山歩きは好歩（スキップ）して四季折々・・・登山日和のＦＯＯＴＭＡＲＫ

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  11月の山・・・円山でゴジュウカラと遊ぶ

  11月28日　晴れ　11：00　スタート　公共交通機関を利用して円山公園駅から歩き出すと暖かい。大師橋を渡ると四国88ヵ所巡りの石仏が並ぶ。すぐそこまで冬が来ているから石仏にニット帽を被せて居る方とご挨拶。とても静かな日・・・落葉したからサッポロの街並みがずっと見えている。細い尾根道と登山道の二股を尾根に向かう。昨年の5月、八重桜が満開の頃に孫と初めて来た時以来。尾根上は更に景観がいい。先客が居た・・・ゴジュウカラだった。目元に黒いラインが走りオシャレ。とても人懐っこい。手にもとまりそう・・・肩に向かって飛んでくるわ、足元をクルクル歩き回るわ・・・スマホで動画も沢山撮れたし仕方が無いので暫く遊んであげた。友人に事の次第をLINEで画像と共に送ったらゴジュウカラも今頃、ナナジュウカラと遊んでやったと仲間に言ってる・・・と返信が来た（笑）ゴジュウカラとお別れして歩き始めたら今度は足元に木屑がボロボロ落ちて来る。見上げたら樹のてっぺんで作業中らしい音がする。双眼鏡で覗いても姿が捉えられなかったキツツキ。石仏も85番になる。動物園からのコースと合流。山神　11：45　円山山頂　225ｍだから先日の眉山より低い。誰も居ない！！独り占めの山頂でお決まりのブランチタイム。小さなおにぎりを頬張りながら藻岩山を見つつハルサメスープの完成を待つ・・・動かぬ景色をずっと見てるだけで飲み物は珈琲になる。どなたも来なかった山頂は少しだけ風があった。動物園にも行きたいので周回コース。少し凍っていたけど日当たりがいい所は小春日和。12：35　下山口で80歳くらいのマダムと目が合う。いでたちがカッコいい。ご挨拶したら着物をリメイクする趣味がお仕事になった方でアウターは男性の浴衣が綿入れになりその下にはお着物の洋服を重ね着。肩掛けバッグもお着物リメイクで手作りのニット帽が似合っていた。二人で話しながら動物園に向かう。先月より大きくなったタオ君。これで二回目ですがリメイクのマダムはご近所とかで6回目らしい。園内を歩いていたら急に気温が下がり急いで家路に着く。

  2023.11.30

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  11月の山・・・盤渓山から市民の森に周回

  11月22日　晴れ　10：20　スタート　こんないい天気なのに駐車場は1台もナシ。今日が最後の暖かい日かと思いやって来た。市民の森の入り口から入ろうと思ったが結局、妙福寺のゲートから・・・坂の上の登山口オソムキタケ　前回と同じ場所で少し頂く・・・静か・・・これもムキタケだけど前回は気が付かなかった。山頂稜線に西から巻いてます。11：15　盤渓山　勿論、独り占めです。備え付けの椅子があるのでゴツゴツした地面でも落ち着いて休憩できるのが有難い・・お腹が空いてブランチタイム。手稲山　食後の珈琲をマッタリ・・・切られた一本松　接ぎ木は失敗だったけど下から新芽が出ていた・・・今回、その新芽もキッチリ刃物で切られていたのでもう駄目かも。色んな事を考えながら藻岩山を眺める。こうして山頂でぼ～っとしている時間が好き。ソロソロ下山にしようかな・・・市民の森に向かって急斜面になる。キノコを探しながら・・・もうすぐ市民の森。市民の森の分岐何者かの〇ン発見。階段下りたら広い遊歩道。腰を下ろしたダケカンバの倒木にオソムキタケ！！！　ついでにキノコと一緒に珈琲タイム。このキノコは瑞々しくて頂きました。すぐ傍の立ち木に爪とぎ！！！！　これは猫ではないし新しい。13番のすぐ近くの出来事。12：45　下山　どなたも山に居ませんでしたが駐車場近くの沢でキノコ採りのソロが居ました。翌日からは寒くなり猫ちゃん達も風邪をひいてクシュンクシュンするから恒例のワクチンも延期になりました。

  2023.11.30

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  11月の散策・・・モエレ山　モエレ沼公園

  11月21日　お天気が持ちそうなので自宅からモエレ沼公園まで歩く。水鳥がめっきり減った・・・エゾリス　何時までも傍に居るから沢山、撮影。忙しそう・・・毎回、気になるキノコだけど・・・エノキタケじゃないのかな？イガグリが落ちていた。見上げても栗の木が無い。リスが鳥が運んだらしい。コガラが居たので見ていたら野鳥観察の方が此の公園にはあの愛くるしいシマエナガが団体で来るとの事。嬉しい情報なので足しげく通わなければ・・・百松沢山もうすぐ雪・・・シニアのご夫婦が公園内で収穫したエノキタケを見せてくれた。遠望はイマイチ・・・相変わらず観光客は多い。モエレ山の山頂からは硬式野球場の工事が着々と進む様子が見える。モエレ山を振り返る。3時間程の運動になり近郊の低山歩きに負けない運動量だった。

  2023.11.29

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  姫路城・・・兵庫県

  11月15日　娘ファミリーとの旅の始まり。神戸空港へは新千歳から直行便だった。三宮で若者2人が神戸観光となり念願だった姫路城には娘と二人で向かう。夕方、5時半に舞子の高速バス乗り場で再び合流するまで時間勝負です。15時過ぎの姫路JR駅を出ると1.6㎞先にお城が既に大きい。旅先では気になるマンホールもやはり姫路城。美しくて踏む気分になれない。これは姫路城の別名で白鷺の柄。城内に足を踏み入れたらお城の大きさに改めて感激。なのに入場料がたったの1000円！！！この金額で天守閣まで登れてしまうけど観光客が多いのでスムーズに見る事が出来るか心配。駅から歩いて来る時、広い歩道は観光客で一杯。しかも外国人が多くて此処は何処？圧倒される…見上げる首が・・眩暈しそうなほど。そして人波に娘を何度も見失う。素晴らしい・・・観光客が多くて進まない細い通路。敵に襲われたら此処で全滅です。複雑な歴史がある姫路城ですが次々と代わった城主が眺めた景色だろうかと・・覗いたのは鉄砲うちの穴？狭間と言うらしい隙間から失礼。内部は時代を感じる昔からの広い板敷の廊下が続き感動する。何百年も前の武士の手が触れ息が聞こえそうな錯覚がする。秀吉の手形も付いてるかも・・・階段は細いので年輩の団体さんが多くなかなか進まない。天守閣に辿り着く前に時間の関係で途中下山にしました。それでも十分、堪能できた。ギョ！！！　怪談「播州更屋敷」でお馴染みのお菊さんの井戸が此処にあったなんて全然、知らなかった。頑丈な金網で蓋をしてあるけど中を覗いたら結構深く底にはお賽銭が沢山、投げ込まれていた。回収？するのだろうか。ちなみに播州は「播磨の国」である兵庫県の事。とにかく広い広いお城でした。後ろ髪を引かれつつ城外へ。帰路はJRではなく山陽電鉄なので駅を先に探してからお城に向かったのでした。少～しだけ時間がある。山陽デパートの中が乗り場なのでデパ地下でお買い物。肉まんがとても美味しかった。更にお城模様の練り物は半日しか鮮度が持たないと言われたけど保冷剤を頂いたのでホテルで冷やしながら持ち帰り～これまた数日間、おつまみにピッタリ。さて舞子の駅で若者グループと合流し彼らは中華街で食事を楽しんだらしい。18時発の徳島行き高速バスは明石海大橋と舞子トンネルの間の高架線上だった。バスを待つ間は舞子でビアタイム。瀬戸内海の美しい夕陽を見てウトウトしたら夜の徳島市だった。それはそれは寒くこの夜、山に雪が降った。名物の徳島餃子をおつまみに24時まで部屋で宴会。

  2023.11.28

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  11月の山・・・眉山　徳島県

  11月17日  晴れ　南淡路の朝は雨だったので宿でマッタリしていたら天気予報が外れすぐに回復したから出発。結局、淡路島の観光は無く淡路島の南ICに近い「道の駅うずしお」に立ち寄った。道の駅は2年間のリニューアル工事中で完成したばかりの「うずまちテラス」での仮営業。娘は重いのに淡路特産の玉ねぎを購入。玉ねぎの巨大なオブジェはベンチになっている。初めまして淡路島・・・さらば淡路島・・・うずしお・・・早目のレンタカー返却で徳島市に戻る。徳島と言えば阿波踊りで歩道も踊っている。駅前のポスト（笑）まだ12時半、予約している神戸空港行きの高速バスは14時なので皆と別れて眉山に登る事にした。阿波踊り会館　駅前から600ｍなので10分で着いた。眉山公園が山頂にありロープウェイで行ける。眉山は標高290ｍだけど徳島市のランドマークで何処から眺めても眉の形。12：55　会館横の天神社駐車場が登山口で渋い石段を登り始める。YouTubeで軽く登山道を調べた時に見たミッキーとミニーはしっかり描かれている。一旦、車道を横切り「上ル」に従い、山頂を目指す。前日までと違いとても暑いのでコートを小脇に抱えて歩く羽目になる。この先で石段は終わり急な登山道になる。木の根がむき出しの道に100ｍごとに道標が出てきた。突然、深い樹林が開けて頭上を双子のゴンドラが通過する。汗だくで見上げる姿を観光客に見下ろされた。この時はまだゴンドラ利用は考えておらず・・・かなり急でひっそりした登山道。300ｍを見た時に思い出した！この道標が600まで続く事。結構、険しいので時間が気になり始める。やっと石畳になり初めての登山者に出会うと山頂が近いとの事。もはや下山はあのゴンドラに頼らないと14時の高速バスに乗れなくなる。着いた～眉山公園のパゴダの塔。時間を気にしない観光客が寛いでいる。景色もいいし、あったかい・・・いや暑い。この建物を２階段下るとロープウェイ乗り場。整備されてる・・・山頂はどこだろう。眉山の一等三角点がストーンサークルに囲まれている。狛犬　あった・・眉山に到着ですがすでに13：22です。ゴンドラは時間の間隔があるので心配。　ですが折角の景観を目に焼き付けねば。「眉がごと雲居に見ゆる阿波の山」と万葉集にも歌われた歴史のある山。淡路島は大きい。さて、この後は会館の中を下りて乗り場に行くと15分が出て次は３０分になると言われる。ふぅ～６２０円の片道チケットを握りしめお手洗いを済ませベンチに腰を下ろすとやっと落ち着いた。居合わせた観光客と歓談しながらのゴンドラは国内でも珍しい連結タイプ。アナウンスが流れ駅裏が城山と教えてくれた。所要時間4分で到着したのは阿波踊り会館の5階。途中、エレベーターが開いて3階は阿波踊りのマネキンがずらりと並ぶステージだった。1階は土産物売り場だったので見たかったがご一緒した観光客が36分だと言う。急いで表に出たがタクシーなんて来やしない。歩け、歩け600m。徳島市はきれい。やっぱり札幌と比べられない程の南国。こうして街の中を歩けたのは山歩きと同じくらい楽しかった。駅前の高速バス乗り場には発車15分前に到着。そこで地元のテレビクルーに捕まりそうになった時は焦ってお断りしましたがチト残念。

  2023.11.27

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  11月の山・・・剣山　徳島県

  11月16日　晴れ　11：39　スタート　徳島市をレンタカーで出たのは９時過ぎ。うねうねした山道に音を上げた娘から運転をバトンタッチされ日本一の酷道（国道）438号を２時間以上走って来た。途中、「神山　道の駅」でボンゼやサバの寿司、菓子パンなど珍しいモノをワイワイと楽しく購入。舗装された上下一車線の林道にしか思えない山道が延々続いた。やっと終わったら見ノ越で一人用のリフトに１５分　往復１９００円だけど時間的に有難い。車で走っている途中、山が白い事に気が付き娘達には登山中止にして貰った。11：48　リフト終点の西島駅で標高が１７５０m野営場は無料。随分と登山道が多いけどYouTubeで観たコースに決めている。登りは最短の新道コースで眼下はリフトの西島駅。多分、走って来た道だろうウネウネと白い国（酷）道。歩き出すと雪道の割に寒くないので連れて来れば良かったかなと一瞬よぎった。あっという間に「刀掛けの松」で登山者に気を取られ見落とすところだった。　雪だるま　新雪だったので誰かの今朝の作品。周辺に100のピークで夏はキレンゲショウマやタカネオトギリが咲くらしい。平日なのでさほど多くはない行き交う登山者とご挨拶。スニーカー姿を見たからだろう。この先、日陰は凍っているからと下山者が忠告してくれたので有難く気を引き締めて登る。霞んだ景観を眺めてもなんら地名も分からない。ただ・・ただ・・見た事の無い景色。山頂ヒュッテが見えたがまだ歩き始めて時間は３０分しか掛かっていない。しかし風が強まる。下山では見ない景観なので立ち止まって見入る。鳥居をくぐる。古剣神社や両剣神社がある信仰の山。ヒュッテ横から階段を登る。奥で休憩中のパーティが見える。食堂は営業中でそうめんが有名。階段を登ると巨岩の上に剣山本宮宝蔵石神社の祠がそれはそれは圧巻！！！南国の公園かビーチに在りそうな木道が充実・・・何処からスタートしようかと迷うほど。あまりにも強風なので飛ばされそうな帽子を抱く。淡路島が見えないしイマイチ解せない、よそ者です。晴れたら太平洋や石鎚山が見えたらしいのですが・・・これも西島に下る道。木が一本も無いせいか撮影するのも大変な風。12：21　日本百名山の剣山１９５５mに登頂！所要時間は確かに40分くらいです。　四国で石鎚山に登りたかったのに娘が企画した今回の旅。ガッカリしていたらこの山があると提案された。１時間もせずに百名山に登れる山も早々、無いので本人達も登る気だったかも。昨夜、徳島の街は非常に寒かったので山も雪になったらしい。娘ファミリーも私も全員スニーカーなので彼等に登山は無理。ま、そんな自分も帽子、コート、手袋に至るまでシティ用で登って来たのでした。ザックも無し！肩掛けの小さなバッグにデジカメ、スマホ、水、菓子パン一個が全ての持ち物。お財布も持たず2千円のみ。チケット買ったら他に何も買えなくなった。新千歳空港で車から降りる時、一旦は車に置いて来る筈だったハーフコート。これが無かったら今回の登山も無かった・・・ふぅ。あの山道を運転して二回目は無いと思う剣山を目に焼き付ける。山頂から隣の次郎笈に至る登山道は気持ちが良さそう。遥か先に見えているのは三嶺。リフト乗り場で係りの方がミウネと教えてくれたが縦走すると１６㎞との事。ふと思い出したのは数年前、北海道で四国から来た登山者に出会い是非、登りに来てと仰った山ではなかろうかと。旅から帰って数日間、山日記をめくると2019年４月１３日に雪山のニセコ岩内岳で出会ったご夫婦だった。その時は読めないだろうと思ったのかミツミネと言っていた事も記録されてる。軽装の登山者は他にも居るお手軽な山だったがこの日は完全に冬。こんなテラスが何か所もあり、この先は一の森に至る。奥の山は次郎笈で手前が剣山の山頂。一面がなだらかでこの山頂はかつて平家一族が馬の練習に励んだ馬場だったとの事。歴史が深い・・・ぐるっと一回りしたのでひっそりとした山頂ヒュッテを覗いて下山です。帰路は少し長めの剣道コースをチョイス。何せスニーカーなので下山は更に危険だから南面が良いかと。丈が低いのでクマザサに覆われた山だと思っていたが正確にはミヤマクマザサだった左に次郎笈が大きい。暫しどなたにも出会わず静かな下山。目を凝らすと剣山の山頂直下から下って来る登山者が見える。さっき見て来たあのコース。と突然！！！迫力のある大岩が現れた。回り込んだらその下に大剣神社があり神聖な水場も近いらしい。南面かと思っていたが凍った登山道が続いたので慎重に歩く。ヤッパリ彼らを連れて来なくて良かったとしみじみ胸をなでおろしながら氷を避けて雪の上をソロリソロリと歩く。鳥居があり登りのコースに通じる分岐も・・・見納めの三嶺（みうね）この時は何だか聞いた事があるかも位の記憶だった。最後の鳥居をくぐると西島駅でまたリフトのお世話になる。百名山の中でも特に気に留めた事も無かった剣山の山頂付近とヒュッテを振り返る。歴史もあり短時間で楽しい山歩きが出来て感謝、感謝・・・また感謝。リフトからの景観も素晴らしいがスピーカーからは車で１５分下ると奥祖谷の二重かずら橋があると観光案内のアナウンス。多分、そんな近くなら娘達はそこで観光しているに違いない。娘達は迎えに来ているかな？下山後はあの道を貞光経由で鳴門から淡路島に向かう。13：09　見ノ越でリフトを降りるとシャクナゲが出迎え少し遅れて娘が運転するレンタカーが来た。１５分で着く二重かずら橋に倍の時間を掛けて行ったらしい。ちなみにかずら橋は平家一族が剣山の馬場に向かう為に作った橋で敵に追われたらすぐ切り落とせるように植物のつるで作ったからかずら橋との事。見ノ越からは林道運転に慣れているロンリーザックさんの担当。「美馬　道の駅」まで運転して淡路島の宿、浜離宮までは娘が担当。途中、「くるくるなると道の駅」にも立ち寄り珍しいモノ達を、また購入～。

