2012/01/29(日)08:41
読者からのお便り☆親との確執・問題4
前回続きです☆
さらにコメントいたします☆
お便りありがとうございます。
>「東日本大震災の津波被災地に実家がある私の友人は、私の家の事情を知っていたので、多くは語りませんでしたが、津波の直後に、
”人の命はいつまでもあるわけじゃないから、大事にしてね”
と言っていました。
実は、3月後半ふと、電話だけでも親にしてみようかなと思った事があります。誰に言われた訳でなく、本当に自然と。
連日の報道で、会いたくてももう二度と会えない家族の死に別れ話が沢山報道されていたので、どんな無理もない理由で絶縁状態の私であったとしても、さすがに何も感じない訳にはいきませんでした。」
←これは、そのお友達のお言葉が、実感こもっていらっしゃるので、説得力がありますね。またそれ以上の言葉、あなたに強く勧めるような言葉を一切言っていないところが、余計にリアルですね。
これは、ごもっともだと思いました。
難しいかもしれないけれど、無事を知らせる電話だけしてみるのもいいかもしれませんね。
親も無事かどうか、確認だけでもできたら安心ですよね。
もし電話口で怒鳴りつけられたりケンカが始まったら、切ればいいのではないでしょうか。
会いに行くのは難しいと思います。お察しします。
実は、ニューヨークという街には、この方のように、親との確執があって根が深い問題を抱えていて、恨み合っていて、「二度と会いたくない」という日本人の人々がけっこういるのですよ。
ポツポツ、そんな話をよく聞いてきました。今まで何度も。
ダメ親と絶縁したいから日本を飛び出して、ニューヨークまで来てしまった日本人の人々も多いです。
原因は、幼少時から受けていたDV(親からの暴力)も多いですし。
「親が離婚・再婚しててもう自分が帰る家が無い」という方もいましたよ。
あとはゲイなのだけど一生親には言えないし言わないつもりだから、親を置いてニューヨークへ来てしまった、二度と日本へ帰るつもりはない、という方々もけっこういらっしゃいます。
←これも当のご本人と親御さんにとっては、きっと重いテーマですよね。
私はゲイの本を出版したくらいですから、ゲイの友達が多いため、その方々の事情や気持ちもお察ししています。
ですからきっと、あなたも同じような気持ち(二度と帰りたくない)でいらっしゃるのだろうなと、お察しします。
難しければ、無理にすることはないと思います。
>「あと、大きくひねくれた性格にはならなかったかもしれませんが、やはり父親との関係が健全でなかったので男性を見る目がないと思いますし、怒りや悲しみを沢山抱え込み過ぎていると思います。
ちょっとでもリリースしてケアしていかなくてはと思いますし、これからの人生、どういう風に生きていったらいいのかフォーカスしなくては。」
←これは素晴らしいですね! ご自分でそのように分析できていて、どうすれば良いかその解決策まで見えて分かっていらっしゃるのですから!
私こそ、見習いたいことだと思いましたヨ☆
親子やパートナーだけではなく、職場や周りの人間関係も含めて、誰とのことであれ、何か問題があったときには、それを色々な方向から見つめて、理解して納得して、リリースしていかなければならないと思います。
先にこまめにリリースして、ケアしていくほうが、後で問題が大きくならないですからね。
この方は、性格は素直でまっすぐな方だと思いました。
ひねくれていたら、卑屈な性格になっているから、周りとも衝突を起こしていって、東京で命の恩人になって助けてくれたような方がでてくるはずがないからです。
そういう、恩人になって助けてくれる方がいたということは、この方のお人柄のお陰もあると思いますよ。
人は誰でも、嫌な感じの人を助けたくないものだろうと思うのです。
「父親との関係が健全でなかったので男性を見る目がないと思いますし、怒りや悲しみを沢山抱え込み過ぎていると思います。」ということは、多少はあるだろうとお察しします。
でも、男性は女性に対してすごくプライドがあるので、女性側がもっとこの性質を良く分かっておいて、いつも相手の男性を立てて尊敬するようにしていれば、たいていはどの男性とも上手くいくと思いますヨ。
相手が変わっても、プラスマイナスはほぼ同じで変わらないと思います。自分が出会って選んだその人と共に、うまくやっていけるように、男性を常に尊敬して一歩下がっておくという心構えを持っていれば良いです。
女性の接し方&心の中での男性の敬い度によって、同じ男性でも変わると思うのです。
男女関係では、女性が男性を常に尊敬できる状態だと問題は起こりません。
女性がちょっとでも男性をバカだな~と馬鹿にして見下すと、それを心の中で思っただけでも、やがて男性とぎくしゃくしてきて仲が悪くなっていってしまうでしょう。
全ての女性は、相手のパートナーの男性を絶対に、決してバカにして見下してはなりません!
あと、女性は男性を尊敬して立てる、一歩下がっておくことも大事ですが、それプラス、男性に甘えることができる可愛い面とか、ドジな面とか、マヌケな癖とか、”かわいげ”があるほうが上手くいくだろうと思います。
あんまり女性のほうがしっかりしすぎてて完璧だと、スキが無くて、男性がホッと落ち着かないだろうな~と(笑)、私にはなぜか男目線もあるのです(笑)。
女性の皆様は、ぜひ、男性のパートナーに向けて、自分の欠点を愛嬌に変えて生かしてくださいね!
そそっかしいところ、あわてて失敗するところ、ドジとか、そういうのはかえって、「クスクスッ」と笑いを産むと思うのですよ。それは愛嬌とお笑いボケのネタに変えられますヨ。
また、心の中に卑屈さが無い男性、自信がある男性、明るい男性を希望していれば良いと思います。
卑屈な男性とはなかなか上手くやっていけないでしょうね~。卑屈さは地雷なので、その地雷を踏んだら”バ~ン!”と爆発して、ジ・エンドになってしまうかもしれません。
でもいつか、お父様のダメだった点を理解して「あの人は可哀想な人だったんだな」と腑に落ちたら、自然に許せるようになると思います。
もしかして、暴力をふるうお父様ご自身もその親からのDV被害者だったのかもしれませんよ。そうすると、それはお父様もきっと苦しんでいたのかもしれないです。
人は突然に、他人に暴力をふるうようにはならないと思うのです。子供の頃にお父様が誰か周りの大人に暴力をふるわれていたせいも大きそうです。そういうのは連鎖していくので。
お父様との関係のトラウマが解消されたら、きっと出会い運も良い方向に変わってくるだろうと思います。
続きは次回!