いよいよ本日23時に世界的に有名な競馬の祭典、凱旋門賞が
フランスはロンシャン競馬場にて開催されます。
言うまでも無く日本が誇る稀代の名馬”ディープインパクト”が出場します。
日本からの出走馬は98年の”エルコンドルパサー”の2位が最高位で、
今回は各方面の下馬評でもかなり優位に立ってます。
私自身は資金と度胸無さとハマリ癖から、賭けることは一切しないのですが、
美しいモノは大好きと言う気持ちは抗しきれず、中継は良く見ます。
疾走する姿は他の動物と一線画す美しさであり、
猫科の獲物を狙う疾走と別の魅力があります。
走らなくても魅力的で動と静の両方で魅せる動物はそういないでしょう。
疾走を支える足は驚くほど華奢で、
ゆえにサラブレッドを競走馬たらしめるのでしょうが、
サイレンススズカの悲劇の中継を見てますので、
何とか無事全ての馬が走り終えることを、いつも願ってます。
いにしえより我々の歴史に深く関係して洋の東西を問わず、
名だたる名馬、優駿が人物と共にその名を刻んできました。
オリンピックで唯一競技に参加を許された動物です。
サラブレッドはその名の通り、スルーブレッド(血統)です。
ダーレーアラビアン・バイタリーアーク・ゴドルフィンアラビアン
の3頭が一世代で全てこの3馬の末裔です。
一次大戦が終了し疲弊したヨーロッパに
凱旋門の名を冠し始まった伝統あるレースです。
W杯やオリンピックに選手を送るような気分です。
優勝の暁には”君が代”が流れるかどうかは知りませんが、
文字通り抜群の姿を見せて欲しいですね。