ベルギ－永住ミステリー小僧のブログ

​​このところ着実に契約更改が進み、今季活躍した主役が続々と登場する様になりました。
今回は藤平と並んでリリ－フ陣の柱となって大活躍した鈴木翔天投手です。
今季は49試合に登板し、2勝0敗、1セーブ、24ホールド、防御率1.66の好成績で、28試合連続無失点の球団新記録も達成しました。
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今日の契約更改交渉で、3200万円から3300万円増しの6500万円で「笑顔」の更改をしました。まあ今年の更改は、殆どの選手は笑顔だったと思いますが。
　　　　　　　　　　　　　　


更改後の会見で、次のようなことを述べています。（日刊スポ―ツ紙の記事は​こちら​）
「去年より試合数は減ってしまいましたけど、イニングは去年よりも多いので、しっかり1イニングを投げることができたシーズンだと思います」と言っていました。
実際、登板数は61から49に減りはしましたが、投球イニングは増えていますから、彼の言葉通り1イニングをしっかり投げられたということですね。
去年と今年の成績を並べてみます。

　年   　防御率　登板　勝　敗　HLD   回数　 被安　被本　三振　四球　被打率　WHIP　年俸（万円）
2024     1.66      49     2    0    24    48.2     24      0      48     21     .149      0.92     3200
2023     3.30      61     1    1    22    43.2     37      5      47     25     .236      1.42     1050​​​

改めて数字を見ると、本当に凄い成績だなぁ、と思います。

そして今秋はプレミア12を戦う侍ジャパンに初選出されました。
「最後にジャパンに呼んでいただいて、理想とする結果を得ることはできませんでしたけど、とてもいい経験をさせてもらえました」
左ひじの怪我で途中離脱したのは、本人もそして私もですが残念だったですね。でも、侍ジャパンの一員としてそうそうたる他チ－ムの選手といられた期間は、言葉では尽くせない程ワクワクとして充実したものだったと思います。

心配な怪我の具合はというと、

『代表活動中に左肘痛でチームを離脱したが、​順調に回復している​。すでにキャッチボールは再開。今月中に約70メートルの距離で投げることを目指し、年明けぐらいから傾斜を使った練習に取り組む予定だ。「​来シーズンは問題なくスタートできそうです​」と見通しを明かした。』

怪我の具合の情報が無かったんで、ホント心配していたんですが、良かった（ホッ）…。

最後に来季の抱負については、次のように言っていました。
「中継ぎしてる限りは50っていう数字は達成したいですし、今年は達成できなかったので、もう1度、50試合投げて、おのずと50試合投げたらチームに貢献する仕事ができると思うので、まずは試合をたくさん放るという目標を立てたいです」

中継ぎ投手は、登板試合数に結構こだわる人が多いですね。それは当然なのかもしれないけど、50試合以上登板した翌シーズンに、思ったような成績を残せなかったリリ－フ投手が結構いたから、決して無理はして欲しく無いなぁ。リリ－フ投手の場合は『勤続疲労』が怖いから…。特に鈴木翔天は、人並外れて体が頑丈という訳でもなさそうだし…。

そうそう、忘れないうちに予想と結果のすり合わせをしないと。

　　　　　　   ミステリー小僧予想　  　 実際           差(vs.実際）     判定  
​辰己涼介　外　13000万円(+5000）   
小郷裕哉　外　　6000（+2900）
早川隆久　投　　6600（+3300）
藤井聖　　投　　4050（+2750）
藤平尚真　投　　4100（+2650）　4000(+2550)        +100　        〇​
鈴木翔天　投　　6200（+3000）   6500(+3300)         -300           〇
渡辺翔太　投　　5050（+2250）　4000(+1200)      +1050​            X
古謝樹　　投　　2900（+1300）   2300(+700)          +600           X
小深田　　内　　7800（－ 700）   9000(+500)         -1200　　      X　　
​​村林一輝   内      3700（+1000）   5800(+3100)       -2100            X　​

ここまでの予想と結果の『差』の結果を見てみると、投手の方が野手に比べて大外れというのは少ないですね。
それはきっと野手の方が、打撃以外に『数字に表しにくい成績』があるからでしょう。例えば『守備力』などが典型的なもので、これらは数値化するのが素人には難しいですから、当然ながら球団の細かい査定項目をもとにした評価とは、かけ離れてしまうみたいですね。
上の表で未更改なのは、あと４人います。
私の予想では、藤井、小郷、早川、そしてトリは辰己というようになるのかな、と思っています。
話は変わりますが、パリ－グの某球団の契約更改では『３倍増』とか、20代でも『２億円到達』とか、なんとも華々しいタイトルが踊っています。
やはり楽天イーグルスも、優勝争いをするチ－ムになって『３倍増以上』や『1億円越え』連発の豪快な年俸更改が、実現するようになってもらいたいですね。

因みに楽天の1億円越えの選手は、
浅村　５億円
則本　３億円
岸　　２億2000万円
大地　１億4000万円
島内　１億2000万円

というように５選手のみ、しかも20代の選手は一人もいません。年寄りばかり（なお、大地と島内は未更改）
今年はこのリストに辰己が加わることは間違いないでしょう。果たして誰を抜くのか、興味深いところです。


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