今季の小郷は、セパ両リ-グでただ一人全143試合の全イニングに出場した選手でした。
2018年ドラフト7位(大卒)で入団した小郷は、前回書いた辰己涼介選手とドラフト同期生ということになります。入団以来順調だった辰己選手とは違い、小郷選手の場合は結構厳しかったと思います。

入団以来の打撃成績を見ていきます。
年度 打率 試合 打席 安打 2塁 本塁 打点 盗塁 失策 長打率 出塁率 OPS 年俸(万円)
2024 .257 143 642 145 24 7 49 32 3 .358 .337 .694 3100
2023 .262 120 441 102 16 10 49 13 5 .395 .321 .716 850
2022 .167 10 23 3 1 1 2 0 0 .389 .250 .639 900
2021 .182 38 88 14 3 2 6 1 0 950
2020 .295 52 129 31 3 4 12 8 2 730
2019 .172 22 34 5 2 1 4 0 1 700
通算 .253 391 1357 300 49 25 122 54 11
昨季に大ブレ-クしてスタメンに定着したものの、規定打席にはもうちょっとで届かなかった小郷でしたが、今季は規定打席到達は勿論のこと、全試合全イニング出場して数々の記憶に残る活躍をしてくれました。
今季の主な成績について、チ-ム内及びリーグでの順位(規定打席到達者のみ)を見てみると、
チ-ム内順位(トップ又は次点) パリ-グ順位 (トップ)
打率 .257 3位(辰己.294) 12 位(SB近藤.314)
安打 145 2位(辰己158) 2 位(辰己158)
2塁打 24 1 位(辰己22) 11 位(SB栗原40)
本塁打 7 4 位(浅村14) 18 位(SB山川34)
打点 49 4 位(浅村60) 13 位(SB山川99)
盗塁 32 1 位(小深田29) 2 位(SB周東41)
長打率 .358 3位(辰己.419) 14 位(SB近藤.521)
出塁率 .337 3位(辰己.353) 5 位(SB近藤.439)
得点圏 .295 2位(辰己.323) 5 位(SB近藤.324)
OPS .694 3位(辰己.772) 12 位(SB近藤.960)
リ-グ2位の安打数と盗塁数は、打順1番で起用されることの多かった(111試合)今季、リードオフマンとしてのチャンスメイクに多大な貢献をしたと思います。
それだけではなく、チャンスにはチ-ム1位の2塁打数で打点を挙げる場面も数多くありました。1番打者でチ-ム4位の打点は見事ですね。出塁数、機動力に長打を兼ね備えた打撃こそが、小郷の魅力と言っていいでしょう。
さて、昨季に打率.262、10ホーマ-、49打点とブレ-クした小郷の年俸は850万円から3100万円となり、2250万円の大幅アップを獲得しました。では、来季の年俸はどのくらい上がるのでしょうか?
全試合全イニング出場、2年連続での活躍、1番打者としてのチャンスメイク力と機動性などを考えると、今回も大幅アップは間違いのないところ。少なくとも5500万円(+2400万)以上で、個人的には6000万円くらいまではいくと見ています。でも今年の年俸3100万円の倍の6200万円には届かないだろうなぁ、とも思っています。球団が簡単に100%アップするとはちょっと考えにくいですね。
ハイ、小郷の来季年俸は6000万円と予想します。
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