男子高って希少な存在なの?「男子校は動物園」の謎がやっと判った!
今日、ネットでNHKのニュ-スを見ていて、ある記事のタイトルが目に飛び込んできました。そのタイトルとは『もはや希少?な男子校 20年で半減 その"生態"は?』その記事はここをクリック。というもので、「男子校在学生」が希少動物扱いされる始末。おもろいなあ。私も実は男子高校に通っていました。1970年代には結構沢山ありましたよ。でも今は激減してるようです。全国の高校4824校のうち男子生徒のみ在籍するのは何と100校のみで、全体の2%程度だというのです そんなに減っちゃったんだ…。 というのが最初の感想で、このままいったら将来は無くなってしまうのだろうか、というのが次に思ったこと。そして自分がなぜ男子校を選んだのかを思い出します。理由は至って簡単です。 公立中学に通っていた私には当然ながら高校受験が待っていたし、その受験勉強の苦しさ、というか不自由さに懲りて、絶対に大学受験をしなくて大学に行くことを考えたら、当然のこととして大学の付属高校に行くしかない。当時だって共学の付属高校はあったと思うけど、それ程数は多くなかったように思う。というより、入りたい高校が男子校だったからという方が正解かなと思う。入る前と入った後では、その高校のイメ-ジはかなり変わったと思う。男子校であれば結構荒っぽいところがあるかな、と思っていたところが全く反対で、至って静かで大人しい雰囲気の男子校でした。教師は確かすべて男性教員でしたが(正確には研修で女性教員が教壇に上がったことがあったと思うが)、よく言われたのが、『君たちは色気も、元気も、やる気も無いねぇ』とか、『君たちと居ると、なんかまるで動物園にいるみたいだよ』とか言われてましたね。言われてはよく意味も理解していないのに、皆でゲラゲラ笑っていましたっけ。幸せな3年間でした。とにかく自由な校風で、校則と言われるもの自体が無い、ちょっと変わった高校でした。それは現在も脈々と受け継がれているみたいです。さて、その記事に戻ります。ず-っと読んでいって最後に掲載されているマンガ「男子校の生態」を見ていて、やっと当時の教師が言っていたことを理解しました。思わずドキリッとしましたねぇ。「そうだったのか」と。そのマンガの言葉を引用させてもらうと、『男子校に入ると異性の目を気にしなくていいので、〈男らしさ〉から解放された人がいたり、逆に〈男らしさ〉を追求する人がいて、その結果バラエティ豊かな男子がそろっていくので、≪動物園≫みたいで、のびのびしていて楽しいところです』そういう事だったんですねぇ、当時はそんなこと考えもしませんでした。いやあ、今になって50年前の真実を知った気分になりました。もっと年配の人ならこういうでしょうね。「いやあ、長生きはするもんだねェ」でも、私はそんなことは言いませんよ。だってまだまだ若いですから…。2つのブログランキングに参加しています。↓ポチッと押していただけたら嬉しいですありがとうございますにほんブログ村