  2023.11.26

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  １１月の散策　モエレ山　モエレ沼公園

  １１月１３日　晴れ　天気がいいし時間も出来たので久々のモエレ沼公園へ。駐車場まで車で行ってしまった。散歩の方、走る方、ワンコ連れた方が多い昼下がり。ヒメジョオンがまだ咲いている。沼にはまだカモ類がプカプカ・・・お！！！・・・キノコ発見。幼菌見ても・・・老菌見ても・・・判断出来ず。モエレ山の南側に硬式野球場をリニューアル中で来年の完成。手稲山は雲の中。ガラスのピラミッド館　この日は全体に雲が多く風も強かった。

  2023.11.25

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  11月の山・・・盤渓山から市民の森

  11月5日 晴れ　9：34　スタート　駐車場でキノコ採りのお兄さんたちとご挨拶。ムキタケとエノキタケ狙いとの事。アタクシもですよ・・と内心答えたかったけど、どうみてもただの登山者。すっかり落葉してもうすぐ雪の予報。山頂を眺めてあわよくばキノコ採り。ムキタケ　おっとぉ～簡単に発見しました。前回の小天狗岳で収穫してから自信がついた。少し乾いていたけどムキタケをカメラの横にぶら下げて登ります。食べられないけどキノコがびっしり付いた木を発見。キノコに敏感になりました。山頂稜線の南端から支笏湖周辺を眺める。木がうるさいけど何とか見えた。10：52　盤渓山に到着　ソロマダムが居ただけで静か。早速、腰を下ろしてブランチタイム。お湯を注いでやれスープ、やれ珈琲と矢継ぎ早に飲み干していたらソロマダムが市民の森に向かって出発して行った。独り占めの山頂でぼ～っとしたひと時。藻岩山の向こうに夕張岳が目を凝らすと見えて来た。雲にしては白いから十勝連峰の雪かな？と勝手に想像しながら東の空を見る。砥石山には登山者居るだろうか・・・双眼鏡を出して近郊の山々を嘗め回す。さて市民の森に向かって下山開始。この先、またキノコに出会えるかな？枝越しに神威岳、烏帽子岳、百松沢山が西に並ぶ。少し展望が良いポイントから藻岩山が見える。左に行くと三菱山との分岐点に到着。右に行きます。笹やぶの中にムキタケを発見したので２回目の収穫。今回のキノコは瑞々しいオソムキタケ。遊歩道に合流してキノコ探し・・・ムキタケ発見！！！　立ち枯れた木くずの中で育って居たので回収～ブナハリタケ　多分ですけどね。すごい量で少し早かったら楽しく収穫したのに残念です。ブナハリタケはまだ食べた事が無いので来年の楽しみ。12：45　ムキタケ、オソムキタケをそれなりに収穫して下山。まだ時間が早いので帰路の砥石山源八沢コースに立ち寄りキノコを探しました。ほんの少しだけエノキタケを発見してとても嬉しかった。最近キノコの勉強をしているので比の時期の山歩きが一層楽しいい。

  2023.11.10

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  10月の山・・・小天狗岳

  10月31日　晴れ　 9：５５　スタート　半月振りに札幌近郊の山歩き。最近キノコ採りのユーチューブにハマリ少し寝不足気味。それでもブランチ用に小さなおにぎりを作って来た。あったかいのにたった4台しか停まっていない駐車場でのんびりと準備。　登山口に向かう小道で下山の男性とご挨拶。82歳のキノコに詳しい方で今回はあまり採れなかったとの事。今でも冬はスキー場通いを欠かさないと仰るアクティブな方とつい長話になり小1時間。やっと登山口に辿り着き登り始めたらキノコがどっさり。もう手遅れだけどナンダロウ。エノキタケ？ナラタケ？ドクキノコ？とにかくまだ勉強中なので老菌は分からない。お腹が空き過ぎて足が重くなりやっと半分の道のりで岩塔が見えた。なのに下山のソロ男性とまた立ち話をしてしまう。暖かいので気が緩み30分程の楽しい山談義だった。展望は良くなって来たがさっきのソロが言う様にブランチ出来そうな場所は山頂しかない。烏帽子岳、神威岳が札幌湖の向こう。紅葉はすっかり終わって全体が茶色に見える。先日の高尾山はまだ紅葉に早かったのが懐かしい。小さな孫娘と登ってそれはそれは楽しかった。12：55　小天狗岳　やっと着きました！！！　独り占めの山頂ですぐ腰を下ろし春雨スープを作る。おにぎりパクパク・・・するとソロ男性が到着した。転勤族の関西人でした。またお喋りタイムで珈琲を作りながら1時間と20分。なんて日なんだろう。立ちんぼばかりで汗もかいてない。定山渓天狗岳　落葉したので展望がいい。余市岳までぼんやりと見える。藤野の山々を見ながらようやくの下山。さて、キノコ探しです。ムキタケ！！！ワンサカとムキタケがある！　倒木の先っちょまであるのでめっちゃ収穫しました。重い・・・またムキタケ・・・登りで最初に出会った方も場所を教えてくれたけど更に更に見つかる。これもムキタケ、3か所で収穫。ここ数年間ムキタケを収穫しても似ている毒キノコのツキヨタケがあるので観賞用だったけど今回は食べようと思う。そんな訳で帰り道、一番近い南区の保健センターに観察依頼して自宅に帰るともう真っ暗。多分、大丈夫との事で下処理が楽しくてバター炒めしたり冷凍したりとゆるゆるした登山日和が充実していた。

  2023.11.09

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  10月の山・・・高尾山　東京都

  10月23日　晴れ　今回は小学二年生の孫娘yuaちゃんの運動会を見学しようと久々の東京。代休の月曜日、yuaちゃんの「山に登りたい！」と言う提案に乗っかってやって来ました。この子、登山なんてした事無いのに本当に大丈夫かな？と思ったら前夜から持ち物チェックでメモ帳にペンを走らせる熱心さ。12：30　高尾山口駅に降りたら涼しい。ケーブルカー駅に向かう途中の甘味処でyuaちゃんは登山前のブルーハワイ。初心者らしい判断。お団子も食べて少し青い唇でケーブルカー駅にやっと来ました。とても美味しかったらしい。突き当りがケーブルカー駅。下山は一人で右の道を来た。12：55　日本一勾配がきついケーブルカーは最大斜度が31度。確かに座席が最初から傾いていた。高尾山駅に着いたら標高４７２ｍで更に涼しい・・・さあ登ります。同行していたママとお別れして二人で一号路を登ります。最初の展望台からは右に江の島、左端に東京タワーまで見渡せる。タコ杉を熱心に見上げるyuaちゃん。根がタコにそっくり。一号路は薬王院の参道なので緩やか。ベビーカーも時々、見かける程。yuaちゃんが一生懸命歩く女坂。お休み処でベンチに腰を下ろして来ました。下山は男坂でした。高尾山薬王院の境内を歩きます。御朱印を貰い忘れて残念。深い森の中に薬王院の境内が続く。急な階段を黙々と大人に混ざって登る・・・お賽銭箱を見つける度、ママの為に小さな手を合わせて願い事をしていた。色鮮やか・・・丸で日光東照宮。歩く・・・歩く・・・歩く・・・・山デビューの後ろ姿。14：15　高尾山に着きました！！！！　日差しがギンギンで人が多い。サングラスを出そうとしている。アリも歩いているけど大きな大きなオオスズメバチの大木があってビックリ。山頂から念願の富士山を遠望中のyuaちゃん。中央奥に聳える富士山。本当に見えているのかと思い絵を描かせた。すると・・・まさしく雄大な富士山を持参した小さなメモ帳に地べたでゆっくり、ゆっくり再現してくれた。とても暑いので山頂のアイスを買いに行きます。外国人が山頂標識前で写真を撮ってくれました。30分くらい休憩したらサングラスを掛けて下山するyuaちゃん。ゆっくり薬王院を巡りながら下山。高尾山は天狗の山でした。大天狗小天狗難しい事を描いている。身も心も清めて明日から人生励みましょう…との事。石の富士山を写したかっただけ。下りで足が疲れたようだったけど、けなげに頑張っていた。ひやっとして寒いくらい。あと一息・・・15：25　ハイ！駅に着きました。下山はリフトに乗りたいらしいのでママと合流したらお別れ。二人乗りなのでチケットはあるけど私は歩いて下ります。リフトは歩きより寒いので一枚脱いで着せてあげた。リフト乗り場からは高尾山口まで2.1㎞しか無いけど歩くのも楽しみ。めっきりと人影が無くなり厳かな雰囲気を味わう。まだ紅葉も早い深い森。16：00　ケーブルカー駅に到着。彼女たちはすでに高尾山口駅。yuaちゃんにはお約束のお土産を購入して帰路に就いた。こんな日がまさか来るなんて思った事もなかったのでDNAが目を覚ましたのかと・・・そんな記念すべき一日でした。とうｋｙ

  2023.11.08

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  10月の山・・・砥石山　砥石沢（源八沢）コース

  10月15日 晴れ　9：00　スタート　釣り人の車がゲート前にあっただけで週末なのに静かなコースから遅れた紅葉を見上げる。砂利会社がお休みだからショートカットで敷地内を通らせて貰う。遊歩道に合流して市民の森を歩く。9：53　遊歩道を約3㎞歩いて登山口。1㎞手前で男性のバイクに抜かれたけど休憩中だったので短い会話。彼は市民の森の点検で山頂まで行くとの事。先行して小沢を右に見ながら緩い登り。ホコリタケが一杯。今まで知らなかったけど硬い内は食べられるそうだが・・・景観のいい尾根歩きになると紅葉が進んでいる。何だろう。後日ユーチューブでキノコの猛勉強に励んだ結果これはブナハリタケらしい。このコースのいい所は突然、景観が開くシーンが多い事。札幌の街並みと石狩湾。ブナシメジ・・・多分。　傘の模様から判別できるようになった。これは不明　まだユーチューブに出てないので同定出来ない。空が高くてとても気持ちがいい。山頂付近が近くなる。キヌガサタケ！！！　初めて見た驚きのキノコだけど食用。11：17　砥石山　一人居ただけの日曜日の山頂に拍子抜けした。遅いブランチタイムしていたら先着の男性に源八沢コースの感想を聞かれた。展望が何度も開く事を伝えたらナント・・・では散策して来ますと出発して行った。手稲山を遠望辿ったコースを見る。無意根山方面札幌岳空沼岳と左に恵庭岳　さて独り占めの山頂を満喫したので同じコースを下ります。これはナラタケかなぁ通称ボリボリ。ツバあるし、ゴマのささくれ見える。！！！多分、毒のあるテングタケの仲間。キノコは学習中なので観察するだけ。登りで出会ったソロのバイク兄さんが来ました。無性に歩きたくなるコースなんですよと言うと同感のお返事を貰う。今度は散策に向かった山頂のソロ男性が戻って来て次回ゆっくりこのコースを歩きたいと仰る。たった３名の登山者しか居なかった砥石山の秋。惜しみながらの下山。ナメリスギタケモドキ　これが別名ヤナギタケではなかろうか。ムキタケ？巨大なナメリスギタケモドキ　20ｃｍはあった。13：33　下山　クマが怖いけどキノコが色々と観察出来るし静かで沢音もいい。翌月、このコースの入り口でエノキタケを発見した。何だか10月は山歩きも多かったし急に東京にも行ったのであっという間に過ぎてしまった。

  2023.11.07

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  10月の山・・・手稲山　ハイランドコース

  10月13日　晴れ　9：40　スタート　手稲山に近郊の山に戻った挨拶をしなければ。今年は紅葉が遅いので定山渓にも行かず庭の片づけに精を出している。家の事も終えて今日はいい天気。平日だけど人が多い。薄着で丁度いい。ネオパラ山を振り返り山頂に向かう。10：47　手稲山に到着する。スープと珈琲でまったりしていると爽やかな笑顔でソロ女性が来た。余程、山が好きなんだろうと思い談笑になる。遠望は霞んで居るけど羊蹄山も見えていた。ロンリーザックさんでしょ！！と声がして3度目の出会いは暑寒さんでした。近況を話題に楽しいひと時を過ごす。１時間以上まったりしていた。最後は銭函周辺を見て下山にする。山頂で季節外れのハマナスを発見。色が鮮やか。石狩湾を見下ろす。静かなシティビューコースを辿る。草紅葉と札幌の街並み。支笏湖周辺の山。登りのゲレンデに合流。ネオパラ山の紅葉　12：35　下山　まだ早い時間なので下山中のゲレンデで幼い男の子を背負った若いパパが登ってきた。背中から小さな手を振ってくれた。

  2023.10.18

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  10月の山・・・ニセコ　目国内岳

  10月11日 晴れ　8：00　スタート　パノラマラインのゲートが冬季間、閉まる寸前のニセコ。新見峠の駐車場は1台だけ車がある。春はベニバナイチゴ、オオバキスミレなど花がいい。丈のあるチシマ笹に覆われた登山道で２合目標識から振り返る。登山道はとても整備されている。標高９８０ｍの前目国内岳までは所要時間４０分。山頂を眺める。前目国内岳からの景観はやや右に岩内岳と岩内港、そして積丹半島。小休止したので９００ｍのコルに一旦下る。岩の門をくぐる。登り始めてからずっと笹原だったけどやっと植生に変化。ダケカンバも出てきた。楽しくなって山頂が近くなる。７合目から振り返る。アンヌプリまでは見えるがその先にある羊蹄山は雲の中。高度が上がって振り返るとニセコの山々。手前から前目国内岳、白樺山、シャクナゲ岳、チセヌプリ、イワオヌプリ、アンヌプリ・・・うっすら羊蹄山の裾野が見える。山頂直下9：47　目国内岳　１２２０m　久々にやって来ました。独り占めですが風がとても強く足元は岩だらけで安定せず。腰を下ろす事も無く360度眺めていた。やや南西に９００m台地の湿原で道は無い。西は雷電山、幌別岳他に無名峰が並ぶ。コルはパンケメクンナイ湿原で何度か目国内岳から岩内岳に縦走中に歩いて居る。とても癒される湿原で紅葉時期は特に素晴らしい。岩内岳　改めて岩内港と積丹半島で眼下は縦走路。今回は時間の関係で縦走を諦める。歩いて来た方角とニセコの山々。山頂付近で風を避け双眼鏡を出して20分程のんびりしていた。下山にしたら羊蹄山が少し姿を現した。そして登山者が次々・・・・前目国内岳に到着するまで10名に出会った。変わらぬ景色を見ながら少しずつ気温も上がって11：34に下山。所要を済ませ折角なので積丹半島を観光しながら主人は釣りをして岬の湯に入る予定。岩内を出て泊から観光客で賑わう神威岬に向かい2時半まで営業のレストランでギリギリ遅いランチタイム。残念ながら強風で岬に入れなかったので関西弁のボヤキが聞こえた。出発しても不運は続き釣りのポイントで釣れそうも無いと竿も出さず・・・岬の湯に至っては定休日とついて無いボヤキ観光となった。

  2023.10.17

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  10月の山・・・藻岩山　スキー場のススキ狩り

  10月8日　晴れ　11：40　スタート　家の事を終えて青空を見上げると何処か野山を歩きたくなった。丁度、藻岩山のスキー場もススキが見頃であろうと思い立ちサーモス持っていそいそと・・・駐車場は車が凄い。スキー場なので広くて問題無い。ゲレンデ真ん中の舗装道路から中央ポコの樹林に入ると小沢がある。早速のキノコはホウキタケ？毒キノコかも。美味しそうだけどキノコは詳しくない。毒キノコのテングタケモドキに似ているが・・・キヌガサタケに似ている。ツチグリ　漢字で土栗との事。別名は土柿で似てる！！登山道は樹林を抜けてゲレンデに入る。一面、ススキで奥に支笏湖周辺の山々が見えている。樽前神社12：51　藻岩山の山頂　三連休の中日なので人が多い。屋上からの展望　西は砥石山、神威岳、百松澤山、手稲山。北は日本海、暑寒別山がうっすら。見た事がない程、人で埋め尽くされた屋上から早々に降りる。南面の温かい岩に腰を下ろし珈琲、スープでまったり。やがて隣には年配のマダムが座り、きちんとした手作りお弁当を広げた。暫し談笑すると道外の山々を沢山、かつては歩いた過去があるようで羨ましい限り。3か月振りに近郊の山に帰って来たので冬用アウターで歩いた大雪山系との服装の違いに戸惑う。1時間半も寛いで下山。野ぶどうトリカブトマムシグサ秋と夏が一緒にやって来た今年、色んな所で季節外れの花を愛でる機会があった。涼しくなりそうで暑さがぶり返し天候に恵まれて山歩きの回数も多くなる。

