2015/07/12(日)04:18
最高峰バレエ団で初の黒人女性首席ダンサー誕生、米国
お久しぶりです。
しばらくバケーションの旅に行っていました☆
さて、すごいニュースを貼り付けますね。
ホントに、差別化がなくなってきていますね!
差別、区別の無くなっていく方向へと、どんどん時代が変わってきていますね~。
先日の同性愛者の結婚を認めることになったアメリカのニュースをはじめ、今回のニュースも白人の伝統文化に黒人がとうとう認められたということですものね。
人種や性別の区別、差別が無くなってきていますから、素晴らしいニュースです。
時事ドットコムより。
リンク先は、
http://www.jiji.com/jc/a?g=afp_cul&k=20150701032931a
一部を転載しますね。
「【ニューヨークAFP=時事】世界最高峰バレエ団の一つ、アメリカン・バレエ・シアター(ABT)は6月30日、ミスティ・コープランドさん(32)をプリンシパル(首席ダンサー)に昇格すると発表した。米ニューヨークを拠点に、その78年の歴史を通して世界トップクラスのダンサーを迎えてきた同バレエ団で黒人女性がプリンシパルになるのは初めて。
4月に公開された米誌タイムとのインタビューで、コープランドさんは、健康的なイメージとはどういうものか、どんなバレリーナがあり得るか、その手本を示すことが自身にとって重要だと話し、「バレリーナは白人女性でなくても、すごく痩せてなくてもいいんです」、「それが、アメリカン・バレエ・シアターが私を通して示そうとしていることであり、米国人がどう見えるかや、米国では夢がかなうこと、また努力と周りの支えによってなりたいものになれることを示しているのです」と語っている。
コープランドさんは今、アメリカン・バレエ・シアター初の黒人女性プリンシパルとして歴史に残ることになったが、同バレエ団は20年前に、アフリカ系アメリカ人男性のデズモンド・リチャードソン氏をプリンシパルに任命している。同氏は現在、自らが設立を支援したコンプレッションズ・コンテンポラリー・バレエ団の共同芸術監督を務めている。
・・・」
【翻訳編集AFPBBNews】
〔AFP=時事〕(2015/07/01-16:02)
(以下、ブルーシャ記す)
おっしゃるとおり、素晴らしいです!
ABTはとてもオープンですよね。
黒人ダンサーが白人がほぼ全体を占める世界最高峰のバレエ団の中で踊っていると、黒い肌に白いチュチュを着ていたら、ファッション的に肌の色が目立っている様子がうかがわれたものでしたが。
黒肌だと、みんながはいている白人用だったバレエの白い(薄肌色)タイツを着用している姿は、1人だけ素肌が透けて見えて色がタイツの色と地色が混じってそこだけグレー色に見えたものでした。
(注:そういえば、アメリカでは、日本にはあるスタンダードの色、「肌色」という色が無いのですよ! 肌色があの色というのは、差別だからだそうです!・・・アメリカでは、肌の色は、白も薄桃色も、イエローも、赤も黒もあるからです。・・・そして、「美白」はNGワードだそうで、絶対に美白をうたう化粧品はタブーだそうです。人種差別になるからなのです。日本では美白化粧品が普通に売られていますけれど、アメリカには美白化粧品は無いです。色を白くすることが「美白」とい美の基準になるとしたら、だったら黒い肌の人はどうなるのよ~?というブーイングが起こるからですよ。)
でも、数名黒人バレエダンサーが混じっていることなら最近は時々あることですが、頂点のダンサーである主役を務めるプリシパルに、黒人が抜擢されることは、ABTではかつては無かったことなのです。
「白鳥」を黒人ダンサーが黒い肌のままで踊るなんて、「黒い白鳥」なんて、それは誰も観たことが無いのだから画期的ですよね!
観たいです~!!!
「黒鳥」(オディール)を黒い肌のダンサーが演じるのもこれまた画期的です。
「白鳥の湖」のオデット姫を演じるコープランドが、楽しみです。
・・・「眠れる森の美女」が、王子様のキスによって100年の眠りから覚める姫を黒い肌の姫となって演じるなんて、それもまた画期的で、想像がつかないです~。
黒人の眠れる美女が、白人の王子様のキスによって目覚めるのですか。。。それは新しい解釈!ですね!
「ロミオとジュリエット」の、中世が舞台のイタリアでの、白人のジュリエットを、黒人が演じるのですか!・・・想像がつかないですが、その黒い肌のジュリエットに沿う白人のロミオが側でとうとう自決するのですか!
きっと、最初から肌は黒くなかったかのように、白人のジュリエットだったかのように自然に演じきるのでしょうね。
ああ。これは、想像してみても、画期的すぎます。すごすぎます! どうやって、黒人が黒人のままで白人のお姫様達を演じきるのでしょう? 楽しみです。(・・・まさか、山海塾とか大駱駝鑑とか暗黒舞踏のダンサー達のように、全身&首&手足&顔&頭全体を白塗り化粧して出てくるわけではないと思うのです。きっと黒い肌のままで、グレー色に透けて見えている白タイツのままで、そのまま素の状態で演じきるのでしょう。)
とにかく、白人の文化であったはずのクラシックバレエの、しかも世界最高峰のバレエ団の一つのABTで、黒人ダンサーがプリンシパルに選ばれたのは、歴史的なニュースですね。
もともと物語の筋書き自体が、白人のお姫様を主人公に描かれている白人の文化に、黒人が主役になるなんて、それは天地がひっくり返るほどの度肝を抜くようなニュースなのです。
皆様、いろいろ、バレエのお姫様登場のシーンを想像できるでしょうか?
すごい世の中になりました。
平等になってきて、嬉しいですね。
ABTでは、韓国人ダンサーもプリンシパルを務めているので、それも画期的な抜擢だと思います。
ABTが変わってきました。時代とアメリカが、変わってきてオープンになってきた証拠かな~と思いました。
これからが楽しみです。
コープランドを、応援しています☆