山歩きになる。日々、大雪山系の紅葉を満喫して雪山になるまで楽しめた。

  2014.11.11

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  2014年8月の山・・・旭岳温泉から姿見の池

  8月16日　曇り　10：30　スタート　旭岳ビジターセンターにうら若き新人女性が居た。彼女から姿見の池近くで蘭のシロウマチドリを見たとの情報を貰う。ぶらっと入っただけだったがラッキー。早速、車に戻って見に行く準備に取り掛かる。(↑)10：31　大雪山山荘から車は殆ど此処に置く。個人タクシー緒ｏさんの車もある。山荘の山好き女将さんは出掛けたらしく「山に行ってます」のお知らせ。無料駐車場から木道に入りロープウェイは使わず天女が原湿原に向かう。盤の沢コースの朽ちた木道をバランス取りながら歩くと頭上にゴンドラが行く。(↑)10：47　ホソバノキソチドリ樹林が切れ始めて湿原モードになると一株見掛けた。お盆なので行き交うパーティが普段より多い。(↑)11：02　天女が原湿原お気に入りの場所。咲いているのは白いハクサンボウフウ？、コガネギク、タチギボウシ、エゾオヤマノリンドウ。楚々とした花畑が広がる湿原を木道を歩いて過ぎる。(↑)11：40　3合目過ぎてもうすぐ樹林から長い階段歩きになりその先にゴンドラ降りた観光客と合流する分岐がある。そんな頃、ご夫婦が休んでいたので下山かと挨拶したら天女が原湿原は何処かと聞かれた。とっくに過ぎたし間も無く姿見の池だからと教えたらお二人が顔を見合わせ驚く。私は蘭を見る為に向かうので後でお会いしましょうと先行した。(↑)11：36　ミヤマホツツジ階段歩きの途中に群落がありいつもの場所で咲いていた。他にミヤマリンドウやタカネトウウチソウが咲く。紅葉時期が素晴らしい場所でもある。(↑)12：09　姿見の池分岐いきなり人通り多い観光道路に出た。まっすぐ姿見の池に向かいながら目は教えられた場所を確認しながら点になる。空は雲が広がったり全体に覆ったりで旭岳も山頂は霞んでいた。(↑)12：21　シロウマチドリ数株しか無いと聞いていたが散り際なのも相まって痛々しい。誰一人として気に掛けない此の蘭を激写したが茎が太くて男っぽい。距と唇弁が同じ長さで雰囲気はエゾチドリ似だった。手前にはコガネギクが満開で一面が黄色い斜面が広がり鮮やか。(↑)12：28　姿見の池観光客に中国人がいた。彼らはすぐ傍にいる仲間に大声でパオパオ叫びながら撮影していた。蘭も見つけ今回の目的は果たしたたから喧騒から逃れたくて見晴台に上がった。(↑)12：30　休憩此処からの展望は高根が原から忠別岳やトムラウシ山が見えるのだが雲の中。早々に下山する。人を縫って戻り出すと声を掛けられた。先程のバテ気味ご夫婦が到着して探し物の蘭は見つかったかと興味津々。思い掛けず姿見の池に辿りつき満足だったのかとてもお元気そうに見えた。お別れして再び盤の沢を下る。(↑)13：23　天女が原の看板が無い以前は高層湿原を説明する大きな看板があった筈だがいつからか見掛けない。無い方がすっきりしてエゾ松も映える。(↑)13：23　1合目静かなコースを歩きながら時間が迫ってきた。アカモノやウメバチソウを見ながら樹林に入る。沢音と共にゴンドラの出発する気配が感じられたら旭岳温泉。13：40　下山　前日の三十三曲がりリセット忘れで29000歩ビジターセンターに立ち寄りお礼を言おうと思ったが彼女は留守。奥に館長のｋさんが居たから一応の挨拶。女将さんはまだ山中らしく戻っていなかった。何処の山に行ったのだろう。中旬から大雨や災害が続き荒れた8月。

  2014.11.10

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  2014年8月の山・・・天人峡から滝見台

  8月15日　晴れ　11：33　スタート　天人峡温泉からトムラウシ山への登山口から。アケボノシュスランには早過ぎる今回。半端な時間なので行ける所まで。一昨年、此処から化雲岳を日帰りして以来。(↑)10：33　草刈り直後青臭い空気の中、三十三曲がりを登る。天人峡温泉街を流れる忠別川には垂直な涙壁と言う高い絶壁がすぐ横に連なる。同じ斜面にジグをきって登山道が張り付きトムラウシ山からの縦走で最終地点となる。最後の最後で最大のお仕事となる場所です。(↑)10：42　シオガマギク　他に花後だったがヤマジノホトトギスが倒れていた。此処の花色はオレンジ。今は通行止めだが羽衣の滝方面にはかつて黄色が僅かに残っていた。(↑)10：51　アケボノシュスランがもう咲いていた！まだ建物が樹林から見え隠れする急斜面で早速、蘭のアケボノシュスラン。小さな花だから草刈されていなかったら探せなかったと思う。絶妙な配慮かと感心。(↑)11：04　ダイモンジソウ岩肌があらわな場所に見つけたが株は少ない。ただ、ただ咲いていた事に驚く。他にアマニュウ、エゾアジサイ、ツルニンジン、トリカブト、エゾクロクモソウ。(↑)11：22　アケボノシュスラン見飽きない。登りながら幾度と無く展開する群落。マット状に広がり淡くて白っぽいオレンジ色の花。嬉しい日となる。(↑)11：24　台地に上がるやっと三十三曲がりを登り終えたらフラットな道になる。滝見台に間も無く到着したら縦走帰りのソロ男性がいた。此処まで来たらほっとして滝を眺めている。そのまま第一公園まで行く気も無いまま先に進んだ。何度かすれ違う下山者は足元が泥んこなのは前日の大雨のせいだろう。(↑)12：35　旭岳のロープウェイ駅を見ながら戻る登山道の脇にはオオヤマサギソウが咲いていた。アリドウシランの多い処だが時期はとっくに終わった。他にツルリンドウ、キノコ。イワツツジとゴゼンタチバナの赤い実。樹林帯を下り始める辺りで引き返した。(↑)12：53　滝見台から羽衣の滝を忠別川の対岸から眺める。やはり下山のソロ男性が休憩していた。彼は旭岳から入山してトムラウシ山に行き天人峡に下山と言う。時間があったのはお互い様でしばしの山談義。13：30　下山　駐車場に居たらタクシーが彼を迎えに来た。その後、旭岳のロープウェイ無料駐車場に行った。暫くして目の前の男性に見覚えがある。さっきまで滝見台で山談義したソロ男性がいそいそと長旅の整理整頓中。あの広い駐車場で偶然の再会だが先程のお別れが無駄になるので声は掛けなかった。翌日は旭岳温泉から姿見の池に行った。お盆なので何処も人が多い。8月12日はニペソツ山　　14日　駒止湖　　15日　滝見台　　16日　姿見の池忙しく出掛けていたから孫キッズファミリーとお盆らしく過ごしたのは13日だけ。　　

  2014.11.09

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  2014年8月の山・・・東大雪　ニペソツ山

  8月12日　晴れ　8：00　スタート　先客の車が5.6台。前回は2012年で回転できない位、車が多かった。その時は標高年を前倒しだったがその後の計測で1メートル低くなったニペソツ山。後付けで正しい標高年に訪れたのでした。そんな事を思いながら十六の沢の丸太橋を渡って杉沢を見下ろし尾根を行く。(↑)9：21　右が西クマネシリ岳振り返るといつもの楽しみはオッパイ山。クマネシリ山塊の西クマネシリと隣のピリベツ岳が胸形に並ぶ。20年位前だと思うがシュナイダーコースから初めて拝見した。あの頃はブッシュが酷く朝露でびしょ濡れになりながら後続パーティに尋ねて判明した。帯広から来た若い3人パーティだったが先行した途端、彼らも濡れた。あの時の石狩岳山頂は濃いガス。1時間待って展望が開いたが若者パーティは寒くてとっくに下山した。チャンスの少ない東大雪は思い出深い。小天狗を巻きながらやっと風が強くなった事に気付く。(↑)10：09　トムラウシ山を遠望ハイマツ帯を抜けたら強風で中止した下山のパーティに会う。山ボーイ２人パーティと中年ペアパーティ計５名で斜面で山談義となる。話しながらブラジルから来た日本大好き女性と道外の男性はソロと知った。話題は尽きず下山後の食事は何処が良いかまで及んだ。三股山荘のビーフランチを勧めたら今日はそこに決めたと彼女と顔を見合わせる。どうやら彼女は幌尻岳で羆に出会い怖い目に会って以降、彼と知り合い同行中らしい。南日高の神威岳に行く予定で誘われたが日程付かず無理だった。(↑)11：24　山談義はお開きで石狩連峰に向かって下山のペアパーティ。　寒くなって解散したが自分だけはもう少し登る事にした。山頂にソロが向かっているらしいとの情報を残して皆が下山し急に静か。前天狗に向かうが寒くて手が痺れて我慢できない。風は益々強くガレ場からブッシュに戻って冬手袋を出した。(↑)12：05　京都の山ボーイいよいよ諦めて戻り出す。そこで出会った彼に誘われ再び前天狗を目指す。岩に手を掛け低い姿勢で前進中｢楽しくないからやっぱり帰ります」と彼が言う。最初から判っていたけどランチを付き合ってお別れした。(↑)12：09　紅葉したウラシマツツジまた一人になった。一握り咲いたイワブクロが今頃では寒そう。ダウンジャケット着てのんびりと山談義の斜面に戻る。一番辛い尾根歩きを終えイブキジャコウソウを見たくて来たのに残念。(↑)12：46　花畑天狗のコル付近はミヤマリンドウ、ウメバチソウ、ハクサンボウフウ、シモツケ、ミヤマホツツジハイオトギリ、キバナノニガナ、コガネギク、クロウスゴの実。日差しも暖かいので斜面に張り付いて撮影していたらソロ男性が登って来た。羆に持って行かれるよ～　笑って言う。(↑)13：07　ウペペサンケ山あの山も暫く行ってない。うらうらと相変わらず野性の蘭を探しながら下る。(↑)13：07　見納めで前天狗８月の花の時期に山頂まで辿りついていないからその内にリトライしよう。(↑)13：08　小天狗の岩場此処で山頂まで行ったソロ男性に追い着かれた。埼玉県から来た日本１００名山トライ者であと３山だと言う。歩くのが早い。振り向きもせず語るがイブキジャコウソウが咲いていたかは「花に興味無い」の一言。(↑)14：16　しっとり和風エゾ松の尾根道では蘭のエゾスズランが咲いていた。此処にトラキチランが咲いていたらどれほど嬉しいだろう。山中泊の山ガール２名パーティが来た。先に下山した山談義仲間の山ボーイ2人パーティが川で遊んでいたと言う。(↑)14：31　十六の沢下山　20800歩台風11号の影響で此の日辺りから山全体が荒れ模様でした。9月に入り大雪山山荘の女将さんがニペソツに行く日を算段していたが私はリトライ出来なかった。