  2023.10.16

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  １０月の山・・・大雪山系　高原沼巡り

  １０月２日 雨　10：06　スタート　つるつる温泉でのんびり美味しい朝食と珈琲で満腹になり石北峠を越えて高原温泉のヒグマセンターへ。まだ9時半前だから余裕だった筈がレクチャー中で15分程入れず次にレクチャーを15分間受けた。そして沼巡り一周に５時間要すると言われ高原沼12：30着に遅れると折り返しとの事。周れないかも・・朝の出発が遅くなって後悔した。賑わうセンターの開いた扉を誰よりも早く飛び出すと土砂降り！！今回もアウターの上からモンベルのポンチョスタイルで歩き出す。グローブも完全防水。芭蕉沼　ヤンベ分岐を過ぎたら沼が次々現れる。緑沼　10：49　意外とどなたも居なくて拍子抜け。もうレンズが曇ってる。湯の沼　ソロ男性が居て８時から歩いてやっと到着したと仰る。そして次々と先行者に追い着く。すべてが美しい。鴨沼上から見下ろす。小降りになって遠望が利く。エゾ沼　何年か前の６月の積雪期に三笠新道から忠別岳に向かった事がある。その時、雪渓歩きで雪解け水が深く底まで見えて怖かったのはこのエゾ沼。エゾ沼を過ぎたら急に人が居なくなった。シャーッターを押し続ける。沼を見下ろしても高根が原を見上げても息を飲むほどの景観。ガスは掛かっているが雨は止んで、歩いて居るのは一人か二人。式部沼沼の畔に立つ・・・去りがたく・・・少し空が明るくなる・・11：17　大学沼　この辺りまで来るとさすがにセンターのスタッフさんしか居なくなる。大学沼から高原沼まで1分。11：18　高原沼　更に景観が良くなり気分がハイになる。此処のスタッフさんは進んでも戻っても３時間と言うが１時間１０分で到着している。ならば一周は可能。やっと気持ちに余裕が出来た瞬間です。最後の空沼に向かうとすぐ足元に小さな標識があり高原温泉までどちら周りも3.5㎞と書かれていた。この先は暫しどなたにも出会わない。今までと違った雰囲気になり絵の中を歩いて居るような錯覚になる。少しの登り返しで高原沼を反対側に出た。そして高根が原・・・広大な紅葉がずっと続く。11：38　高根が原分岐から三笠新道を見る。懐かしい・・・何せ一周する沼巡りは老後の楽しみに取って置いたのでやっとその時が来た。雪が無い沼巡りは緑沼まで肋骨打って山歩きが出来ない時に来て以来。最後の沼は空沼。空沼を歩く。水が無いから空沼らしい。最後なのでじっくり・・・とても味がある。立ち止まっては振り返り名残惜しい。この先で樹林に入るとまた雨が降ってきた。樹林歩きから湯気が見える。渡渉したらすぐ先でご夫婦が雨の中、食事中。樹林歩きも楽しい。のぞき地獄ヤンベ温泉　すぐ先が分岐で登りの方がどんどん現れた。そして雨が強くなりカメラも出さずひたすらセンターに向かって歩く。12：37　下山　我が目を疑ったけど一周に２時間ちょいだった。登り返しで険しいと聞いていた高原沼からの下りも何ら問題無かったので早かったんだと思う。多分、今年最後になる大雪山系最後の山歩きでした。

  2023.10.10

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  １０月の山・・・大雪山系　銀泉台からコマクサ平まで

  １０月１日　曇りのち雨 11：50　スタート　正午から雨予報で美しい銀泉台の紅葉に後ろ髪惹かれながらも此の日は高原沼巡りに決めていた。そしてシャトルバス乗り場に行くと時間切れで一周出来ないと知り再び銀泉台に戻ったのでした。林道から見上げた紅葉。第一花園まで美しい紅葉を眺めながら贅沢なひと時。北大雪の山並みも見えてお天気は持ちそうかと振り返る。屏風岳、武利岳、武華岳。第一花園を見下ろす。お天気が下り坂なのでもう人影は無い。殆どの方が第一花園で下山している。看板の片付けられた奥の平、此処もとても美しい。登山道脇に腰を下ろして呑気におにぎりタイム。ポツリ、ポツリ・・・急いでアウターとポンチョの重ね着になる。それでもまだ降り方が弱いので足が勝手に登って行く。間もなくハイマツ帯になり展望が一層良くなった。少し風がある。綺麗デス13：13　此処も看板が撤去されたコマクサ平とても静かな中、赤岳山頂付近と烏帽子岳を見る。突然、お腹に響く様な雷！！！黒岳方面だと思うが急いで下山にする。奥の平手前で土砂降りになりあられが足元に溜まったがカメラを出せない。一気に雨は止んで色鮮やか。虹が出た・・・林道を見下ろす。こんな時間から第一花園までのツアーが2組も登って来たが名だけの雨具スタイルだった。14：15　下山　とても素晴らしい時間を過ごした気分。時間も早いので主人はお気に入りの「つるつる温泉」に予約を入れ温根湯に向かう。道の駅で北見の玉ねぎを買うのも久し振り。気持ちのいい露天風呂、竜神の湯は丸で乳液、美味しい料理に舌鼓で昨年は泊まるチャンスが無かったけど帰って来た様な居心地の良さ。残念だったのはスナックがお休みだった事。

  2023.10.05

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  9月の山・・・大雪山系　旭岳を裾合平から周回縦走

  ９月３０日　霧のち晴　8：15　スタート　天気予報は見事に外れロープウェイ駅ではガスで全く見えない旭岳のライブが映っていた。旭岳を裾合平へ周回縦走なので逆回りに決め人の少ない乗り場で何気にお隣に居たご夫婦にそう伝えた。　　ゴンドラからの景観は美しい。濃いガスで足元のシラタマノキに目が行く。殆ど人に出会わず裾合分岐に着いた。やや見頃が終わりの裾合平の紅葉。ひっそり・・幽玄冬が近いピウケナイの川音を聞きながら。草紅葉休憩に決めていた中岳温泉には真っ裸で入浴する男性が居てガッカリ！服を着た仲間らしき男性が一応、隠すようなポーズをする。が・・・此処は登山道なので足湯にして欲しい。仕方が無いので先の急登登山道でおにぎりタイム。すると旭岳から周回して来た登山者が続々と20人位は下って来た。入浴してる若者は焦ったに違いない。中岳温泉から展望が良くなった頃、突然晴れて来た。すれ違う方は悪天候だった旭岳をぼやき口々に逆回りで正解だと言ってくれる。ホシガラス10：54　中岳分岐　またガスになる。間宮岳に向かうとお鉢平が展開する。正面に黒岳。振り返る中岳分岐。間宮岳　後ろに凌雲岳。此処で向こうから手を振りながら近寄るご夫婦が居た。朝、乗り場でご一緒した方達だったので暫し談笑してお別れ。間宮分岐から白雲岳も見えて来た。此処で挨拶した若いソロ男性は黒岳から出発して寒くなり中岳温泉であったまったとの事。今度は旭岳に立ち寄って黒岳に戻ると仰る。それにしても寒そう・・ガスが晴れて間宮分岐からは北鎮岳も北海岳もよく見える。朝は今日来た事を後悔したほどだったが逆回りにして本当に良かった。だけど立ち話で手が冷たくなった。右に熊が岳を見ながら雲に隠れた旭岳に向かう。また旭岳が姿を現す。振り返る間宮分岐と右に白雲岳。比布岳と安足間岳を遠望。旭岳のテン場近くの紅葉。手が冷たくてザックから予備の手袋を出しやっと落ち着く。旭岳の登りでは汗の一滴も出ず当麻の稜線を眺める。さっきのソロ男性が下って来たが寒くて晴れ待ち出来なかったと言う。12：55　旭岳の山頂はとても寒いけど10人以上の先客で賑わう。ガスの晴れ間待ち・・・すぐ晴れて熊が岳の奥に北鎮岳、比布岳。姿見の池お鉢平と北鎮岳、凌雲岳も見え満足したのでさて下山。下りも登山者が多くて驚いた。トムラウシ山姿見の池周辺の紅葉が美しい。14：30　下山　観光客も多いビジターセンターで迎えを待つ。今季、最初で最後の旭岳登山だった。狙いは初冠雪の頃、エビの尻尾が9合目から非常に美しいので見たかったが残念。地元のスタッフさん情報で美瑛の山道でボリボリ（ナラタケ）が採れるとの事で寄り道した。確かに一面がキノコ、キノコ・・・下処理済ませて冷凍したらフリーザーバッグMサイズ3袋あった。山菜ソバが楽しみ。

  2023.10.04

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  ９月の山・・・大雪山系　黒岳から比布岳経由で姿見の池に縦走

  ９月２４日   晴れ　8：00　スタート　2週続いた黒岳からの登りで今回も姿見の池に縦走。コースは変わって長くなり比布岳を経由して当麻の稜線から下ります。週末なので相変わらず登山者が多い。招き岩　北大雪の屏風岳、その後ろに武利岳、武華岳。同じく北大雪でニセイカウシュッペ山、アンギラス、平山。中央が朝陽山、下にロープウェイ駅。9：05　黒岳山頂は人だかり。石室に向う。間宮岳の奥に旭岳の山頂。近くの山ガール達に教えたら感動してた。白雲岳方向も秋色。手前が凌雲岳で左が北鎮岳。北鎮岳には１１時着予定。そこを超えて比布岳に向かいます。黒岳石室の相席ベンチでおにぎりタイム。桂月岳にも登山者が一杯。気持ちのいい雲の平。北鎮岳の肩から眺める旭岳。前回はスルーした北鎮岳を登る。10：53　賑わう北鎮岳に予定より早め到着。これから辿るコースが眼下に見える。右から鋸岳、真ん中に比布岳、左に安足間岳。左に旭岳。右下に最後に下山する当麻岳。山頂からお鉢平の向こうに白雲岳、奥にトムラウシ山で素晴らしい景観。さて此処からは熊鈴を鳴らして出発。トラバースする鋸岳の紅葉。鋸岳をトラバースしながら安足間岳を見る。比布平の先に比布岳が現れた。いつも静かなコースだけど今回は時折り登山者に出会う。比布岳直下から振り返る北鎮岳と鋸岳。比布平もお気に入りの場所。左奥に白雲岳。11：48　比布岳に到着。お二人居るだけで静かな山頂でおにぎりタイム。双眼鏡で覗いて居たら比布平をこちらに向かうパーティ見えた。さて安足間岳に向かって出発。雲が上がって愛別岳は見えない。振り返る比布岳。今年７月、愛山渓温泉に縦走した時はほぼ雪渓だった場所。分岐から特徴的な安足間岳を見る。12：26　山頂標識の無い安足間岳から過ぎて来た比布岳と北鎮岳を見る。この先、楽しい当麻の稜線歩きは始まる。左には遠くトムラウシ山まで見える。ウラシマツツジが赤い。先に続く稜線は長い下り。やっぱりいい天国のよう・・天空を行く一面が見どころ楽しい当麻岳トラバース歩きから見下ろす裾合平とこれから渡渉するピウケナイ川。稜線の先から沼の平が広がる絶景。13：36　当麻乗越まで１時間の稜線歩き。登山者は此処で愛山渓温泉と裾合分岐に分かれる。　旭岳と熊が岳を見ながら裾合分岐に向かう。ピウケナイ川の渡り石が一つ抜けていた。何とかクリア。振り返る辿った当麻の稜線。裾合平の向こうに北鎮岳が遠い。15：31　下山　安足間岳から始まり当麻岳、当麻乗越に至る稜線を振り返る。長い距離、足元を見過ぎて首が痛くなった姿見の池付近。3：45のゴンドラで降りた。

  2023.09.27

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  ９月の山・・・大雪山系　黒岳から裾合経由で姿見の池に縦走

  ９月１６日　晴　8：10　スタート　ゴンドラ乗り場で行列に並びリフトに乗ってからのストレッチ。寒さ対策で今回からスポーツタイツを着用してきた。いつもの靴が濡れたままなので底の擦り減った古い靴なのが心配。東岳越しに北大雪、まあまあの展望。9：09　黒岳山頂はとても寒い風。濡れた背中にタオル入れ冬用アウター着る。赤くなった黒岳を下る。振り返る黒岳。テントが鮮やかな石室でおにぎりタイム。シルバーウィークで人が多い。北鎮岳と凌雲岳。ウラシマツツジが何処までも赤い。鮮やかなアザミ　雲ノ平を歩いていたら下山のソロ女性と立ち話になる。札幌から石垣島に移住した方で大雪山系が好きだから毎年、やって来るとの事。南の島の暮らしを聞けて楽しかった。草紅葉と赤石川。紅葉越しに黒岳を振り返る。10：45　お鉢平を見下ろすも風は冷たいままで休む雰囲気にはなれない。北鎮の肩に向かう。ホシガラスがいつまでも何かを啄んでいた。ガンコウランの実肩も寒い、山頂はスルーで中岳に向かう。白雲岳、北海岳、烏帽子岳をお鉢平の向こうに見る。毎年、少しずつ小さくなるオブジェ越しに左は安足間岳、右は比布岳。11：32　中岳から黒岳を振り返る。北鎮岳と肩を振り返る。中岳の分岐から中岳温泉に下るので少し風は止むと思う。後ろは当麻の稜線。振り返ると北鎮岳の左に鋸岳と比布岳。此の約1週間後に縦走したコース。中岳温泉への下りで熊が岳の斜面に熊が居ると教えられ双眼鏡で眺めると大人のようだ。次々、登り下りの登山者にも伝わり色んな方に双眼鏡を貸し出して感謝される。中岳温泉は人だかりなのでスルーした。やっと暖かくなりアウターを脱いだけどそれでも暑いくらい。裾合平此処もチングルマはまあまあの紅葉。当麻の稜線も次のコース。振り返る本日辿った中岳コース。旭岳ロープウェイ駅近くに咲いていたエゾオヤマノリンドウ。観光客にもまれながら・・・13：58　下山

  2023.09.26

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  ９月の山・・・大雪山系　然別湖　天望山

  ９月１４日 雨　8：10　スタート　ガスの中、閑散とした然別湖湖畔の登山口。丁度、1週間前に同じ然別湖周辺の白雲山に登ったばかりだけど今回は天望山に向かう。時間は所用ついでの送り迎え付きなので限られるが出来れば東雲湖にも回りたい。笹藪が濡れているのでポンチョを着て歩き出す。この倒木はかなりの年月が経っているらしく苔が全体を覆う。前回、下山で周回した湖に沿った登山道を反対周りで登って行く。足元はすっかりびしょ濡れ。天望山の分岐から笹を搔き分けて進むので更に濡れる・・・天望山への登山道は思った以上に笹がうるさい箇所がある。歩くには問題無し。振り返ると前回登った白雲山がうっすらと見えたが一瞬だった。この日最初で最後の景観。ガスは一向に晴れず霧雨状態で他の登山者も居ないのに黙々と登る。上部に来たらハナヒリノキが一面に広がっていた。この先は植物観察タイム。大きなキノコイカリソウに似た植物・・・ハナイカリだろうか。あざみ？これはラン科ヤマハハコ10：50　天望山　当然、独り占めです。腰を下ろして休憩するも白雲山に比べたら狭い。エゾオヤマノリンドウ　山頂で行儀よく並んで咲いていた。エゾムラサキツツジ　なんと！！僅かに開花している。可哀そうに猛暑が続くせいらしい。観察していると山頂付近はエゾムラサキがとても多い。しかも開花しそうな蕾がいくつもある。春の花の時期を想像したら訪れたくなった。山頂に着いた頃から強くは無いが雨が本格的に降って来た。山頂先に続く東雲湖方向に少し歩いてみたら笹は相変わらず足元を覆っているし雨になったのでこれはピストンしか選択肢は無い。その内にチャンスは来るかも知れないが年齢を考えたらもう無理かも。再びの山頂から弁天島を見下ろす。お天気が良かったらウペペサンケ山が見えただろう。山頂からトラバース気味に下ると腰を下ろし易いダケカンバを発見した。おにぎりタイムにして間もなく・・・すぐ後ろでガシャ～ン！！と大きな音がしたかと思うと続いてシュ～ッと大蛇でも這うような音！慌てて振り向いたが太いダケカンバが数本あったが何も見えない。おにぎり食べて出発。すっかりガスが濃くなってしまった。こんな時は熊日和。キノコが多い樹林歩きでは気にならなかったけど湖面には雨の雫が弾いている。12：45　下山　登山口は湖底線路があるので目当ての観光客がひっきりなしに訪れる。下山の記帳をしていたら天望山の山頂に熊が出没したと注意喚起のビラが入っていた。もしや・・・あの音は樹に登っていた熊がびっくりして滑り降りた音だったのかも。

