ロング・エンゲージメント 「アメリ」好きさんにおすすめ戦争ラブロマンス。
アメリの毎日はシンプルでファンタジー。 空想好きで、悪戯好きで、 チャーミングな不思議系女の子アメリが、 人をちょっぴりだけ幸せにすることに喜びを見つけ、 まわりの風変わりなキャラクターとかかわりながら、 自分の幸せも見つけていくのです。 Nobubuさんおすすめの ロング・エンゲージメント (2004/フランス)観ました。 監督は、「アメリ」のジャン=ピエール・ジュネ。 フランスでベストセラーミステリー小説、 セバスチャン・ジャプリゾの「長い日曜日」の映画化、 ラブロマンスの大作です。 第一次大戦下のフランス。 ドイツ軍との壮絶な前線から逃れるため 自分の手を撃った5人は、 死刑と同等の処罰を受け、 戦死したと伝えられる。 恋人マネク(ギャスパー・ウリエル)は生きている という祈りのような直感を一途に信じる マチルド(オドレイ・トトゥ)は、 私立探偵を雇って物証を集め、 果てしないような長く困難な、 でも諦めない~恋人を探す~長い約束~ ロング・エンゲージメントの道のりが始まります。・・・ 監督をはじめ、脚本、美術などほとんど 「アメリ」のスタッフが集結。 独特の映像美に目を奪われ、 ファンタジックな世界観に心を奪われます。 「アメリ」と違うのは、 戦場下というリアリティな部分です。 シビアに戦争シーンを描いています。 特にマネクが戦闘機に襲撃されるシーンは 壮絶で悲しいです。 繊細で純粋な青年が 戦争に巻き込まれる悲惨さが、 「バーディ」のバーディを彷彿させました。 「アメリ」が好きな人は絶対に気に入るでしょうね。 長い物語を締めくくるちょっぴりもどかしいラストが また良いんですね~。 陽まわりのおすすめ度 ★★★★☆