  2014.11.07

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  2014年11月の山・・・支笏湖周辺　風不死岳

  　　今回は「デジカメ持って野に山に」Hさんとの再会記念で割込みアップします。11月5日　晴れ　9：58　スタート　完璧な青空で行き先も無く家を出たが通勤ラッシュに重なる。風不死岳の北尾根コースなら10時に登っても満足出来るとハンドル握りながら決定。下金山林道が近くなると路面は積雪。(↑)9：33　支笏湖から恵庭岳駐車して湖岸からしばし見とれた。まだグリーン色の湖面だが支笏湖ブルーは南側からならどんなかと楽しみになる。(↑)9：58　ゲート前樽前山のゲートが閉じられたから北尾根から登る車が数台。此の中にHさんのお車もありました。(↑)10：35　支笏湖が見え出す何と無くブルーに見えるので何度も振り返りながら急斜面を行く。汗をかきたくないのに気温も17度に上がる予報だから暑い。(↑)10：50　恵庭岳さっき眺めた湖岸からの雰囲気とはまた違っていい。7合目で下山のHさんと再会。百松沢山の南峰以来だと彼が想い出してくれた。話し込んで楽しいひと時とお別れしたのは11：18。彼は紋別岳にも登ってから帰宅と言う。再び登り始めた8合目。今度はHさんとの会話に登場したTさんが下山して来た。(↑)11：37　お二人見送ってTさんとは初対面なのにすでに登場人物だからほっこりした会話に話が弾んだ。落ち葉の混じった雪に足踏みしながら大沢の崖を背にした細尾根での事。途中、大沢コースから上がって来た2人パーティが先行して行った。(↑)11：58　振り返る尾根道雪は多くない。下山のパーティが山頂は暖かいと言っていた。(↑)12：19　風不死岳の山頂ヘルメット姿の彼らは楓沢の事を知っていそうな雰囲気なので尋ねてみた。9月の大雨で苔が剥がれたらしい事や紅葉が素晴らしいとの事。多分、訪れる日は無いと思うが想像出来ただけで十分でした。2人が下山して独り占めの山頂。弱い風が冷たい。(↑)12：20　樽前山の全貌熱い珈琲を作って飲みながら見回す景観がいい。徳舜ホロホロが近い。尻別岳や雪の乗った羊蹄山。東方向は遠望きかない。　樽前山への隣のポコ。登山道は真っ白で誰も歩いた気配が無い。(↑)支笏湖と周辺の山恵庭岳、丹鳴岳、フレ岳、漁岳・・、白老岳と南白老岳。Tさんの向かうアンテナ群の目立つ紋別岳を眺めていた。時間があったら立ち寄りたいが出発が遅過ぎた。(↑)看板の周りに人が居ない常に人気の山だからこんな日は記憶に無い。(↑)12：35　ゆっくり下山展望の良い笹の山頂稜線を時間掛けて進む。(↑)12：38　冬枯れ振り返る山頂方向。雪は解け出して滑る。アウターを途中で脱いでも暖かい。13：29　下山　　下山で装着した万歩計は6900歩　温泉街の紋別岳登山口の入り口を通過しながらHさんそろそろ下山かなと眺めた。帰路はラッシュに会う前だったので所要1時間半。まだアップしていない夏以降の山歩きが20山程あるので次回は8月の二ペソツ山。

  2014.11.06

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  2014年8月の山・・・芦別岳　新道コース

  8月9日　曇り　10：09　スタート　気温の上がる時間帯だが所要ついでの芦別岳。夕方までにトムラウシ温泉に行く予定もあり無理な山行き。近場を探す内にタイムオーバーした結果、他に選択肢が無くなった。鹿ゲートを閉じて歩き出すと樹林の急斜面。幾分、ペースが速かった。　(↑)11：21　見晴台で休憩樹林が開けてコースから富良野平野が眼下に見えた。十勝連峰の展望は無く汗を拭き拭きスポドタイム。久し振りの芦別岳で少しバテ気味になる。(↑)11：47　エゾスズラン　蘭科思いの外、野性の蘭が多くて撮影三昧になるが相変わらずの急斜面が続く。体も重くなり休憩ばかりでは果たして何処まで進む事が出来るやら。展望が悪いので鶯谷で引き返したと言うソロ男性に会う。あそこからやっと楽しくなるのに。(↑)12：08　ツルアリドウシ延々と咲いていた白く輝く可憐な花。勿論、下山者がひっきりなしで「今からですか？」も聞き飽きた。返答は「行けるトコまで」と口を濁らせ立ち話の回数も多い。山頂で撮影した花の画像を見せて頂いたりゆるゆるタイムに浸る。(↑)12：12　鶯谷懐かしい分岐にようやく着いた。覚太郎コースは完全に通行止めになり草が生い茂った様子に時を感じる。スポドで喉を潤しながらさっき引き返したソロ男性を思う。時間と相談して反面山に向かい出すと残雪が見え風が涼しくなった。(↑)13：04　雲峰山とのコル思ったより体が楽になったから反面山をスルーして雲峰山とのコルに降りた。此処で下山のソロ男性と立ち話。折角だから雲峰山まで行けば時折、雲が切れると言うので早速、登り出す。(↑)13：22　オトギリソウジグを切る懐かしいコースを一人しみじみ登って行くと花が次々。以前はしょっちゅう訪れた芦別岳がいつしか遠のいた。昔、入山禁止も知らずに入った旧道からの周回縦走で誰にも出会わなかった事も。(↑)13：52　雲峰山に到着山頂を雲が切れた瞬間に撮影。此処からあと30分だが制約時間もギリギリになって来た。(↑)13：52　屏風岩と旧道コース着て良かった。　　　いい空気。(↑)13：55　旧道コース目で追いながら再びあそこを歩く日があるのだろうかと眺める。下山の直下ではエゾオヤマノリンドウやヤマハハコ、ウメバチソウが咲いていた。(↑)15：57　オオヤマサギソウ並んで咲いた同じ花だが葉の感じが違うので別種かも知れない。エゾスズランの群落もあった。殆どの方パーティが下山したので登りより静か。(↑)見納めでオオヤマサギソウ沢山、咲いていたが他の登山者は気にとめていない。ツリガネニンジン、ヨツバヒヨドリと意外に花が多かった分、いい山歩きになった。樹林が深くなり単調な急斜面の下りでは膝に違和感で「呻吟坂」の看板。まさしく。鹿ゲートが見えたらホッとした。16：09　下山　27800歩　　　　　　下旬の30日にリトライしたら2000歩増えただけだった。

  2014.11.02

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  2014年8月の山・・・層雲峡温泉　紅葉谷

  8月2日　10：12　スタート　暑い　登山者で溢れる層雲峡。ビジターセンターで蘭のの情報交換して時を過ごした。半端な時間だしうだる気温に登山の選択肢は無い。(↑)10：12　ひっそりとした登山口熊鈴を付けて歩く。他に車も無い。(↑)アマニュウ意外と美しい花(↑)10：36　紅葉谷赤石川が流れ落ちて迫力ある滝はしぶきで全体が霞んでいる。ナントも涼しい。　周りは層雲峡界隈の特徴ある柱状節理の長い長い岩がそそり立っている。(↑)ミヤマタニタデ(↑)エゾクロクモソウ(↑)ダイモンジソウ(↑)蛇此の時期、他に咲いていたのはエゾアジサイ。いい汗もかいた。静かなひと時を今年も紅葉谷で過ごしたので満足。

  2014.10.31

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  2014年8月の山・・・日高山系　沙流岳

  8月1日　晴れ　9：00　スタート　暑い日。樹海ロード、日勝峠の日高町側7合目から林道を入る。此の奥沙流林道ゲートは開きっ放し。数年前、試しに通った事がある。その時は登山準備も無く余りにも林道が長く急なので途中から引き返して以来、気になっていた。(↑)8：58　やっとスタートラインすでに標高が1250メートル。歩き始めたら思いがけずそよ風吹いて気持ちいい。おまけにカッコウの声が爽やか。一瞬だけの急登で登山口から650メートルで山頂に着く。キチンと残りの距離を知らせる看板が延々と続いた。(↑)9：01　山頂を見ながら蝉の声を聴きながら笹刈りの整備された道に感心する。やがて早春には花も賑やかだったろうと想像出来るゴゼンタチバナが見事な植生になる。此の日はヨツバヒヨドリが咲いていた。(↑)9：08　樹の股にイワツツジとにかくイワツツジが多い。すでに花後。実の色がグリーンだったり完熟の真っ赤だったり。開花時期に訪れてもピンク色の可憐な花は葉の下に隠れて咲く。眼下には無声映画のように国道を走る大型トラックがひっきりなし。(↑)9：23　沙流岳山頂ハイマツに覆われて展望はイマイチ。大きなハイマツに乗っかってトランポリン撮影を試みたがバランスを崩した。霞んだ空の下に見えていたのはペンケヌーシ岳とチロロ岳がやっと。(↑)9：33　下山の正面日勝ピークやペケレベツ岳を見ながらサクサク降りてしまった。9：47　下山　往復に要したのは47分間(↑)10：19　国道に戻った林道は10キロメートルでしかもジグを切って登山口に辿りつく。結局、車が登山したような感じだったがとにかく行けたのでバンザイ。次回、訪れるとしたら雪山シーズンだと思う。8月最初の山歩きだった。天候は第1週目は猛暑、その後は不順だったりチャンスが無かったり消化不良の1ヶ月。翌日、層雲峡温泉では余りの暑さに登山意欲を失い紅葉谷散策で涼む。

  2014.10.29

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  2014年7月の山・・・十勝連峰　扇沼山

  7月24日　曇り　10：45　スタート　台地林道から車が入れなくなってからの入山は初めて。センダイハギの咲く登山口。迎えのバスが1台のみで以前に比べたら人気が無くなったのだろうか。3キロメートルの車道歩きで林道は割れて修復不可能に思える箇所があった。(↑)11：13　以前は此処が駐車場だった手前ではアカバナのピンク色の可憐な花が咲いていた。ひっそりと草の少し生えた懐かしい空間を過ぎたら笹の登山道になった。(↑)11：48　時には木道樹林歩きが続く。遠くに扇沼山の稜線が木々の間から垣間見えるがなかなか近づかない。(↑)11：52　シモツケ咲く和風の道何度か樹林の中でジグを切ると前方に広い岩場がようやく広がった。下山のパーティが休憩している。挨拶をして交差するとお一人様に驚かれるが慣れてしまった。(↑)12：08　岩場で休憩これにて独り占めの山。もうどなたにも出会う事は無い。ゆっくりと喉を潤して雲の掛かった下界を眺めた。やがて背の高いハイマツ帯になると蘭のタカネトンボが足元に咲いていた。(↑)12：25　イワツツジ早春の花でいつも開花時期に間に合わないが今更の嬉しさ。樹林歩きで見えていた長い稜線も遂に目前。ウズラバハクサンチドリは終わり掛け。(↑)12：36　扇沼山のフラットな山頂涼しい風がそよ吹く感じでいきなり展望が開けた。正面に十勝連峰、振り返ると旭岳、左に続く稜線の先にはトムラウシ山。足元にはイワブクロが咲く。(↑)12：42　硫黄沼側の斜面信じられないほどの花畑が広がった。エゾウサギギク、ヨツバシオガマ、ハクサンボウフウの混植。先日のニセイカウシュッペ山とは全く異なる組み合わせ。(↑)12：44　斜面から稜線を何処が山頂なのか判らない稜線に今回は山頂標識があった。何度も来ているが見たのは初めて。ハイオトギリやツマトリソウが少し咲きリンネソウ、イワヒゲは多かった。(↑)12：59　キソチドリ背景は十勝連峰のオプタテシケ山。翌日、旭岳温泉で親しい知人のo氏と仕事絡みで会った。ナント同じ日に正面のオプタテシケ山に登っていたと知り二人で大笑い。彼はもっぱらバテ気味で途中撤退の寸前をすれ違った登山者に励まされての登頂だった。今年の夏山は最初で最後になったのは間違い無い。(↑)13：04　稜線に立つとイワギキョウ今回は此処で終了なので左に雲が掛かった旭岳を眺める。チシマノツガザクラが絨毯になって咲いていた。稜線沿いの登山道はトムラウシ山に向かっている。道は間も無くハイ松帯に吸い込まれ笹の斜面を下って兜岩に。その手前からベベツ川の源頭に下り三川台へと再び登りトムラウシ山に至る。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　(↑)兜岩画像の中間右寄りに兜岩。紙で折った兜に似ている。奥で一番高いのがトムラウシ山、此処からはあと4時間の行程。(↑)13：03　コガネギクが一面稜線をその反対方向の先端へと歩いた。昔は白金温泉まで登山道があったらしいのでハイ松帯にうっすらと踏み跡がある。先程と距離が近いのにコガネギクの斜面になった。(↑)タカネトンボ崖下にはキソチドリと一緒に咲いていた。辺りはチングルマで真っ白い斜面が広がった。花畑も色とりどりで楽しい。(↑)13：20　扇沼山から下山ゆっくりとランチもした。次はいつかなと思案しながらザックを背負う。のんびりとどなたにも出会わず途中で眺めたタケシマラン、レイジンソウ、14：20　キバナノニガナ大群落15：00　下山　22900歩　ゲート前の大岩で少し昼寝して迎えを待った。お天気に恵まれた7月の山はオオラスとなった此の日。8月はその分、天候不順で未定日ばかり。