  2023.09.23

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  ９月の山・・・大雪山系　赤岳から白雲岳経て緑岳に縦走

  ９月8日　晴　7：33　スタート　空気も澄んで登山口は９度、こんなに早い時間に動くのは珍しい。紅葉にも早いけど赤岳から白雲岳を経て緑岳から高原温泉に縦走予定。どれも山の名前に色が付き丸でイタリアンコース。　全然、色がない。駐車場は平日のせいかガラガラ。第一花園から東大雪。奥の平を過ぎ屏風岳、武利岳、武華岳を遠望。コマクサ平　振り返ると遠く東に阿寒の山々、更に左奥には知床の山。南には日高山脈。9：35　赤岳　意外と静かで傍で食事中の年配ご夫婦はすでに白雲岳の帰りとの事。赤岳から　左端がこれから目指す白雲岳で中央は旭岳。源頭には雪が見える。左奥に北鎮岳ウラシマツツジの紅葉空気が澄んで気持ちがいい。久々の広大な大雪山系歩き。緑岳との分岐から白雲岳。白雲岳からは小屋を経由して緑岳に向かう予定。南にトムラウシ山。前を女性二人のパーティが赤岳の登りから先行している。白雲小屋分岐白雲岳へのグラウンド歩きからは先行するあの二人パーティが見えるだけでとても静か。10：45　白雲岳に到着　二人パーティと同着になり山頂にも二人居ただけ。チップス食べる。左から旭岳、熊が岳、間宮分岐、北海岳、お鉢平の向こうは安足間岳、比布岳、北鎮岳。左に石狩連峰、ニペソツ山。眼下の高根が原の先には忠別岳、五色岳、ポツンと大岩の化雲岳、奥に大きなトムラウシ山。頭上には飛行機が同じルートを行ったり来たりエンドレス。東大雪の更に東まで良く見える。同着したお二人はロンリーザックさんより年配との事。ピストンする彼女達と談笑で1時間休憩。白雲の小屋に立ち寄ってクモイリンドウを見たい。ただ、今季は小屋周辺に熊が出没して立ち入り禁止になった程なので心配。すると分岐から男性が下って行くのが見えてラッキー。分岐まで急ぎ足で下山し熊鈴を付けながら追いかける。遅れて下って来る彼女達とはハイ松越しに手を振ってお別れした。白雲小屋。板垣新道にも高根が原にも雪が見える。タカネトウウチソウ12：15　白雲避難小屋に到着　クモイリンドウと今年も面会出来た！お盆前後に開花だけどドライフラワーのようになって姿を保ち続ける此の花が愛おしい。緑岳をバックにクモイリンドウ群落。ひっそりした小屋のトイレ横ベンチで最後のおにぎりタイム。すると先ほど前を歩いていたソロ男性が小屋の中から手拭いを持って出て来た。こちらに見せながら６月に買えなかったのでわざわざ来たと仰り同じ道を戻った。その後ろ姿を見送りながら休憩。今回は小さなおにぎりを２個持参したが途中で足りない事が判明。４分割して時間配分しながらバナナチップスと交互に食べたが遂に完食。チップスは大量にあるので大丈夫かと。小屋を出発。熊の注意書きにどうやら１０頭はいるらしいとの事でゾッ。こんなに雪が解けた状態で歩くのも久しい。ヤンベタップ川の源頭になる板垣新道からのトムラウシ山。荷物背負った小屋番さんが来た。あった！　チシマクモマグサ時期が合えば大群落になる。登りで振り返るともう小屋番さんが見えない。ウラシマツツジの色がいい分岐手前。白雲の小屋分岐に到着。辺りに人影が全く見えないのは多分、熊の出没が影響している。12：52　緑岳に到着して白雲岳を眺める。左奥は後旭岳。さて下山開始、直下にナキウサギ待ちのご夫婦がいただけ。第二花畑も静か。石狩岳、ニペソツを正面に見ながら下る。第一花畑から歩いた稜線を振り返り高原温泉に向かうがやはり誰にも出会わなかった。14：35　高原温泉に下山　静かな静かな山行でした

  2023.09.22

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  ９月の山・・・大雪山系　然別湖　白雲山を周回

  ９月６日  曇り　9：45　スタート　3日に縦走した十勝連峰は運動不足で酷い目にあったので少しで歩こうと思い所用について来た。許される時間が余りない中、チョイスしたのは然別湖周辺の山。いつもなら東ヌプカウシヌプリを毎年登るのが恒例だけど近年、ナキウサギ撮影の方で賑わうようになったので静かな白雲山にした。懐かしい然別湖の湖畔から歩き出すとすぐ東雲湖との分岐。白雲山への登山道を登り出しても記憶が殆ど蘇らず帰宅後調べたらこのコースを辿るのは2011年以来２回目だった。イワツツジ　咲くんだぁ・・・真っ赤な実を見てもこの花が咲く頃は訪れていない。振り返ると樹林の間から然別湖が見える。湖のほぼ全景に弁天島がポツンと浮いている。左奥はウペペサンケ山。１時間ほどでフラットな道になる。そうだった・・・それは覚えているが意外と長かった。お隣の天望山を見ながら下山で立ち寄るかはまだ未定。一軒だけになった温泉宿。ウペペサンケ山がよく見える。緩く下って行くと正面に岩肌の白雲山頂が現れた。コルから山頂を南に巻いて進むと士幌側登山口があった。ヌプカの里からのコースで随分前に一度だけ岩石山を経由して白雲山に来た事もあった。それ位、この山にはご無沙汰している。ミソガワソウ　山頂直下の登りは花が咲いている。ヤマハハコ　岩が見えて来たので山頂が近い。11：05　白雲山　ガスで全く何も見えないし独り占め・・・静かな岩だらけの山頂。座り心地の良さそうな場所を求めてうろうろする。おにぎりを食べながらガスが晴れた景観を楽しむ。こんなだったかな？と今回は脳裏に焼き付ける。大きな岩を恐る恐る渡り移動したら辿って来たコースが眼下に見える。こうして時間的にも誰も来ないであろう山頂で１時間も寛いでいた。下山は登って来たコースの反対側を天望山に向かう。エゾオヤマノリンドウが点々と樹林に咲いていた。表大雪の様に群落していない。山頂を振り返る・・・また来る事はあるかな？と。直下の急斜面にエゾオヤマノリンドウと紅葉したハナヒリノキ。リンドウ越しにヌプカの里。十勝平野と岩石山が見えた。振り返る白雲山。山頂から１時間ほどで分岐。天山に寄るのは・・・やめた。遊覧船がゆっくり進む湖畔に沿った歩きになる。キノコ観察13：15　下山　迎えが２時近くと言われゆっくりキノコを見て来た。登山口は湖底線路を見学する観光客が次々やって来る。少しの時間だったけどいい汗かいた。

  2023.09.21

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  9月の山・・・大雪山系　かみふらの岳から十勝岳に縦走

  9月3日　晴　8：12　スタート　とてもいい天気！！　十勝岳温泉の駐車場は車が車道に溢れている週末。8月は猛暑とチャンスが嚙み合わず実に一か月と10日振りの山歩きとなってしまった。今期は7月に十勝岳を雨の中、ピストンしただけの十勝連峰。今回は縦走して望岳台に下山の予定。登山道が復活してからまだ登ってない三段山を見上げ安政火口を見下ろす。出発から５０分ほどで富良野岳との分岐。左の十勝岳方面に向かう。暑い…振り返ると雲海が小さくなっている。前後にずっと登山者が連なる。少しだけ風を感じ振り返った景観は富良野岳。進行方向には左端に目指す十勝岳が端正な形。やっと暑さに耐えながら稜線に乗ったので腰を下ろしおにぎりタイムにした。三峰山を経て富良野岳に至る稜線　イワギキョウが咲いている。化け物岩越しに十勝岳を遠望。歩けるかな？辿ったコースを目でなぞると登山者がまだまだ続いている。三峰山との分岐近くはすでに涼しい。10：15　賑わうかみふらの岳その分岐から東大雪山系を遠望、手前は境山、奥にピラミダルな下ホロカメットク山。これから向かうのは上ホロカメットク山。イワギキョウが足元に沢山、咲いている・・・化け物岩を見下ろす。10：35　上ホロカメットク山　少し十勝岳が近くなった。気温は１５度位で歩き易い。道外からの登山者も多く十勝岳をピストンするらしい。年々、上ホロの下りで足元が危うくなって来た。上ホロの避難小屋が真新しくなり休憩中の方が沢山見える。振り返る上ホロカメットク山。富良野岳に雲が掛かってきた。楽しい細尾根歩き・・・振り返りつつ・・・十勝岳を目指す・・・楽しい。稜線歩きで白銀温泉の南に「青いダム」が見えている。登山者はあれが「青い池」と勘違いしている方が多かった。青い池の近くなので同じ河川が混ざっているのかダムの方が大きくて迫力がある。12：11　最後の急登をクリアして人だかりの十勝岳に到着。美瑛岳　ガスでトムラウシ山もイマイチ。おにぎりタイム・・・ヘリコプターが飛んでる・・・賑わう山頂で休憩済ませ望岳台に向かって下山。途中、北広のソロ女性と知り合い楽しく話しながらご一緒する。馬の背を過ぎた辺りから足が急に重くなり彼女と距離が出来る。時折り振り返っては待ってくれた彼女だったが遂に追いつけず・・・足が棒になるとは此の事かと初めて知った。猛暑のせいにして猫たちと涼しい部屋でゴロゴロしていたツケが回って来たらしい。14：31下山　翌日は意外と筋肉痛は小さかったが車はなるべく使わず歩け、歩けの日々を送る。

  2023.09.20

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  7月の山・・・大雪山系　黒岳から銀泉台に縦走

  7月22日　晴れ　9：09　スタート　とても暑い日。北海岳を経由して銀泉台に縦走予定でゴンドラに乗ると道外からの観光客に熊が心配だと言われた。7合目登山口で記帳しようと思ったら今度は係りの方と登山者が白雲岳避難小屋が一時、熊騒動で閉鎖された事を話題にしていた。兎に角、出発・・・暑くて暑くて・・・１本前のゴンドラで降りた登山者に追い着きながら久々、足は順調。シナノキンバイ、フウロなど登山道は花が咲いて慰められる。暑さにバテながらも先行のぐったりしたマダムパーティが休憩してる真ん中を抜けると「淡々と歩いてるやん」「そやね・・」と聞こえてきた。そんなハズ、ナイヤンと心の中でつぶやく。10：18　黒岳　山頂は人がすごい！！！展望もいい！！水分補給する。そして涼しい。石室に向かう人の列。一番左が北海岳で本日の進行方向。右の北鎮岳は白鳥の雪渓。これから辿る北海岳から赤岳へのルートを目でなぞり中央に烏帽子岳、右奥に白雲岳。黒岳はエゾツツジが一面に咲いて・・・見頃・・・石室を見下ろしながら素晴らしい景観に癒される。石室の雪渓附近はツガザクラのお花畑が素晴らしい。チングルマチングルマの先には桂月岳と石室。さて石室の分岐から北海沢に下る。今度は正面に聳える北海岳の登りが待って居る。雪渓が消えてエゾコザクラ、キンバイ、ボウフウの花畑。その登山道脇にはツガザクラが豪勢。その名も一帯は美ヶ原で奥は北鎮岳で向こうのコースは雲の平になる。素晴らしい美ヶ原を歩いて赤石川に向かう。赤石川を渡渉した・・・ピウケナイ沢の時より楽勝。赤石川から次は北海沢まで花畑が続く。北海沢の万年雪。斜面にはチシマクモマグサの小群落。この先、大群落があるので撮影しなかった。北海沢のエゾノリュウキンカを遠望したら北海岳の登りが始まる。白花イワブクロ　今回の楽しみだった。イワブクロ２色揃えてみた。下山者が多いハイマツ帯を抜けたらまた花畑。クジャク岩が近くなる。慰霊碑の近くも花畑が展開して素晴らしい。小道がありどっちに行こうか迷う。振り返ると黒岳も振り返る熊になっている。11：52　北海岳　奥に旭岳がなだらかな山頂を見せている。休憩している方が多い。暑かった黒岳の登りから想像できないほど稜線歩きはずっと涼しい。少し早い到着でおにぎりタイムにする。お鉢平の向こうに北鎮岳。北鎮岳を背に今度は北海平に向かって下ります。早速、下り始めての花畑はキバナシャクナゲやツガザクラ、チングルマ。チングルマと進行方向の白雲岳。ヒメイワタデキバナシオガマ白雲岳が近くなる。烏帽子岳エゾオヤマノエンドウクモマユキノシタ　大群落が何処までも展開していた。中央は遠くなった北海岳。白雲分岐から来たソロ男性がきれいでしたよ・・・と挨拶代わり。白雲岳の裾野もツガザクラ。振り返る歩いた雪渓・・脚が進まない・・・コロッコロ・・色違いアオノツガザクラニシキツガザクラチングルマと花の沢源頭の雪渓。ヨツバシオガマエゾヒメクワガタとヨツバシオガマの群落白雲分岐に到着　こんな時間でも次々、下山者が来る白雲岳は今回スルーにします。赤岳に向かう。エゾタカネツメクサチシマキンレイカ13：28　赤岳　順調に予定より早く着いた。休憩しながら眺める烏帽子岳、凌雲岳。まだ登山者が多い時間。歩いて来た北海平。左が白雲岳、右奥は後旭岳。これにて下山開始です。今季お初のイワギキョウ。コマクサ平のコマクサはまだまだ見頃です。赤岳方面を振り返る・・・チシマツガザクラもびっしり・・・15：15　銀泉台に下山。ずっと花旅で癒されあっという間の6時間。この日で７月の山歩きは終了。夏日が続いたのでやっと２歳になった猫ちゃん達の温度調整も兼ねて自宅待機の日々を送る。

  2023.07.31

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  7月の山・・・大雪山系　天女が原湿原

  7月21日　のち雨　11：14　スタート　遅いけど時間があるので天女が原湿原まで歩く事にした。雨が降りそうなのでポンチョを詰める。下山後は初めてバスを利用し駅前のホテルにチェックインするので最低限の着替えとサンダルも背負う事になる。此処を歩くのは昨年、9月28日の紅葉以来だけど季節が巡るのは早いものだ・・・サンカヨウはブルーベリーの様な実を付けているシナノキンバイ　ミヤマホツツジアカモノゴゼンタチバナモウセンゴケホソバノキソチドリミヤマリンドウ１合目　ワタスゲが揺れて旭岳は雲の中。タチギボウシとホソバノキソチドリの大群落トンボが多いこんな風に・・・行き交う登山者も居ない静かな湿原でベンチに腰を下ろし暫しボンヤリしていた。ホソバノキソチドリが固まって咲いていた。顔をうずめたくなるようなフワッフワのワタスゲ。エゾカンゾウ朽ちた木道も随分、取替作業が進んでいた。降りそうだけど時間があるので更に登ると中年ソロ男性が下山して来た。開口一番、人に会うとホッとします・・・だった。道外からの方で登りはゴンドラを利用したらしく余りにもひっそりしていたので不安になったと仰る。そのまま、立ち話が続き雨が降って来たのでお別れしポンチョを被った。クロウスゴヤマハハコオオウバユリ更にロープウェイ駅の勇駒別湿原を散策する。雨は本降り前に止んだ。樹林から鹿が警戒警報を発している。こちらからは全く姿が見えないのに見張られていた。バスは15：30なので駅舎のレストランで遅いランチを済ませビジターセンターでシアターを全部、見終わるとバス停に長い列が出来ていた。満車のまま駅前で１８００円払い主人が急遽予約したJRインに・・・ある意味、普段の山歩きより公共交通機関を使う事が刺激になった日。

