世界中の著名人をゲストに日本人の識者がインタビューする番組の5回目です。
今回はレイ・カーツワイルさんと言う世界的な発明家の方のお話です。
この方、私は全く存じ上げませんでしたが、
ITテクノロジーの分野ではとても有名な方です。
広く知られる事ではスキャナーを発明した人なのです。
氏の著書でコンピューターに関する予言は、
尽くと言って良いほど当ってまして、その事は氏の言う所の、
コンピューターの理想的で自然な進化の結果なのだそうです。
近未来の予想の中で興味深いのが、
血液中に入ることの出来るナノロボットです。
現在でも「パーキンソン病」の治療などで、
大豆大の大きさの電極を脳に埋める治療があるのだから、
更に小型高性能化は不可能な領域では無いと言われます。
現時点で一番小さい半導体は原子4ヶ分の大きさなのだそうです。
全く知りませんでした。もはや肉眼で捕らえる事は不可能です。
ミクロの決死圏を地で行く話しですが、
大きな物を小さくする機械はいくらなんでも無理でしょう。
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どうも昔から発明家と言うと部屋一杯に試験管やフラスコが置いてあり、
コポコポ音を立てながら、白衣の博士と助手が、
妖しい煙や色の液体で日夜研究する姿が刷り込まれています。
「ついにやったぞ!○○君!」
「おめでとうございます!博士」と言ったような雰囲気です。
性格はエキセントリックでドクター○○を思い浮かべてしまいます。
今回のレイ氏は全く普通で毛ほども感じませんでした。
これからは環境問題を抜きに考える事は出来ません。
未来の発明がこの先の人類と環境に、
とても役立つ優しい物でありますように願いたいと思います。