  2014.10.23

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  2014年7月の山・・・北大雪 ニセイカウシュッペ山

  7月22日　晴れ　風　11:05　スタート　時間は遅いが古川林道から5.5キロメートルの行程。カッコウの声を聴きながらのどかに歩き出した。広い林道が登山道に変わった頃、咲いていたのはエゾウサギギク、マイヅルソウ。(↑)11：53　比布岳先日の縦走で歩いた比布岳から永山岳の荒々しい景観が現れた。黒岳のロープウェイ駅や表大雪の全景を見晴台近くまで眺めながら歩く。ミヤマチドリが咲きミヤマエゾクロウスゴの実。他にオオバスノキ、ミヤマホツツジ、ミミコウモリが咲いていた。(↑)12：11　1742峰大槍小槍に向かって迫力ある景観と花畑。表大雪では多くの花畑がマット状なのに対してニセイカウシュッペ山は花の草原が素晴らしい。アカモノ、ミヤマギキョウ、マルバシモツケ、ハイオトギリ、ウメバチソウ、ハクサンチドリ、ハクサンイチゲと種類も多くて百花繚乱。(↑)12：52　花畑の右奥は前峰、山頂は左に登るモミジカラマツとチシマノキンバイソウ、フウロソウ、アザミ、トウゲブキ。背の高い植物が競っていたがトウゲブキは終わり掛け。(↑)12：35　いつもは滝のような源頭も雪渓シオガマギクの変種でシベリアギクが咲いていたのはラッキー。クルマユリ、赤花のシモツケ、タカネスイバ、エゾヒメクワガタ、1742峰に向かって花畑をトラバースして歩くと下山のパーティに何度か出会う。(↑12：44　ずっと下まで花畑エゾツツジの群落も現れウズラバハクサンチドリまで満開。下山の山ガールパーティと癒されますねとご挨拶。(↑)12：48　雪渓を背景にチシマノキンバイソウとのコントラストが良くてしばし見入っていた。(↑)12：50　大槍小槍花を愛でながらウラウラと絶好の花日和。1947峰を北側に巻いたら今度はアオノツガザクラの絨毯が広がった。間も無く分岐に着いたが此処はかつて大槍小槍を経由して朝陽山への縦走路だったが今は廃道。(↑)12：59　平山側の花畑　奥はアンギラス紅葉の時期も素晴らしい場所だから花畑が遥か下の方まで果てしない。前峰を巻いてアンギラスへの入り口を過ぎたら頂上への登り。前を行く団体さんが見える。今度はリンネソウやチシマギキョウが咲いている。(↑)13：18　先客パーティの山頂を見る僅かにこちらの方が標高が高いので山頂をスルー。広い山頂稜線はハイ松帯と交互に表大雪と変わらぬ高山植物帯が連なる。表大雪に雪がある此の時期は展望台のように美しい。戻ってから彼らと談笑した。(↑)13：26　最高地点から平山を眺めるトラバースした前峰の左には岩だらけのアンギラス。そしてその奥にフラットな稜線の平山。うっすらとアンギラスへの登山道が見えるが年々ハイ松が濃くなっている。(↑)13：44　チシマギキョウ花びらの様子や葉の艶が特徴で小群落があった。他にサマニヨモギ、タカネシオガマ、ハイオトギリ、イチヤクソウ、ミヤマサワアザミ？(↑)14：46　表大雪を眺めながらの下山素晴らしい景観に下山するのが勿体無い。　帰路も花を激写しながらブラブラ歩き。(↑)13：52　山頂を振り返るニセイカウシュッペ山と前峰。いつ来ても癒されるので毎年、足が向く。(↑)14：38　オガラバナ15：00　下山　22000歩　翌々日24日は台地林道から扇沼山へ

  2014.10.21

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  2014年7月の山・・・然別湖周辺　天望山

  7月21日　曇り　14：00　スタート　然別湖温泉街に向かって帯広側からはトンネル手前で湖岸に入る。4.5台駐車していたが下山したばかりのソロ男性は天望山経由だったと言う。タイムを尋ねたら「今から登るんですか？」と驚いていた。(↑)14：05　アリドウシラン然別湖周辺は野生の蘭が多いので早速、純白のアリドウシランに出迎えられた。フラットな湖岸歩きだが鬱蒼としているのでいつ訪れても全体に暗い。(↑)14：15　キソチドリ今度は下部に大きな葉が1枚付いた特徴の蘭。やがて現れた分岐からは湖岸を離れて登りになる。紫色のエゾタツナミソが咲いていつもの場所に群落。美しいフイリミヤマスミレの葉が枯れた大木に張り付いていた。(↑)14：31　白雲分岐直進したら白雲山。今回は左折して天望山に向かうが一面、笹原で羆が出る環境ではない。少し手前で若いファミリーに出会い、まだ3.4歳の女の子が元気に挨拶してくれた。(↑)14：39　岩石山と白雲山振り返ると見える景観。山頂近くで中年のソロ男性が来たので後、どれ位か尋ねたら5分前に下山開始したとの事。もうどなたにも会うことは無かろうと思ったから想定外。思いの外、笹刈りされて問題ない登山道がやがて白樺林になり草地になる。再び笹とシダ類の植生。今度は白樺林の美しい道の先に山頂が現れた。以前、白雲山で出会った方が天望山も笹の山だと教えてくれたけどそれなりに楽しい。(↑)14：59　天望山の山頂ツリガネニンジンがやたらと多い。山頂の岩の奥から先にはまだ白樺林が続いて樹林の山である。登山口で会ったソロ男性は2時間弱の下山だったらしいが登りで1時間丁度。手軽でいい汗かいた。(↑)15：01　然別湖と温泉街ウぺぺサンケ山の方角は雲が掛かっていた。隣の白雲山とは景観の角度が違い面白いが即、下山にした。(↑)15：05　白樺林此処は本当に気持ち良い歩きが出来た。すぐ草地になり少ないながらも花が咲いて登りでは何種類も撮影した。(↑)15：09　十勝平野を見下ろすヨツバヒヨドリが咲く草地。他に咲いていたのはシオガマギク、カノコソウ、フウロソウ、ホタルサイコ、ノハナショウブ、クルマユリ、シロバナノニガナ・・(↑)15：54　下山　9900歩天望山は湖面に映る様子が唇に見えるので唇山とも言われる。後日、画像を眺めていたら蘭はキソチドリの他にタカネトンボも写っていた。更にイチヤクソウ、ツルリンドウ。一昨年は然別湖周辺に5.6回訪れるチャンスがあったのに今年は1回だけ。翌日は北大雪のニセイカウシュッペ山に。

  2014.10.20

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  2014年7月の山・・・愛山渓温泉から黒岳に縦走

  7月19日　曇り　8：30スタート　愛山渓温泉から黒岳に縦走する。滝コースから永山岳・北鎮岳を経由して花を愛でて癒しの山歩き。(↑)9：02　イズミの沢にエゾクロクモソウが咲いていた他にエゾノリュウキンカ、レイジンソウ、モミジカラマツ。歩き出しはいつも静かな樹林帯で4人パーティに追い着きミソガワソウ咲く村雨の滝もソロ女性に追い着いた。9：32　滝上分岐　此処まで1時間。(↑)9：45　沼の平が見え出す。やっと急登の後半から眼下の景観にほっとする頃、ハイマツ帯になる。(↑)10：22　コマクサの大株に目を見張る空模様は依然と良くない。休憩ポイントで若いソロ女性に会う。下山かと尋ねたら思案中で停滞との事。後続パーティが居る事を知らせて先行した。(↑)10：48　銀明水の花畑にハクサンチドリとハクサンイチゲ此処だけ植生が違い時期が変わるとキンポウゲやエゾゼンティカが咲いている。(↑)10：51　永山岳への花畑今回のコースで一番、疲れる処だが花の絨毯に癒され足取り軽い。大好きな行程で此処から当馬岳への稜線も素晴らしい景観が続くけど今回は比布岳に向かう。振り返ると先程のソロ女性も歩き出したのが遠くに見える。(↑)11：13　永山岳山頂パーティが休憩している横を挨拶だけでスルー。目的のヨコヤマリンドウを求めて安足間岳に向かう。(↑)11：28　オオイワツメクサは好きな花開花時期なのにお目当ての花が見つからない。通り過ぎて行く登山者に尋ねているとザック降ろして説明してくれそうな方が居た。ナント、地図を出したので「ヨコヤマ・リンドウは花です」・・申し訳ありませんでした。(↑)12:12　白花ツガザクラとエゾヒメクワガタ安足間岳はフラットで何処が山頂か判らないが南面にある崖の下は花が凄い。登山道から外れているので本来は見えない景観ですが秘密の花園。(↑)12：16　アオノツガザクラが一面同じ場所で花を愛でて時間も忘れ浦島花子になっている。1時間ほども安足間岳周辺で癒されていた。(↑)12：23　地獄谷やっと分岐に戻って本来の比布岳に向かうトラバース斜面は大雪山系と思えぬ荒々しさ。途中の分岐からは愛別岳も見えず足元の土色が変わるのを見て居ると比布岳に着いた。一番奥が安足間岳。(↑)12：37　比布岳奥は中岳分岐から旭岳方向。雲は晴れず本来ならニセイカウシュッペやアンギラスの展望がよい筈なのに残念。景観より花で間も無く下山。北鎮岳を目指す。(↑)12：50　振り返る比布岳あの直下からチングルマとツガザクラが山を覆うように咲き誇っていた。(↑)12：57　比布平の花畑天国が何処までも。花畑を描いた額の中に入った錯覚になる。(↑)12：58　癒されタイムどなたにも出会わず独り占めで花の絨毯を行く。鋸岳のトラバースが始まるコルは雪解け直後の広大な広大な花畑が旭岳の麓まで続いて見える。(↑)13：29　クモマユキノシタ北鎮岳が近づくと楽しみなのは此の群落。13：44　北鎮岳に到着したら関東からの中年男性２人パーティが居ただけ。　　　　　黒岳の小屋泊との事で愛山渓から着たと言うと驚かれてしまった。(↑)13：37　斜面の奥に鋸岳を振り返るさっき歩いたばかりのコースを振り返りながら北鎮岳を下る。これにて静かな山歩きは終わり。一面メアカンキンバイやイワヒゲの斜面だった。(↑)13：50　北鎮の肩肩の向こうは北海岳の稜線で中間にお鉢平。お鉢平を見下ろしながら段々と人が多くなる銀座コースに吸い込まれて行く。(↑)13：51　黒岳を目指す肩からは左に向かい大きい雪渓を下って正面の黒岳を目指す。左手前は凌雲岳。若いパーティや団体さんがお鉢平周辺で寛いでいた。登山道も人が多い。(↑)14：09　雲の平またもやお花畑が始まった。(↑)14：11　ポコポコと小山を描いてチングルマが果てしない。左には北鎮岳と並んだように登山道の無いおにぎりみたいな凌雲岳。石室近くにはジャンボなヨツバシオガマが咲いていた。(↑)15：03　黒岳山頂石室からの登りはスオウ色のエゾツツジが満開で見頃、他にチシマキンレイカ、イワヒゲ。人で溢れるが景観はすこぶる素晴らしい。(↑)15：09　まねき岩　奥は東岳で赤岳の方向黒岳は下りの登山道がこれまた花の標本街道で堪らない。今回はウコンウツギが斜面を埋めていた。チシマのキンバイソウ、モミジカラマツ・・季節の真っ盛り。多分、此の下山で１００人には出会ったと思う。15：40　下山　３３０００歩　　　　　　　　７合目の受付にMさんが居てそのコースってどうなのさ・・と聞いて来た。　　　　　　　　静かで比布平が素晴らしかった事を伝えてみた。　　　　　　　　何よりバリエーション豊かな山歩きを堪能出来て幸せなひと時を過ごせた。