  2023.07.29

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  ７月の山・・・大雪山系　望岳台から十勝岳

  ７月１４日　雨　7：50　スタート　いつも程、混んでいない望岳台。自分的には早い時間に出発したので上富良野岳から十勝岳温泉に縦走しようと思っていた。少し濡れているので降ったらしいがまだ展望はいい。陰って来たし何だかダルイ。登るに連れて雲が・・・避難小屋まで来ての給水タイム。もう疲れている。メアカンキンバイイワブクロ　どんどん抜かれ足が進まない。丸で体に鉛が入った感覚になりカメラを出して砂礫地に咲いた花を愛でながらゆっくり登る。どうやら雨になるらしいと下山者が言う。やっと噴火口の外輪まで辿り着きフラットな道になり馬の背を行く。その手前でかなり歩みの遅いリハビリ中？と思われるソロ男性を初めて抜いた。十勝岳の山頂が見えている・・・直下の急な登りがこの調子では心配になる。体が重い・・・と思ったらやはり雨が降ってきたのでポンチョ姿になる。下山者も雨具姿。目の前に居た先行者がどんどん遠くなる・・・かなり雪が残っている。直下の急なガレ場はかなりゆっくり・・・頭上は雲。11：00　十勝岳に到着　いつになく辛い登りだったけど意外とタイムは思った以上、遅く無い。ガスで全く視界が利かずどなたも速攻の下山。ポンチョのままでは寒いから下に冬用のアウターを着ようと思ったが雨が強くなり濡れるのでそのまま下山にした。当然、縦走は中止。山頂から一瞬だけ美瑛岳方向がうっすら見えた。これにてカメラも出さず下山を始めたら途中であのリハビリ中と思われた方が登って来たので立ち話になった。「聞いて下さい」で始まった道外の彼の山談義。今回、本州から登り始め北海道に来てからはこの日で４山目だった様だが全て雨・・・彼は自分の青いレインウエアをつまみ全部、コレ着て登ったんで心が折れたとの事。そかそか・・・と相槌を打ちながらもカラカラと笑ってしまった。雨の中、急斜面でそんなひと時を過ごし話してスッキリしたと言う彼とお別れ。その後は札幌のソロ男性と下山。濡れて滑る所もありでゆっくり避難小屋に辿り着いた。二人で中に入りやっと遅いランチにしたらやはり食事中の先客もいた。14：00　下山　体が重かったのは低気圧のせいだったらしい。

  2023.07.27

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  ７月の山・・・大雪山系　銀泉台からコマクサ平

  ７月１２日　雲りのち雨　10：33　スタート　朝イチで高原温泉に向かった林道で親子熊3頭に遭遇した！！！すぐ草藪に逃げ込んだけどコロッコロに太って可愛いかった。銀泉台に来たら小屋番さんが昼には雨だと教えてくれたのでコマクサ平までと伝える。まだ雪が残る第一花園　すでに下山者が多い。汗が流れる・・・フェイスマスクを忘れた。何度も立ち止まってハンカチでぬぐうと自然と汗を吸ってくれるフェイスマスクのありがたさが身にしみた。花園を登り切ると休憩ポイント。登山者は居なかったがホシガラスが枝で珍しくマッタリしてる。第2雪渓ではエゾシカが出迎え。雪渓の真ん中を行く登山道のサイドにエゾシカが距離はあるけどワラワラたむろしている。振り返って数えたら８頭は居た。しかも前脚を蹴って威嚇してくる。奥の平では８０歳はとうに過ぎている男性が腰を下ろし「此処で終わり・・」と仰る。連れの男性が上から戻りコマクサ平はもうすぐだと伝えているようだった。いつもの小沼過ぎて・・・コマクサ平に着いた。赤岳はガスっているので此処でピストンしよう。エゾノキンレイカが鮮やか・・・腰を下ろして果てしなく続くようなコマクサ畑に癒される。あと1.8㎞だけど下山者が展望は無かったと言う。・・・そして小屋番さんの予言通りポツポツ降り出したのでポンチョをさくっと被る。ポンチョ姿で花の時期が意外と長いコマクサを愛でる。ちとズームで・・イワブクロエゾツツジコケモモイソツツジ　雨が強くなって来たので下り始める。コマクサ平に居た登山者が一斉に雨具を着始めた。そんな中に奥の平でお会いしたあのご年配が此処まで登って来て連れの男性が雨具をきっちりと着せていた。ウコンウツギ　もうカメラも出さず下山に専念・・・13：00　下山　一瞬だったけど強く降ったがいい運動でいい汗かいた。小屋番さんが「早かったね・・」と声をかけて来た。彼の話では第２雪渓にあのエゾシカ達が住み付いているらしい。道理で縄張りだからと威嚇してきた訳だ。そしてこんな天気の日は野生動物も現れやすいとの事でエゾリスも顔を見せてくれたし熊で始まりホシガラス、鹿と短い時間で自然界を堪能できたのでいい日だった。

  2023.07.26

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  7月の山・・・大雪山系　松仙園から姿見の池に縦走

  7月16日　曇り　8：５５　スタート　愛山渓温泉は登山者の車が多かったが記帳簿ではとうの早い時間に出発している。ロンリーザックさんはこんな時間から松仙園経由で当麻乗越からの姿見の池に縦走予定。愛山渓温泉から20分ほどの林道歩きで登山道に着くがかなり雨が降ったらしく水たまりが酷かった。深い樹林歩きの登山道も水が流れこの辺りを過ぎたら湿原が近い。歩き始めてから1時間とちょいでいきなり飛び出す景観・・・この瞬間が好き。最後に向かう姿見の池ロープウェイ駅が画像の右端に見える。10：28　松仙園に着いた。ずっと人の気配がなかったのに木道にはソロのシニア男性が腰を下ろしていた。丁度、木道が広くなっているのでご一緒して給水タイム。大阪からいらしたとの事で山談義を聞かせてくれた彼は周回して温泉に下るらしい。こちらは先が長いのでお先に出発。彼は此処で終わった気分になっていたが景観はこれからですよ・・・時々、振り返るようにとアドバイスしてお別れ。モウセンゴケミヤマリンドウとホソバノキソチドリ池塘が出てきた・・・愛別岳、永山岳、当麻の稜線ホソバノキソチドリとワタスゲが一面松仙園らしい景観ギボウシはまだこれから。旭岳が遠い。コースは左に大きく迂回してから沼の平を通る。何度来ても静かでいい。振り返り暫し見とれて出発。樹林を抜けてトラバースに差し掛かり振り返ると遥か遠くに１の沼。更にトラバースで今度は眼下に広がる湿原。4の沼・・・多分、昔のルートはこの湿原の中だったと思われる。愛別岳や永山岳が近く見えるとそろそろおしまい。アオノツガザクラとチングルマ大きな岩に腰を下ろしておにぎりタイム。11：45　八島分岐　一方通行の松仙園の出口。此処から沼の平が始まる。ギボウシヒメシャクナゲエゾコザクラ半月沼６の沼　此処には休憩中の方が居た。そして沼の平も終わり当麻乗越まで悪路の登りとなる。沼の平を振り返る。６の沼を出発した辺りから下山者が続々やって来て驚いたが間もなく静かな山歩きに戻った。ひっそりした展望岩からの景観もいい。13：10　当麻乗越に到着は予定通り。どなたも居なかったが当麻岳からシニアのソロ男性が下山して来た。彼は裾合平から比布岳経由で周回縦走との事でお互いピウケナイ沢の水量が話題になる。彼の熊鈴が小さくなる頃、最後の下山を始めた。ピウケナイ沢の沢音が大きくなり登山道には彼の姿も鈴の音も聞こえない。さすが早いと感心しながら沢に下る。やはり増水していたピウケナイの渡渉をクリアしての撮影。いつになくストックに力が入った。沢から登りチングルマに迎えられる。登山道も川・・・所々、木道が浮いていた。奇岩が立ち足元は花畑・・・何度も立ち止まって花を愛でる・・・裾合分岐に近い花畑に居たらもうどなたも来ない筈なのに後ろから鈴の音が聞こる。そしてあのソロ男性がやって来てお互いにビックリ！！もうとっくに下山したと思った人に「上手く渡渉出来たか心配して居たら前に居るやん！」と言われた。どうやら彼は上流の浅瀬で靴を脱いで渡渉し登山道を探すのにうろついたとの事。14：10　裾合分岐　この先は登山者が多い。雪解け後の花畑が次々・・・癒されるニシキツガザクラアオノツガザクラとニシキツガザクラ団子のように咲いている。夫婦池の周りの花畑　15：18　下山　前日雨で天気もイマイチだったけど花畑が道中、次々と展開して素晴らしかった。ゴンドラも観光客が大勢、あんなに沢山の大型バスも久々。

  2023.07.25

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  ７月の山・・・大雪山系　姿見の池から比布岳経由で愛山渓に縦走

  ７月８日　晴れ　8：43　スタート　今月2日に歩いたばかりの裾合平を逆に進み比布岳経由で愛山渓に縦走予定。穏やかな天気・・満開のチングルマと旭岳当麻の稜線もすっきり見え右端の安足間岳附近を本日、辿る。振り返るとイソツツジ越しに十勝連峰。裾合平の朽ちた木道を歩き大塚山を見る。右奥は辿る北鎮岳。エゾコザクラと旭岳前回よりも雪渓は小さくなりその分、花が多くなった。中岳温泉が近くなる。温泉近くのエゾノリュウキンカが素晴らしい。中岳温泉は大賑わい。ひっそりとしていた前回と大違い。中岳分岐へ登りながら振り返る裾合平。中岳分岐も沢山の方が休憩中。強い風になった。北鎮岳に向かって登りが続き風は一層、強くなる。左から雪渓の大きい安足間岳、比布岳、鋸岳。本日のルートが見えて来た。お鉢平の向こうに黒岳。北鎮の肩に向かうとタカネキスミレの群落。北鎮岳の登りは団体さんが多くて振り返る。北鎮の肩で休憩しようとずっと我慢していたので腰を下ろしてホッとした数秒後、反対側から到着した団体さん。まともにロンリーザックさんを指さして風が当たらなそうだからソコがいいね！と決めている。ずっと休憩していたと思い込んでいるらしい。仕方が無いので水も飲まずに立ち上がり山頂を目指した。ﾔﾚﾔﾚ・・お腹も空いて足がくたびれ何度も小休止しながら振り返る。白雲岳、旭岳が見える。足元の花に癒され・・・北鎮岳到着　11：53　人は多いけど空いたベンチがありラッキー。やっとの休憩でおにぎりタイムと給水。奥に愛別岳がすっきり見えて何故か風も弱くなった。改めて山頂からお鉢平越しの展望を堪能する。さて・・・先が長いので出発。北鎮岳山頂から反対側に下り始めたら凌雲岳と上川岳が正面に。辿る登山道が鋸岳をトラバースして比布岳に至る。愛別岳がピラミダル。鋸岳のトラバースに入ると花がいい。そして一気に静かになり人影も見えない。まさしく鋸の歯の様な山。奥は比布岳。こちらから眺める旭岳と熊ガ岳。比布平の花畑もいい。比布平から熊ガ岳と北鎮岳を振り返る。鋸岳の隣に上川岳、そして北大雪。比布岳の登りは山頂が近くなるとツガザクラ。遠望は旭岳。北大雪山系直下の花畑13：00　比布岳に到着　珍しく若いソロ男性が居た。誰かに遭遇する事が珍しいが愛別岳の帰りと仰り山頂に熊が居たらしい。また若いソロ男性が同じく愛別岳から戻り話していたら山頂標識が今は無いと知った。おにぎりタイムにしてお花を愛でる。週末だけど比布岳はいつも静か・・・白雲岳が遠い。左は北鎮岳。さて、出発。進行方向には雪渓が残っている。辿った中岳分岐を遠望する。雪渓の向こうに愛別岳。雪渓超えて・・・次は安足間分岐を目指す。愛別岳への細尾根。何度か登ったけど山頂標識は地べたにあったと記憶している。こんなトコにも花が咲く。緊張しながら砂礫の急斜面コースを間もなくクリア。安足間分岐に到着で後は永山岳を経てずっと下り。正面は安足間岳で右下に当麻の稜線。暫し愛別岳を右に見ながら緩い下りになる。前方は眼下に沼の平が広がり素晴らしい。13：55　最後の永山岳　ひっそりとして比布岳を出てからはどなたにも出会わず愛山渓に。永山の下りは左に当麻の稜線が少しずつ高くなる。眼下の湿原は大きな展開。花畑が始まる。ハクサンイチゲと振り返る。この辺りもいい・・銀名水付近の花畑何度も立ち止まり進まない。大きな株のコマクサも咲いている。イワヒゲ松仙園も見える頃、登山道は気の遠くなるハイ松帯になりやっと抜けたら今度は岩と泥の長い急斜面の下りが待っている。そして一気に暑くなり毎回、嫌気がさす・・滝ノ沢分岐にやっと着いたが２㎞程、距離が短い「村雨の滝コース」は未だ通行止め。仕方が無いのでイズミの沢を渡渉して沼の平分岐に登ります。沢の近くは涼しい風が吹いて居たので敷物を出しブヨに巻かれてもめげずに休憩した。イズミの沢からの登りで振り返る辿った長いルートと永山岳。沼ノ平分岐に15：30に着いたのであとは33曲りを2.5㎞愛山渓温泉まで淡々と下るだけ。16：25　下山　20㎞近い山行だったので最後は膝に負担が掛かるかと思ったがギリギリ何とか持ちこたえた。バリエーション豊かな美しく厳しいコースに癒され癒され歩かさせて貰った。

  2023.07.25

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  7月の山・・・大雪山系　黒岳から姿見の池に縦走

  7月2日　曇り　9：10　スタート　久々の山行で不安な大雪山系お初の縦走は黒岳から裾合平を経由して姿見の池に向かいます。今年も相変わらず呑気なスタート時間。登山道には雪も残りショウジョウバカマ、キバナノコマノツメ、ウコンウツギなどが咲いていた。10：18　黒岳山頂　ガスで展望はイマイチだから皆さん、速攻の下山らしい。ガスが晴れた瞬間の景観はとてもいい。石室に向かって下ると雪渓が広がる。キバナシャクナゲがメインでエゾコザクラがけなげに頑張っている。ツガザクラが山頂からずっと咲いていた。本日はこの花が目立つ。振り返る黒岳　石室でおにぎりタイムにしたら小屋番さんが話し掛けてきた。雲の平の花畑ツガザクラが見頃雪渓歩きから振り返る黒岳。お鉢平展望台北鎮の肩に向かい振り返るイワウメが咲いている。ツガザクラが多く可愛いニシキツガザクラが多い。時間的に下山者がばかり・・・肩の雪渓を登る・・・零年より小さい。肩から北鎮岳を見上げ展望が良くないのでスルーに決定。そして人は居なくなる。年々、小さくなるオブジェと奥は当麻の稜線で安足間岳は雪渓が大きい。お鉢平の雪渓越しに黒岳と烏帽子岳を見る。中岳の山頂はフラットで花が多い。左奥は白雲岳。振り返る中岳と奥は北鎮岳　人の姿はこの先も全く見当たらない。ひっそりした登山道に中岳分岐を見下ろす。右奥に熊ｶﾞ岳、更に奥はガスで山頂が隠れた旭岳。メアカンキンバイが一面に咲いている。裾合分岐から中岳温泉に下ります。早速ウメバチソウの群落が続く。ツガザクラもすごい・・・中岳温泉　珍しく独り占めなので靴を脱ぎ久々登山で疲れた足を温泉に浸した。温泉の近くはいつもエゾノリュウキンカが素晴らしい。裾合平に入るとエゾコザクラの大群落！！！！道は殆ど雪か川で朽ちた木道が顔を出していた。湿原は雪解け水が轟轟と流れて圧巻。裾合平の分岐もひっそり・・・ロープウェイが近くなると花畑が展開して登山者もどきの観光客に出会い始めた。本日一番の花畑見事・・・・チングルマ姿見の池周辺に到着して眺める旭岳は半分が雲の中。姿見池周辺の花畑を歩いて堪能。15：30　下山　本日は大半が大雪山系を独り占めの山行で静かに花を愛でる事が出来た。６月は旅行に出たので疲れが溜まり山歩きのエネルギーが無くなってしまった。庭で花のお世話をして過ごしていたのに何故かマダニに噛まれた。多分、山でタモギタケ取りした主人が車の中にマダニを持ち込んだと思われるが・・・

