今回は一応目的をもって選曲してみようと思います。今聴くならこれを聴きたい、そういう曲を集めてみました。
さてトップバッタ-はこの曲です。
「Canon Rock」
【Guitar Cover】Canon Rock - Jerry C
初めてこの曲を聴いた時の感激は忘れられません。特に冒頭の数節が良い。
因みにJerry Cというのは、クラシックのCanonをロック調に編曲した台湾の作曲家・編曲家の名前です。そうです、彼無くしてはこの名曲を聴くことは叶わなかったのです。
世界中の多くのギタリストがこの曲をカバ-していますが、個人的にはこの動画の彼のギタ-が一番好きです! まあ、彼の「頭」が気になる方もいるかもしれませんが…
。
余計なことですが、サムネイルで魅力的な女性が演奏している「152M views」再生回数の動画がありますが、これは見ないほうがいいかと(というか見る価値が殆ど無いといっていい)。この女性が映っているのはほんの数秒で、あとはどうでもいい野郎ばかりしか映っていませんから。単なる老婆心からです。
「Canon」Johann Pachelbel
Johann Pachelbel - Canon in D //Jacob's Piano
勿論クラシックの「Canon」です。
この人のピアノが最も気に入っています。初めてこの動画を見たときは指が奇麗だし、指の運びも優雅だったので女性ピアニストだと思っていましたが。この人の他の動画を見たら指が毛むくじゃらで幻滅した思い出があります

。でも演奏はピカイチ。指の運びがしなやかで魅力的です。
TOSANDO music CM 披露宴編 full
そしてCanonと言えばこのCMでした…。いつ見ても泣けちゃいます。花嫁が号泣する時自分も思わず泣いてしまう…
。いつもながら、彼女の泣きの演技の見事さには感嘆してしまいます。
「モーツァルト ピアノソナタ k545」
Piano Sonata No.16 in C Major, k.545 - Mozart - Classic - CANACANA
私はクラシック音楽に造詣が深くないのですが、前のCanonとこの曲は大好きなんです。
高校生の頃だったと思いますが、ドラマの中でこの曲を聞くとどういう訳か「日曜日の午後」を思い浮かべてしまいました。それも「午後2時から3時」という時間指定です
長年不思議に思っていたその謎が解けたのは、15年以上前にアメリカに住んでいる姉を訪問した時に偶然この曲を弾いてくれたからでした。姉が小学生の時よくこの曲を弾いていて、その時に私が無意識のうちにメロディ-を記憶してしまったという事みたいでした。姉がピアノを弾いていたのはもっぱら週末、それも日曜の午後でしたから。
関係ない事ですが、私の手は大きく指が細く長いのでピアノを弾くには向いている、と姉に言われたことが何度かありました。でもピアノを習わなかったのは、余りいい思い出が無かったから…。時々泣きながらピアノを弾いている姉の姿を見た私は、「ピアノってこんなに辛いんだ」と思ったことがあったからです。当時、姉とは「けんか相手」みたいな関係でしたが、姉が泣いている姿を見るのは辛かったなぁ…。本人曰く「指がそんなに長くなかったので上手く弾けなかった」とのことでしたが。
あのころピアノを習っていれば今頃は…なんていう妄想は考えないことにしています
。
クラシックはここまで。
ここからは60年代後半(厳密に言えば69年頃)から70年代前半にヒットした、思い出深い洋楽です。
自分の青春期に流行した名曲ばかりで、聴いているとその頃の自分の歴史を紐解いていくような奇妙な気恥ずかしいような感覚に襲われます。
「サインはピ-ス」オ-シャン
Put Your Hand in the Hand - Ocean ( Lyrics )
70年代前半に流行った曲で、日本語名はどういう訳か「サインはピ-ス」という訳の分からないタイトルでした。凄くテンポのいい曲なので良く口ずさんでいたのを覚えています。こんなにSpiritualな歌詞だとは知りませんでしたねぇ、あの頃は。この曲を聴くと何故か幸せな気分になったのを覚えています。
「ミスタ-・マンディ」オリジナル・キャスト
ミスター・マンディ/オリジナル・キャスト Mr.Monday/The Original Caste
確か高1の時に流行ったのかな? 冒頭から"Oh,Mr.Monday"の絶叫ですから物凄くインパクトがある出だしで、気分がメチャクチャ"ノッタ"記憶があります。とにかくこのメロディ-に病みつきに成る程好きでした。間違いなく当時を代表する名曲と言っていいでしょう。ただ外国ではこの曲は日本ほどはやらなかったみたいです。歌詞が地味だったせいかなぁ。
「孤独の世界」PF・スロ―ン
孤独の世界/P F スローン/歌詞
英語名のタイトルは「From A Distance」ですが、この歌に関しては日本語のタイトルの方がずっといい。勿論「From A Distance」は意味のあるフレ-ズではあるのですが…。
当時高校生だった私のお気に入りだった曲の一つで、大きく感化を受けました。
印象的なのは2番の歌詞でした。
「空から星が落ちるのを見たことがあるかい?