  2014.10.17

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  2014年7月の山・・・黄金山

  7月16日　晴れ　11：13　スタート　所要ついでに立ち寄った浜益連山近くの黄金山。暑い日で先客の車が2台だけ。(↑)11：43　山アジサイ新道コースから登り出すと珍しくピンク色が咲いていた。一帯は群落になっていた。此の山特有の花は時期が終わりキバナノイカリソウやオオサクラソウは無し。若いペアパーティが下山して来た。(↑)12：41　オオフガクスズムシソウ山頂直下で咲いていたのでこれも思い掛けない収穫。団体さんが下山して来た。これで山は独り占めでシーンとなる。(↑)12：44　黄金山の山頂ツゲや満開のミヤマホツツジの生い茂る中にポッカリと小さな空間があるだけ。小さな山だが展望がいい。(↑)13：09　エゾノキリンソウ何も期待していなかったが可憐な花がひっそりと咲いていた。アサギリソウ・ツリガネソウ・イワベンケイ・レブンサイコの葉やクシロワチガイソウも花後。(↑)13：01　山頂岩頭の前峰から振り返った本峰。時間があるので登り返してゆっくりした。(↑)13：16　群別岳浜益連山に雪が残っている頃は絶景ポイントになるが今回はイマイチ。山頂直下の分岐から今度は旧道コースをチョイスした。斜面をトラバースしてからは急斜面になるが以前は無かったのにロープが付いていた。(↑)13：52　クルマユリ所々で見掛けたがこれは見事！もう道はフラットになり分岐に向かうだけ。もうササタケノコも終わり山菜土産は無い。14：09　下山　9900歩　汗をかく為だけの山行き。翌々日は愛山渓温泉から黒岳に縦走

  2014.10.17

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  2014年7月の山・・・表大雪　裾合平から北鎮岳へ

  7月14日　曇り　8：57　スタート　時間の都合上、旭岳ロープウェイを利用する。これから山歩きなので体力満タンだし40代のご夫婦に席を譲るとお礼にチョコレートを戴く。話も弾んでお二人の名刺も貰い姿見駅に降りたら花畑が広がった。今日もノープランで踏み出し、何となく足が左折したから裾合分岐に向かう。満足気の観光客に揉まれながらの歩きはまだ山の実感が沸かない。 例年の事ですが夏山歩きのブログアップはシーズンオフになります。(↑)9：00　チングルマ雲の掛かった旭岳の山頂が花の絨毯の奥に聳える。撮影音があちこちから聞こえるがやがて遠のいて静かな登山道歩きになった。(↑)9：35　雪渓まだまだ残雪と万年雪の大雪山系だが花の揃いはすこぶるいい。本日の予定は当麻乗越から稜線を安足間岳に歩いて北鎮岳から旭岳に縦走しようかと思った。裾合分岐を直進してピウケナイ川に向かいながら雪の多さと前日の大雨でダメもとムード。(↑)10：22　ピウケナイ川想像通りの水量で渡渉用に並んだ大石は水没している。下流の大岩から川の中間まで何とか渡ったがどうしても靴が濡れるのは免れない。下山ならまだしもスタートだしあっさり諦めて分岐に戻るが途中、どなたにも会わない。(↑)10：54　大塚小塚山裾合平の花畑も魅力なので分岐から中岳温泉経由で北鎮岳に向かう行程に変更。こちらは人気コースなので賑わいもさっきとは比較にならない。(↑)11：04　チングルマの海何処までも広がる花畑では群馬県から大雪山フアンで毎年やって来ると言うソロ女性と知り合う。山の情報で盛り上がり彼女からも名刺を貰って本日3枚目になった。先に進む事すら忘れ天国バージョンの景観に浦島花子になる。(↑)12：50　お鉢平中岳温泉で中年太りのマッパ男性が温泉を満喫していたが山ガール多き昨今、勘弁して欲しい。いつも手を浸す楽しみな場なのに登りながら振り返ると歩いている姿が目に入り残念な光景に。(↑)12：55　イワブクロも満開ツガザクラとイワヒゲがお鉢平に向かって咲き誇る様子は大きな器の模様のようだ。此処、中岳付近の花が最高で岐路もゆっくりと立ち寄った。(↑)12：59　エゾタカネスミレ安足間岳を見ながら深い谷形に黄色一色の花畑が落ちて行く光景は素晴らしい。荒井岳から松田岳の分布が最高だと思っていたが此処も凄い。雲が晴れて黒岳が現れる。そちらに縦走する女性パーティにさりげなく教えたら感激していた。北鎮の肩で新しい道標を見る頃、花は終わり掛けた。　(↑)13：27　北鎮岳山頂で比布岳への方向時間的にどなたも居ない。雲のが多くて展望悪いがランチして下山のプランを練る。旭岳に行こうと思ったがやはり雲も掛かっている。もう一度、裾合平でお花見する事にした。これだから一人歩きは気楽でいい。(↑)13：48　中岳イワヒゲやツガザクラが満開でイワブクロも色合いに濃淡がある。コマクサも咲いて花の種類が最高。しばし花三昧。(↑)14：42　中岳温泉を後にするまっぱ男性はすでに下山していた。8月でもエゾノリュウキンカが満開だが此の時はマルバシモツケが一面に咲き崖の斜面も花盛り。(↑)15：00　花の山旅道中、他に咲いていたのはヨツバシオガマ、チシマクモマグサ、クモマユキノシタ、メアカンキンバイ、ヒメイワタデ、エゾイワツメクサ、エゾコザクラなど。いつもよりゆっくりと時間を掛け癒されて癒されて免疫が随分と上がった気分。下山のロープウェイは混雑を避けて一つ見送る。そして静かなゴンドラ座席の観光客と話が弾んだ。またもや名刺を渡され計4枚になった不思議な日。彼はラジオ体操連盟の理事長さんでした。14：38　終了　36000歩

  2014.10.14

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  2014年7月の山・・・富良野岳から上富良野岳縦走

  7月７日　曇り　8：44　スタート　満車の十勝岳温泉で賑わいを予感。汗をぬぐいながらD尾根の分岐に着いた。(↑)9：43　エゾコザクラソウ昨年よりかなり小さい雪渓で分岐から連れ合いになったソロ男性の塩谷丸山さんと同じショット。(↑)10：25　振り返ると十勝岳富良野岳の分岐直下。間も無く腰を下ろしたパーティをスルーして階段登りになる。(↑)コイワカガミこんなにあったのかと思うほど他の花の間から満開の花が覗く登山道脇。(↑)富良野岳の山頂人が多いので此処もスルーして塩谷丸山さんとお楽しみの原始が原コースに降りる。(↑)11：21山頂を眺める期待通り！ツガザクラ中心の花畑が展開して心躍る。塩谷丸山さんも原始が原から縦走した際に感激したと言う。お互い此の地のフアン。(↑)11：45　登山道は花畑の中に山頂に至るまでとは違った景観。２人だけのランチタイムで彼から珈琲を戴いて至福のひと時。(↑)12：04　下山も花を楽しむ同じコースをピストンの塩谷丸山さんが先を行く。上富良野岳に向かう分岐で「気をつけて～」と声がした。休憩中の彼が手を振って見送りしてくれた。(↑)12：48　ミヤマキンバイ大群落まず三峰山に向かうコースには人影無く先程までとは別世界。最初のピークで重装備のソロ男性に追いついた。彼は初めての三峰山で看板がある事を知らず勘違いしていたらしい。(↑)13：13三峰山の花畑岩を配した趣は好きな場所でもある。ナキウサギの声もせず撮影しながら歩いていると二人の距離は近いまま進む。やがて若者の5.6名パーティと前後しながら霧の濃い上富良野岳に13：50に到着。ソロ男性とお別れ。(↑)13：59雪渓とチングルマ　D尾根を下るとさっきのパーティと距離は広がり休んでいるパーティに出会い出す。15：00下山３日連続で大雪山系を満喫。雪解けが一気に進み何処に行っても花は当たり年。

  2014.08.18

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  2014年7月の山・・・大雪山系　雲井が原湿原

  7月6日　晴れ　13：00　スタート　午前中は石垣山に行き時間があったから雲井が原湿原に行く。(↑)13：00　ヒュッテに布団の花愛山渓温泉は工事の為、15日まで休館。草刈作業の方の情報では女将さんも休んで居るとの事であの笑顔には会えなかった。樹林を登りながらゴゼンタチバナ・コヨウラクツツジを眺める。やがて水芭蕉の大きな葉が鬱蒼とした木道になるとあっけなく到着。(↑)13：18　ワタスゲ揺れる一面に広がる光景は毎年、見慣れている筈なのに初めての様に感動する。シーンとした異空間に足音を響かせて木道歩き。(↑)13：20　ハクサンチドリが多い湿原にはワタスゲに混じってホソバノキソチドリも花を咲かせる寸前。ツマトリソウがほんの少し咲いている。(↑)13：27　比布岳を眺める少し雲が掛かり安足間岳から永山岳への稜線がイマイチ。地塘にはミツガシワの葉が映えモウセンゴケが足元に沢山生えている。(↑)綿のようなのでアップ13：44　下山

