多趣味な男の秘密基地

天候不順が米の作付けに影響を及ぼさなければ良いのですが、
田んぼによっては稲が倒れてきている所も見受けられます。
例年より早い気がするのですが冷夏の影響が気になります。

選挙の日取りが迫ってきますので、各陣営、逆風、順風、悲喜こもごもですが、
どちらに転んでも、かなり複雑な政権運営を迫られそうです。

各局TV番組では党首や党を代表しての論議が盛んですが、
一方的に自分たちの絵に描いた餅の自慢と相手の餅をけなすだけで、
結論はもちろん何がしかの進展も望めそうにありません。

毎日新聞の川柳に
　「やれるなら、選挙の前にやってくれ」
と言うのが有りましたがまさしくその通りです。

今回の解散はほとんど任期一杯に近かったのですが、次は早い気がします。
現与党が政権に付くにしても参議院の数からして、
今までのような衆議院三分の二の強行採決が不可能になりますので、
事実上何も決まらないので野党におもねる国会運営になりかねません。

道州制度も政府の考えとは違う方向に行きそうです。
自由経済主義、規制緩和の方針も今までの通りには行きそうもありません。
なんだか中途半端な事ばかりになりそうで、
毎度おなじみの変化を嫌う日本社会の構図になりそうです。

それにしてもココ4年間の日本の衰退振りは目に余りますし、
この先も地方は衰退が加速する事でしょう。
日本全体に疲弊した感が否めませんで、企業間の合併ばかり続きそうです。

人口の減少はこれからも止められそうにありませんし、
何時までたっても有効な手立てもありません。
社会保障費も減る事は無さそうですし、
景気刺激策に使ったツケも払う事になりそうです。

よく言われる抜本的な改革は何時になっても出来ないままで、
歪みを残して変容を続けているような現状です。
景気が良くなっても政府が考えるような方向が見出せるのか非常に不安です。

衆参両議院の部会の様子が今までの与党は原則非公開でしたが、
民主党は原則公開にするようです。
政権交代は甘美な響きがありますが、
今まで内緒にしてきた事が公になるのが、この国にとってよい事になれば成功です。

猛暑ではないのは歓迎ですが冷夏は何かを暗示させるような季節になりました。