少し離れてみると、天が目を一つ無くしたように見える。
これで、神があなたと私を見る機会が一つ減ってしまったのです」
意味深な歌詞ですね。それからは流れ星を見るたびに、このフレ-ズを思い浮かべたもんでした。
深夜放送で初めてこの曲を聴いた時きっと感激したと思いますが、残念ながらよく覚えていないんです。
当時レコ-ドを買わなかったので、英語名のタイトル名「From A Distance」はずっと後になってYouTubeで知りました。
「トレイン」1910 Fruite Gum Company
1910フルーツ・ガム・カンパニー★THE TRAIN(シングルバージョン)
確か高1くらいの時の歌です。イントロから引き込まれ、とにかくテンポもリズムもいい曲(ドラムスが良い!)で、踊りながら聴いていたもんです。
初めてグル-プ名を聞いた時の驚きは今でも鮮明に覚えています。「1910 Fruite Gum Company」なんて、当時の日本のグル-プには無い「独特のネーミング感覚」でしたから。こんなものが名前になるんだって…。
このグル-プの他の曲も聴きましたが、この「トレイン」が間違いなくナンバ‐ワンと言っていいと思います。
「西暦2525年」ゼーガ-とエバンス
西暦2525年/ゼーガーとエバンズ( In The Year 2525/Zager and Evans)1969年:和訳歌詞付き
確か中3の時に初めてこの曲を聴いた時、というかこのタイトルを聞いた時胸が震えたもんです
。西暦2525年なんて…、しかも3535,4545…というように果てしなく未来に進んでいくのですから、歌詞の意味なんてほとんど分かっていなかった当時の私でも、地球上の出来事ではなく果てしない宇宙旅行の旅に出ている未来人の心境みたいに感じたかもしれません。冒険少年だった当時の私にとって、宇宙なんて「友達」みたいな存在でしたから
。
「青春の光と影」ジュディ-・コリンズ
青春の光と影/ジュディ•コリンズ
この曲は確か高校生になってから聞いた曲だったかなぁ。きっかけは勿論ラジオの深夜番組で聴いたから。胸がときめくような意味深のタイトルと、もの哀しいメロディ-を気怠いように歌う女性歌手の雰囲気に魅かれたような、心に響いた気がします。自分で歌詞を調べてよく歌ったなぁ。当時の自分の語学力でも内容が解るくらいの歌詞だったのが良かった。
後で知ったのですが、この曲は同名の映画で流された曲だったとか。
「夜明けのヒッチ・ハイク」ヴァニティ・フェア
Vanity Fare - Hitchin' A Ride
初めて深夜放送で聴いた時に何故か「爽やか」な気持ちになりました。このタイトルの響きとポップするようなメロディ-のせいでしょうか。そして何故か「夜明けのヒッチ・ハイク」と知りながら「ハイキング」を想像していた気がします。夜明けのハイキングなら結構爽やかな感じですからね。
「しあわせの朝」クリフ・リチャ-ド
Early in the morning [Lyrics] Cliff Richard
もし私の記憶が間違っていなければ、この曲は洋楽が好きになるきっかけになったものだったと記憶しています。この時から「本格的に」洋楽にのめり込んでいったのです。
他にもヴァニティ・フェアが同曲をカバ-していますが、個人的にはクリフの方が好きでした。
「故郷に帰りたい」ジョン・デンバ-
John Denver - Take Me Home, Country Roads (from The Wildlife Concert)
「Almost heaven West Virginia」で始まる曲が流れると、全ての人が聞き耳を立てて聴いているように、自分の周りの時が止まってしまったかと錯覚するほどの静寂が訪れたものでした。この歌程、深夜放送で曲がかかるのを待ち焦がれた歌は無かったと記憶しています。
とにかくタイトルが良い! 「故郷に帰りたい」や「Take me home, country roads」なんて、人を泣かせるようなフレ-ズですよ。東京以外に故郷の無かった私でさえ、この歌を聴くと「ふるさと」を想ったものでした。そう、魔法みたいな歌でしたね。これ以降、私はジョンデンバ-の虜になりました。
最後に、映画音楽からいくつか。
「雨の訪問者」曲フランシス・レイ
チャールズ・ブロンソン「雨の訪問者Le passager de la pluie」フランシス・レイ
1970年公開のフランス・イタリア合作映画。