  2014.08.07

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  2014年7月の山・・・愛別町　石垣山　

  7月5日　晴れ　10：02　スタート　時間的に暑い暑い出発。突如の余暇にふさわしいからチョイスした石垣山。駐車場にはモチロン車は愛車のみで静かな山歩き。春蝉だけは賑やかで耳に残る。目的の花は終わってしまい葉だけでも確認したから良しと致しました。(↑)10：33　サルナシの花コクワと言うキィウイに似た果実が美味しい。　(↑)10：41　ウリノキ葉が瓜に似ているから付いた名前ですが花は美しい。樹が2.3メートルで頭上にぶら下がって咲いていた。(↑)10：48　オオフガクスズムシソウ目的の花では無いのですがこれも蘭の一種スズムシソウです。グリーンの花を探すのですが見つかりません。クライマーが7.8人居たのでビックリ。(↑)11：08　柱状節理のてっぺん石垣山の山頂稜線は柱状節理がむき出しでところどころにコウライタンポポのオレンジが鮮やか。本当の山頂は薮に埋もれて道がありません。(↑)11：09　石狩川を見下ろしてお天気が良ければ此処は大雪山系の傍なので天塩岳も見えるのですが此の日は確認出来ず。(↑)11：34　帰路でもう一度オオフガクスズムシソウ群落の中に顔を埋めてもう一度グリーン色の花を探す。稜線にも小群落がありスズムシソウの宝庫でした。12：13　下山　

  2014.08.05

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  2014年7月の山・・・緑岳から小泉岳と白雲小屋

  7月6日晴れ　6：18　スタート　自分的には少し早い出発です。記帳所に顔馴染みのmさんが居なくて少し寂しい。ミヤマハンショウヅル・タニマスミレを見ながら見晴らし台を過ぎるとウグイスの声とハイマツ帯。涼しい風に吹かれて第1花園。(↑)6：56　音更山からニペソツ山雪渓を歩きながら振り返るといい景色に癒される。(↑)7：43　グリーン色のゴゼンタチバナを見つけました。(↑)8：12　緑岳の山頂を過ぎて2時間弱で緑岳に着き此の辺りから風が強くダウンジャケットになる。　(↑)8：19　早速チョウノスケソウマット状に何処までも広がるチョウノスケソウの当たり年。層雲峡の情報では昨年も良かったそうですが生憎、訪れていません。(↑)8：21　エゾミヤマツメクサ葉が扁平なのが特徴。(↑)8：29　キバナシオガマこれも多い。(↑)8：48　水色のホソバノウルップソウつんつんと一面に咲いている紫色のホソバノウルップソウ。(↑)8：56　百花繚乱で御座いますチシマキンレイカの黄色い花。エゾオヤマノエンドウの空色・チョウノスケソウの白・・・あれもこれも咲き揃い天国バージョンにロンリーザックさんはまたもや浦島花子に化して時間を忘れる。(↑)9：08　ホソバノウルップソウのブーケ小泉岳の標識を彩るおしゃれな光景。途中で行き交ったソロ男性のお勧めデシタ・・ありがとうございます。　(↑)9：37　クモマタンポポ大雪山系の固有種。白雲の小屋近くで咲いていました。此処でやっと小休止して板垣新道から緑岳に戻ります。。(↑)9：48　トムラウシ山を遠望ヤンベタップの源頭から眺めた景観。(↑)10：10　白いホソバノウルップソウいつも此処に咲いているけなげな一輪。以前も撮影したので一旦スルーしたけど後ろ髪を引かれて戻った画像です。(↑)10：27　帰路の緑岳は雲が湧いて来た。次々と登って来るパーティに出会う。(↑)11：32　緑岳を振り返るエイコの沢を過ぎたらエゾコザクラソウが咲く。(↑)11：43　見晴台から高根が原を眺める11：56　下山でダイセツヒナオトギリが咲いていた。

  2014.08.02

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  2014年7月の山・・・旭岳から黒岳に縦走

  7月2日　曇り　7：00　スタート　ロープウェイ駅を降り立つと視界の無い生憎の天候。それでも今年お初の大雪山系デビューで胸は高鳴る。(↑)8：12　8合目全く何も変わらぬ霧の中を歩いてきたらやがて9合目で頭上に薄日が差した。前を行くパーティが見えて雲の上にやっと出たらしい。(↑)8：40　旭岳の山頂再びガスになったのでスルー。裏側に下り出すと花畑になる。(↑)8：42　キバナシャクナゲの大群落ミネズオウも群落となり一面が花の絨毯。(↑)8：55　雪渓になる今年は雪が少ないので楽だが視界の無い瞬間に辿り着いた雪渓の始まりに戸惑う。勘で歩き出すと霧の向こうに到着地点が霞んでいた。変なトレースを残すと後続者が困るので緊張気味に。(↑)8：59　雪渓をクリアして振り返るさっきの花畑まで一緒だった若者パーティが1列に下って来る。(↑)9：19　花車のようにチングルマとツガザクラが素晴らしい。間宮分岐に向かうコースは花・花・・・・(↑)9：27ミヤマタネツケバナのブーケ(↑)9：30イワウメとにかくイワウメがマット状に咲き延々と広がっている。(↑)10：04　エゾタカネスミレ松田岳から荒井岳への稜線歩きは植生が徐々に変わって山一面がエゾタカネスミレになる。(↑)10：30　北海岳の山頂旭岳を振り返る。此処で半分の行程となる。お鉢平を見下ろしながら緩く下って北海沢に降りる。クロマメノキ・コケモモ・ヒメタケシマラン・イワヒゲ・ウラジロナナカマド・イソツツジ・イワブクロ白花。エゾイワツメクサ・ミヤマキンバイが咲く。(↑)11：21　北海沢のツガザクラそれはもう・・・てんこ盛りの満開。(↑)11：22　ツガザクラに見惚れる雪渓と花と青空がナンともいい。ですが正規の登山道から外れたコース。(↑)ツガザクラ他にジムカデ・エゾコザクラソウも多い。(↑)11：27　続く花畑(↑)11：28　居合わせた登山者と分かち合う(↑)11：44白いツガザクラ(↑)11：53　エゾノツガザクラ白花も一緒に咲いていた。(↑)12：17　赤石川雪渓が落ち始めた割れ目を跨ぎながら。黒岳石室過ぎたらミツバオウレン・クモマユキノシタ・コマクサ・チシマノキンレイカが咲いていた。(↑)12：59　黒岳の山頂から下山の楽しみは登山道脇の花達でカラマツソウ・ハクサンチドリ・ウズラバハクサンチドリ・エゾノイワハタザオ・キバナノコマノツメ・ジンヨウキスミレ・チシマヒョウタンボク・ウコンウツギは大群落・クロユリ・ショウジョウバカマ・イワハゼ・タカネバラ・タカネバラ・ゴゼンタチバナで駅に着いた。が、半分以上の登山道は雪だった。(↑)14：14　エゾゴゼンタチバナ？　ロープウェイ駅近くの花畑に咲いていた。数年で増えたらしいがどうも変。どうして此処に？14：21　のゴンドラで下山5日は高原温泉から小泉岳

  2014.07.31

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  2014年6月の山・・・札幌近郊　定山渓天狗岳リトライ

  6月24日　晴れ　8：29　スタート　一昨日、来たばかりなのにもう1度花を見たくて時間を早めて訪れた。なのに車がすでに3台、2パーティが出発して行く。(↑)8：40　定天が見えるポイント雨量測定の場所から行きも帰りも眺めるのが習慣。紅葉時期がすこぶるいい。此処で先発した3名パーティ、2名パーティに追い着く。林道歩きから登山口まで今回も24分キッカリ。キンバイ、タチカメバソウ、ミゾホウヅキ見ながらへつりをクリア、枯れ沢登る。(↑)10：28　山頂基部から無為根山を順調に花畑に着いてうらうらと浦島花子になる。途中でもう山頂には誰も居ないと下山のパーティに教えられ独り占め花の天国。(↑)シコタンソウ前回、気が付かなかったがノビネチドリが咲いていた。(↑)10：50　2峰と3峰先日、しょーたろさん達がトライした2峰に親近感を覚えて仰ぐ。笹のテーブルマウンテンだったと聞いた。(↑)11：04　無為根山と羊蹄山前回は雲の中だったがニセコアンヌプリも見えている。中岳・並河岳・喜茂別岳も並んでいる。混雑の無いルンゼでロープを使いながら崖のサクラソウモドキを眺める。(↑)11：09　定山渓天狗岳の山頂ほぼ2時間半で今度も到着した誰も居ない空間。展望がいい。エゾスカシユリが斜面に咲いていた。(↑)11：17　さっぽろ湖と小天狗岳札幌岳から支笏湖周辺の山々を眺め大満足。今回はランチタイムにする。山頂のキクバクワガタも細々咲いていた。ミヤマハンショウヅルもやはり少ない。ミヤマアズマギクは散り出しカラマツソウの葉が目立つ。ハナヒリノキが多い山頂部。(↑)11：29　ルンゼを降りる此処をクリア出来る内は定天に縁がある筈。少し年配の2名パーティが到着した。(↑)11：36　サクラソウモドキ中間のロープを離れて左に登山道。だが右の斜面にミヤマオダマキと小群落を作っていた。前回も此処から下山したら微かな踏み跡もあり秘かに楽しみな場所。下で登山道に合流したらオドリコソウの群落。涼しい樹林過ぎて基部の崖に飛び出すと陽が眩しい。(↑)11：43　ヤマハナソウ沢山、崖に張り付き今が見頃。(↑)11：44　キクバクワガタ崖に咲いているので撮影が大変。(↑)11：45　イワオウギタイツリオウギがあるらしいので今回見つけたかったがどれも下から咲き出すイワオウギ。(↑)11：46　シコタンソウ斑点が赤いタイプもあった。タカネバラも咲いていた。(↑)11：48　エゾノハナシノブこれも大好きな花で小群落があちこちに。(↑)11：52　エゾグンナイフウロ前回よりも一層咲き誇っていた。(↑)11：53　一面に花畑が楽しい。(↑)11：57　基部の直下でエゾノハナシノブが咲いていたので下山で立ち寄ろうと決め込んだ場所。登山道を少し離れて崖斜面の花畑が正面に見えるロケーションに群落があった。此処でバテ気味の若い3名パーティがばらけて登って来た。立ち話によると登山口を見過ごし林道を直進したらしい。遅れと取り戻そうとエネルギーを消耗したとの事。(↑)12：32　残雪登山道を外れて斜面から沢に降りた。いつも遅くまで雪があるので今頃シラネアオイが咲き2株が真っ白な花を咲かせる。(↑)12：55　タニギキョウいつも大雪山系で眺める花を札幌近郊で見つけた。白井川の流れを見ながらオオダイコンソウ咲く林道を戻る。平日は静かでいい。13：55　下山これにて札幌近郊の山歩きは一区切りかと・・・

