やっぱり『優しい』だけではダメ、『頼り』にならないとね!
娘夫婦と同居し始めてどのくらい経ったでしょうか? 3か月かなぁ? 詳しい日時はカレンダ-を見ればわかるんですが、そんなことは大したことではないんです。問題は、いや問題というほどの事ではないかもしれませんが、いろいろと物事が見えてきて困っている、というのが本当のところかもしれません。まあ、何というか夫婦間の『力関係』かな、いや違うなぁ、男の『甲斐性』かなぁ、一言でいうなら…。プライバシ-もあるので、あまり突っ込んだことは書きませんが、目の当たりにするとあんまり気持ちのいいもんではありません。まあ聴いてください。娘夫婦が来た当初は、娘の態度がちょっと気になりました。少し旦那さんにきつく当たり過ぎているんじゃないの? ということだったんです。まあ確かに動きの遅い旦那なので、尻を引っ叩くのはしょうがないにしても、もうちょっと優しくしてもいいのでは、と思ったんです。ちょっと旦那が気の毒に思ったこともありました。前に書いたように、娘は双子を身ごもっています。お腹はちょっと触れれば暴発しかねないほどの大きさに膨張しています。それでもちょっときつ過ぎない?って感じていたんですが。 しかしそれは最初の2ヶ月迄で、今は変わりました。いや、今や私の気持ちは全く正反対になったようです。娘は一時期の不安定な情緒が安定したようで、旦那にも子供にもいつもの(私が知っている)優しさで接しています。そして気が付く、というか目立つ、むしろ目障りになりだしたのが旦那の『甲斐性の無さ』です。言い換えれば『頼りにならない』ということですね。 客観的に見るとこういうことです。1)頼りにならない(その1): 積極性が無い『言われたら頼まれればやるが、自分からは動かない』というのは、身重の女性からしたらちょっとやりきれないでしょう。言われなければやらないというのは、要は『まるで他人事』なんです。『自分たち』のことだ、という意識が希薄だということ。情けない、の一言です。幼い2人の子供の世話と食事の支度に追われている娘を見ていると、やりきれない思いになります。「なんだ、この男は!」ということです。私は出来るだけ二人の仲に口は出しませんが、娘のことは助けます。父親としては当然のことですから。2)頼りにならない(その2): 家の中のことが見えていない彼は我が家に来て数か月ですから、これを言っては気の毒かもしれませんが。ただ、わからないなりにやっているか、ということになると『やっていない』あるいは『かなり不十分』ということになります。夜半に食べたものや飲んだものをそのままキッチンのテーブルの上に置きっ放しだったり(朝、キッチンに降りてきて散らかっていると気分が悪い)…。子供たちが散らかしたことに関しては、気付けば私が片付けのは全然構いませんが、「大人の分まで片付けさすのかよ」ということですよ! 些細な事でもあれこれ沢山出てくると我慢が限界になる、っていうことの様です。3)頼りにならない(その3): 生活力がねぇ…これは経済力だけではありません。『一家の柱』として、といえばわかってくれるでしょうか? ただ「あんたの年齢で貯えがたったそれだけ?」と驚くような経済力では正直心もとないです。それに、私が最も不満に感じているのは、今のマンション(娘のものです)が狭すぎて私の家に来ざるを得なかった経緯です。実はいろいろ事情があったんですが、それを割り引いても「思慮が足りない!」ということです。他にもいろいろあるのですが、ここでストップします。ただ、彼の名誉のために書いておかなくてはなりません。1)彼は真面目で心優しい男です。『あれだけ言われても』怒りも文句も言いませんでしたから。これ、真面目に褒めているんですが。2)この頃、やや積極的に子供の世話やその他の雑用を夜用になってきたかな、とは感じています。まだ不十分なところはありますが3)義理の父親の家に『居候の身』であってみれば、『肩身が狭く落ち着かなくストレスが溜まる』というのはむしろ当然のことで、気の毒には思います。そこは割り引いて考えないと可哀そうかな、とは思っています。4)正直に言えば、彼の姿は『以前の私の姿そのもの』といっていいと思います。それ程自分は家の、妻の役に立っていなかった、と猛反省、猛後悔し続けています。勿論それは妻の死後に感じたことで『too late』なんですが、旦那には同じ過ちや後悔はして欲しくないのです。確か「結婚してもいい男性」を訊かれた時の女性の回答で圧倒的に多かったのは、『優しい人』だったように記憶しています。まあそれは当然でしょうが、『優しさ』は絶対的というよりは最低条件であり、本心としては『頼りになる人』『頼れる人』だと、この頃の私は思っています。娘の選んだ旦那ですから文句などは言いません。ただ、娘に文句や愚痴はこぼしませんが、旦那にはいうべきことは言っていくつもりです。いわば人生の先輩として、ということなんでしょうが。頑張って欲しい、それだけですねぇ。 にほんブログ村の住民で、3つのブログランキングに参加しています。↓ポチッと押していただけたら嬉しいですありがとうございますにほんブログ村にほんブログ村にほんブ