舞踏会の場面で流れるワルツ(上の動画の2:40位から)が、緊張した体をほぐし陶酔させてくれる絶品のスパイスとなり、チャールズ・ブロンソンが謎の人物を演じる映画です。それ程映画好きではなかった私でさえも知っていたくらい、フランシス・レイ作曲のこの曲は当時大ヒットしたものです。
「Circle Game」Buffy Sainte-Marie
「いちご白書」 サークル・ゲーム (訳詞付き) Buffy Sainte-Marie - The Circle Game
歌のタイトルを聞いても?の方はいるかもしれませんが、「いちご白書」という映画のタイトルはご存じでしょう。もちろんビリ-バンバンの「いちご白書をもう一度」の元になった映画です。アメリカでの学生運動を描いた作品で、日本でも大ヒットした映画「いちご白書」の主題歌です。
私は映画は見ませんでしたが、この曲を聴いただけでも彼らの熱い思いが伝わってきたのを覚えています。Buffy Sainte-Marieのビブラ‐トの効いた歌声が印象的な曲です。あの頃は全てにおいて活気というか「熱」を帯びた時代でした。
「二人の天使」ダニエル・リカ-リ
二人の天使{サン・プルー楽団、ダニエル・リカーリ}
「二人の天使」という映画の主題歌でしたが、この映画は観たことがありません。映画よりは主題歌の方がヒットしたみたいな印象があります。彼女の「ダバダ-」で始まる透き通るようなスキャットが頭の中でこだまする、不思議な雰囲気を持つ曲です。一度聴いたら絶対に忘れられない曲であり歌声ですねぇ。通俗的ですが、心を洗われるような気持がします。
「ガラスの部屋」ペピーノ・ガリアルディ
ガラスの部屋 / ペピーノ・ガリアルディ
高校生の頃に見た映画の一つですが、内容はイマイチでした。3人の男女が同居するいわば同性愛と三角関係が複雑に入り混じったモザイクのような脆い関係で、まさに「ガラスでできた部屋」そのものの関係なんです。
二人の友人と観たんですが、観た後は何か白けてしまったことだけはよく覚えています。しかしこの主題歌は映画と違って、イタリアの歌としてはベストスリ-に入る名曲(ジリオラ・チンクエッティーの曲は別にして)と言ってもいいかと。
そして、映画を見て以来ほとんど聴いたことの無い曲にもかかわらず、いつでも口ずさむことができる不思議な力を持つ曲であり歌声です。このメロディ-も一度聴いたら忘れられない。
「太陽がいっぱい」曲ニ-ノ・ロータ
アランドロン・フォーエバー!「太陽がいっぱい」サウンド・トラック
この哀愁に満ちたメロディ-が印象的な、ルネ・クレマン監督の代表作と言っていい映画(原題「Plein Soleil」)です。パトリシア・ハイスミスの小説を原作とした悪漢・サスペンス映画で、アランドロンが世界的スタ-になるきっかけとなった作品でもあります。
詳しいスト-リ-は忘れてしまいましたが、二つだけよく覚えていることがあります。
一つ目は、恋人フィリップを失って泣き悲しんでいるマルジェを、アランドロン演じるトムが彼女にギタ-を持たせて後ろから彼女の手に自分のを添えて弦を奏でます。初めのうちは全くメロディ-になってなっていなかったのが、次第に一つの曲になっていきます。まるで二人の心が段々と溶け合って一つになっていくような、そんな印象的な場面でした。この映画の肝になる場面だったので、かなりゆっくりと時が流れていたように覚えています。
そしてもう一つはラストの場面。トムに殺されたフィリップの死体が発見され、トムが刑事に捕まる直前の場面で、この映画の一番のハイライトです。
地中海の砂浜で太陽をいっぱいに浴びて日光浴をしているトムは一言「Plein Soleil」とつぶやきます。そう、金持ちしかいることを許されない地中海の浜辺で、輝くばかりの陽光を浴びて過ごすなんてことは、貧しかったトムにとっては夢のようなことだったのです。「Plein Soleil」という言葉は、犯罪を犯しても余りあるほどに魅力的な優雅で憧れの象徴的なものだったと思っています。
彼から30メートルほど後方にいる刑事は、そこのオ-ナ—に彼を呼ばせます。
「ムッシュ-ッ、ムッシュ-ッ」と呼ばれたトムが振り返り、呼ばれた方に歩き出すところで「FIN」になったように記憶しています。この時の彼は、初めは怪訝な顔をするんですが、最後には弾けんばかりの笑顔で終わります。
きっと中学生の時にテレビで見たと思いますが、この場面だけでなく、この映画を通してのアランドロンの演技は最高でした。
この映画から以降10年はアメリカ映画の追随を許さない、フランス映画の絢爛豪華な爛熟期が続くことになります。
やっぱりミュ-ジックはいいですねぇ
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