  2014.06.29

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  2014年6月の山・・・札幌近郊　定山渓天狗岳

  6月21日　晴れ　10：21　スタート　記録的な長雨が抜けた週末。来る予定も無かったので遅く着いた登山口は車が道路まで溢れ中止にしようと思った。作業中の方と立ち話。奥の土場に停めてもいいとの事でトラックの傍で準備して道路を戻り天狗橋を渡った。車の脇を縫って行くとゲート近くで何とか駐車した山ボーイ2名が準備中。林道の向こう側ゲートにも行き距離があるからやっぱり戻って来たと言う。遅いついでに立ち話が多くなる。　(↑)10：52　ウメガサソウ林道歩き24分で登山口。もうどなたも歩いていないトドマツ林。多分、下山も最後だから静かであろう。ギンランの仲間で多分ユウシュンランがポツポツ現れた。現れたのは散り出したタチカメバソウとサイハイラン。　(↑)11：11　へつりで振り返る下山中の5名パーティ、ロープに3人目が居た。譲られるまま登り優先に甘えた。年齢と友にハードルが高くなるのは此処とルンゼ。熊の沢の水音を聞きながら変化に富んだ定天が好きで毎年のように訪れる。(↑)11：27　小滝が現れる見上げると何処までも重なる滝は紅葉時期に美しい。間も無く沢が左になり枯れ沢登りは登山道が右に左に。ヌカガだろうか蚊よりも小さな虫に襲われ出す。(↑)11：40　苔むした和風にしっとりとした樹林になる頃、いい汗が惜しみなく流れる。下山のパーティに次々と出会い、頭の中では駐車場で減って行く車を数えていた。いつも収穫していた立派なウドが見当たらず時折りスリムな物がポツリと立ちギョウジャニンニクの小群落。咲き終わったナンブソウの群落も多い。(↑)12：10　ヒメナツトウダイ途中でオドリコソウが咲いていたが山頂基部に到着したら群落になる。小天狗岳では登山口にしか咲かないのに標高に無関係な植生らしく不思議な植物だ。花畑が広がりギラギラの陽射しに花も眩しい。(↑)12：14　満開エゾグンナイフウロの紫色の花と藤色のエゾノハナシノブが咲き誇っている。今日は定山渓温泉近くでエゾノハナシノブを見るだけだったのに定天で見つけてしまった。(↑)12：19シコタンソウとヤマハナソウの小さくて白い花、エゾスカシユリのオレンジ色、ミヤマオダマキも。スミレ、ミヤマガマズミ、キクバクワガタ、タニウツギ、マルバシモツケ。斜面にアサギリソウの銀葉が光る。(↑)12：20　余市岳雪が少し残っている。足元にはセンボンヤリの葉。僅かながら咲くらしい。ツマトリソウ、エゾノレイジンソウも少ない。12：46狭い山頂はまだパーティが居たので即、下山にした。途中で追い抜いて行ったゲート前の山ボーイ達がキクバクワガタの傍でランチタイム。足元の花を其処にしかないよっ踏まないでナンテ言ってから彼らが快く収まる山頂写真を1枚。オオバスノキの花、エゾノハクサンイチゲ、2輪だけのミヤマハンショウヅル。静かなウエストコルで初めてザック降ろしてドリンクタイム。此処でブログ「ピリカヌプリ」のしょーたろさんと出会う。飄々とした相棒がまたいい。各々ヘルメットとロープ！二峰経由で朝7時から山に居たとの事！本格的な山男達でした。(↑)13：24　キリンソウ？イワベンケイなのか・・・ルンゼの中間で見つけた満開。年配の2名パーティを残して殆ど下山してしまった。ゆっくりサクラソウモドキを眺める。(↑)13：33　イワオウギ下山も基部の花畑でノンビリと癒される。しょーたろさん達も居た。花に出会えた事を感謝しながら彼らと山談義しつつ帰路に。15：36　下山　(↑)15：39　定山渓天狗岳車を停めて彼らと眺めたいつもと違う定天。出会いに感謝してお別れ。

  2014.06.29

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  2014年6月の山・・・札幌市　手稲山　ハイランドコース

  6月19日　曇り　9：46　スタート　記録を伸ばし続ける長雨。ハイランドスキー場から花旅の山歩きは視界がゼロでバランスを崩しそうになる。雲行きはどんよりしてるがハクサンチドリを眺めるのには写りも良かろうとやって来たが想像以上に深い霧。それでものっけから目的の花がチラリと豪華な花房を草間の間から見えている。アマドコロも満開でこれならハクサンチドリの開花もピッタリだと手応えあり。(↑)10：08　ベニバナイチヤクソウの群落色とりどりのハクサンチドリを愛でていたら現れ山頂直下にも群落を見つけた。霧の中に花が浮いて美しい景観が続きハクサンチドリは1分も休まず現れる。毎年、これが楽しみなハイランドのゲレンデ。樹林帯にコースを取り再びゲレンデに。(↑)10：48　ネオパラの向こうに雲海が広がる春蝉の声が聞こえ出し一気に暑くなり雲の上に出た。山頂駅まで花を眺めながら登って来た。下山も楽しみ。(↑)11：25　山頂先客に花がきれいだったと話したが彼らは平和の滝コースなのでひたすら登るだけだったと愚痴られた。全く視界が無いので即、下山。これからロンリーザックさんには山菜採りの仕事がある。(↑)ノビネチドリ毎年1株だけ咲いているので確認。袋を出して笹竹の子とウドを大収穫し重さに揺れながら下山する。(↑)ハクサンチドリの各色12：31　下山　巷はお昼休みなので東区の我が家まで半分の時間で到着した。　　　　　夕食は仙人料理でウドと竹の子の天ぷら、ウドの酢味噌和え、竹の子ご飯。　　　　　手稲山の山頂には素晴らしい青ブキの群落がある。　　　　　重いので収穫したいが手が出ない。よだれが出るばかり。　　　　　　　　　花の山旅は順調に開花宣言を的中させて続行中。

  2014.06.26

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  2014年6月の山・・・浜益山地　暑寒別岳

  6月7日　曇り　7：40　スタート　暑寒荘に向かう車のフロントガラス一杯に滝雲に覆われた山頂が見える。ドライバーは釣りが趣味の主人。今年のバースディパーティは浜益近辺。連日の猛暑から一転して今度は低気圧が次々やって来るから札幌も朝から風が強かった。天気予報では留萌地方だけセーフだからイワナシを見に来たのだがこれは嫌な予感の雲。(↑)7：46　オオサクラソウ、シラネアオイ、エゾノリュウキンカ　山荘前の池を過ぎ蕨のある望岳の森を散策してから登山道に合流した。深いトドマツ林の登りで汗をかくと広くてフラットな道になる。(↑)8：24　エゾイチゲ3合目までは春蝉啼いてお天気もちそうな気分。何処までも花が咲いて道がいい。箸別コースよりずっといいﾖと富良野の知り合いガイドさんが言った通り。オクエゾサイシン、つつじヶ丘のヤシオツツジ、スミレにカタクリとにかく花が多い。ギョウジャニンニクまである。(↑)8：33　進行方向が見えた2合目が近くなりせせらぎコースとあっけなく合流。此処までにシラネアオイ、オオカメノキ、マイヅルソウが咲きヒメタケシマランの大群落。エンレイソウは緑色が多い。(↑)9：05　雪渓から日本海を振り返る　合目ごとに緩い登り返し。笹が雪に埋り出し雪渓になった。こんな日は下山でのガスった時用にマイテープ付けて登る。すでに風は出て来て蝉も蚊も静かになった。外人のペアパーティが下山して来た。滝見台が強風だったので戻ったとの事。(↑)9：48　滝雲見える雪渓を登りながら山頂方向の黒い雲を見る。今度は扇風岩で下山にしたと言うソロ男性と会う。立ち話では山頂に一人行ったとの情報。サンカヨウが咲いていた。(↑)10：03　雪渓が大きい確かに立っていられない程、強風の滝見台だった。そこを過ぎたらまた雪渓。まだ6月だから仕方が無い。昨年、7月11日の縦走でも箸別コースに大きな雪渓がありあの時は湯気で道探しに苦労した。(↑)10：06　山桜雪渓を抜けたら今度は桜。ツバメオモトは群落。標高が上がるから花も変わり楽しい。7合目を過ぎた処で山頂に行ったソロ男性に出会い立ち話。山頂は寒かったと言う。そしてイワナシが咲いていたとの情報に喜び足取り更に軽くなる。15分ほどで扇風岩に着きイワナシの花を求め左に巻いてスルー。コルに下るとすぐに見つかったがすでに滝雲の中にいる。(↑)残雪季に咲くイワナシ　昨年の縦走路では葉を見つけた。辺りは大雪渓だったから咲いているかと思い這いつくばって葉を掻き分けたが見つからなかった。　　やっと出会えて嬉しい。(↑)強風から守る為に四つん這いになって撮影暫く風の唸る音を聞きながら花を眺めていたが先に進んで探すと再び咲いていた。そして風に煽られたまま一つ先のポコまで行った。(↑)10：40　本日の山頂最終ポコから滝雲に飲まれた正面の本峰稜線を眺める。一旦下っての標高差が200メートルはありそう。いつも箸別コースしか辿らないから目に焼き付けイワナシだけの日にする。そして暫く黒い雲が渦巻くのを眺めていた。強風の為、座って休めるような場所は無いから立ち尽くして自然の迫力を呆然と感じる。(↑)10：47　西暑寒の滝を見る此処も滝雲の中。辺りはキバナシャクナゲが少し咲き花後のコメバツガザクラが一面に這っている。極小のミツバオウレンが咲いていた。ウラジロナナカマドは満開、イワイチョウは葉だけの群落。(↑)11：00　イワキンバイのブーケ扇風岩に戻り反対側から巻いて登ると岩はオシャレな花畑だった。(↑)11：04岩全体にイワキンバイが鮮やかに咲きそれは見事。更にエゾツツジ、コメバツガザクラ、サマニヨモギ更に更にレブンサイコまでもが岩に張り付いている！(↑)11：05　滝を見納め最近の山歩きは開花の読みが全て的中した。あとは芦別岳のツクモグサ。余り疲れていないから下山の頭の中は空想が膨らむ。(↑)11：05　扇風岩を振り返る扇風岩から見たらこの先で滝雲を眺めていたのが恐ろしく感じる。(↑)11：06　箸別コースこちらも雲の中(↑)11：29　滝見台から振り返るまだ雲は衰えずもう誰も居ない山をウラウラと歩いて余韻に浸る。(↑)11：37　振り返る滝雲マイテープを回収しながら雪渓はあと2回だったと回想する。こうして4合目辺りからこっそりと山菜取りのオバサンに変身。太い太いササタケノコ、確かに浜益山地は出来がいい。登山道にニョキッとあるのに先行者は誰一人として収穫していない。食べ物を粗末にしてはいけない精神で回収したがマナー違反なのか笹刈り手伝いなのか。(↑)ピンク色のエゾイチゲこれは珍しい発見。ヒトリシズカとニリンソウ、スミレ、コガネイチゴの群落そしてソロ女性が行ける処までと言いつつ登って来た。また春蝉と蚊のグループ襲来。今度は根負けしてネットを被る。(↑)タチカメバソウ13：46　下山　半端で楽勝、山歩きを満喫4時で閉店する港の魚屋さん。此処も大事な目的地。清算済みの蛸とヒラメのお刺身を受け取りに行ったら更にヒラメがおまけに付いて来た。アリガトー。本日のお祝いが出た。昨年のバースディパーティはオロフレ峠で車から降ろされオロフレ山から来馬岳に縦走した。彼は祝福の渓流釣りで沢山釣れた。なのに今年は全然ダメだったと嘆く。それでも新鮮な海の幸と山の幸と孫キッズに祝って貰い、また一つ年喰った。　めでたし～　長いパーティは１日中。　　暑寒別岳に行けてメデタシ！花も愛でたし！　　　この翌日から長雨が続き記録的な蝦夷梅雨となったのでした。

  2014.06.20

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  2014年6月の山・・・札幌近郊　砥石山　北の沢コース

