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カテゴリ:本・コミック
日本人が知ってはならない歴史
著者の「若狭 和朋」氏は、長年公立高校の歴史教師を務めた人物。 日本の反日教科書の異常さに、危機感を抱いている人物。 帯には、 「日韓併合は大失敗だった」 「だれが、何を知られては困るのか。」 等という文句が書かれている。 今までにも、この手の本は色々と読んできたが、 この著者の凄いところは、知識の豊富さ。 そして、思考が高度なところだろう。 日本の朝鮮併合時代に良いこともしたという、 良いこともした理論からの脱却をすることができる。 朝鮮近代化の為に努力した、一進会、金玉均等。 当時の朝鮮が置かれた状況がわかりやすくまとめられている。 そして、愛国者たる一進会が何故現代韓国において、 日本に協力した売国奴扱いとなっているのかも、よく理解できる。 韓国という国は「反日」を前提として設立された国だという事がわかる。 重要なキーワード「コミンテルン」 やはり、日本、いや世界の近代史においてコミンテルンの存在を抜きに語ることはできない。 ハルノートで有名な、米国国務長官コーデル・ハル。 事実上、大東亜戦争の引き金を引くことになるこの「ノート」を作成した彼が、 実はソ連「共産党エリート」であるという事実を私は知らなかった。 ネット時代になっても、いまだに東京裁判史観等から脱却できない人に、 また、日本は良い事をしたのだという理論から先に進むためにも、 新しい視点を与えてくれる本だ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Jun 20, 2005 12:04:52 AM
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