七草粥も終わって段々正月気分が薄れてきていますが、
我が家の子供たちは、いつもより冬休みが2日延びて、ダレ切ってます。
消防団の新年互礼会も終わりまして、昨年度は全く出動がなかった事が、
我が国に起こった大震災と対照的な年でした。
互礼会後は飲みと相成るわけですが、大いに飲んでしまい、
食べる事とあいまって、体の調子も戻ってきたのが感じられます。
新聞各紙はもとより世論調査は相変わらずで、
指示する、しないで飽きが来た世論は支持しなくなります。
サンデー毎日に佐高氏が橋下市政のコメントを載せていましたが、
「改革が頓挫すれば、こらえ性のない民意の攻撃が始まる」
とのことで、確かにその通りでして、今まで見てきた光景です。
野田政権や政権交代後の民主党政権の不甲斐なさは申すまでも無く、
余りにアマチュアなちぐはぐ感でとても政権与党として立派とは言い難く、
それでも国として破綻していないのが、この国の凄さと言えます。
考えて見れば原発行政も実にいい加減な話で、
一方的に田舎に建てまくって補助金漬けにしてきただけです。
反省するといっていた自民党も一切何も言わなくなり、
電源行政も喉下過ぎればのいつものパターンです。
民意が批判の矛先を向けるとすれば、
この国の利権に根ざした金喰いの構造なのですが、
この利権が実に良く出来ていまして無関係の人間はほぼ存在しません。
消防団の活動もしっかり報酬が払われていて、
払う側も受け取る側も極端な負担にはならない仕組みになっています。
ですので、この先の改革は目に余る特定の利権が標的であり、
広く薄く存在する利権にはほとんど改革の手は及ばない可能性があります。
もっとも世界市場がこのままで我が国の財政破綻がないと言うのが前提で、
順調に下落の一途をたどっているユーロが世界恐慌の引き金になる可能性があり、
TPPや消費増税などまとめて吹っ飛ぶ可能性があります。
そうならないように中途半端な改善が続き、国が磨り減って行きそうです。