  6月4日　晴れ　8：09　スタート　今日も真夏日34度。春蝉が啼く北の沢コースに車は無く日陰を選んで駐車。虫よけスプレーをひと吹きして歩き出す。今回はサカネランを探すのが目的だが昨年も不発。(↑)8：11　八垂別の滝小滝を見下ろしながら目の前にぶら下がる毛虫にうんざり。満開のコンロンソウ群落に蝶が止まっていた。レイジンソウが咲きクルマバソウ・タニギキョウと続く。登山道がしばし沢に沿っているから蚊がうるさい。ネットを車に置いて来て後悔する。ｔ4分岐に向かって斜面をジグし始めたらコケイランが次々咲いている。(↑)9：49　前回の雪庇崩壊箇所　4月28日に来た時は迫力ある雪庇がグダグダと崩れて居る最中で急ぎ足になった。本日はすっかり目にも眩しい新緑で春蝉にせかされる真夏日。(↑)9：53　ナイスバディ彼女に見ろされながら通過し前回の砥石三角山頂をスルーした。短いトラバース路にいつものようにナンブソウが咲いている。眺めたら緩くコルに降りる。笹薮の暑いコルを過ぎてイヨイヨ山頂への登りでは白いシラネアオイが咲いていた。植生も変わりムラサキヤシオツツジがうだりながら咲き終わりかけ。　(↑)10：29　砥石山山頂　今回も黄砂が酷い神威岳と烏帽子岳の間から朝里岳が白く見える。定山渓天狗岳は雪が全く無いので今頃お花が見頃かと眺める。あの山は石灰質だから植生が他の山と違って面白いが雨不足で今年もキクバクワガタが萎れそうに咲いているかと想像する。(↑)10：30　少しだけ砥石沢コースに喜茂別岳・並河岳・中岳・無為根山が並んでいつもの景観。中山峠から訪れようと思っている内に並河岳の雪が消えて喜茂別岳から繋がらないようだ。　　今年は諦めよう。(↑)10：31　札幌岳と狭薄岳札幌岳にドッサリ雪渓があったのは2週間前。昨日のように思い出される素晴らしい山頂稜線からの景観。　砥石沢コースは今年も通行止めのままと「お知らせ」が山頂にある。多分、沢に降りる斜面の階段が崩れた箇所の事だと思うがあそこは自己責任でクリア出来そう。あるいは崩壊箇所が多いのか早く開通して欲しいと切に願う。(↑)10：32　タンポポ咲く山頂は独り占め　春蝉の鳴き声が「アーチー、アーチー」と聞こえる。少しのドリンクタイムで下山。こんな暑い日は誰も山に来ないようだ。それは思い過ごしで下山中に若いペアパーティやソロに出会った。　(↑)蘭科アオチドリ(↑)ユウシュンラン　高さ15センチ程サイズ的にはユウシュンランかと思う。葉が少し幅広だから迷う。蘭科ギンランの仲間だがこれでギンラン・エゾノハクサンラン・ササバギンランとすべて見た事になる。来た甲斐があった。同じく蘭科のサイハイランは開きかけ。ナント言ってもコケイランが群落になっていたのがいい。去年は数本のノビネチドリ各色を見たが今回は見当たらない。12：12　下山　平日なので市内を通過する時間帯を半分にすべくお昼休みになるように歩く事がある。　　　　　　　　　　　　暑さに体がすっかり慣れて楽になった連日の真夏日。　　　　7日はイワナシ開花を予想して暑寒別岳に向かった。

  2014.06.17

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  2014年6月の山・・・北広山(島松山)

  6月1日　晴れ　11：49　スタート　今日も暑い。かねてから約束していた孫キッズとの笹竹の子採り。仁別から入った林道は山菜採りの車が溢れるのは想定内なので午後一の出発。案の定、広い駐車場には5.6台しか残っていない。だけど肝心の笹竹の子も下山の山菜採りおじ様に「もう残ってないよ｣と言われた。大丈夫・・・我々は山頂まで行くから。　(↑)11：56　沢に沿って歩く相変わらずの泥んこ道も中学生に成長した孫キッズは以前のように汚れないから楽。咲いていたのはスミレ、マムシグサ、ムラサキエンレイソウ、ヒメタケシマラン、ルイヨウショウマ。(↑)12：35　山頂に着いたず～っと笹竹が続く登山道を登って来たが欲しがらずに下山で収穫。　登りは登山者、下山は山菜採りの人となる。　　さすがに山頂付近は笹竹がある、ある。　(↑)12：36　樽前山紋別岳の横から樽前山。風不死岳の山頂がちょこんと見える。そしてイチャンコッペ山。　フェンスが何処までも続き自衛隊の演習場が広がる向こう側に山菜採りが入っていた。　　こちら側から眺めると動物園を想像する。　(↑)12：38　定山渓天狗岳の向こうに余市岳が白いこのダケカンバを目印に笹薮に入り竹の子採りを開始した。　太くて美味しそうな竹の子を選んで選んで楽しいひと時。　　4.8キログラムの収穫。　　14：39　下山　終了　　1年分の竹の子ご飯用に刻んで専用フリーザーに投入。　　　片っ端から天ぷらにして行く。　　　　孫キッズが食べる食べる・・・　　　　　皮むきも積極的にしてくれるから大助かり。　　　　　　竹の子ご飯も売れ行きがいい。　　　　　　　　　　　　まだまだ好天に恵まれ週間予報は晴れマークが連なった。　　　　　　雨不足も記録的。

  2014.06.16

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  2014年5月の山・・・支笏湖周辺　恵庭岳

  5月29日　晴れ　10：02　スタート　4日連続で花の開花にあわせて野山を歩いている。昨日の藻岩山は花の収穫は無かったが雪解けの早さを実感したので取り敢えずヒダカエンレイソウ！そう・・・これが見たくて。7.8台以上の車で凸凹駐車場は埋っていた。準備中の若い3名パーティに先行。(↑)10：10　オオバキスミレが咲く今日も暑いから3合目まで春蝉にせかされた。汗が最初から汗が出る中、ウドがいつもの場所で食べ頃だからよだれも出た。遠望が霞んでｐｍ2.5ではないかと気になる。すでに下山のご夫婦や他のソロに次々出会う。ヒダカエンレイソウを尋ねても誰一人として気付かないと言う。(↑)11：19　見晴らし台にソロの山ボーイ先を急ぐので彼とは挨拶代わりに空気が悪い話題だけにしてそのままスルー。歩きを停めずに右下に半円描いて広がる青い筈の支笏湖はボンヤリ見えて灰色。(↑)11：36　早速！ヒダカエンレイソウ　7合目を過ぎて間も無くの斜面に見つけた。まっしぐらに掻き分けて斜面を下る。　美しきっ！(↑)11：36　まさしくスオウ色普通のエンレイソウとは違い完全に濃いピンク色で色気がある。今日でなければ考えられない程ピッタンコの開花。先日のヤマシャクヤクに続いていい読みに内心でかした自分を褒める。(↑)11：37　登山道の右斜面に4株も道から外れて斜面に踏ん張っていたらさっきの山ボーイが来たから呼び込む。彼はエンレイソウの何かも解らず嬉しそうに撮影して行った。何度かヒダカエンレイソウの花を見つけては画像に収めながら進む姿は多分、空き巣狙いと変わらない。サンカヨウの群落が現れたり小さい雪渓を見下ろしている内に8.5合目山頂に着いてしまった。(↑)12：08　山頂の看板裏からいい景観漁岳やオコタンペ湖、恵庭岳の別角度とランチタイムにいい場所で寛ぐ。お腹は空いていない。山ボーイに場所を教えて交代にする。教えられるまま彼は早速、防護用ロープをくぐって景色を見に行った。他に先客ソロ男性が2名いたがマナーが良くてまねをしそうも無かった。(↑)12：21　岩尾根付近はコメバツガザクラ8.5合目山頂は暇なので本来の山頂に至る通行止めのロープをくぐって先に進んだ。すぐ二岐になり右に一旦下ると小さい雪渓になり山頂への旧登山道が中腹をトラバースしている。此処は左の岩尾根に続くコースを登るように辿る。(↑)12：27　コメバツガザクラが一面に広がる山頂が一層近くに感じ迫力のある景観となるが細い崖尾根はスリリング。素晴らしい景観に張り付くようにビッシリ咲き誇るコメバツガザクラが日差しに映える。(↑)12：30　　　ギンギン照り付ける中、コメバツガザクラの絨毯を眺めて癒される。賑やかな声が下から聞こえる。眼下にトラバースするもう1本の禁止登山道には若い団体パーティが雪渓越えて戻って来る。！そこにさっきの山ボーイが進んで行くのが見えた。彼にも此のツガザクラの大群落を見せたかった。私が真っ直ぐ行ったと思ったのかな？と想像もした。(↑)12：34　戻りながら恵庭岳の山頂この先でコースの踏み跡は崖の裏側から岩登りバージョンなので戻った。8.5合目山頂を見下ろしながらのお花見タイム。真っ赤に咲いたコヨウラクツツジの枝越しにオコタンペ湖。(↑)12：39　8.5合目山頂に戻る誰も居ない山頂だが暑いので間も無く下山にした。オコタンペ湖や漁岳の稜線が見えるのは此のオンコの裏側になり幹が横たわって丸でベンチになっている。あくまでもロープの先なので自己責任で利用となる。(↑)12：42　ヒメタケシマラン山頂近くで大群落を見つけた。それにしても恵庭岳は群落が多い。(↑)12：45　今度は3株山頂直下でもヒダカエンレイソウが咲いていた。探しながら歩いたからなのか20株近く見たような気がする。(↑)12：48　コヨウラクツツジ２メートルはあろうかと思う樹に鈴なりで可愛い。背景がオコタンペ湖だったので尚さら素晴らしかった。(↑)12：49　ミヤマエンレイソウヒダカエンレイソウの親となる真っ白なタイプでアオミ。親が横向きに咲くのでヒダカエンレイソウも横向き。花が良く似ているコジマエンレイソウは上向きに咲く。親がオオバナノエンレイソウで上向きに咲くのと標高が低いと思って居るが定かでない。7合目に近い辺りで出発前に見掛けた若い3名パーティに出会った。山ガール2ボーイ1の爽やかな登山者と会話できる幸せな立ち話で秘密の山頂ベンチを教えた。(↑)13：12　帰路の見晴台展望はやはり悪い。今日の予定は花見だから良いが展望を楽しみにしていた方には残念な日。以前、見晴台にもコメバツガザクラはそれなりに咲いていたので探した。あったものの息も絶え絶えで咲いている姿にカメラを向けるのはとても気の毒。(↑)13：25　シラネアオイ登山道の反対側の枯れ沢を埋めるように咲いていた群落ムラサキエンレイソウも多い。他に群落はツバメオモト。ムラサキヤシオツツジが現れたら春蝉が啼き出しウドの収穫とする。12：23　下山　5月最後の山となった恵庭岳。　ウドの収穫してもまだお昼過ぎ。オコタンペ湖に立ち寄って上から見下ろしたエメラルドグリーンの湖を傍で見た。シマヘビが道路に出て頭を持ち上げて威嚇してる。こちらは車に轢かれる心配していると言うのに。(↓)夕食は当然のように仙人料理。ウドの天ぷらが癖になる。ニュースであれは黄砂と知る。

  2014.06.15

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  2014年5月の山・・・札幌市　藻岩山　小林峠コース

