ベルギ－永住ミステリー小僧のブログ

​どちらが先だったのか、今となってはわからないというか、どうでもいい事なんですが。
急に「木綿のハンカチーフ」の続編、つまり４番の歌詞の続きを書いてみたいと思ったのが、ネットで「木綿のハンカチーフ」の続編だとかアンサーソングだとか言われているものを見る前だったのか、後だったのか…。
そのアンサーソングとか言われているのは「赤いハイヒ－ル」という曲で、「木綿のハンカチーフ」と同じ松本隆、筒美京平のコンビの作品です。歌手は勿論、太田裕美です。
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​​​​歌詞はこれです。

ねえ 友達なら聞いて下さる
ねえ 友達なら聞いて下さる
淋しがりやの うちあけ話
東京駅についたその日は
私おさげの少女だったの
胸ポケットにふくらむ夢で
私買ったの 赤いハイヒール
そばかすお嬢さん 故郷なまりが
それから君を無口にしたね
アランドロンとぼくを比べて
陽気に笑う君が好きだよ
あゝ
マニキュアの指 タイプライター
ひとつ打つたび夢なくしたわ
石ころだらけ私の青春
かかとのとれた赤いハイヒール
そばかすお嬢さん ぼくの愛した
澄んだ瞳は何処に消えたの?
明日はきっと君をさらって
ふるさと行きの切符を買うよ
あゝ
おとぎ話の人魚姫はね
死ぬまで踊る あゝ赤い靴
いちどはいたらもう止まらない
誰か救けて 赤いハイヒール
そばかすお嬢さん ぼくと帰ろう
緑の草原裸足になろうよ
曲りくねった二人の愛も
倖せそれでつかめるだろう
そばかすお嬢さん ぼくと帰ろう
緑の草原裸足になろうよ
曲りくねった二人の愛も
倖せそれでつかめるだろう

このソングについては、歌詞を読んで見て書きたいことは有りますが、でもねえ、結論から言えば個人的にはアンサーソングとか続編というものではないですねぇ。
少し酷い言い方かもしれませんが、個人的には違う作詞家が書いたもののような印象を受けました。いや正確に言うならば、「木綿のハンカチーフ」を書いた時の作詞家ではない、というだけのことですが、私には全くの別物です。当然ですよね、歌い手も成長しているんだから、「木綿のハンカチーフ」と同じ雰囲気の歌詞を書けるわけありませんから。（「木綿のハンカチーフ」の22年後に発売されました）
でも最も違うのは、これを読んでも聴いても、全く私の気持ちを揺さぶるような何かが無いということかな？　これは正直寂しかった…。
ただ、私とは違い想像力が抜群の人は、そう（アンサーソングとか）思うのかもしれません。それは否定しませんが。

私の中での続編というのは、４番の歌詞の中の「ねえ、涙拭く木綿のハンカチーフください」の後の「出来事」ことを書いたものなんです。その時の「彼」の反応も含めて、それから数年後までの成り行きとか…。特に知りたいのは、彼は「木綿のハンカチーフ」を買って彼女に送ったのか、ということ。それも「どんな気持ちで」ということですよ。それが入っていなければ、私の中では「続編」とは言いません。まして「アンサーソング」とかおこがましい…。失礼。

一度完結したものを、特に「対話形式」のものを「続編」として繋げることは、簡単ではないですね。だって2人が別れちゃったら会話形式にはならないし。ちょっと試してみたんすが、やっぱりうまくいきませんでしたね。まあ、こういうのは素人がやってもうまくいくはずなんてない事は、やる前から分かっているんですけど、やりたくなってしまう、いや、やらざるを得ないような気持になってしまった、というのでしょうか？
暇人（いや、変人かな？）の考えることは、一般の賢明な方には理解できないかもしれませんが…。

実は「続編」というものを書くのはこれが初めてではありません。
思い出すのも忌々しい事なんですが、高校一年の時に国語の教科書に載っていた、夏目漱石の小説「こころ」の続編を書け、という国語教師の信じられないような一言で、私の夏休み後半は「修羅場」と化してしまったという、思いだすのことすら恐ろしい恐怖の経験があったのです。
今もそうですが、あの頃の私の中には「想像力」という単語は、その欠片さえも存在していませんでした。いまここで書くのが恥ずかしい程の貧困な頭の中でしたから。
そんな生徒だった私が、このようなブログを書くという大それたことをしている訳ですから、人の人生なんてわかんないもんですよ、ほんと。

１回目のトライは、５番だけを考えていたんですが、これでは５番に入れる出来事が多すぎて上手く入りきりません、当たり前ですが。なので、７番か８番くらいまで伸ばして、４番までのテンポと同じくらいの感じでやればうまくいくかもしれません。あくまでも「自分の中で」の話ですが。

まあ、私は自他ともに認める「暇人」であり「妄想力（想像力ではないのが残念）」豊富な変人でもあるので、そのくらいのことは時間さえかければ出来るかもしれないですね。
ということで「続編」にチャレンジしてみます。ただ、絶対に期待しないでくださいね。期待されると途端に委縮しちゃうので…。大言を吐く割には小心ものなんですよ（この日本語であっているのか？）、私は。

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