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カテゴリ:野球
それにしてもすごかったですね。 昨日の第88回高校野球選手権大会の決勝。 南北海道代表の駒大苫小牧VS西東京代表の早稲田実業。 あの太田幸司率いる三沢高校VS松山商業の伝説の一戦以来の 夏の甲子園の延長再試合。 田中と斉藤の球史に残る投げ合いは本当にしびれましたね。 しかも斉藤は延長15回になっても147km出してたのにはびっくりでした。 そんな決勝の再試合が今日、月曜日。 なんとも偶然にもワシは休みを取ってた訳ですよ。 会社には届けも出さずに。 と言う訳で、 決勝の再試合に来ちゃいました♪ 前の日京都でのふーみんライブに行ってて ワシはそのままマーメイドに泊まって 朝9時に甲子園着。 ワシは駒大苫小牧の1塁側アルプスのチケット売り場へ。 1塁側はすんなりと買えたが 3塁側の早実のアルプスチケット売り場には長蛇の列だったのにはびっくり。 月曜日の1時からの試合なのに意外にも人が多いこと。 1時間前にはほぼ満員状態。 世の中暇人がどれだけ多いかと思いましたよ。 試合は両投手が疲労の為打撃戦になるかと思いきや、 両エースとも意地の投球でまたもや投手戦。 それでも数少ないチャンスを確実に物にした早実が少しづつ点を入れて 駒大苫小牧もなんとかホームランで1点を入れて 早実4-1駒大苫小牧でむかえた9回表。 さすが3連覇を狙う駒大苫小牧。 2ランホームランで4-3と一点差まで詰め寄る。 その後2アウトとなりむかえたバッターはエースの田中。 まるでドラマのような最後のエース対決。 ワシは去年の夏の清峰対大阪桐蔭の最終回を思い出しましたよ。 結果は田中が三振でゲームセット。 早稲田実業の初優勝が決まりました。 今大会は一言に、 斉藤に尽きましたね。 斉藤と言えば、 春の選抜で岡山の関西と延長15回を投げぬき、 次の再試合でも投げぬいたと言う試合がありましたが その次の横浜戦ではさすがに疲労の為に打ち込まれました。 しかし、 この夏はその時の課題を克服するどころか何倍もパワーアップして帰って来ましたね。 正直言うと、 この結果は予想してました。 と言うのも、 試合開始前に先発メンバーを初会する時に 早実のピッチャーが「斉藤」とコールされた時の会場のどよめきで 甲子園の雰囲気はもう斉藤に染まってました。 試合内容も、 1点差でヒットの数は同じでも内容はまるで違ってましたからね。 駒大苫小牧が失った点は全てフォアボールやデッドボール、エラーが絡んでましたが 早実はフォアボールもデッドボールもエラーもありませんでした。 これは完敗と言っても良かったと思います。 もちろん田中は本当にすごかったです。 駒大苫小牧もものすごくいいチームでした。 しかし、 それ以上に斉藤がすごすぎました。 今大会は斉藤の為にあった大会と言ってもいいでしょうね。 それにしてもこの試合はこれから何十年も語り継がれていく試合でしょう。 そんな試合を見にいけて本当に幸せでした。 ワシは決勝戦は今年の春に清峰VS横浜を見に行ったのが初めてでしたが その時は仕事を抜け出して行ったので 試合が終わってすぐに帰ったので、 今日がワシにとって初めての閉会式体験となりましたよ。 あ~~あ~~~~え~~い~~か~~~~んは~~~~サ~~ルに~~・・・・ それにしても今年の甲子園はいいチームが多かったですね。 ワシのお気に入りの長崎代表の清峰高校。 外人部隊の学校がほとんど甲子園に出場していた中、 ほぼ地元の人間だけで県勢初のベスト8へ進出した日大山形。 旭川実業が本命と言われていた北北海道を勝ち抜いて初出場して 思い切りのいい試合っぷりを見せてくれた白樺学園。 あの大本命2校を倒して文字通りその強さを見せつけてくれた福知山成美。 本来ならワシがいち早くチェック入れてなければならない初出場の公立高校、 制球力は今大会ナンバーワンといわれるエース、 その辺の少年野球の監督のおっさんような愛嬌のある泣き虫監督、 吠える代打、 そんな今大会のナンバーワンダークホースの鹿児島工業(別名・今吉工業)。 そして春の選抜から話題を振りまいてくれた石垣島からやってきた八重山商工。 本気で応援したいチームがたくさんありましたね。 特に鹿児島工業のブロックは密かに最弱ブロックと言われていただけに 鹿児島工が勝ちあがってもあんまり注目されてなかったんですよ。 それが意外にもこのブロックはレベルが高かったと言うことになり、 ワシも全くチェックしてませんでした。 エースと今吉くんはもう見れませんが、 あの監督の表情が見たいのでまた来年も出てきて欲しいですね。 この鹿児島工業に破れた高知商業もあの明徳天下の高知を勝ち上がっただけあって いいチームだったんですよね。 ワシの見る眼の無さが悔やまれます。 こうしてまた数々の感動を与えてくれた甲子園もついに終わりました。 毎年この時が来ると切ないです。 今年の後の楽しみと言えば、 秋に兵庫県で行われる「のじぎく国体」ですね。 この国体にも高校野球があって、 夏の甲子園でベスト8に入ったチームに数チームプラスして行われます。 甲子園で頑張った学校にご褒美みたいな大会で、 3年生の甲子園の同窓会みたいな感じなんですよ。 9月30日~10月4日まで兵庫県高砂市球場で、 参加学校は 駒大苫小牧(北海道)日大山形(山形) 帝京、早実(ともに東京)福井商(福井) 静岡商(静岡) 福知山成美(京都)智弁和歌山(和歌山) 今治西(愛媛) 鹿児島工(鹿児島)八重山商工(沖縄) 東洋大姫路(兵庫=開催地) ▽補欠校 熊本工(熊本)青森山田(青森) となっております。 八重山商工対駒大苫小牧なんてのも見れるかもしれませんね。 ちなみに今年はネット中継するようです。 ワシ的には清峰がいないのが淋しいですが。 去年は出たんですけどね。 そんな今年も甲子園出場できなかったワシは、 来年こそは甲子園出場の目標と共に、 もう一つの目標を掲げました。 数年に渡って成し得なかったこと、 「甲子園行く時は日焼けクリームを塗る」 ワシの腕と膝の皮を剥きたい人はいつでもどうぞ。 また来年ね♪ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006年08月31日 20時33分47秒
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