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ベルギ-永住ミステリー小僧のブログ

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2024.12.21
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カテゴリ:徒然日記

​​2日前にこのブログで、最近のフランスの話題について書きました。ほとんど期待はしていなかったんですが、予想以上に多くの方に読んで頂いたようなので、気を良くして今回も書いてみようかと思いますスマイル
フランスのニュ-スは、毎朝のテレビのニュ-ス&バラエティ-番組の話題から興味を引いたものについて書いているので、それこそタイトルの如く『徒然なるままに』書ける内容なのです。
​​

​​
​実は数日前よりフランス全土で、フランス国民の大きな関心事になっていることがあります。取り挙げるべきかかなり迷いましたが、内容がかなりショッキングであるとともに、自分としてどうコメントして良いのか躊躇というか心の整理が付いていないので、ここでは取り上げないことにしました。

マクロン大統領が被災地
​​マィヨット訪問​​
ではまたマィヨットからのニュ-スです。
先週末から今週初めに大型サイクロンの直撃を受けて、壊滅的被害を受けたフランス海外県の一つ
マィヨットですが、昨日フランス大統領マクロンが同島を訪問しました。
マィヨットの被害は甚大で、港が使えないので空輸に頼っているせいでしょうか、1週間近く経った今でも電気や水道、道路などのインフラは勿論のこと、水や食料などの生きていくために欠かせない物資の配給さえ十分には行き届いていません。暴動のような不穏な空気はまだの様ですが、救援が遅れるようだとヌべ-ル・カレドニアやマルティニックのように暴動がおこるまで治安が悪化しないとも限りません。

そういう大混乱の中にある​マィヨットを、マクロン大統領が視察のために訪問したのです。
昨日のニュ-スでは、現地に到着した大統領は空港でレイを掛けかけられたりして訪問を歓迎されていたようでしたが、今朝のニュ-スでは、到着した日の夜の出来事が映し出されていました。
大統領は、集まった大勢の避難民に囲まれながら必死に何かを話そうととしましたが、殺気立った避難民からは「水もない、食料もない、何にもないわ!」と叫ばれて全くの防戦一方でした。
迫り来る避難民から大統領の安全を守るために、大統領の周囲には鉄柵が設けられ、距離を十分にとって対話をせざるを得ない羽目になってしまいました。

いつもながら地震などの自然災害に見舞われた地域を訪問するのは、国家元首や首相にとっては被災者の心に寄り添ったりと大事な対話の機会であることと同時に、一歩対応を誤れば被災者は勿論のこと、自国民の多くからも支持を得られなくなるリスクもある訳で、一国の長としての資質が問われることになりかねない
危ないことですねぇ。

個人的には、ちょっと不穏な空気になりかけたものの、まあ無難に切り抜けたような印象を持ちましたが。
大統領とは神経をすり減らす難しい仕事ではありますが、自分から手を挙げて国の長となったわけですから、口先だけではなく態度で行動をもって国家のために尽くしてもらいたいですね。
そう言えば、フランスの首相の給与は月額大体12500ユーロ(約200万円)くらいだと何処かのチャンネルで言っていましたっけ。さすがに大統領のはわからないみたいです。これが適正価格なのかは全く判断がつきかねますが。

​「ここ30年間で最も灰色の年」​
このブログで何回となく取り挙げましたが、今年のフランスは歴史的な多さの降雨量を記録し、各地で河川の氾濫による洪水被害が多発した年でした。
今日のお天気ニュ-スで取り上げられたのが、今年は日照時間がここ30年間で最も短かった年だというのです。そのタイトルは
ここ30年間で最も灰色の年​」でした。
お隣のここベルギ-でも、今月に入ってからは、ほぼ毎日曇りか雨の日が続いていますからねぇ。これがベルギ-の天気、と引き攣った笑いで誤魔化しながら、毎日ビタミンDを服用して過ごすしか、健康でいられる自衛手段はないようです。
因みに、1950年以降で最も日照時間が多かった年は2022年だということです。そうでしたっけ? 全然そんな記憶がありませんが…。
一方で、今年は全降雨量で言えば1950年以降で10番目に多い年で、最も多雨だったのが1960年だそうです。どうも今年は時間当たりの降雨量が極端に多かった、つまり酷い豪雨が多かったのが大洪水を引き起こしたということです。勿論、これは地球温暖化の影響に間違いありません。


フランスで最も人気のあるクイズ番組
私の個人的な意見かもしれませんが、TF1で放送している「Les 12 Coups de Midi」と呼ばれるこの番組は色々な面で面白いと思います。意味は
正午の12の鳴る音(時報)」というようなもので、開始時刻が11時50分なので、このタイトルになったんでしょう。時間にして約50分ほどの番組です。

まず司会MCはJean-LucReichmannで、通称ジャンリュックと呼ばれていますが、この番組は彼で持っていると言っても過言ではないほどの人気者です。よく言う老若男女に好かれるキャラクタ-の持ち主なんですね。
私は数年の中断はあるものの、1987年からフランスのテレビ番組を見てきましたが、彼以上のタレントを見たことがありません。
今年64歳の彼はこんな人です。

     

写真をよく見ていただくと判ると思いますが、バイクが絡んだ事故による大怪我の影響だと思いますが、両目の間に傷跡が見られます。かなり目立ちますが、番組内で子供が描いた似顔絵をよく受け取りますが、それにはしっかりと色違いで傷跡が描かれています。つまり、彼は勿論のこと、番組をスタジオ内で観覧している人も、テレビの視聴者もそんなことは全く気にしていないと断言できます。これだけでも私は凄い人だと思いました。

ただ、彼は60代になってもダンスは上手いし、何を置いても人とのコミュニケ-ション能力に優れた人だと思います。
日本で言う視聴率ですが、平均で30-35%を出している超人気番組なので、多くの人は毎日見ているのです。そう、実はこの番組は毎日放映されているんです。


このように、この番組の人気が彼の魅力に負うところは多いのですが、そのほかにもクイズに参加する一般視聴者の頑張りも見どころの一つです。
実は昨年10月に番組に登場して以来、今日の番組を含めて450回も勝ち続けているクイズ王がいます。エミリアンEmilienという22歳男性です。彼の獲得賞金と賞品の総額は184万5304ユーロ(約2億9440万円で、その大体65%が賞金)にもなり、フランスのクイズ番組史上最高の獲得賞金だということです。しかもまだ進行中、更新中なんですから言葉もありませんよ…。
彼に続く2番手は252回の出場を記録したブル-ノですから、エミリアンの凄さが分かるというもんですびっくり

そしてもう一つの魅力は、この番組の賞金と賞品の豪華さでしょう。
特に視聴者向けの賞金の多さには目を見張るものがあります。今月12月は皆が待ち焦がれるクリスマスがあることから、賞品(1000-3000ユーロ相当)と賞金(3000-35000ユーロ)が毎日1名に当たるんです。
そして極めつけは、ジャックポットと呼ばれる宝くじのように積み上げた金額が約240万ユ-ロに上っており、現チャンピオンのエミリアンが敗退すると、その半額の120万ユ-ロ(約1億9000万円)が一人の視聴者に贈られることになるんです。ため息が出ちゃいますねぇ…。でもこれってフランス在住者しか応募できない仕組みなんですよ、残念ながら…。(番組への参加は、周辺国ならどこの国からでもできるようですが)
まあエミリアンは強すぎますから、あと1年は負けないかもしれませんね。はっきり言えば怪物ですよ。

ということで、明日も間違いなくこの番組を見ることになるでしょう。だって2017年以来、殆ど毎日見ているんですから。


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最終更新日  2024.12.21 01:52:30
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