3月18日 オープン戦楽天4-6ロッテ ZOZOマリン
今日(もう昨日になりました)からセンバツ高校野球が甲子園で開幕し、東日本勢が勝ち上がりました。
私は『東』出身の人間なので、結果には満足です
またMLBもきょう開幕して、日本では大騒ぎではないかと思います。
そしてプロ野球のオープン戦も6試合が行われ、楽天とオリックスが負けて、ロッテ、ソフトバンク、日本ハム、西武が勝ちました。この結果は今のチ-ム状況を如実に表しているのかと思います。これで楽天は12試合を消化して3勝7敗2分けで、12球団中11位でオリックスと最下位争いを演じています。嘆かわしい…。
オ-プン戦はあと4試合を残すのみとなりましたが、開幕までに楽天はチ-ムの状態を上げていくことが出来るのでしょうか?
ここまでの12試合の試合内容を見ていて、一つどうしても勝敗とは別に気になることがあります。選手個々の調子というのではなく、チ-ムとしての戦いぶり、試合展開そのものです。
ごぞんじかと思いますが、ここ数年のチ-ムの特徴なんですが、先制点を取れずにそのまま押し切られる展開の試合が多いんです。長距離砲の少ない打線ですから、先制された試合の勝率はかなり悪かったです。
今季のオープン戦12試合の内訳を見てみると、先制したのは2試合のみ(1勝1敗1分け)で、先制された10試合は2勝7敗1分けという惨憺たる結果です。
それでは、全12試合のイニング別の得点と失点の試合数(=頻度)、及び得点数と失点数をグラフにすると、次のようになります。
まず得点(青線)ですが、イニング別に見ると前半より後半に得点する回数(試合数)が圧倒的に多く、失点は初回と4回、そして後半の3イニングに失点するケ-スが多いように見えます。投点数と失点数のグラフも同様の傾向です。つまりなかなか点が入らない割に、簡単に点を取られてしまうということです。
実際に初回に失点し(時には大量失点)て後半に反撃するものの、追いつきそうになると失点して離され、最後は力及ばず敗戦という試合展開が結構ありましたね。
これは楽天の調子が悪い時の典型的な試合パタ―ンで、「ああ、惜しかったなぁ」では済まされないほどシーズン中はよく起きましたから。
楽天の得点数43は、ソフトバンクの54点に次いで12球団中第2位タイですが、オリックス戦に13点取った試合を除けば、数字並みには得点能力が無いのは、試合後半まで点が取れないことからもわかります。
何度も同じことを言いたくはないんですが、長距離砲の少ない楽天は先制点を取って小刻みに加点して、後半に好リリ-フをつぎ込んで逃げ切るのが勝利のパタ―ンだと思います。なのに、先制点が取れないで相手に主導権を取られたまま逆に逃げ切られるのは、『勝ちパタ―ン』の真逆の『負けパタ―ン』というべきものです。
この試合で主砲の浅村は、6試合ぶり19打席目にやっとヒットが出ました。右中間への2点タイムリ-ツ-べ-スでした。右方向に打てたことで本人は満足の様でしたが、まだまだエンジンのかかり具合は万全とは言えないようです。今年こそは開幕から『5億円プレ-ヤ-』の名に恥じない打撃を見せて欲しいのですが。
このままでいけば、今季も昨年同様に打線が湿りがちのママ開幕に突入しそうです。
昨年とは違って、ヒットが打てなくても点を挙げられる『足』と『技』と『采配』で勝利を呼び込んで欲しいと思います。もちろん、投手が、特に先発が踏ん張ってくれることが絶対条件ですが。
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