今月一杯で予算の概略を上程し、年度末までの決定に向けて動きます。
進まないのが主に、子供手当てと暫定税率の問題でしょうから、
決まってしまえば残りの4年間で何とか形にしますで良いのですが、
すっかり優柔不断のレッテルを貼られた総理は決めかねています。
サクサク決めれば多少批判されても支持率は高止まりのままでしょうから、
とっても損な性格であり、指導力を欠くと言われても仕方有りません。
無常にも時間は経っていきますのでボチボチ決心を見せて頂きましょう。
亀井さんの言いたい放題の連立政権は民意とはかけ離れています。
ですので亀井さんにとっては現総理が一番組みやすい訳です。
多分予算と引換えに鳩山総理は退陣になるかも知れません。
そのまま政界を引退で元総理の細川さんと同じような境遇になりそうです。
鳩山さんがどうなろうが差し当たって問題は無いのですが、
それにより政権が流動的になるのは困ります。
過去の政権からの脱却は道半ばですので、
4年の任期中にキッチリこの国の体制を変えて、
縮小していく国でありながら、存在感が有るような舵取りを願います。
この先は環境技術で世界をリードしなければなりません。
その為の政府であれば自然に政権も強固なものになるでしょう。
社会保障制度の安定も含めマダマダ仕事は山積みです。
前政権は分っていながらも党内事情と長年の風習で変える事を拒否しました。
その政権が見切られた訳ですので現政権は進化を続ける宿命にあります。
次期総理の候補として名前が挙がってるのが前原さんです。
管さんも有るでしょうから、その次かも知れません。
多分どちらになっても決断力は比べ物にならないでしょう。
いずれにせよ早晩自民党は崩壊の憂き目に遭うはずで、
歴史的な役割を終える事に残念がる必要は有りません。
全ての政党は同じ運命にありますので進化が絶対条件です。
民意が絶対ではありませんが民主主義の原則は大事です。
地方議会などは50年前と大差が有りません。
21世紀も10年経とうとしていますので、低コストの政府が必要です。