  2023.07.24

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  ６月の山・・・手稲山　ハクサンチドリ

  6月8日 晴れ　10：00　スタート　ハクサンチドリを愛でる事をすっかり忘れて日々、過ごして居たがお天気も雨が多い上旬。やっと晴れたのでハイランドスキー場は凄い車の数。5月20日に来た時、シラネアオイが見頃だった斜面はハクサンチドリと交換。ゲレンデの登山道脇に咲き出したハクサンチドリ。樹林コースに入るとシラネアオイが咲いて居る。ネオパラ山　眼下のゲレンデには登山者が色んなコースを歩いている。ヤシオツツジ腰を下ろしてハクサンチドリを愛でる。11：09　手稲山山頂　羊蹄山が半分だけ見えている。暑寒別の山も見えないが久々、山の空気を吸って気持ちがいい。周りは休憩中の方が多い。山頂標識の近くに咲いて居た白花のミヤマオダマキが消えていた。そんな話を居合わせた方と話していたら「ロンリーさんでしょ・・・」と男性に言われた。その時はお会いした事をすぐに思い出せなかったが帰宅してsyokannさんと判明したら数年前の談笑内容まで昨日のように思い出された。あんなに人が多い日、偶然、同じ時間帯に山頂で再会して気が付いてくれた事は奇跡のように感じる。少し雪の残る無意根山。小樽方面石狩湾　１時間近く山頂に居て下山開始・・・今月はトレイルランのレースがあるらしい。そんなシティビューコースから下山。ハクサンチドリがまだ早いのか全く咲いて居なかった。太い笹タケノコを取ろうと思いゲレンデを随分下まで下って林道に入る。笹タケノコもまだ早く手ぶらで登りのゲレンデに向かう。エンレイソウこっちのゲレンデはシラネアオイの開花が遅いのでまだ見頃。花見・・・サンカヨウとシラネアオイムラサキヤシオの咲いた登りのゲレンデに入りコースを変えて下山する。ハクサンチドリの花道になる。ベニバナイチヤクソウの小群落白花ピンク白とピンク濃いピンクゴマ入りも色々で・・・楽しい愛でた・・ノビネチドリも・・・ベニバナイチヤクソウアオミのエンレイソウが多い手稲山13：09　下山　ハクサンチドリを十分、堪能し再会もしたし・・・とてもいい日だった。

  2023.06.22

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  6月の山・・・ニセコ　イワオヌプリから神仙沼

  ６月１日　晴れ　8：00 スタート　五色温泉からイワオヌプリ、大沼、大谷地経由で神仙沼にプチ縦走。１年振りにやって来たのは主人の念願だったヤマベ解禁日だから。ついでに何処か山歩きでチョイスした本日のコース。どうやら珍しくトップスタート。五色温泉から出発。ツバメオモトが多い。ニトヌプリが見える。雪が所々に現れるが今日のトレース無し。イワオヌプリを登る。毎回、右回りだけど時計回りに辿ってみよう。ニトヌプリの左、遥か遠くに狩場山が大きくて白い。これから辿る大沼が早速見えて来た。ニセコの山は景観が絵葉書の様に素晴らしい。岩内港と積丹半島　積丹岳と余別岳が白い。風が強くて汗冷えしてきた。コルの風が当たらない場所で背中にタオル入れる。北峰　大きな岩だらけで東峰の向こうにアンヌプリと羊蹄山。東に無意根山と余市岳。大沼の奥に岩内岳を眺める。ニトヌプリ、チセヌプリ、目国内岳、岩内岳・・・東峰の山頂は大岩。この裏に小さな山桜が咲いていたが撮影を忘れた。東峰から眺めるイワオヌプリに女性が次々、到着して来た。そして先日の烏帽子岳で出会ったと仰る2人の女性に声を掛けられた。？と思ったがハクサンチドリが咲いて居る事を教えたらしい。あっ！！連れが違っていたけど了解、了解。暫しの立ち話で彼女達はこの後、ニトヌプリを経てチセヌプリをピストンとの事。コースは違えど進行方向は同じで何だか親しみ感じた。10：02　イワオヌプリ　強風の中で隣のニトヌプリが大きく見える。下山にします・・・登りに使った尾根を眺める。ニセコの山は女性に人気らしく出会いは山ガールばかり・・・さて硫黄鉱山跡に向かう。下ると一気に暑くなりこの先、誰にも出会わなかった。小イワオヌプリを巻いて進むとまだまだ雪が出てくる。イワオヌプリを見上げながらのおにぎりタイム。ニトヌプリがずっと隣にある。振り返るイワオヌプリイソツツジ越しにさっき出会った彼女達が登るニトヌプリを見る。鉱山跡にはこの時期、ヤシオツツジが沢山、咲いて居るので楽しみ。鉱山跡に流れる沢は雪解け水。振り返る渡渉地点。マイヅルソウが一面…11：15　鉱山跡　静かで不思議な空間に舞い降りた。やっと大沼の案内。ずっと下りだったが登りになり倒木と残雪で難儀するがクリア。小さな湿地があり水芭蕉が満開。綺麗だった・・・エゾイチゲ　やっと笹藪の向こうに大沼が見え出し登山道脇には花の種類が多くなる。ふとオクエドサイシンの葉を見つけたので根本を覗くと特徴のある一つ目小僧の様な花が並んでいた。色の濃いシラネアオイ。まだ雪解けから間もない。11：45　大沼に着いた！！！！　が・・・雪解け水が登山道まで来ているので休憩は諦める。美しさはそのまま。大沼からパノラマラインまで40分。サンカヨウ　次々と花を楽しめるこの辺り。やがて残雪が次々と現れる。一番、登山道を見失う時期でもある。大谷地の木道に辿り着いて振り返る樹林帯。ナント、残雪がすぐそこまであった。ザゼンソウエゾノリュウキンカ　きれいな木道に腰を下ろして二回目のおにぎりタイム。パノラマラインにある大谷地の駐車場に着いたら隣にニトヌプリ。パノラマラインを渡って樹林の中に続く神仙沼へのコースを辿る。大谷地からずっとザゼンソウが咲いて居る。少し登ってゆるく下ると・・・広い湿原が広がる・・・神仙沼に着いた・・・13：15　観光客が休憩中だけど看板は外されたまま。ショウジョウバカマ池とう巡りして時間調整。チセヌプリ　3時に待ち合わせだったので長沼に立ち寄ろうと思ったが予定より早くレストハウス前に到着してるらしい。13：45　下山　景観良かった、花も良かった。6月は以降、雨が続いてパッとしない日が多い。ニセコは笹タケノコにも早く天然水を汲んで早々に帰宅となった。トランクには青々した太いフキがどっさりありヤマベも釣れたらしい。帰路は

  2023.06.09

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  ５月の山・・・神威岳から烏帽子岳　木挽沢コース

  ５月２７日　晴れ　6：32　スタート　噂で夏道が出来たと聞いた神威岳への近道コース。定山渓に所要があるとの事でチャンス到来。乗っかって来たのは札幌湖の展望駐車場。お隣に準備中のソロ男性がいたがお先に歩き出す。展望台駐車場から小天狗岳を眺める。木挽沢林道ゲートを入ると登山口の標識もある。ノビネチドリ　ラン科札幌湖の上に通って来た橋が見える。暫し沢に沿って歩くと山鳩の囀り・・・熊の足跡が新しくて大きい。2.6㎞の林道歩きが終わり小さな沢歩きになる。下山では右の斜面に誘うきれいなピンテが数本あるものの従うと笹藪になり道も消えた。無理やり沢に降りられない事も無いが戻って登りの道に合流した方が汚れない。登山靴のままでも問題無く沢歩きは終わる。枝越しに烏帽子岳が見えて来た。サンカヨウ振り返る辿った小沢。林道歩きが終わってからはずっとシラネアオイが咲いていた。本来の登山道に合流した。一瞬だけ笹が濃いけど登山者が増えたら綺麗な道になると思う。そしてヤシオツツジが満開だった・・・。展望が広がり眼下には依然歩いていた百松沢コースでそっちからの登山者にも出会う。シラネアオイも更に見頃・・・8：43　神威岳に到着　直下でソロ男性に抜かれ出迎えて貰った。駐車場で準備中だった方だ。久し振りに来た・・・次に向かう隣の烏帽子岳。登り返しがあるとの注意書き。途中の釣り尾根はヤシオツツジとオオカメノキが満開。烏帽子岳が近くなる。暑い・・・ツバメオモト手稲山、手稲西峰烏帽子岳8：43に到着　先客が一人・・下山者もいた。無意根山、中岳、並河岳・・・山頂近くは残雪があるので腰を下ろして珈琲タイム。あんなに暑い中、登って来たけどとても涼しい。下山にしたら次々と登山者が来る。グンナイフウロと無意根山ズームスミレハクサンチドリが岩場に７.８株。フデリンドウシラネアオイと下山で眺める神威岳。不明山桜グンナイフウロが咲いていたが双眼鏡でないと見えない。ルイヨウショウマミヤマエンレイソウ辿った小沢。レイジンソウ　林道歩きでテンに出会う。撮影する暇が無かったもののこちらに向かって２度も走って来たから目に焼き付いている。可愛い顔が真っ黒で体と同じ長さのしっぽがお日様に照らされ金色に輝いて感動した！！！！13：00　下山　仕事終わりの主人と合流。まだ早い時間なので中山峠に山菜取り。短時間で笹タケノコ、ウド、ワラビを十分収穫出来た。京極に回り道してエンレイソウを見てくる。エンレイソウも色々チシマエンレイソウに似ている。雄蕊が長い花弁とガク片が同じ長さで尖っている。エゾミヤマエンレイソウは子房がワインレッド。これはオオバナオオバナミヤマエンレイソウ

  2023.06.07

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  ５月の山・・・下赤岩からオタモイ海岸にプチ縦走

  ５月２６日 晴れ　10：20　スタート　暑い日なので手頃な小樽の祝津にやって来た。GWに孫を連れて下赤岩まで散策したが未消化なので今日はしっかりとオタモイ海岸まで縦走しようと思う。おたる水族館の横を通過すると外国からの観光客も見掛けた。ノイシュロスホテルの先から遊歩道に入る。歩き始めてすぐ振り返る。チゴユリホウチャクソウ？ヒメイズイのようだ。不明ウワンウワンと樹林中で鳴いていたがポトリと足元に落ちて来たのは8日目の蝉。石仏が並んで・・・観光客らしい若い女性達も下って来た。樹林は涼しいが気温は２５度の日。赤岩オタモイ遊歩道の案内板が充実している。この先は海岸線を歩くので景観が素晴らしい。立ち入り禁止区域の不動明王。撮影スポットが多くて・・・海の色がきれい。ロッククライマーが必ず何名かいる。これから向かう赤岩山はアンテナ群。あの山の向こうがオタモイ海岸。眼下には「青の洞窟」に向かう船がひっきり無し・・・下りになると赤岩山との中間に白龍神社がある。振り返る・・・弘法大師そして中間の駐車場に着きここからのスタートもあり。駐車場を通り過ぎて更に西に向かう。人工林やミズナラの林を巻いて赤岩山に向かうと新しい大きなベンチがあった。奥は積丹半島で手前は「青の洞窟」。その手前がオタモイ海岸。ノリウツギ11：45　赤岩山に到着した。景観は悪いので長居は無用。オタモイ海岸に向かうと中山海岸との分岐。唐門駐車場に向かう。出羽三山神社の分社らしい。積丹岳一瞬だけの景観。笹藪は依然来た時より綺麗に刈られていた。13：14　オタモイ唐門に到着　駐車場に主人が迎えに来ていた。オタモイ海岸から「青の洞窟」に向かう観光船を暫し二人で眺める。かつて海水浴などで栄えた場所でもある。あの崖にあった大きな建物が焼失して廃れたらしいが再開発の話もあるので結果に興味津々。今回、散策中に出会った方の画像にベニバナ山シャクヤクが写っていた！！案内していただいて感謝。美しい教えられなけば知らずに下山だった。ホッコリ・・・コケイラン小樽の街中は観光客が多く丸で京都の八坂神社周辺かと思う程の賑わい。それでも今回、歩いたコースは殆ど地元の方ばかりでとても静かだった。いつものように新南樽市場に寄り焼き肉用の買い物。魚は釣って来るので冷凍庫はビッシリ・・・昨年秋の鮭もあるしホッケ、クロガレイ、ニシン、アブラコ、チカ・・・もうすぐ解禁なのでヤマベも加わる。魚は食べても食べても釣って来る。

  2023.06.03

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  5月の山・・・砥石山でトイシノエンレイソウ

  ５月２４日　晴れ　9：07　スタート　今年、まだ歩いていない中の沢コースから向かう。目的は10日前に源八沢コースから来たが開花にはまだ早かったトイシノエンレイソウを愛でる事。先客の車が２台だけで静かな平日。　登山口に近いニリンソウの花道が終わっている。ルイヨウボタンT4分岐もひっそりコケイラン　ラン科ミドリニリンソウシラネアオイスミレサイシン夕張山地の山が白いサンカヨウ枝越しに今度は暑寒の山もまだ白い。砥石三角山はスルーヤシオツツジズームナンブソウナンブソウは三角山のトラバースにだけ咲いていた。砥石山山頂　11：05　３名のマダムパーティとソロガールが居た。ブランチがまだだったので食べ始めたら源八沢コースから１０名以上の団体が到着してやはりお腹を空かせていた。急いでおにぎりを半分飲み込んで立ち上がり場所を譲る。団体さん情報でトイシノエンレイソウは咲いていたらしく３名マダムに画像を見せたとの事。その彼女達も見たくなってワレ山方向に出発して行った。いつもの景観は白い余市岳と定山渓天狗岳。恵庭岳、空沼岳無意根山、中岳、並河岳、喜茂別岳・・・札幌岳と狭薄岳　山頂でササッと撮影してワレ山に向かうとすぐ彼女達に追い着いて談笑しながら歩く。4人で暑寒と樺戸の山々を眺め足元の花も探す。展望はとても良くて十勝連峰も見えていた。ミヤマエンレイソウキケマンそして！！！トイシノエンレイソウ発見・・・　数は１０数株あったように思う。トイシノエンレイソウは子房の色が黒い、雄蕊が白い、花片は無くガク片が緑色などが特徴。何とか彼女達にこの花をみせてあげる事が出来、ほっとして戻る途中、山頂に居た源八沢に下る団体さんに会う。静かになった二度目の山頂で改めて談笑タイムとなり本日ずっと行動を共にして居たマダムパーティはスギャップさんと紹介される。ゆっくり珈琲を飲みながら彼女達のロングラン山歩きを頼もしく聞くひと時。来週は３月に行ったばかりの九重連山に今度はミヤマキリシマを見に行くらしく羨ましい限り。常にテーマを持って山歩きをしている気持ちも若々しいパーティだった。話は尽きないがT4分岐で小林峠に下るスギャップさんと名残惜しくお別れしたが久々、素敵な出会いの日となった。クロミノエンレイソウこれはアカミノエンレイソウアオミノエンレイソウノビネチドリ　ラン科スギャップさんは花を見つけるのが上手でミヤマエンレイソウ、キケマンもそうだが砥石三角山でアオチドリ　ラン科も発見して居た。アオチドリの撮影を忘れてしまった。八垂別の滝　15：30　下山　ワレ山近くまでピストンして今年は砥石山の３コースを歩き終わった。いい汗かいていい出会いがあってカンパイスギャップさん

  2023.05.29

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  ５月の山・・・手稲山　シラネアオイ満開

  ５月２０日　晴れ　11：48　スタート　明日の日曜日は雨予報。そんなハイランドはスキー場なので駐車場は広いが大賑わいで一体、ナン10台停っているのやら。この時間なので下山の方も多かろう。雪が随分消えてシラネアオイの斜面は遠目にも満開と判明。下山の楽しみ。シロスミレピンクのスミレと並んで咲いていた。振り返ると暑寒別の山は白いが樺戸山塊は雪が消えた。下山者が続々・・・奥宮にパンパン・・・10名程の方が休憩中、若い人も居て賑わっている。12：52　一段と緑が増えた手稲山からの景観。山頂のミヤマオダマキは開花に早く白花も踏みつけられそうだったので石で囲んでいたら中指を挟んでしまい暫く痛かった。今回も柵の外に出て休憩中。緩い斜面をミヤマハンノキに沿って進むと座りやすい岩がある。その先にも丁度いい空間がある。食事を済ませて来たので持参した水だけ飲んでまったりモード。双眼鏡でじっくり眺めると定山渓天狗岳の横に羊蹄山も見えている。ふと腰かけた横に山桜が一輪だけ咲いていた。ミヤマハンノキしか無いと思い込んで居たので小さな幸せを見つけたようで何だか嬉しくなる。座った目線で百松３山の奥に支笏湖周辺の山々を見る。山頂に戻ると登山者は数名になっていた。30分くらい滞在し奥宮の後ろから春香山や小樽方面を眺めて下山開始。帰路はいつも旧ロープウェイ駅に向かう。まだ雪が多い。しかもやっとネコヤナギ・・石狩湾を眺めるには最高のポイント。水仙の花が咲いていた。暖かいせいか、まだリフト降り場には休憩中の方が居る。ケルン山頂に久々立ち寄る。山頂とは角度が少し違うだけで雰囲気も変わる。ケルンの前でビアタイムのソロ男性にそんな思いを伝えてみたら・・・えっ！！！ココ、山頂じゃないんですか！！！改めて近郊の山々を舐めるように見渡す。こっちの方が神威岳もはっきり見える。奥に札幌岳から空沼岳への稜線。トレランしか来ない静かなシティビューコースから下る。途中から車道を抜けて入るゲレンデは時期が遅れてシラネアオイとサンカヨウが見事に咲くエリアになる。そこでアズキナの収穫を始めた。アズキナ持って登りのゲレンデに合流したらシラネアオイが待っていた。白っぽい群落が多い。例年はほんの少しだけ遅れる車道より上の場所も一斉に咲きだしたらしい。濃い紫色パープルピンクピンクの群落　真っ白の群落もある。車道の下のエリアは大群落になる。双子咲きの群落毎年、開花時期が違うので外れる事があるものの今年はセーフ。こんな物も・・・雪が残っているけどホウチャクソウが一面に出ていた下のゲレンデ。ここでもアズキナを採りたかったけど間違うのでやめた。15：00　下山　まだまだ登って来る登山者が居たので40台以上、車があった。毎回、色んな楽しみ方が出来るので手稲山は大好き。

