昨日11日の日本ハムとの練習試合で、今季プロ入り6年目の黒川史陽選手は7番一塁でスタメン起用されましたが、4打数無安打(中飛、空三振、遊邪飛、二飛)と振るいませんでした。

昨年オフはオーストラリアのウィンタ―リーグで修業し実戦経験を積み、今年1月にはアメリカのトレ-二ング施設を訪れるなど、「自分の弱点を知って、もっと良くなるためには、を教えてもらった」と手ごたえを感じた様です。
そして休日の10日には室内練習場で打撃練習をするなど、6年目での1軍レギュラ-奪取に燃えてはいるんですが、どういう訳か結果が付いて来ません。
昨日の練習試合を見ていないので、彼の打撃がどうだったのか全く分かりませんが、昨日YouTubeで里崎氏のこの練習試合をコメントしている動画を見ていたら、黒川クンの話題になりました。どんなことを言っていたかというと....
先ずはバッティングについて
「強く振ろうとしているんだけど、身体ばっかり強く振ってバットのヘッドが全然出てきていない。だから振り遅れたみたいになって、逆方向のゆるいフライになったりする」
そして守備についてはさらに厳しい指摘が。
4回1塁2塁の日本ハムの攻撃で、次打者がセンタ-前ヒットし一塁ランナ-が三塁を陥れた場面です。
「センタ-から2塁ランナ-をホームで刺す中継のボ-ルを、ホームはもう間に合わないので捕手の安田が「サード(に投げろ)」と言っているのに、中継に入った一塁手の黒川がカットに入っているのにそのままスル―してボールは間に合わないホ-ムへ。カットしてサードに送っていたら一塁走者はアウトのタイミングだったのに…。黒川は視野が狭い」
なんとも散々な言われ様でした
。
でもプロ入り後5年間、いったい彼はどんな守備をやっていたんでしょうね? 実戦でこの程度の中継/カットプレ‐が出来ないんじゃあ、新人にも顔向けができないじゃあないの、と言いたい。
でもねぇ、里崎氏の指摘で、何となく腑に落ちたような感じがしたから不思議です。
黒川クンというのは、メチャクチャ真面目人間なんですよ、きいている限りでは。それは良い事ではあるんだけれども、どうもやっていることが、ポイントからずれている、的外れなことをやっているんじゃあないか、と前々から思っていたからです。
練習ばかりしているけど、なんか練習「さえ」人一倍していればいつかはレギュラ-になれるみたいな、そんな気持ちや考えがあるんではないだろうか? 良く言われる「練習のための練習」という奴なんでしょうか。
昨日の試合の中継ミスは、彼にとっては「致命的」だったかもしれません。首脳陣からキットお灸をすえられたのではないでしょうか。もし何もお咎めが無かったら、首脳陣も黒川と同様に「お粗末」と言われかねませんよ。
守備だけでなく、アピ-ルしなければいけないバッテイングも全くダメ。
本来なら主戦場はセカンドなのに宗山が入ってきたことで、ドミノ式のようにセカンドから押しだされて一塁守備に廻された黒川。
高卒6年目の彼は今季が『最後の』勝負の年になるかもしれません。期待されている間に1軍半くらいのポジションにいなければ、それ以降は『窓際』に追いやられて1軍首脳からは見向きもされなくなってしまう可能性があります。
そう、『期待の若手』なんて言われているうちが『華』なんです。言われなくなったらもうおしまい....。
その大事な年の初の対外試合で、結果を残せなかったばかりか打撃守備共に散々だった黒川....。
黒川クンよ、今年1軍で『ある程度』活躍できなければ、来季だってきっと駄目だと思うよ。君のやっていることは何か的から外れているように感じる。
でも、当たり前のことを言えば、結局は自分で考えて自分を納得させて、自分を変えていかないとダメだ、という当たり前のことに行き着いてしまう。
どう応援して良いのか分からない…。頑張って、という言葉しか見つからない寂しさ....。
こういった素質や能力があるんだろうけど芽が出ない選手には、チ-ム以外の人に助言を求めるのも一考。彼にその伝があるかどうかだが....。
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