近所の方々との融資の集まりである
いわゆる頼母子講(たのもしコウ)に行ってきました。
私が最後の取り番でしたので、
入札することなく満額でもらえて尚、
皆さんの入札分が金利として頂ける事になってます。
二年連続で私が最後でした。
毎月一人壱万円で15人の参加です。
毎月順番でどなたかが15万円持って帰ります。
入札権利は最低500円からで、1600円の方がいらっしゃいました。
初回の方は1000円でしたので、
この方は毎月11000円の支払いになります。
そんなこんなで私が頂いた金利分が9700円でしたので、
通常のいかなるメガバンクの金融商品よりも優秀です。
ココまでなら言う事無いのですが、
更なる取り決め分として次回の当番を務めて、
飲み代の用意をしなければなりません。
ビール12本と焼酎一パック用意する取り決めです。
この頼母子講のメンバーのお店で用意できるので便利です。
もちろんディスカウントストア等で買っても構わないのですが、
余計な波風が立ちますし、差額以上のデメリットが発生します。
ですので酒代3800円を引いた残りが純利といって良いでしょう。
同じ内容で信金やJAでやったところで、
200円にもなりませんので金融商品として考えると申し分ありません。
毎回参加して飲めばメリット最大ですが、
似たようなメンバーの似たような話になりますので、
煮詰まってしまい、話が進みません。
いつも参加者の方に毎月分を託して4回ぐらいしか行ってません。
一番盛り上がるのがパチンコの話でして、やらない私は全く分かりません。
後は近況報告と景気の話で又来月よろしくになります。
参加者の信用で成り立っていますので、
一人でも信用が弾けたらこの集まりは終わりです。
契約書や保証人の取り決めなどもありませんから、
危ういと言えなくも無いのですが、
二十年近く開催されてますので、中々のものです。
地元金融機関が調整に入ってる一桁多い頼母子講もありますが、
やはり保証人の問題等もあり金額が増えるとシャレになりません。
規模が大きくなると気疲れも多く大抵一回の開催で終わる事になります。
やはり身の丈にあった頼母子講で楽しめる範囲で丁度良いみたいです。