  2023.05.23

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  ５月の山・・・藻岩山　北の沢コース

  ５月１８日　晴れ　10：15　スタート　２５度まで上がる天気予報に齢なので低山の短距離コースをチョイス。先客の車も無く展望のいい駐車場は数台しか停められない分、静かな山歩きが出来る。フデリンドウクルマバソウスミレヒトリシズカマムシグサフデリンドウのブーケミヤマオダマキルイヨウボタンニリンソウシラネアオイアルビノのエンレイソウ群落ミヤマナルコユリツクバネソウクルマバツクバネソウ11：08　小林峠、慈恵会、旭山公園からのコースに合流する分岐に着いた。急に登山者が多くなりあと１キロメートルで山頂。シラネアオイのブーケは見ごろを過ぎて・・円山が見えその奥に広がるサッポロの街並み。カイジンドウ　これはシソ科ムラサキエンレイソウ石仏３２番まで来たらもう少し・・・11：47　藻岩山の山頂　観光客が多く外国語が飛び交う。屋上展望台からの景観は砥石山と百松沢山・・・・人が多いので退散。今回リニューアルした館内はテイクアウト専用のエリアに売店が出来ていた。その隣のラウンジでブランチしたが休憩場所が減った分、人が多くなり外で珈琲タイムにした。ベンチは登山客で賑わう。のんびり支笏湖周辺の山を眺めていたら急な暑さで疲れたのか昼寝したくなってきた。長いベンチに移動して帽子を顔に被り寝ようとしたが日差しが強い。更にタオルを乗せたら風で飛んで行くし5分ほどで終わった。何だか夏山シーズンの大雪山系で疲れたら何処でも横になるシーンを思い出した。神威岳を眺め木挽き沢コースを辿る算段が頭をかすめる。下山開始・・・フデリンドウ！！！！北の沢コースに入る。静かだが登山口までピストンするソロが相次いでやって来た。イチヤクソウノビネチドリこっちにもノビネチドリ発見。開花は来月なのでその頃はクゲヌマランの花も見られるが果たして来るかどうか・・・藻岩山には沢山の登山道があるけどそれぞれ特徴や雰囲気が違って面白い。この北の沢コースは非常に短いけど花の種類はとても多い。しかも今回はタモギタケを見つけ初物！！！！たった二株だったけど初日はお味噌汁に入れ翌日はバター炒めにしてから混ぜ込みご飯にしたら絶品だった。

  2023.05.22

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  5月の散策・・・恵庭公園でエンレイソウ

  訪れるのが１週間遅かった５月１７日の事。公園内にユカンボシ川が流れその源頭が公園内にある珍しい場所。散策を始めたらエゾノエンゴサクは全て終わりエンレイソウは？と心配になる。ムラサキケマンが満開マムシグサが目に付く・・公園内のユカンボシ川の清流で縄文人が竪穴住居で暮らしていたとの事。ユカンボシ川の源頭付近の様子・・・タチツボスミレ川下に下ったらせせらぎがいい。ニリンソウも少し残っていた・・・前回訪れた時「あのワサビはオレが植えたんだよ！」と自慢する方に出会った。美しい・・・野鳥の囀りもひっきりなし。キノコだ・・・アミガサタケオオバナノエンレイソウオオバナノエンレイソウ　子房の先端が真っ白でミヤマエンレイソウかと思ったが雄蕊が長い。オオバナノエンレイソウムラサキエンレイソウかな？ミヤマエンレイソウ　花弁が尖り雄蕊が短い花弁が尖りオオバナエンレイソウが変形したのだろうか・・・アオミノエンレイソウクロミノエンレイソウエゾミヤマエンレイソウ？　多分、子房の先、柱頭が閉じたら・・・ソウヤノエンレイソウ　子房の先端がうっすら緑色が特徴、最近話題になる新種だと思うシラオイエンレイソウに面影が似ている。雄蕊が子房より短い、先端が赤紫、花弁も葉も波打っているのでそうではなかろうか・・・？？？雄蕊が長い、がく片が花弁より短いのでこれもオオバナノエンレイソウ？？・子房が長い、横向きソウヤノエンレイソウこれもソウヤノエンレイソウソウヤノエンレイソウでしょ・・しつこく撮影子房が全体に緑だけどソウヤノエンレイソウかと・・・ソウヤノエンレイソウミドリニリンソウ昨年より春が早かったので出会えないかと諦めモードで歩いていたこの日。少しだけでもエンレイソウを愛でる事が出来て良かった、良かった。

  2023.05.21

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  ５月の山　砥石山　源八沢コース

  ５月１３日　晴れ　8：10　スタート　珍しく７時台に自宅を出たのは少し距離が長い源八沢コースをピストンする為。比のコースは採石場のゲート前に路駐するのだけど今回は道路沿いに電線が張り巡らされていたので鹿か熊よけらしい。マダム３名が山菜を持ってゲート近くの車に戻ったのでご挨拶。静かな市民の森の遊歩道を行くと沢に板橋でお気に入りの気持ちがいい場所を通過。採石場の横を通ってまた沢に下る。今どきは春もみじが美しい。また板橋で少し濁っている。シラネアオイは群落では無いがこの先、目を楽しませてくれた。採石場の砂利道が大きくカーブした先に遊歩道の案内板が立っている。今回の源八沢コースは片道で７キロメートル。この先で山菜取りのソロマダムが採石場は休みなので敷地内を通過したら近道である事、更に第２と第４の土曜日も休みとの情報をくれた。沢音を聞きながらまたシラネアオイ。最後の砥石山支線林道に来たのであと１キロメートルで登山口。この林道歩きで休憩中のマダム３名に出会う。彼女達はさっき会ったと仰る・・・？？？山菜取りかと思ったあの方々だった。ゲートが開いたら少しでも中に駐車しようと待っていたとの事。この日は第２土曜日で採石場のゲートはいくら待っても開かない。確かに先回りされているから下山で敷地内を通過してみよう。このスミレがたくさん咲いていた。やっと本格的な登山道になる。山頂まで3キロメートルで半分以上来ている。小沢に沿った花道・・・これまた素敵な登山道を行く。樹齢ん１００年だろうか。どなたにも出会わず静か・・・スミレサイシンだと思う。高度が上がりだし振り返ると手稲山と手稲西峰。尾根道に出ると目の前に砥石ワレ山。春もみじにうっとり。烏帽子岳と百松沢山が西に枝越し・・・暑寒別や樺戸山塊、夕張山地がよく見えるこのコースならでは。エンレイソウが小さいし数も少ないのでトイシノエンレイソウは諦める。山頂近くで前からシニア男性二人来てそんな話題になる。そして・・・彼らは角さんと連れだったことが判明し延々と立ち話に花が咲く。しかも連れのニックネームは助さんと角さんにちなんで黄門サマになって大盛り上がり。話題も次々出て知り合う以前の黄門サマに簾舞の山でオオフガクスズムシソウの場所を教えていた事も判明した。取り合えず一旦、お別れして山頂に向かう。12：05　砥石山の山頂　人が多かったらしいが数名だけになっていた。朝のマダムに山頂で合流し遅い遅いブランチタイム。そこに角さんと黄門サマがトイシノエンレイソウを見たと言って戻って来たのでまた談笑始まる。角さんはすっかりエンレイソウにはまり素晴らしいデジカメを下げていた。我々３名だけになった１４時近く。まだ雪で白い無意根山を遠望し急いで解散。彼らは中の沢コースに下山した。札幌岳定山渓天狗岳いつもの赤いすみれが見当たらない。・・・あった。数輪だけ。登りでくっきり見えていた夕張山地が少し霞んできた。もうどなたも居ないと思ったが林道に合流したら朝のマダム３名に追いついた。彼女達は山菜取りをしていた。丁度、アズキナも沢山あったので一緒になって収穫する。その内、彼女達はウドを見つけて興奮していた。うちの床下にはまだ去年の塩蔵ウドが残っている。そんな事を思いながら先を行くと「さよなら～」と手を振ってお別れしてる。彼女達は８１歳、７６歳、５０代で楽しい山歩きとなった。またどこかでお会い出来るかな？お話に出た採石場の敷地内を歩かせて貰う。確かに早い・・・アズキナは結構な量があり食べ切るのに３日掛かった。

  2023.05.19

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  ５月の山・・・銭函天狗岳

  ５月１０日　晴れ　9：42　スタート　まあまあの陽気に誘われ久々の銭函天狗岳。先客の車は２台のみで静かな山行になりそうな日。今年は春が早かったのでエゾエンゴサクの群落は終わっていた。ヒトリシズカがニリンソウに囲まれて・・・鶯の囀りに見送られて登山道に入る。今度はシラネアオイがコバイケイソウに囲まれていた。ヤシオツツジ岩の頂上直下まで来ると雰囲気がいい。下山のご夫婦が二組でもう山頂は独り占め！眼下の春もみじが美しい！！！12：05　銭函天狗岳に到着したら先客が居た・・・公共交通機関を利用して来た方でした。ネオパラ山、手稲山、９５０峰、奥手稲山・・・暖かい山頂。銭函天狗の奥に見える白い山は白井岳だと思う。今年も歩いた９５０峰を眺める。ポツリポツリと登山者が到着してくる中、ソロ男性と談笑になる。来週は日高の山に行くらしい。山友達の話をこんなに年齢の離れたロンリーザックさんにしみじみ語ってくれた５５歳と２時間近くも過ごした。石狩湾の向こうに暑寒別と樺戸山塊を遠望して下山開始。名残惜しく手稲山周辺を振り返る。銭函山荘　下山で使った新道はやはり今回も滑ってこけた。前日の五目御飯をおにぎりにして海釣りに行く主人と２個ずつ持参したせいかお腹は全くすいていない。

  2023.05.18

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  ５月の山・・・手稲山　ハイランドコース

  ５月７日　晴れ　9：57　スタート　いい天気なので午後から用事があるのに無理矢理ハイランドスキー場にやって来た。振り返ると暑寒別の山々がまだ白くて美しい。雪は歩き出してすぐのゲレンデは消えていたがほぼ繋がっているもツボ足で十分。振り返る樺戸の山と暑寒別の山。そしてネオパラ山。山頂近くからは雪のしまった樹林に入る。11：08　手稲山の山頂　いい天気なので５．６名の方が寛いでいる。今日は羊蹄山が見える！すぐお隣でマダム2名がランチしていた。平和の滝から登って来たとの事で帰路も時間が掛かるので早々に下山準備で唐草模様の手ぬぐいを被ってお別れして行った。人が少なくなったので囲いの外にコーヒー持参で出て星置山や９５０峰、積丹半島を見て寛ぐ。無意根山、定山渓天狗岳、迷沢山・・・奥に羊蹄山。９５０峰の雪も消えて来た。やっと雪の中から姿を現した奥宮。１時間もマッタリと囲いの外に滞在し山頂にはいつの間にか10数名の方が寛いで居たので非常に戻りずらかった。暑寒別の山がいつになく美しい。３時までにデパートに行く用事を思い出し急いで下山。この日が手稲山の残雪歩きおさめになりそう。

  2023.05.16

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  ５月の散策…星置緑地とひだまり公園

  ５月４日　何となく今年もコジマエンレイソウを見たくなり星置緑地にやってきた。エゾノリュウキンカオオバナノエンレイソウニリンソウコジマエンレイソウニリンソウ鴨がいた・・・この後、場所を変えてひだまり公園に向かう。モズのはやにえ？？？？？実は先ほどの星置緑地でカケスを小型にしたような不思議な野鳥を発見したがどうやら北海道のモズらしい。色合いが本州と違い赤っぽくて小さなカケスだった。ひだまり公園のコジマエンレイソウ。

  2023.05.15

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  ４月の山・・・盤渓山 市民の森に周回

  ４月２７日 晴れ　10：30　スタート　今日は風がある。それでも少し歩きたくてチョイスした盤渓の周回コース。先客の車は殆ど無くてソロが市民の森に入っていくのが見えた。すっかり夏道もポピュラーになり道標も充実して親しみやすい山だと思う。すぐの沢にエゾエンゴサクとエンレイソウ。一株だけのフクジュソウ。砥石のワレ山が枝越しに見える。下山のソロ男性に出会っただけの静かな日。山頂のケルン11：45　独り占めの山頂　風があるのでケルンでブランチタイム。ソロ男性が市民の森から到着したがどうやらこっちのコースから入山したかったらしいが間違えたとの事。出発の時、見掛けた方だった。その後は談笑が続き神威岳に木挽き沢から新しく夏道が出来たとの情報を頂き帰宅してから調べたら昨年出来たらしく楽しみが増えた。2時間も彼と山頂で過ごしていた・・・夕張岳も霞んできた。砥石山を眺めて市民の森に下る。振り返る山頂付近には雪が少し残っている。分岐からは三菱山とへの道から分かれる。先ほどのソロは立ち寄るとの事。ヒグマのトレースあのヒグマトレースは１２番市民の森の案内板の近くだった。この後、遊歩道歩きで駐車場に戻る。14：42　下山　車は私たちの２台が残っていただけ・・・黄砂や悪天で余り歩けなかった４月の山が終わった。

  2023.05.14

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  4月の山・・・藻岩山　スキー場コース

  ４月２５日　晴れ　8：33　スタート　黄砂が無い日なので何処に行こうかとときめいたが花もまだ早いので足慣らしに藻岩山のスキー場に来た。下から歩いてきたマダムがゲレンデを行くと仰る。見上げるとゲレンデ脇には山桜とコブシが咲いているので迷わずマダムの後を追う。見頃・・・青空がいい。エゾヤマザクラ沢をのぞく。ウサギ平をトラバースするとエゾエンゴサク。8合目過ぎて・・・空沼岳から札幌岳中腹駅の雪もすっかり消えた。９合目からの急斜面を行く。まだ山頂駅は２７日まで改修工事なので観光客がいないのでひっそりしている。9：22　山頂標識の周りも静か。砥石山、百松３山。天気がいい割には東の展望だけが悪い。西はとてもいい。恵庭岳も見えている。暑寒別の山も見えない。手稲山外の斜面にあるベンチでブランチタイム。西側のゲレンデから下山。楽しみにしていたフクジュソウはほぼ終わっていた。15センチメートル程のフキが出ていたのでフキご飯用に頂いた。

  2023.05.12

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  4月の山・・・手稲山　ハイランドコース

  9：15　スタート　晴れ　前日は一日中、雨。今朝は黄砂の無い澄んだ空気なので雪が降った手稲山で樹氷観察に。ハイランドスキー場が近くなると路上はシャーベット状の雪道になる。パラダイスヒュッテのゲート前に頭を入る。冬タイヤだけど埋まりそうになり急いでバックしてハイランドに向かったら完全に雪道。すでに１０台近くの車。隣で準備中のシニアとご挨拶してスノーシューで出発。平日なのにゲレンデには人が点々と見える。女子大回転をまっすぐ登って来たが日影が欲しい。ギンギンの日差しに暑くてバテる。女子大回転をクリアして樹林に入りダケカンバの椅子に腰を載せてドリンクタイムにした。そのまま樹氷のすっかり落ちた樹林を歩く。足が力、尽きてる。前日までとても寒かったので体が気温の変化についていけない。山頂が遠くに感じる。振り返ると石狩湾の向こうに暑寒の山々が真っ白できれい。うらうら歩きで足が回復。フラットな樹林歩きになる頃、充電満タン。11：00　手稲山山頂　本日は入れ代わり、立ち代わりボーダーやスキーヤーがやって来る。そんな中、40代のソロ男性と話が弾み楽しいひとときを過ごす。なんだか初めて会ったような気がしなかった理由が夕食の準備中に発覚した。それは娘婿にとても似ていた事・・・東京なのでなかなか会えないけど人懐っこい話し方や全体の雰囲気が丸で彼だったせいか時間を忘れて浦島花子になってしまった。今日も行こうと思ったが断念した星置山と９５０峰。奥に春香山と和宇尻山。無稲山の横に久々の羊蹄山。百松3山と支笏湖周辺の山。余市岳も白い。石狩湾樹氷が落ちる度にけたたましい音がするアンテナ。奥宮がまだ現れない。敷物しいてブランチしても暖かくて2時間近くマッタリ。山頂直下の下山でもソロのスキーヤーに話しかけられる。春めいて気持ちがいいからどなたもご機嫌だった。下山したくないのでネオパラ山にも立ち寄ろうかと見下ろしながら考える。そんなわけでひっそりしてるシティビューのゲレンデから下る。途中、樽前山、風不死岳、恵庭岳が見えてくる。車道に合流しネオパラ山への作業道に入る。ネオパラ山の登りで見える藤野の山や支笏湖周辺のイチャンコッペ山。山頂スナックは立ち寄らずに山頂に向かう。ソロのスキートレースがあっただけ。雪があるとすっきりして見えるのがいい。14：00　ネオパラ山到着　山頂標識が雪のせいで斜面にあるから周りを見渡す。あった！！　樹のベンチを発見したのは本日2回目。早速、腰を下ろして珈琲でマッタリする。ネオパラ山の山頂付近　夏山では倒木や笹藪で景観が悪いけどこんなに広々して手稲山も見える。作業道から合流した車道歩きの下山は展望も無く距離が長い。少し車道を登り返してゲレンデに合流し振り返るネオパラ山。まだまだこんな時間でも暖かいせいか2人、3人と登って行く方にご挨拶。こんなに時間をかけて手稲山を登るのもいい空気と陽気のせい。15：15　下山　4月18日　火曜日