  5月28日　晴れ　10：52　スタート　暑い、暑い日で春蝉の大音響。小林峠には車が7.8台あり。それぞれの山歩きで人出の多い予感しながら準備していたら隣の車から降りたソロ男性と同行になる。　(↑)10：55　クルマバソウ咲く初めてのコースだと言う少し年配の同行ソロさんはメタボを気にして居た。フデリンドウが所々に満開で花や山談義で休みながらのんびりのんびり歩く。いつも静かな此のコースで今回はすれ違う人も多い。砥石山に行く若いソロ男性や小林峠までピストンする女性パーティと男性パーティまで現れた。(↑)12：14　馬の背分岐いつもより少し遅い到達だが暑くて熱中症になりそうなので丁度いい。同行ソロさんは水をしきりと補給しながらの歩調。時折り、先に行って下さい・・と言ってくれる。(↑)12：17　樹林が途切れて5.6年前に全道を通過した台風18号で植林地が全滅した斜面から藤野方面の山々が良く見える。同行ソロさんと眺めた展望だけど彼は心此処にあらずでしきりとベンチの設置したポイントを待ち兼ねる。　　(↑)12：34　彼とお別れ待望のベンチに辿り着いた同行ソロさんはどっかりと休憩になったのでさり気無く先行してしまう。登山者も一気に増えて参道歩きとなる中、話し相手が急に消えて寂しく感じたのは彼の人間性でしょうか。(↑)12：53　25番でアオチドリ咲いていた結局、彼には暑さが大敵だったようだ。心残りだったが今頃、一人の方が気兼ね無く休憩しているだろう。(↑)13：09　藻岩山の山頂から自宅方向俗っぽい山頂はお金を持って来れば軽食もあり自販機は数え切れない。　展望はいい。　　　　人が一杯。(↑)13：13　支笏湖方面の山々恵庭岳、紋別岳、空沼岳、藤野三山・・・(↑)13：14　砥石山を少しズーム右にワレ山、ポコを挟んで左端に山頂。砥石山の右には神威岳。浜益の山はガスで見えない。ゆっくりと腰掛けて休んでいたが人の多さに落ち着かない。同行ソロさんとは混雑した山頂では巡り会えそうもなく下山にした。(↑)13：55　藻岩山を振り返る数えながら登り返すと7回。距離も長くて砥石山に行くのと殆ど変わらないから人が少ないこのコース。同行ソロさんとは下山中に再び出会い、かなり遅れているようだった。山の花に興味がある方だったのでアオチドリの情報を伝え今度こそ本当にお別れ。3大目標がニペソツ山・芦別岳・十勝岳と伺ったのでいつかの日か再開が楽しみ。(↑)14：26　サンリンソウの登山道他に咲いていたのはコガネイチゴ、ミヤマムグラ、スミレ、ルイヨウショウマ、ルイヨウボタン。センボンヤリ、サイハイランの葉も目に付いた。アオチドリは1株。何度も登り返しの度に藻岩山を振り返る。小さくなって最後の樹林トラバースで消えた。時間を気にせず歩いていたが2時半にはなったかもと思っていたのに3時過ぎていたから驚き。15：07　下山　隣に同行ソロさんの車があるだけですっかり消えた。　　　　　　　それでも春蝉がまだ啼いている真夏日の登山。　　　　　　　今年の雪解けは昨年よりかなり早い。エゾエンゴサクもすっかり終わった。　　　　　　　ヒダカエンレイソウやイワナシの開花に合わせた山行きも前倒しで翌日は恵庭岳に。

  2014.06.14

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  2014年5月の山・・・札幌近郊の山　ベニバヤマナシャクヤク

  5月27日　晴れ　12：20　スタート　前夜は雨だったので山が乾くのを待って午後からやって来た。春蝉がウワンウワンと啼く初夏。23日の手稲山は雪解けが意外と早かったので前倒しの花見。ベニバナヤマシャクヤク見たさに急斜面を登りながら咲いてますようにと念じる。　(↑)12：40　発見！お目当てのご対面です。名前ほどに紅ではなくて完全にピンク色。かつて八剣山に咲いていたが盗掘で絶滅したのは有名な話。白色は近くの別山に咲いているが今年はこれにて満足。(↑)12：41　開きかけ雌しべ、雄しべが美しい。ほっこり咲くと言うが本当に・・。ウドを背負った下山のソロ男性は気付かずに来たらしいので教えてあげた。彼は山頂直下に蘭が咲いていたと言うのでてっきり昨年、確認したオオフガクスズムシソウだと思っていた。(↑)13：22　山頂から恵庭岳手前に空沼岳。支笏湖周辺の山は少し曇っている。(↑)13：23　山頂は狭い周りはハナヒリノキが群落で開花時期に来た時はびっくりした。今回は赤いオオバスノキが咲いていた。(↑)13：24　札幌岳1週間前に行ったばかりの札幌岳の雪が懐かしい。(↑)13：36　蘭科アオチドリソロ男性が見たと言うのに山頂まで2往復して探したがスズムシソウの姿も形も見当たらない。そして此のアオチドリの事を指していたのだと判明。消えたのかそれとも・・・がっかり。気を取り直して近くの分岐から別コースの斜面に入りウドの収穫をした。(↑)13：50　もう一度見納めのお別れ。他に咲いていたのはシラネアオイ、フデリンドウ、ルイヨウボタン、ナンブソウ、ミヤマハンショウヅル、ムラサキエンレイソウいずれも群落のナンブソウ以外、数は少ない。(↑)14：01　シダ類に囲まれて雰囲気のいい樹林でほっこりほっこり咲いているベニバナヤマシャクヤクが永遠に咲いてますように。下山しても春蝉は賑やかで別行動の主人は蕗を沢山収穫して森から出て来た。久し振りに郊外に出たから嬉しそう。帰宅して夕食前の山菜処理は主人が担当。此の日の仙人料理はウドと庭のコンフリーで天ぷら、ウドのきんぴら。翌日用にウドの酢味噌和え、蕗の灰汁抜き。ベニバナヤマシャクヤクの開花が的中したので次はヒダカエンレイソウ。恵庭岳の雪渓を遠望して訪れる日を算段した。更に暑寒別岳の残雪季に咲くイワナシを愛でる事が出来たのでした。

  2014.06.12

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  2014年5月の山・・・札幌市　手稲本町市民の森

  5月23日　晴れ　10：50　スタート　手稲山をハイランドスキー場から車で下る急カーブ連続。ゆっくり散策路を探せないまま手稲本町まで降りてしまったが丁度、「市民の森」の入り口があった。手稲山に至る散策路は縦横無尽にあるから歩ききっていないコースでした。早速、軽登山靴で春蝉の声と共に急斜面から深い森林に入って行く。(↑)10：51　振り返るスタート地点曲がりくねった車道が見えている。クルマバソウはまだ花が咲いていない。(↑)11：02　ツクバネソウの花後広い散策路は笹刈りの手入れが行き届いているが静かで熊が出る地域であるのは誰でも知っている。此処で手頃な笹竹の子を見つけたので今年は初めての収穫となる。2人暮らしには十分な量を確保して進んだ次の分岐では蕨を見つけた。(↑)11：54　沢が何度か現れた分岐ごとに大きな案内図が建っているから番号を記憶しながらの周回。そろそろ終盤の沢では少しだけど蕗の収穫。こうして手稲山で雪渓歩きと花見で満喫した帰路に立ち寄った「手稲本町市民の森」で山の幸に恵まれた。今年最初のアオチドリ他に咲いていたのはホウチャクソウ、スミレ、ヒトリシズカ、ミヤマムグラ？夕食は笹竹の子の天ぷら・蕨の三杯酢・蕗ご飯と完璧な仙人料理。1番取りの細くて味の濃い蕗は薄い輪切りにして蕗ご飯にするのは春の定番。

  2014.06.11

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  2014年5月の山・・・手稲山　ハイランドコース

  5月23日　晴れ　7：01　スタート　テイネハイランドスキー場には時間が早いせいか登山者の車が無かった。行き先は隣の駐車場から樹林帯に入って沢形の雪渓を歩く予定だったが今年は雪解けが早くて無理。ゲレンデコースを歩くしかないが花の楽しみがあるのでこれも良しとする。(↑)7：39　樺戸山塊、芦別岳此の登山道はずっと遠望が利いていい。早い時間に歩き出したせいだろうか寒い。駐車場で準備中も震えるほどだった。お陰で汗が出ないし楽に急斜面をクリアした。(↑)7：50　アンテナが近くなる大回転コースの急斜面を越えたら前方に雪渓が広がった。まだまだスキーが出来そう。(↑)7：56　銭函の海遠くに浮かぶ白い山並みは浜益山地。今冬は一度も行かなかったが6月初旬に暑寒別岳のイワナシ開花に合わせるので我慢した。　(↑)8：10　山頂に着いた　お稲荷さんの出迎えで手稲神社奥宮に。真冬は知らずに此の上を踏んで歩いているかと思うとバチが当たる。手稲山の山頂で独り占めは珍しい。かつて歩いた山々を目で繋ぎゆっくりとした時間を送る。(↑)8：11　無為根山、羊蹄山が白い定山渓天狗岳の手前には迷沢山で奥手稲山への冬コースをなぞる。(↑)8：12　恵庭岳、札幌岳から空沼岳への縦走路其の手前に百松沢山の本峰と南峰、烏帽子岳から神威岳への吊り尾根。(↑)8：14　余市岳札幌国際スキー場が見える朝里岳。朝里岳から余市岳への稜線に広くてなだらかな飛行場と呼ばれる稜線と白井岳。(↑)8：32　日本海側の奥に樺戸山塊そろそろ下山にしようと思いながらもあの山この山感慨深い。気分の優れなかった冬を忘れさせ癒してくれる山に感謝して下山。(↑)8：40　浜益の山をズーム雄冬山、浜益岳、奥徳富、群別岳、暑寒別岳、南暑寒。ロープウェイ駅の傍から登って来たら展望が良く帰路もチョイスした。表大雪、十勝連峰、芦別岳。神居尻山、ピンネシリ・・・夕張岳。(↑)8：45　雪原歩きローピウェイ駅からは登山道をショートカットして樹林を歩きゲレンデに直接出たらソロ男性が登って来た。しばしの山談義でお別れ。ゲレンデの雪が消える辺りで岩に腰掛けて景観を堪能。其の時、登って来たソロ男性とも会話していたら先月の漁岳で最初から同行した方と判明してビックリ。相手が先に判ってくれたけど私はいつもフェイスマスクしているのに感心。顔覚えが悪い自分を恥じた。(↑)10：02　ムラサキヤシオ雪の消えたゲレンデの斜面になるとイヨイヨ花見タイムとなる。マイズヅルソウ、エゾエンゴサク・・・(↑)10：12　いつも見事なシラネアオイ終わりかけの場所も有るがゲレンデでは最盛期。リフト下は第二弾で花畑が展開するがまだ1週間以上後になりそうな様相だった。(↑)10：19　全て双子咲きシラネアオイの植生範囲が広いので斜面をトラバースしながら眺めていたら双子エリアがあった。驚いて撮影しながらまだまだ双子咲きがある。(↑)10：20　手稲山は春紅葉見上げたアンテナは新緑に彩られ四季折々いつ来ても花が素晴らしいゲレンデコースでした。此の後のゲレンデはハクサンチドリが咲き隣のエリアはシラネアオイとサンカヨウの大群落に。その次はヤナギランと楽しみが続く。札幌近郊でもひときわ標高の高い手稲山は展望台でした。10：30　下山時間があるので散策コースに立ち寄って帰宅した。

  2014.06.10

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