開幕まであと10日。
パ各球団の開幕2カ-ドの先発ローテが決まってきたようです。
全球団は開幕投手を公表していますが、2カ-ド目については公表しているところとしていないところがあるので、そうでないところはスポ-ツ紙の記事と直近1週間の先発起用から、先発ロ―テを推測した結果が次の表になります。
氏名赤字は左投手です。
3/28-30 4/1-3
楽天 早川、ハワ-ド、辛島 藤井、岸、ヤフ―レ (但し2、3番手の順序が入れ替わる可能性もあり)
ソフトバンク 有原、大関、上沢 モイネロ、前田純、大津
日本ハム 金村、加藤、北山 伊藤、山崎、福島/バーヘイゲン
ロッテ 小島、種市、サモンズ 石川、西野、ボス/田中晴/唐川
オリックス 宮城、曽谷、九里 エスピノ-ザ、高島、椋木
西武 今井、渡辺、高橋 隅田、與座、菅井/ボー/上田 (但し2、3番手の順序は不明)
では今回は、楽天の開幕カ-ドであるオリックスを重点的に見ていきます。
開幕カ-ドのオリックス3連戦は、楽天が早川、ハワ-ド、辛島の順番で、対するオリックスも宮城、曽谷、九里でほぼ決まりです。
宮城は楽天が対戦する開幕2カ-ドの中で最も嫌な、且つ最強の相手と言っていいかと。
2番手の曽谷も楽天が苦手としている投手なんで苦しいなぁ。それに加えて第3戦はFA加入した初顔合わせの九里投手。3戦ともかなり厳しい戦いになりそうですね。
ただ、苦手中の苦手である田嶋投手が不調で開幕ローテから外れたのは、やはり幸運だと言えるのではないでしょうか。宮城、曽谷、田嶋という天敵左腕3本柱になっていたかもしれなかった訳で
、そうなっていたら夢にまでうなされそうで、苦しい中にもほのかな光が見えるようでホッとしています
。
今季のオリックスは故障選手が多く、下馬評では他チ-ム対比戦力的に下とみられていますが、山下、田嶋が欠けてはいるものの先発投手陣はそれでも強力です。
先発3投手のオープン戦成績は次の通りです。
試合 回 被安 被本 奪三 四死 失点 自責 防御率
宮城 1 6 7 0 13 0 2 2 3.00
曽谷 1 5 3 1 1 1 3 2 3.60
九里 3 14 8 1 7 6 3 3 1.93
一方、楽天投手対オリックス打線という構図で見てみると、主軸打者であり守備の要である森友哉捕手が脇腹痛で開幕カ-ド出場出来ないのは楽天にとって朗報です。あまり他球団の不幸を喜んでいるようで気が咎めないこともありませんが、それは楽天だって同じことですから、遠慮なく書いていくことにします。
ここまでオリックスのオープン戦の結果を見てみると、2勝8敗1分けで打率.213、防御率4.52と投打とも不振で、それが成績に直結しています。
特に打撃陣は森以外は故障選手はいないと思いますが、主力打者が振るいません。
打率 打数 安打 本塁打 打点
ディアス .250 20 5 1 1
杉本 .143 14 2 0 1
西川 .077 26 2 0 0
頓宮 .095 21 2 0 1
紅林 .292 24 7 0 2
若月 .308 13 4 0 0
宗 .500 14 7 0 2
麦谷 .267 15 4 0 0
太田 .130 23 3 0 1
特に杉本、西川、頓宮、太田は不振で、まずまずの調子なのは宗、若月、紅林くらいです。課題だった長打力も、期待されたディアスの一発のみで、今季も得点力に課題がありそうです。
開幕カ-ドの焦点は、どうやら楽天打線対オリックス投手陣という見方ができるかと思います。強力な3本柱を崩せるかどうか。
第一戦で宮城を攻略してスイ-プと行きたいところですが、1点を争う僅差勝負となりそうです。
にほんブログ村の住民で、3つのブログランキングに参加しています。
↓ポチッと押していただけたら嬉しいです
ありがとうございます

にほんブログ村

にほんブログ村

にほんブ
