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テーマ:携帯電話って・・・!?(411)
カテゴリ:携帯・PHS
PHSって知ってますか?
簡単にいうと、携帯電話の一種です。 昔は、NTTパーソナル、アステル、DDIポケットという会社があってシェアを競い合ってました。 でも、PHSっていうのは携帯電話と違ってアンテナから電波の届く範囲が非常にせまいんです。 それもそのはず。 もともとは、 「家庭用コードレスフォンの子機を外にも持ち出して使えるといいね。」 っていうコンセプトで作られたものなんですから。 なので、基地局ひとつでカバーできる範囲はせいぜい500メートルです。 一方、携帯電話はひとつの基地局で数キロメートルをカバーできます。 携帯電話の基地局ひとつでカバーできるエリアを、PHSは大量の基地局で カバーする必要があるんです。 で、このカバーできる範囲をセルと呼んでいます。 携帯電話はマクロセル。 PHSはナノセルと呼ばれています。 PHSサービス開始当初は、ものすごい売れ行きを見せたPHSも、 携帯電話が安く利用できるようになってくると、 PHSの弱点である、「繋がらない」という不満が噴出し (そりゃ、そうですね。買っているほうは携帯電話として購入してますから、 繋がらない電話なんて、持ち歩く必要ないですもんね。) あっという間にPHSの時代は終わり、携帯電話の時代へと突入していくこととなります。 で、その後どうなったかというと、 NTTパーソナルは、NTTドコモに吸収され、2005年を持って新規契約をストップしました。 ASTELグループもサービスをほぼ終了しました。 で、PHS事業者の中で唯一生き残ったのがDDIポケットです。 このDDIポケット、2005年の春から社名をウィルコムと改めました。 それまで、KDDIの元で細々と赤字を出さないように運営されていましたが、 カーライルグループの協力の元、ウィルコムとして第2の船出に出ることになります。 その後の躍進ぶりはもの凄いものがあります。 春に、携帯電話で初の音声定額サービスを発表。 秋には、国産初のWM5搭載のスマートフォンを発表しました。 フルブラウザ搭載の端末をいち早く市場に投入したのもウィルコム(当時はDDIポケットでしたが)です。 しかも、ウィルコムの端末はデータ通信の定額コースを契約していれば、 PCと接続しても、定額通信が可能なんです。 端末での利用のみ定額というサービスではありません。 これ、モバイラーには非常に重要な項目です。 さらに、これらのサービスが携帯電話に比べて非常に安価に利用できます。 で、こんなに便利なサービスなんだからやはり、多くの人に使ってもらいたいわけです。 理由は簡単です。 契約者数が増える→更なるエリア増大&端末の市場投入→ユーザの満足度UP 要するに、契約者が増えると最終的に「私」が得をするということです^^;; で、人に勧めたりするんですよ。 そのときに一番悲しいのが 「でも、PHSでしょ?」 「所詮、ピッチだよね?」 という言葉。。。 確かにPHSをご存知の世代からすると、 PHS=繋がらない。車での移動中にすぐ切れる。 というイメージかもしれません。 でも、そのイメージって、本当なんでしょうか。 通信可能エリアだって、携帯電話には負けるけどどんどん広がっています。 移動中に通信が途絶えるなんてのは過去のイメージです。 端末不足に泣いていましたが、今冬に結構な性能の端末が複数リリースされます。 だから、なぜ「所詮、PHSでしょ」の「所詮」のイメージを持つにいたったのか そこをもう一度考え直してもらいたいです。 乱文書き乱れてますが、何を言いたいかというと、 「所詮、PHS」という言葉で思考停止しないで、もう少し調べてみようよ。 ってことです。 もしかしたら自分のライフスタイルに合うサービスかもしれませんよ? イメージだけで、拒否してないでちょっと興味を持って調べてもらえると、 もしかしたら、楽しいPHSライフが送れるかもしれません。 ウィルコム:新端末のページ WX310K ![]() WX310SA ![]() WX310J ![]() WX300K ![]() W-ZERO3 ![]() 通話可能エリア確認ツール サービスエリアマップ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Nov 10, 2005 12:35:03 AM
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