今季の楽天で最も活躍した選手を5人挙げるとすれば、小郷裕哉選手は必ずその中に入るでしょう。因みに後の4選手は、辰己、早川、藤平、鈴木翔天です、私的には。その小郷選手が来季の契約更改を行い、3500万円増の6600万円で更改しました。
今季は12球団で唯一のフルイニング出場したり、安打数と盗塁数ではリーグ2位を記録するなど、イ‐グルスのトップバッタ-としてチャンスメイクで大きく貢献したシーズンでした。なので、3000万円くらいの昇給はあるな、と思っていましたが、まさかの3500万円増でした
!

頑張った人には、これくらいのご褒美があっていいでしょう。
では、予想との答え合わせです。
ミステリー小僧予想 実際 差(vs.実際) 判定
辰己涼介 外 13000万円(+5000)
小郷裕哉 外 6000(+2900) 6600(+3500) - 600 X
早川隆久 投 6600(+3300)
藤井聖 投 4050(+2750) 3700(+2400) +350 X
藤平尚真 投 4100(+2650) 4000(+2550) +100 〇
鈴木翔天 投 6200(+3000) 6500(+3300) - 300 〇
渡辺翔太 投 5050(+2250) 4000(+1200) +1050 X
古謝樹 投 2900(+1300) 2300(+700) +600 X
小深田 内 7800(- 700) 9000(+500) -1200 X
村林一輝 内 3700(+1000) 5800(+3100) -2100 X
600万円の違いは率で言えば5%以上なので、これは『外れ』です。
ところで、今月6日に藤井聖投手が契約更改を終えて、2400万円増の3700万円で更改済なので、これもアップデ-トしておきました。的中させるのって、結構難しいですなぁ。
さて、小郷は契約更改の席上で『ホーム球場にホームランテラス』の設置を要望しました。その記事はこちら。
その理由として、「モバイルパークはパ・リーグで一番ホームランが出ていないので」と言ったそうです。
へえ-、そうなの? ということで、球場別のホームラン数を調べて見ました。
正確に言うと、球場別ではなく『ホーム』と『ビジタ-』別で球団別に調べました。
その結果は次のようになりました。
ホ-ム ビジタ-
試合数 本塁打数 試合数 本塁打数 ホ-ムでの本塁打割合%
楽天 71 25 72 47 35%
SB 72 66 71 48 58%
日本ハム 72 71 71 40 64%
ロッテ 71 38 72 37 51%
オリックス 71 38 72 33 54%
西武 72 29 71 31 48%
ちょっとびっくりしましたよ!
小郷君の言っていたことは全く正しい! 楽天は自分の本拠地球場で、リーグ最下位の本塁打数しか打っていないんですね! しかもビジタ-球場の半分くらいしか打っていない…。こんなに本塁打が少なかったとは驚きです!
一方で他球団、特にソフトバンクと日本ハムは本拠地球場の恩恵を十分に受けているとは…。でも何で楽天はホームで本塁打を打てないのか? 単に球場の広さの問題なんでしょうか?
こういう数字を見ると、では被本塁打はどうなっているんだ? ホームランが多くなっても、それ以上にホームランを打たれたら狭くする意味ないじゃないの? なんて言われますよね。
なので、被本塁打数についても調べて見ました。
ホ-ム ビジタ-
本塁打数 被本塁打数 本塁打数 被本塁打数
楽天 25 40 47 49
SB 66 47 48 41
日本ハム 71 66 40 44
ロッテ 38 44 37 43
オリックス 38 24 33 35
西武 29 29 31 52
成る程、ホーム球場での被本塁打数は他球団と比べても、特に悪いわけではないですね。つまり楽天のホームでの本塁打数だけが異常に少ない、ということの様です。
ならば、ホームランテラスを作って本塁打量産したらいいと思いますね。
狭くすればその分打たれるけど、こちらだって本数が増えるから、観ているお客さんにとっては面白い試合展開になると思いますよ。ソフトバンクや日本ハムの例を見れば、その効果が分かるというものです。
参考までに、パリ-グ球団の本拠地球場の広さを比べてみることにします。
ホ-ムベースからの距離です。
左翼 左中間 中堅 右中間 右翼
モバイルパ—ク 100 116 122 116 100
エスコン 97 114 122 110 99
ZOZOマリン 99.5 112 122 112 99.5
大阪ド-ム 100 116 122 116 100
ペイペイ 100 110 122 110 100
西武 100 116 122 116 100
やっぱりモバイルパークはでかいですね。特に左中間と右中間が広い。
逆にエスコンとペイペイの狭さが際立ちます。これじゃあホームランは出やすいですなぁ。
但し、ホームランの出やすさは、単純に球場の広さだけでは決まりません。フェンスの高さやドーム球場かどうかでも変わってくるでしょうから。
でも小さな球場であれば出やすいのは当たり前ですよ。
以前このブログで、ホーム球場は自軍の選手に有利になるように変えるべきだ、と書いたことがありました(いつ書いたのか思い出せない…)。今でもその考えに変わりはありません。
今回小郷選手からの要望は、野手からしたら当然のことだと思います。勿論、ネガティブ面は投手陣にある訳ですから、首脳陣や彼らの意見を聞くことも必要でしょう。
長距離砲と言われる選手がいない楽天にとって、ホームランテラスの設置が有利に働くかは正直判断が難しいですが、見にくるお客さんにとっても楽天ファン全体にとっても、ホームランが多く出ることは野球観戦の醍醐味が増すことは間違いありません。特に極端な投高打低が続いている近年においては、魅力あふれる改革と言えるんではないでしょうか?
楽天球団の真剣な検討をお願いしたいです。
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