昨日15日に先発した早川は、6回4失点で4敗目(1勝)を喫してしまいました。
このところ調子が良くありません。3日のオリックス戦に続いて、この試合でも初回に失点してしまいました。

開幕後しばらくは勝ち星には恵まれなかったものの、ピッチング自体はかなり良かったんですけれど…。なんか緊張の糸が切れちゃったような、締まりのない投球という感じ…。
昨日YouTubeのある動画を見ていたら、早川の援護率(投手がどれだけ打線の援護を受けたかを示す指標)が他の投手に比べて異常に低い、というコメントを見てビックリしました。
これはちょっと調べて見なきゃなぁ、ということで、パリ-グ6球団の主力先発投手の援護率を調べた結果、次のようになりました。援護率が最も低い投手を1位として、低い順に10位まで並べてみました。対象投手は、楽天5人、他5チ-ムは各4人の合計25人(登板数4-7)です。データは15日時点です。
援護率の計算式は (登板時の援護点)÷(投球回)x9 です。
投手 球団 援護率 防御率 勝敗 QS率
10位 加藤 ハム 3.00 2.94 2-2 50.0
9位 九里 オリ 2.95 2.10 4-1 85.7
8位 宮城 オリ 2.89 1.98 2-0 100
7位 ボス ロッテ 2.31 2.62 2.2 50.0
6位 金村 ハム 1.93 2.30 3-2 66.7
5位 エスピノ オリ 1.86 3.62 0-2 40.0
4位 藤井 楽天 1.80 3.62 0-2 60.0
3位 小島 ロッテ 1.53 3.00 1-3 57.1
2位 西野 ロッテ 0.56 3.86 0-3 40.0
1位 早川 楽天 0.40 2.64 1-4 57.1
やはり早川は不運な先発投手の筆頭でしたねぇ
。可哀そうですなぁ。2試合投げても平均1点以下しか味方が点を取ってくれないとは…。
早川先発時の試合ごとの成績と援護点は、次のようになります。
相手 早川成績 援護点
3/29 オリ(宮城) 6回4安打2失点 0
4/4 ロッテ(田中) 7回2安打1失点 2
4/11 オリ(田嶋) 5.2回8安打4失点 0
4/18 ロッテ(ボス) 7回3安打1失点 0
4/25 SB(有原) 7回5安打0失点 0 援
5/3 オリ(曽谷) 5.2回7安打2失点 0
5/15 ロッテ(サモンズ)6回6安打4失点 0
7度先発した時の試合に得点したのは『たったの2点』‼ 44回3分の2投げて味方が取ってくれた得点は2点ぽっきり!
味方が先制点を取ってくれたのは、唯一の勝利投手になった4/29日だけという、無援孤立の状態でした。
一体楽天野手陣は何していたんだ!、と怒鳴りたくなるような頼りにならない打線でした…。私だったら『キレていた』かも…
。
因みに25投手中もっとも援護率の高い、言い換えれば『恵まれた』投手は日本ハムソフトバンク上沢(援護率7.30)で、楽天の滝中は5.09で2番目に恵まれた投手でした。これだけ恵まれているんだから、もっと勝ち星を挙げてもらいたいよねぇ。
残り2人の楽天投手の援護率は、
岸 3.86
古謝 4.25
です。
確かにここ2試合の早川のピッチング自体はよくはありませんでしたが、それにしても味方打線の援護がこんなに低ければ、投手のモチベも下がってしまうのは無理からぬこと…。私は早川に同情しちゃいますね。
ロ―テが変ってカード3番手の登板となったこれからが、早川にとってエースの座を取り戻す正念場になるでしょう。
踏ん張れるかなぁ。
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