ベルギ－永住ミステリー小僧のブログ

​​４月22日　楽天4-2日本ハム　エスコンフィールド

​三木監督の決断は『大胆』で『即実行』で『的確』！
　　　　　　　　　　　　　

​​それが今季（特にソフトバンク3タテ以降）の三木監督の特徴と言っていいと思います。それが端的に表れていたのが、​２点リ－ドした最終回の守りでクロ－ザ－に藤平を起用​したことです。つまり守護人の則本を起用しなかったということです。​

　　　　　　　　　　　　　　

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則本はどういう訳か日本ハムとは相性が悪く、昨季は防御率7.62（13回被安打23で失点12）、今季は８日の試合の２対２の９回に登板して、2/3回投げて被安打3で３失点、防御率40.50（今季通算では3.52）で敗戦投手という酷さです。
そうですよ、その試合で則本がコテンパンにやられてからというもの、次の２戦は日本ハムに完敗し、挙句はオリックスにも３連敗したあの『悪夢の６連敗』のきっかけとなった1戦でした。
その時のブログはこちらです。

​​ハム打線に滅多打ちに遭った則本。どうせオフに『宿題』をサボったからだろう。

実は今日（日本時間では『昨日』です）の試合は声優の伊藤さんの実況をYouTubeで観ていたんですが、彼によれば８回の守備の時にブルペンでは則本と加治屋が投球練習をしていた、と話していたので「則本が抑えで大丈夫だろうか？」と本気で心配していたんです。
それが投球練習もしていなかった（？）藤平が抑えで登板するなんて…、全然ショックではなくマジで感激、歓迎しましたよ。それ程則本の成績が酷い、ということなんですよ。
実況の伊藤さんによれば、則本はベンチでは笑顔でいたらしいですが。
ふてくされていた、というのではなく、仕方がないよねぇ、という諦めのような笑いだったみたいですね。これは私の想像ですが…。
まあでも思い切ったことをしたと思いますよ。『英断』と言ってもいいと思います。

実はこの試合でもう一つ、三木采配で感心したことがありました。
それは７回先発藤井が２走者を残して降板した場面ですが、そこで起用したのは今野投手でした。これにはちょっと驚いてしまいました。

　　　　　　　　　　　　


今野投手ではダメだ、というのではなく、ビハインドとは言えたったの１点差なので、前回登板で好投（３者三振だったかな？）した加治屋を出すと思っていたからでした。
しかしここでも三木采配は冴えましたねぇ。
起用された今野は１死満塁で、この試合本塁打を打っているコワ～イ万波を7球目カットボ－ルで三振（しかもカウント3-0からという凄さ）、続くこれも怖いレイエスを『三球三振』で仕留めてしまいました！　いやはや鬼神のような働きでしたねぇ。なんかこのところの楽天リリ－フ陣は神懸っているような不思議な凄さ、いや『凄味』と言っていい程の投球を見せてくれています。頼もしい限りです。

直近の７試合を見ていて気づいたことがあるんですが、三木監督や首脳陣は「良く選手の状態を見ているな」ということです。「調子が良い」と判断したら即起用する、起用された選手が活躍する、というように好循環を生んでいるように思います。

ここ２年ほど楽天の試合で感じていたモヤモヤしていた気持ちが、このところのズバズバッと決まる采配で、心が安らかに感じられるようになった気がします。
明日（日本では今日）以降の試合にも期待しちゃいましょう！

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