選挙戦もゴールまであと少しですので、
敵失を与えないように各陣営見事に粗相がありません。
各団体や、識者によるマニュフェストの点検が盛んですが、
やってる方も夢のような展開になるとは思っていないでしょう。
あくまで努力目標であり、政策の指針ですので、
絵に描いた餅のコンテストに他なりません。
今までの与党の安心しきった状態から、下野しそうな雰囲気に呑まれ、
今までに無かった事を随分並べていますので、
やはり物事が良い方向に行くためには緊張感が必要です。
今までにライバルが不在であったためにやり放題でした。
この事は国民にとって実に不幸だったと言えるかも知れません。
自民党のマニュフェストの中の、
返済義務の無い奨学金の創設と言うのがありますが、
インターナショナルな常識に今頃めざすと言い始めました。
私の知る限りでは多分初めてです。
与党ですので、とっととやれば良いのですが、選挙後と言うのが狡猾です。
政権与党のマニュフェストは政権に居る以上、常に行うのが当然です。
選挙で勝っても「色々検討したけど諸般の事情でダメでした。」になります。
下馬評では前回の自民ほど民主党の躍進は難しそうです。
政権を奪って何一つ悪事が働けない仕組みにして、何度か選挙するのが理想です。
自民党では出来ませんのでその事だけでも期待しています。
実際、民主党が居なければマニュフェストもありませんでしたし、
自民党がやり放題でのさばってたのは疑いようが無いでしょう。
お互いのために能力が拮抗するライバルは居た方が良いといえます。
稲穂SL分の夏 posted by
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