ベルギ－永住ミステリー小僧のブログ

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田中将大投手が楽天を自由契約になることが判明した時点では、ヤクルトが獲得に積極的に動くと言われていましたが、日が経つにつれそのトーンが落ちているような印象がします。どうも『不測の事態に対する備え』というスタンスみたいです。
ともあれ、ヤクルト球団関係者の発言に関する記事を追ってみました。
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​​《ヤクルト》​　​
スポニチ紙11月25日　
抜群の実績に加え、圧倒的な知名度を誇る田中将を巡り、ヤクルトが獲得に向けた調査を行うことが判明した。2年連続の5位に終わったヤクルトは今季2桁勝利を挙げた投手が一人もおらず、先発投手の補強が最重要課題。3年ぶりのV奪回に向けてソフトバンクからFA宣言した石川の獲得にも乗り出しており、星稜時代に甲子園を沸かせながら、プロ入り後の5年間で計12勝にとどまっている奥川にも同じ右腕は格好の教科書となる。早川、藤井が自身初の2桁勝利を挙げるなど若手が台頭しつつある楽天に比べ、残り3勝に迫る日米通算200勝に向け、先発機会が得られる可能性も高く、双方にとってメリットがある。

スポ―ツ報知
11月26日
ヤクルトが楽天を自由契約となった田中将大投手（３６）の獲得に乗り出す可能性が２５日、浮上した。球団はソフトバンクから国内フリーエージェント（ＦＡ）権を行使した石川柊太投手（３２）の獲得が最優先事項で近日中に初交渉を行う予定だが、交渉が不調に終わった場合は日米通算１９７勝右腕をあらためて調査する。
　球団幹部は「うちは石川投手の獲得に全力を注ぐことが最優先。それ以外のことは何も決まっていない」とした上で、“不測の事態”に備える形での田中将へのオファーについては「そうなった場合には検討はする」とも明かした。

11月29日
ヤクルト・小川淳司ＧＭ（６７）が２８日、都内の球団事務所で取材に応じ、楽天を自由契約になった田中将大投手（３６）について言及。「調査という段階で、獲得に向けた調査をしている段階ではない」と慎重な姿勢を示した。

サンスポ紙11月29日
ヤクルト・小川淳司ゼネラルマネジャー（GM、67）が28日、東京・北青山の球団事務所で取材に応じ、楽天退団が決まった田中将大投手（36）について言及。「獲得に向けた調査をしている段階ではない。それ以上でもそれ以下でもない」と説明した。
国内FA権を行使したソフトバンク・石川の獲得に乗り出しており、小川GMは「先に決着をつけないといけないことがある」と強調した。


ハッキリ言えば、ヤクルトにとっては石川投手の獲得が優先順位の一番目で、その獲得が不調に終わった場合に田中獲得もあるかもしれない、ということみたいですね。


では、ヤクルト以外の球団はどうかというと、何らかのコメントを発しているのは中日、ソフトバンク、西武ですが、獲得の可能性は殆ど無いと考えられます。
球団関係者のコメントは次の様です。

《中日》
​日刊スポ―ツ紙11月29日​
中日井上一樹監督（53）は29日、楽天から自由契約となる田中将大投手（36）について「会社とじっくり話したわけではないが」とした上で、獲得レースへの参戦は「ちょっと薄いかなという感じです」と静観する姿勢を示した。

《ソフトバンク》
日刊スポ―ツ紙11月27日
ソフトバンク三笠杉彦GMは、楽天を退団する田中将来季の獲得については「（田中将が）我々の獲得の対象になる可能性は高くないかなと思っている」と話した。

《西武》
​​​​日刊スポ―ツ紙11月25日​​​​

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