新聞の最終面TV番組欄が復活していました。
ちょうど一ヶ月と言う事で、一定の役割を終えた感があります。
とは言え紙面の大部分は震災の記事ですので未だ収まらず・です。
余震は日常化しているような感じですが、
今回は原発事故が全く余計で震災の傷を深め、
復興の足かせになっているのがなんともやり切れませんで、
この国の歴史始まって以来の災害被害に成る事は必至です。
でありながら今回の地方議員選挙では、低投票率を更新しました。
国民の多くが政治に全く期待していないのは良く分りますが、
何かと国に頼っているのも不思議な話です。
経団連の会長などは、
原発事故は国の安全基準が低すぎて起きたので、
国は東京電力を助ける義務があるとまで言いました。
東京電力も、経団連も国の保安基準も間違っていました。
直ちに正すことは誰も言いませんし国民性のなせる技です。
ひょっとしたら、似たような事故が起きても何も進まないかも知れません。
東西で電力の周波数が違うと言うことも見直しが進みそうにありません。
文明開化の置き土産が21世紀の災害に影を落す国です。
世界の最先端の科学技術を自負する国の皮肉に感じます。
日経新聞の被災地の写真の中に瓦礫の地に立つ鯉のぼりがありました。
何が何でも原発事故を押さえ込み薫風を思いっきり吸い込める日が来ますように。
貴婦人に唯一の雪景色の写真です。