  2023.04.19

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  4月の山・・・砥石山　小林峠からピストン

  8：53　スタート　空気が澄んでいる！！　午前中は晴れなので少し展望のいい砥石山に小林峠からピストンしよう。車は先着３台あったけど登山者では無さそう。週末なのに人が少ないから熊鈴付けてツボ足で歩き出す。フクジュソウ！！！　やや時期が過ぎている。旧コバランドスキー場の斜面に雪があるけど歩き始めの登山道はほぼ乾いている。サイハイランの葉が目立つ。エゾエンゴサクは咲き始めたばかり。八垂別岳の山頂標識に立ち寄ると立ち上がった笹が汚ない。春一番のナニワズが満開でT４分岐までよく見かけた。１時間ほどでT４分岐に着いたらご夫婦が中ノ沢から来て休憩していた。雪が登山道に現れ始めた頃、下山者に出会い始める。唯一、見晴らしのいい斜面から白い暑寒別や樺戸山塊が見えた。今回も足が冷たくならない様に革製の古い靴を愛用しているけどアイゼンは無いので足元は危うい。更にスパッツも無しなので下山の長靴マダムに「雪、入るショ！」と言われた。いつもこうなので・・・と口を濁す。三角山の分岐付近で次々下山者に出会う。雪の斜面も急なので樹林にショートカットして彼らを交わし三角山は立ち寄らずじまい。その先のコルでもシニアのパーティが下山して来た。先行者達のトレースは登山道をショートカットして急斜面に続く。本日最大の難所だけど星置山に比べたら楽勝。もうすぐ登山道。登山道に合流。尾根歩きになる。11：32　砥石山の山頂は独り占め。出会った皆さんは中ノ沢コースらしく早々に下山して行ったのでとても静か。朝ごはん抜きなのでお腹がペコペコ。山頂まで待つかと不安になったが急斜面の登りですっかり忘れていた。改めて定山渓天狗岳の奥に余市岳を眺める。右下からの源八沢コースにかなり腐ったトレースがある。ブランチしながら無意根山、中岳、並河岳、喜茂別岳。目を凝らすと中山峠。恵庭岳源八沢コース札幌岳から空沼岳支笏湖周辺の山も久し振りに眺める。T4分岐で出会ったご夫婦も到着してきた。中ノ沢は車が８台ほどあったらしいので道理で人も多かった筈。マッタリしたので少しお先に下山。山頂直下で手稲山、手稲西峰、星置山を遠望。下りはアイゼン無しなのでコースを変えて登山道を辿り途中から登りのトレースに合流した。振り返るとさっきのご夫婦も同じルートを辿って来た。雪が解けたら笹のコルを振り返る。藻岩山の向こうに見えていた夕張岳が霞んで見えない。エゾイチゲ下山ではコメ粒ほどだったエゾイチゲが沢山開いた。T4分岐で休憩エゾエンゴサクとフクジュソウやっと開いたエンレイソウ八垂別付近はフクジュソウが多い。14：23　下山　小林峠にマイカーだけ残っていた。

  2023.04.18

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  4月の山・・・藤野富士と常盤ヒルズ

  10：56　スタート　晴れのち小雨　晴れても黄砂が酷くて10日振りに出掛けた。この日も霞んでいたけど低山なら良かろうと我慢出来ず・・・藤野霊園の事務所で入山手続きを済ませ気兼ね無く駐車。雪の解けた登山道脇にフクジュソウ3輪だけ発見した。車は1台も無かったのでどなたに会う事も無さそう。フッキソウが多い山だと思う。一面がフッキソウ・・・左に行くと常盤ヒルズ　分岐を直進して藤野富士に向かう。常盤ヒルズからの短縮コース入口。この時期は笹が立っていそうで汚いかも・・・この先500メートル急登・・・やはり黄砂で霞んでいる。ロープも完備の急な登り。クリアしたら樹林にケルンがあり、あとひと登りで山頂となる。お初のスミレはタチツボかな？11：49　藤野富士に到着　樹林の中にポッカリ空いた空間。見守りふくろうまだ芽吹き前、葉が無いのでうっすらと豊見山が見える。ベンチもあるけど速攻の下山。直下のケルンに立ち寄りブランチタイムにする。マッタリと珈琲眼下も霞んでいる。あの急な登りは見晴らし台と言うらしい。中央の低い穴沢山は展望がいいけど今年は登らずに冬が終わった。右下に常盤ヒルズでこの後、立ち寄る。下って行くと小雨がパラついたらしい。作業道を戻り常盤ヒルズの分岐に向かう。分岐からヒルズに向かう。深い樹林を少し進むと笹原のトラバースとなる。空気が澄んでいると遠望が素晴らしい所。トラバースから振り返る藤野富士。本当に黄砂が残念な景観だった。12：38　常盤ヒルズに到着　此処も樹林の中なので展望は無く速攻の下山。作業道歩きが多いコースだった。いい汗かいて13：05　下山

  2023.04.17

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  4月の山・・・手稲山　ハイランドコース

  4月４日　11：39　スタート　晴れ　ブログ更新が３月末日と２日前に登った星置山が前後してしまった。今回は行ったばかりの星置山を眺めたいのと筋肉痛をほぐす目的でやって来たのは手稲山ハイランドスキー場のゲレンデコース。遅い時間になったけど気温は午後から１８度まで上がるとの予報で５月下旬並み・・・ゲートを少し入った駐車場に車は1台あるだけで閑散としている。スノーシューで車道歩きからの樹林に入る。週末営業だけになりひっそりしている。ゲレンデ歩きでは登山者の姿が全く見えない。ゲレンデの雪を盛り付ける作業が行われているから邪魔にならない様、西側の樹林に入る。樹林歩きから山頂付近のアンテナが見えている。今日は暖かい。再びのゲレンデ歩きで振り返る。ネオパラ山の向こうに黄砂で霞んだサッポロの街並み。また樹林に入り今度はアンテナ群をショートカットする。この歩きはとても気持ちがいい・・・右下に展開するのはコース外のゲレンデ。あそこから登る事もあったし北壁からも登った。更にはオリンピック男子大回転コースから登り山頂直下の岩をよじ登った事もあった・・・そんな斜面を銭函天狗岳から眺めたら超危険な斜面に見えたのでもう辞める事・・・にした今年は。12：59　手稲山山頂は独り占め！砥石山と百松沢山も霞んで支笏湖周辺の山は全く見えない。春が早いイメージだけど意外と雪は多く奥宮も完全に埋もれている。誰も居ないのでフエンスの外に出てマッタリと飲み物を作りブランチタイム。風も無く迷沢山の向こうに少し霞んだ定山渓天狗岳を眺める。遠くに朝里岳と余市岳が白くぼんやり横たわる。眼下に手稲西峰とパチンコ尾根が連なり先日辿ったコースを目でなぞる。星置山から９５０峰への平らな癒されコース。アスレチックで楽しかった尾根の岩塔がポコポコ見える。春香山、銭函周辺。　2日前のあの日、幸い羆もそのトレースも無く穏やかな素晴らしい山歩きだった事を感謝しながら見下ろす。腰を下ろして居たのはフエンス外のイスのようなコンクリート。３０分程、いつもの見慣れた景観を楽しんで居たけど寒くならないしどなたも来なかった。さて、下山は何時もの様に山頂からすぐ樹林に入る。石狩湾が絶景のビューポイントだけど春は空気がイマイチで爽やかな日が少ない。此処も雪が多い。登りの樹林歩きに合流してゲレンデを下る。女子大回転のゲレンデを下った所でやっと車道歩きのピストンと仰るマダム２人に出会った。駐車場には車も無く平日なので静かだった。14：22　下山

  2023.04.16

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  3月の山・・・藻岩山　スキー場ピストン

  ３月末日　11：45　スタート　晴れ　こんな遅い時間のスタートだけど待ち焦がれたメガネが出来た！・・・実に昨年の5月以来。眼鏡市場で受取りその足でやって来たスキー場コース。登山口の沢は雪解け水が勢いよく流れ春が来た。南面なのでお初の夏靴をチョイス。更に初眼鏡で地面が近く感じ足が短くなった気分で歩き出す。ほぼ雪は消えて歩き易い。先行のソロ女性が見える。振り返るとウサギ平もすっかり雪が無い。いつからあれほど賑わっていたスキー場はクローズしたのだろう。中腹駅から雪があり、う回路で登山道に合流。この先は雪道になるも山頂まで３００ｍ。12：59　藻岩山　異常なほど静かだと思ったら工事中で閉館中。ロープウェイも動いてないので観光客が全く居ない。展望は期待出来ないけど屋上に向かう。西の展望が霞んでいるけどややいい。此処も作業中なので階段を上がってすぐに下る事にした。砥石山、百松沢山、神威岳・・・初メガネでの下りは外階段が崖のように見えとても怖い。手すりに摑まってやっと歩く。信じられない事に踊り場までが崖に見えたので振り返って平行なのを確認した位。登山者用休憩室は使用出来るので珈琲で軽食タイムにした。マッタリ過ごしていたら北側の慈恵会コースからご夫婦が到着。ずっと雪があったので下りがとても心配だと仰り深呼吸して出発して行った。少し風が出て来た・・・８合目を過ぎてウサギ平を下る。久し振りにゲレンデ沿いを下る事にした。滅多に辿らないコースだけど・・・あった・・・ふきのとう。６．７年前に出会ったソロマダムが此処で収穫して来たと話していたっけ。頭の開かないふきのとうばかり選んで先割れスプーンで切り取る。登山用の手袋は汚したくないので次回からは古くなった手袋も用意した。ふきのとう味噌が完成、これにて３月の山歩きが終わった。

  2023.04.13

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  4月の山・・・絶景の星置山から950峰へ

  4月2日　8：00　スタート　晴れ　好天の日曜日　パラダイスヒュッテのゲート前は車が１台、雪の被った車が２台。今朝は冷えたので気温はまだ２度しかない。今年もスノーシューを抱えて作業道を歩き出すとソロの新しいトレースのみ。標高が高いのでずっと雪が繋がっている、心配ない・・・作業道歩きから遠く暑寒の山々が真っ白。本日の目的地９５０峰が見える。雪は十分ある。進行方向の左には樹氷が美しい手稲山。作業道が終わり突き当りの樹林に入る前にスノーシューを装着する。先行者もこの辺りで装着している。樹林に入ると今まで無かったテープがぶら下がっている。先行者が従っているらしいが無視して手前のポコを巻きながら進みいつもの雪解け沢に着くとふきのとうが例年より多い。この沢の先は小尾根にまっすぐ繋がるが昨年、羆の巣穴を見つけて撤退した所。そして巣穴のあった場所に首を伸ばすと樹林の入り口で見つけた同じ色のテープがぶら下がっているのでぞっとした。先行トレースはやや遠回りなテープに導かれているらしい。懸念だった熊トレースが今年は見えないのでほっとする。毎年、悩まされて引き返す事が多かったので今年は日曜日にしたが入山者が居ない。ウサギのトレースにほっこりする。尾根に乗って樹氷の手稲山を眺める。先行トレースもテープも手稲西峰が目的らしく直進か東に向かうだろうからこの辺りでお別れ。さて星置山を目指して西にルートをとり、いつもの沢形に入る。手稲山がどんどん遠くなる。歩き始めから樹氷が落ちて来てまるで雨のよう・・・ずっと沢形を詰めて来た。もっとこのまま進みたかったけど羆に似たトレースが真っ新な雪面にうっすら浮かび上がる。昨年の二の舞はしたくないので（クマの巣穴を見つけて撤退したけど進行方向が同じだった。熊鈴に驚いた羆が挙句にフンと獲物を並べて隠れたらしい）少し急だけど斜面に取り付く。尾根が近くて遠い・・・兎に角、その尾根に乗るまでが急なので辛い。休みたいけど斜面だから油断できないが数秒単位で立ち止まるとスノーシューが戻りそうになる。振り返るのは辿った沢形、下山は対面の尾根を辿るのがいつものコース取り。尾根を見上げ低そうなコルを探しながら・・・まだ２０分は掛かりそう。樹氷の雨が降る。思いっきり立ち止まって振り返るマイトレース。うん！いいルート・・・樹氷の落ちた尾根に乗った！！！見えるのは手稲西峰。樹氷が美しくて来て良かった・・尾根に乗って記念撮影ヤレヤレ。尾根から眺める手稲山と西峰。さっきの先行ソロは西峰に到着したかな？さて手稲山と反対方向に尾根歩きを開始して振り返るマイトレース。岩塔をいくつか乗り越える。右端が最終目的の９５０峰。さて最後の難関９６１ピーク星置山。なだらかに見えるけどピラミダルで超のつく急斜面。息切れ中に振り返る手稲山。更に息切れ中で見下ろす超急斜面と辿った尾根。10：14　星置山（鐘の丘）に到着で９５０峰を見る。暑寒別の山が白く美しい。星置山から先は広大で羊蹄山も真っ白。うらうら・・・此処から始まる景観が大好き。９５０峰を見ながら浦島花子になる。真っ白な雪を踏んで進む贅沢なコース。樺戸の山も白い。右下に広がる辿った樹林帯。手稲山から繋がる星置山のきつい傾斜もよく分かる。９５０峰　10：30到着で距離は短くても所要２時間半！！！敷物出して一人宴会・・・アルコールは無いけどハイになれる。意味もなくうらうら歩いてマイトレースを残す。余市岳、白井岳、朝里岳、奥手稲・・・無意根山は樹林越しなので見えずらい・・・３０分ほど休んでいたら風が冷たくなったので腰を上げる。いつ来ても飽きない景観。まだ樹氷が残っている。大木が多い・・・９５０峰と星置山の広い稜線歩きは心底癒される。星置山から名残惜しく眺める９５０峰。楽しかった・・・余市岳も見納め・・下山開始の星置山。星置山の下山中・・・振り返る星置山。不安なのでスノーシューを途中で外した。尾根には幾つか岩塔がある。登りでこれは無理かと思った箇所で尾根の急斜面に迂回テープを見つけた。その方が危険に思えて撤退しそうになったが何年も此処は歩いていた筈。気を取り直してカリカリの垂直に近い場所を枝に捕まりクリアした。帰路では距離も短いし雪が腐って難所でも何でも無かった。下りで使う小尾根。こっちの方が石狩湾から暑寒別まで展望がいい。登りで辿った沢形と斜面。まだマイトレースは見えない。このルートは登りに使うと多分、きつい・・・色んなルートを辿った事を思い出す。振り返るマイトレース。どなたにも出会わない静かで癒されコース。先に進むとこの尾根は最後が急斜面になる。今回は早目に登りの沢形コースに合流してみよう。緩い斜面を見つけ、いつもよりかなり早く登りの沢形に向かって下ると登りで熊トレースかと思い離れる事になったあのトレースが現れた。無視して進むとどうやら古い作業道らしいので人のトレースと思われるが何処に向かうのか不明なのでお別れして登りのマイトレースに合流した。やがて一番最初の小尾根に戻って乗っ越そうと思ったら朝の先行トレースがマイトレースを辿って居た。どうやら先に下山したようだ。13：08　パラダイスヒュッテゲートに下山　近郊の山歩きではダントツに好きな９５０峰。

  2023.04.12

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